JPS6017915Y2 - 多端子電気素子の実装用治具 - Google Patents

多端子電気素子の実装用治具

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JPS6017915Y2
JPS6017915Y2 JP172976U JP172976U JPS6017915Y2 JP S6017915 Y2 JPS6017915 Y2 JP S6017915Y2 JP 172976 U JP172976 U JP 172976U JP 172976 U JP172976 U JP 172976U JP S6017915 Y2 JPS6017915 Y2 JP S6017915Y2
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JP172976U
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JPS5388777U (ja
Inventor
敏昭 長尾
Original Assignee
三菱電機株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は配線基板に多端子電気素子を装着するための
治具に関するものである。
最近の電子機器に於ては、高密度化、高性能化、小型化
の要求から、多端子を有する電気素子(以下多端子電気
素子と記する。
)を配線基板に実装して、必要な電気回路を構成するこ
とが盛んに行なわれている。
ところで、多端子電気素子の端子は総じてピン状のもの
が多くしかもその寸法が小さい。
例えば、DILIC(一直線状に並んだパッケージの足
が2列になっているIC)では通常14ピン又は16ピ
ンで各端子間ピッチは2.54mm 、端子の寸法は0
.5朋X O,25mm程度のものが多い。
そして、DILIC等の多端子電気素子の端子を配線基
板に穿設された多数の貫通孔に挿入して電気回路を構成
する際、多端子電気素子の端子の寸法が小さいこと及び
端子材質が歌いこと更に端子数が多いこと等により、各
端子が不揃いになることが多く、上述の挿入が容易でな
い。
従って、この挿入作業に多大の時間と労力が必要である
しかも場合によっては不揃い端子を手で無理に修正して
挿入することにより該端子のみならず他の端子にまで機
械的な悪影響を及ぼしひいては、素子内部の破壊に至る
虞れがあるという著しい欠点があった。
この考案は以上のような従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、多端子電気素子の端子を配線基板に設けられた貫
通孔に容易に挿入できる多端子電気素子の実装用治具を
提供するものである。
以上この考案の一実施例を第1図〜第6図に従って説明
する。
尚各図において同一符号は同−或は相当部分を示す。
各図において、1はガラスエポキシ樹脂等からなる印刷
配線基板で、この印刷配線基板は配線用導体1a、後述
する多端子電気素子の実装用治具3を位置決めするため
の位置決め孔1b、及び後述する多端子電気素子2の多
端子2aが挿入される。
多数の円形の貫通孔1cを備えており、貫通孔1cのう
ち特定のものには印刷配線基板1の表側のパターンと裏
側のパターンとを電気的に接続するため及び半田付は接
続の信頼性を向上する為に第2図〜第5図に示すように
周知のスルーホール鍍金部1dが形成されている。
2はDILIC等の多端子電気素子で、この多端子電気
素子は本体から垂直方向に突出しかつ印刷配線基板1の
貫通孔1cに挿入されるピン状の多端子2aを備えてい
る。
3は印刷配線基板1と多端子電気素子2との間に介挿さ
れその外形が直方体状のポリカーボネイト等の樹脂製の
多端子電気素子の実装用治具(以下単に治具と記す。
)で、この治具は多端子2aを印刷配線基板1の各貫通
孔1cに夫々案内する多数の案内孔3aを印刷配線基板
1に形成された位置決め孔1bに嵌合する突起からなる
位置決め部3bと三側面に跨って開口した側面開口部3
Cとを備えている。
尚、案内孔3aは第6図に示すように多端子電気素子2
に多端子2aの配列と同様に長手方向に沿って互に平行
な二直線状に設けられている。
又、案内孔3aは第3図及び第5図に示すように、多端
子電気素子2側と印刷配線基板1側とにそれぞれ円形に
開口しており、しかも多端子電気素子2側の開口面積は
多端子2aを容易に挿入できるように印刷配線基板1側
のものよりも大きく、印刷配線基板1側の開口面積は印
刷配線基板1に設けられた貫通孔1cと略々等しく所謂
テーパ状に形成されている。
又側面開口部3cは、第6図に示すように長手方向と交
差する方向に各々二つの案内孔3aが連通ずるように設
けられており且つその全長に亘って、治具3の側面に同
一方向に開口し治具3は櫛状の形状をなしている。
次に印刷配線基板1に多端子電気素子2を実装する工程
について説明する。
先ず、第2図及び第3図に示すように、多端子電気素子
2の多端子2aの長さが短かく多端子電気素子2を印刷
配線基板1に治具3を用いて実装した後、治具3が取り
除かれる場合について述べる。
先ず印刷配線基板1の位置決め孔1bに治具3に形成さ
れた突起状の位置決め部3bを挿入する。
即ち、治具3のテーパ状の案内孔3aを印刷配線基板1
に設けられた貫通孔1cに対して位置決めする。
この位置決め後、多端子電気素子2のピン状多端子2a
をテーパ状の案内孔3aに挿入する。
前述のように案内孔3aは多端子電気素子2側に大きく
開口しているため、多端子電気素子2のピン状の多端子
2aに多少の不揃いがあっても容易に案内孔3aに挿入
できる。
多端子2aの先端部が案内孔3aに入れば印刷配線基板
1側に外力を加えることにより多端子2aは印刷配線基
板1の貫通孔1cに容易に挿入できる。
次に治具3を印刷配線基板1から取り除くために、治具
3の位置決め部3bの高さ分だけ治具3を多端子電気素
子2と共に印刷配線基板1と反対側即ち多端子電気素子
2側に浮かせ、治具3の突起状の位置決め部3bを印刷
配線基板1から離脱する。
従ってまだ治具3が介在されている時多端子電気素子2
の多端子2aは印刷配線基板1の貫通孔1cに治具3の
位置決め部3bの高さ分以上挿入されている必要がある
次に案内孔3aがその全長に亘って治具3の側面に同一
方向に開口しているので、この開口方向に沿って治具3
を印刷配線基板1の面に平行に移動させてやれば、治具
3を印刷配線基板1から取り除くことができる。
そして治具3を取り除いた後に、多端子電気素子2を印
刷配線基板1側に再び押圧することにより、多端子電気
素子2のピン状の多端子2aを印刷配線基板1の貫通孔
1cに完全に挿入することができる。
この時多端子電気素子2の多端子2aの長さは印刷配線
基板1の厚さより若干長いので、多端子2aの先端部が
印刷配線基板1の貫通孔1cを貫通して印刷配線基板1
の裏面に若干突出する。
したがってこの突出した多端子2aと印刷配線基板1の
導体1aとをこの印刷配線基板1の裏面にて周知の半田
付接続により接続する。
次に第4図及び第5図に示すように、多端子電気素子2
の多端子2aの長さが長く多端子電気素子2を印刷配線
基板1に実装した後も、治具3を装着したままにする場
合について説明する。
この時、治具3の厚さと印刷配線基板1の厚さの和が多
端子2aの長さにより若干小さくなるように治具3の厚
さを適当に選ぶか、多端子電気素子2の多端子2aの長
さを切断等によりそのように調整する。
この場合も、多端子電気素子2の多端子2aを印刷配線
基板1の貫通孔1cに挿入する過程は前述の場合と同様
にして行なう。
そして、例えば適当な厚さを有した治具3を多端子電気
素子2と印刷配線基板1との間に介挿したままにして治
具3を除去せずにしておけば、多端子2aが印刷配線基
板1の裏面へ不要に突出するのを避けることができ、し
かもこの不要な突出による多端子2aと印刷配線基板1
との半田付接続上の不都合も解消できる。
尚、第7図に示すように、治具3の長手方向に沿って案
内孔3aをその全長に亘って治具3の側面に同一方向に
開口して設ければ第6図に示すものと同様、多端子電気
素子2を印刷配線基板1に実装した後、治具3を除去し
うる。
又、実施例では多端子電気素子2として多端子2aが平
行に配列されたDILICを用いた例を示したが、多端
子2aが円状に配列されたTO−5キヤン形ICに対し
ても適用できることは云う迄もない。
更に治具3の案内孔3aを印刷配線基板1の貫通孔1c
に対して位置決めする手段は実施例とは逆に印刷配線基
板1に突起を形成しこの突起が嵌合する凹部又は貫通孔
を治具3に設けることにより構成してもよい。
以上のようにこの考案は、電気素子側から配線基板側に
向かって開口面積が次第に小さくなるテーパ状の多端子
挿入用の案内孔を有しているので、この案内孔を介して
電気素子の多端子を配線基板の貫通孔に容易に挿入する
ことができることはもとより、また、多端子挿入用の案
内孔をその全長に亘って側面に同一方向1と開口させる
側面開口部を設けたので、実装用治具を任意に取外しで
きることにより、配線基板における多端子電気素子の取
付空間が小となって回路装置の小形化を計ることができ
ると共に、更番゛こ重量も軽減できるばかりでなく、ま
た、例えば自動車に設置される回路装置のように過大な
振動が印加されるものでは、電気素子と配線基板との間
に介在される実装用治具の固定が不充分の場合、即ち電
気素子と配線基板との間に微小間隙が存在している状態
の場合には、実装用治具の振動により電気素子の端子が
断線する恐れも生じることになるが、案内孔を開口させ
る側面開口を設けたものでは、必要に応じ例えば振動等
の雰囲気で電気素子が使用される場合には、かかる弊害
となる実装用治具を取外しできることになり、多端子電
気素子を実装した回路装置の品質を向上でき、また更に
、実装用治具は例えば適当な厚さを有したものとして多
端子電気素子と配線基板との間に介挿したままにしてお
けば、多端子が配線基板の裏面へ不要に突出することに
よって生じようとする多端子と配線基板との半田付接続
不良という不都合を防止できる効果も有するものであり
、実装用治具を取外しまたは装着したままと自由に選択
でき、多端子電気素子の実装用治具として極めて実用的
効果を奏する。
また、この考案は各案内孔と連通す側面開口部を有する
ので、治具自体の1ねじれ、や1そりヨは各案内孔と連
通ずる側面開口部で吸収され、全体としては1ねじれヨ
や1そリョのない治具が得られるという効果がある。
更に、側面を開口させる場合に、各案内孔を少なくとも
2個単位として開口しているので、各案内孔を1個づつ
側面に開口させるものに比し、側面への開口数を減少で
き、開口数の増加に起因する治具の強度の低下を防止で
きると共に治具自体も製作が容易となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の多端子電気素子の実装用治具の使用
状態を示す斜視図、第2図は第1図の■−■線の断面図
、第3図は第2図の要部拡大図、第4図は多端子電気素
子の実装用治具を除去しない場合の断面図、第5図は第
4図の要部拡大図、第6図は多端子電気素子の実装用治
具の斜視図、第7図は他の実施例の多端子電気素子の実
装用治具の斜視図を示す。 図において1は印刷配線基板、1bは位置決め孔、1c
は貫通孔、2は多端子電気素子、2aは多端子、3は多
端子電気素子の実装用治具、3aは案内孔、3bは位置
決め部、3は側面開口部である。 尚、図中同一符号は同−或は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配線基板と、この配線基板に設けられた多数の貫通孔に
    挿入される多端子の列を複数列有する電気素子との間に
    介挿され、かつ上記電気素子側から上記配線基板側に向
    かって開口面積が次第に小さくなるテーパ状の多端子挿
    入用の案内孔と、この各案内孔を少なくとも2個単位で
    その板厚の全長に亘って側面に向い同一方向に開口させ
    る側面開口部とを備えた多端子電気素子の実装用治具。
JP172976U 1976-12-22 1976-12-22 多端子電気素子の実装用治具 Expired JPS6017915Y2 (ja)

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JPS5388777U JPS5388777U (ja) 1978-07-20
JPS6017915Y2 true JPS6017915Y2 (ja) 1985-05-31

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