JPH02119614A - 空冷エンジンの導風カバー - Google Patents

空冷エンジンの導風カバー

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JPH02119614A
JPH02119614A JP27399188A JP27399188A JPH02119614A JP H02119614 A JPH02119614 A JP H02119614A JP 27399188 A JP27399188 A JP 27399188A JP 27399188 A JP27399188 A JP 27399188A JP H02119614 A JPH02119614 A JP H02119614A
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JP
Japan
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fin
air
cooling
air duct
duct cover
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JP27399188A
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Koichi Sugawara
菅原 光一
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Kubota Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は空冷エンジンの導風カバーに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
通常、空冷エンジンではエンジン本体の側部に導風カバ
ーを設け、冷却ファンからの冷風をエンジン本体の放熱
フィンへ導くように構成されている。
そして、この種の導風カバーとしては従来より第5図(
A)又は(B)に示すものが知られている。
(A)は板金製の導風カバー(20)を、放熱フィン(
6)に近接配置したもので、冷却風の大部分が導風カバ
ー(20)と放熱フィン(6)との間隙を通って流れる
ため冷却効果を十分高める上で難点がある。
一方(B)は導風カバー(30)を弾性材で形成し、そ
の内側面に放熱フィン(6)に沿わせて多数のフィン溝
(32)を形成し、フィンi (32)に放熱フィン(
6)の先端部を押し込んで装着するように構成されてお
り、全ての冷却風が放熱フィン(6)の間隙を流通する
ことで冷却効果を高め、かつ、放熱フィン(6)の先端
部の振動を防止することにより、騒音の低減を図るもの
である(実開昭54476042号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来例(B)は優れたものであるが、なお、次のよ
うな難点が措摘される。
(イ)一般にエンジン本体は鋳物で形成されているため
、製作誤差は避けられず放熱フィン(6)のピッチと導
風カバー(30)の内側面に形成されたフィン溝(32
)のピンチとの相互間でピッチ誤差を生じたり、フィン
の厚みに誤差を生じたりする。このような場合には導風
カバー(30)を装着する際にフィン溝(32)の溝幅
に余裕がないと、放熱フィン(6)の先端部を押し込む
のが困難になる。
(ロ)一方、フィンi (32)の溝幅を十分広くした
場合には放熱フィン先端部の振動を抑えることができず
、騒音を十分に解消することができない。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、上
記(イ)、(ロ)の難点を解消することを技術課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明では導風カバーを弾
性材で形成し、その内側面に放熱フィンに沿わせて多数
の凸条部を形成するとともに、弾性変形可能な凸条部に
フィン溝を形成し、フィン溝に放熱フィンの先端平行部
分を押し込んで装着するように構成したことを特徴とし
ている。
〔作 用〕
本発明ではフィン溝が弾性変形可能な凸条部に形成され
ていることから、放熱フィンのピンチとフィン溝のピン
チとの間でピンチ誤差がある場合や、フィン厚みに誤差
がある場合でも、フィン溝部が弾性変形することにより
、当該放熱フィンをフィン溝へ容易に押し込むことがで
きる。
一方、凸条部のフィン溝で放熱フィンの先端平行部分を
しっかりと挟持することになるので、凸条部で放熱フィ
ン先端部の振動を確実に防止することができる。
〔実 施 例〕
第1図は本発明に係る頭上弁式空冷エンジンの要部を破
断して示す正面図、第2図は第1図のIIH線横断平面
図、第3図は第1図の■部拡大図である。
第1図において符号(1)は、頭上弁式空冷エンジン全
体を示し、この空冷エンジン(1)は、クランクケース
(2)の右側面に冷却ファン(3)を設け、冷却ファン
(3)をファンケース(4)で覆うとともに、ファンケ
ース(4)で冷却風(A)をエンジン本体(5)の右側
部及び上側部へ導き、エンジン本体(5)の後側部から
左側部にかけて導風カバー(10)を設け、冷却ファン
(3)からの冷却風(A)をエンジン本体(5)の放熱
フィン(6)へ導くように構成されている。なお、この
放熱フィン(6)はその先端における上下面が平行面を
なすように形成しである。
エンジン本体(5)はヘッドブロック(5a)とシリン
ダブロック(5b)とからなり、ヘッドブロック(5a
)には吸気管(7)及び図示しない排気管が接続されて
いる。なお、第1図中符号(8)はりコイルスタータハ
ンドル、(9)は燃料タンクである。
以下、本発明の特徴的構造について説明する。
上記導風カバー(10)は耐熱性の弾性材(例えばシリ
コン系樹脂材料)で形成され、その内側面に放熱フィン
(6)に沿わせて多数の凸条部(11)が形成されてい
る。
この凸条部(11)にはフィン溝(12)が形成されて
おり、このフィン1ai(12)に放熱フィン(6)先
端の平行部分(6a)を押し込んで導風カバー(10)
をエンジン本体(5)に装着するように構成さている。
つまり、凸条部(11)を形成することでフィン溝部が
ある程度弾性変形可能になり、導風カバー(10)の装
着に際し、放熱フィン(6)のピンチとフィン溝(12
)のピッチとの間にピッチ誤差がある場合や、フィン厚
みに誤差がある場合でも、放熱フィン(6)をフィン溝
(12)へ容易に押し込むことができる。なお、第3図
は導風カバー(10)を装着した状態を示し、放熱フィ
ン(6)先端の平行部分(6a)はフィン溝(12)内
に密嵌され、凸条部(11)によって放熱フィン(6)
の振動を確実に防止する。
第4図は、第3図のIV−IV線矢視断面図であり、隣
り合う凸条部(11)・ (11)間に板ばね(13)
を装着し、凸条部(11)の弾性復元力を板ばね(13
)で補強することにより、放熱フィン(6)をしっかり
と挟持させるようにしたものである。なお、板ばね(1
3)に代えて、コイルばね等を使用するものでもよい。
上記実施例では、頭上弁式空冷エンジンについて例示し
たが、これに限るものではない。また上記実施例では導
風カバー(10)を弾性材のみで形成したものについて
例示したが、これに限るものではな(、例えば導風カバ
ー(10)の外側面を板金材で補強したもの等、多様な
変形を加えて実施し得る。
〔発明の効果〕
本発明では、弾性材で形成した導風カバーの内側面に弾
性変形可能な凸条部を形成し、その凸条部にフィン溝を
形成したので、次の効果を奏する。
(イ)放熱フィンとフィン溝との間で相互にピッチ誤差
がある場合や、フィン厚みに製作誤差がある場合でも、
フィン溝部が弾性変形することで容易に放熱フィンをフ
ィン溝に押し込むことができる。
これにより導風カバーの装着が容易になる。
(ロ)フィン溝の溝幅を広くせずとも、放熱フィンをフ
ィン溝に押し込むことができ、導風カバーを装着した状
態では、放熱フィン先端の平行部分が密嵌状に押し込ま
れ、防振支持されるので、−・層騒音防止効果を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る空冷エンジンの一例を示す正面図
、第2図は第1図のn−n線横断平面図、第3図は第1
図のI11部拡大図、第4図は第3図のrV −IV線
矢視断面図、第5図(A)及び(B)はそれぞれ従来例
を示す第3図相当図である。 (1)・・・空冷エンジン、(3)・・・冷却ファン、
(5)・・・エンジン本体、(6)・・・放熱フィン、
(6a)・・・放熱フィンの先端平行部分、(10)・
・・導風カバー (11)・・・凸条部、(12)・・
・フィン溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空冷エンジン(1)のエンジン本体(5)の側部に
    設けられ、冷却ファン3からの冷却風(A)をエンジン
    本体(5)の放熱フィン(6)へ導くように構成した空
    冷エンジンの導風カバーにおいて、 導風カバー(10)を弾性材で形成し、その内側面に放
    熱フィン(6)に沿わせて多数の凸条部(11)を形成
    するとともに、弾性変形可能な凸条部(11)にフィン
    溝(12)を形成し、フィン溝(12)に放熱フィン(
    6)の先端平行部分(6a)を押し込んで装着するよう
    に構成したことを特徴とする空冷エンジンの導風カバー
JP63273991A 1988-10-28 1988-10-28 空冷エンジンの導風カバ― Expired - Lifetime JP2537388B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006008868A1 (ja) * 2004-07-22 2006-01-26 Yanmar Co., Ltd. エンジン

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JPS541743U (ja) * 1977-06-08 1979-01-08
JPS54176042U (ja) * 1978-05-31 1979-12-12
JPS6436549U (ja) * 1987-08-27 1989-03-06

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US7694655B2 (en) 2004-07-22 2010-04-13 Yanmar Co., Ltd. Engine

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JP2537388B2 (ja) 1996-09-25

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