JPH0211824Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211824Y2 JPH0211824Y2 JP1984020281U JP2028184U JPH0211824Y2 JP H0211824 Y2 JPH0211824 Y2 JP H0211824Y2 JP 1984020281 U JP1984020281 U JP 1984020281U JP 2028184 U JP2028184 U JP 2028184U JP H0211824 Y2 JPH0211824 Y2 JP H0211824Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed wiring
- wiring board
- connector
- cut groove
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000032683 aging Effects 0.000 description 2
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- 229910002645 Ni-Rh Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、そりが発生してもコネクタとの接
続に支障が生じないようにした印刷配線板に関す
るものである。
続に支障が生じないようにした印刷配線板に関す
るものである。
電子機器の分野では、今や印刷配線板は必要不
可欠な存在となつている。また、近年機器の小型
化、高性能化の要求は高まる一方であり、おのず
と高密度化を要求され、したがつて、印刷配線板
に取り付けられる部品点数もますます増大してき
ている。電子部品を多く実装すればする程当然の
ことながら印刷配線板にかかる荷重は増加し、ま
た、それだけ半田付け個所も増え、印刷配線板の
曲げ強さや寸法安定性も悪くなり、寸法歪(通常
そりという)が発生する。
可欠な存在となつている。また、近年機器の小型
化、高性能化の要求は高まる一方であり、おのず
と高密度化を要求され、したがつて、印刷配線板
に取り付けられる部品点数もますます増大してき
ている。電子部品を多く実装すればする程当然の
ことながら印刷配線板にかかる荷重は増加し、ま
た、それだけ半田付け個所も増え、印刷配線板の
曲げ強さや寸法安定性も悪くなり、寸法歪(通常
そりという)が発生する。
以下、さらに、従来の印刷配線板について第1
図〜第3図により説明する。
図〜第3図により説明する。
これらの図において、1は硬質の印刷配線板
で、紙フエノール、ガラスエポキシ基板等の絶縁
板の所定位置に電気回路網を構成する導電体2が
印刷配線され構成されている。3は前記印刷配線
板1の接続端部に形成された接栓部で、この部分
には通常、Au,Ni−Au、Ni−Rh等の導電性の
接栓メツキが施され、端子4が構成されている。
また、5は前記印刷配線板1上に取り付けられる
抵抗、コンデンサ等の電子部品である。6は前記
印刷配線板1のそりを示し、Aは前記そり6の方
向(横方向)を示す矢印である。また、7はコネ
クタで、端子8を有し、接栓部3に嵌合される。
で、紙フエノール、ガラスエポキシ基板等の絶縁
板の所定位置に電気回路網を構成する導電体2が
印刷配線され構成されている。3は前記印刷配線
板1の接続端部に形成された接栓部で、この部分
には通常、Au,Ni−Au、Ni−Rh等の導電性の
接栓メツキが施され、端子4が構成されている。
また、5は前記印刷配線板1上に取り付けられる
抵抗、コンデンサ等の電子部品である。6は前記
印刷配線板1のそりを示し、Aは前記そり6の方
向(横方向)を示す矢印である。また、7はコネ
クタで、端子8を有し、接栓部3に嵌合される。
ところで、印刷配線板1のそり6の発生は、部
品実装等の後工程(部品取り付けのための半田
熱、保管状態)および経年変化等により起こる
が、その他の条件、たとえば印刷配線板1自体の
製造段階においてプリプレグ(図示せず)の厚
み、重ね合わせの枚数、プレスの加熱、冷却の温
度分布差、硬化の不十分さにも関係する。
品実装等の後工程(部品取り付けのための半田
熱、保管状態)および経年変化等により起こる
が、その他の条件、たとえば印刷配線板1自体の
製造段階においてプリプレグ(図示せず)の厚
み、重ね合わせの枚数、プレスの加熱、冷却の温
度分布差、硬化の不十分さにも関係する。
また、一般に、印刷配線板1におけるそり6
は、繊維方向(縦方向B)は小さいが、繊維方向
と直角方向(横方向A)は縦方向Bに比較して大
きく、したがつて、設計に際しては印刷配線板1
の長手部分を縦方向Bにとるのが普通である。従
来のように、印刷配線板1の長手部分を縦方向B
にとつた場合、どうしても横方向Aはそり6が大
きく、したがつて、その影響が接栓部3にまで波
及し、接栓部3とコネクタ7とを第2図に示すよ
うに嵌合させた場合においても、第3図に示すよ
うに接栓部3が湾曲し、接栓部3の端子4とコネ
クタ7の端子8が接触せず、機器としての機能を
果さなくなる欠点があつた。
は、繊維方向(縦方向B)は小さいが、繊維方向
と直角方向(横方向A)は縦方向Bに比較して大
きく、したがつて、設計に際しては印刷配線板1
の長手部分を縦方向Bにとるのが普通である。従
来のように、印刷配線板1の長手部分を縦方向B
にとつた場合、どうしても横方向Aはそり6が大
きく、したがつて、その影響が接栓部3にまで波
及し、接栓部3とコネクタ7とを第2図に示すよ
うに嵌合させた場合においても、第3図に示すよ
うに接栓部3が湾曲し、接栓部3の端子4とコネ
クタ7の端子8が接触せず、機器としての機能を
果さなくなる欠点があつた。
この考案は、上記の欠点を解消した優れた印刷
配線板を提供するものである。
配線板を提供するものである。
以下、この考案を図面について説明する。
第4図はこの考案の一実施例を示す要部の斜視
図、第5図は第4図における印刷配線板側の要部
平面図、第6図はコネクタを嵌合させた状態の斜
視図、第7図は第6図のX2−X2線による断面図
である。
図、第5図は第4図における印刷配線板側の要部
平面図、第6図はコネクタを嵌合させた状態の斜
視図、第7図は第6図のX2−X2線による断面図
である。
この実施例においては、印刷配線板1の端部、
すなわち、接栓部3と電子部品5の実装面9とが
連なる角部10から横方向Aの切溝11と、この
横方向Aの切溝11の終点に形成された逃げ穴1
1aを介して縦方向Bにこの横方向Aの切溝11
に連続して、かつ、例えばL字形に切溝12を印
刷配線板1の端部の両側にそれぞれ形成したもの
である。12aは前記縦方向Bの切溝12の終点
に形成された逃げ穴である。これらの連続した切
溝は実装面9の横方向Aのそり6を十分緩和し、
かつ接栓部3と実装面9とが十分機械的に保持で
きる寸法Wを考慮して穿設されている。
すなわち、接栓部3と電子部品5の実装面9とが
連なる角部10から横方向Aの切溝11と、この
横方向Aの切溝11の終点に形成された逃げ穴1
1aを介して縦方向Bにこの横方向Aの切溝11
に連続して、かつ、例えばL字形に切溝12を印
刷配線板1の端部の両側にそれぞれ形成したもの
である。12aは前記縦方向Bの切溝12の終点
に形成された逃げ穴である。これらの連続した切
溝は実装面9の横方向Aのそり6を十分緩和し、
かつ接栓部3と実装面9とが十分機械的に保持で
きる寸法Wを考慮して穿設されている。
以上のように形成されたこの考案の実施例にお
いて、印刷配線板1の接栓部3とコネクタ7の接
続、すなわち、電気的接続は、コネクタ7の各端
子8と印刷配線板1の接栓部3の端子4を位置合
せし、コネクタ7を接栓部3の端子4に、第6図
のように挿入することにより行える。すなわち、
相互を嵌合した状態で、仮に印刷配線板1に実装
される電子部品5が多くなつたり、さらに、経年
変化によつてそり6のように印刷配線板1が歪ん
だとしても、その歪みは印刷配線板1の部分の実
装面のみが影響を受け、コネクタ7と接栓部3の
嵌合部にまでは切溝11,12を連続して形成し
たため、この部分で歪み(そり)を緩和するため
影響を受けず、電気的接続を損なうことがない。
つまり、相互の嵌合部においては、第3図のよう
なコネクタ7の端子8と接栓部3の端子4が部品
の実装面9のそり6に影響されず第7図のように
電気的接続を維持するので、接触不良等の事故を
誘発しない。
いて、印刷配線板1の接栓部3とコネクタ7の接
続、すなわち、電気的接続は、コネクタ7の各端
子8と印刷配線板1の接栓部3の端子4を位置合
せし、コネクタ7を接栓部3の端子4に、第6図
のように挿入することにより行える。すなわち、
相互を嵌合した状態で、仮に印刷配線板1に実装
される電子部品5が多くなつたり、さらに、経年
変化によつてそり6のように印刷配線板1が歪ん
だとしても、その歪みは印刷配線板1の部分の実
装面のみが影響を受け、コネクタ7と接栓部3の
嵌合部にまでは切溝11,12を連続して形成し
たため、この部分で歪み(そり)を緩和するため
影響を受けず、電気的接続を損なうことがない。
つまり、相互の嵌合部においては、第3図のよう
なコネクタ7の端子8と接栓部3の端子4が部品
の実装面9のそり6に影響されず第7図のように
電気的接続を維持するので、接触不良等の事故を
誘発しない。
なお、上記実施例では、カードエツジタイプの
コネクタを取り上げたが、これに限らずライトア
ングルタイプ(図示せず)のコネクタにおいて
も、接続端子部手前に前記と同様の切溝を設けれ
ば上記と同様に用いることは可能であり、印刷配
線板1の歪みを接栓部3で防止することができ
る。
コネクタを取り上げたが、これに限らずライトア
ングルタイプ(図示せず)のコネクタにおいて
も、接続端子部手前に前記と同様の切溝を設けれ
ば上記と同様に用いることは可能であり、印刷配
線板1の歪みを接栓部3で防止することができ
る。
以上説明したように、この考案は、印刷配線板
の接栓部と電子部品の実装面とが連なる角部から
横方向の切溝を形成し、この横方向の切溝の終点
から縦方向に前記横方向の切溝と連続して、切溝
を前記印刷配線板の端部の両側に形成したので、
印刷配線板の歪みを吸収できるので、歪みによる
コネクタとの接続端部の接触不良を完全に防止
し、機器の信頼性を著しく向上させることができ
実用的価値の極めて大きいものである。
の接栓部と電子部品の実装面とが連なる角部から
横方向の切溝を形成し、この横方向の切溝の終点
から縦方向に前記横方向の切溝と連続して、切溝
を前記印刷配線板の端部の両側に形成したので、
印刷配線板の歪みを吸収できるので、歪みによる
コネクタとの接続端部の接触不良を完全に防止
し、機器の信頼性を著しく向上させることができ
実用的価値の極めて大きいものである。
第1図は従来の印刷配線板を示す要部の斜視
図、第2図は第1図の印刷配線板とコネクタとを
嵌合させた状態の斜視図、第3図は第2図のX1
−X1線による断面図、第4図はこの考案の一実
施例を示す要部の斜視図、第5図は第4図の印刷
配線板側の要部平面図、第6図は印刷配線板とコ
ネクタとを嵌合させた状態の斜視図、第7図は第
6図のX2−X2線による部分断面図である。 図中、1は印刷配線板、2は導電体、3は接栓
部、4は端子、5は電子部品、6はそり、7はコ
ネクタ、8は端子、9は実装面、10は角部、1
1は横方向に切り込まれた切溝、12は縦方向に
切り込まれた切溝、11a,12aは逃げ穴であ
る。なお、図中の同一符号は同一または相当部分
を示す。
図、第2図は第1図の印刷配線板とコネクタとを
嵌合させた状態の斜視図、第3図は第2図のX1
−X1線による断面図、第4図はこの考案の一実
施例を示す要部の斜視図、第5図は第4図の印刷
配線板側の要部平面図、第6図は印刷配線板とコ
ネクタとを嵌合させた状態の斜視図、第7図は第
6図のX2−X2線による部分断面図である。 図中、1は印刷配線板、2は導電体、3は接栓
部、4は端子、5は電子部品、6はそり、7はコ
ネクタ、8は端子、9は実装面、10は角部、1
1は横方向に切り込まれた切溝、12は縦方向に
切り込まれた切溝、11a,12aは逃げ穴であ
る。なお、図中の同一符号は同一または相当部分
を示す。
Claims (1)
- 所要のパターンの導電体が電子部品の実装面に
形成され、端部にコネクタの嵌合により接続する
複数の端子が設けられた接栓部を備えた印刷配線
板において、前記接栓部と実装面とが連なる角部
から横方向へ切溝を形成し、この横方向の切溝の
終点から縦方向に前記横方向の切溝と連続した切
溝を前記印刷配線板の端部の両側にそれぞれ形成
したことを特徴とする印刷配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984020281U JPS60133685U (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 印刷配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984020281U JPS60133685U (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 印刷配線板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60133685U JPS60133685U (ja) | 1985-09-06 |
JPH0211824Y2 true JPH0211824Y2 (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=30510619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984020281U Granted JPS60133685U (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 印刷配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60133685U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5341464B2 (ja) * | 2008-10-17 | 2013-11-13 | 日本電子材料株式会社 | プローブカード |
-
1984
- 1984-02-13 JP JP1984020281U patent/JPS60133685U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60133685U (ja) | 1985-09-06 |
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