JP2541149B2 - プリント配線基板 - Google Patents

プリント配線基板

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JP2541149B2 JP6097121A JP9712194A JP2541149B2 JP 2541149 B2 JP2541149 B2 JP 2541149B2 JP 6097121 A JP6097121 A JP 6097121A JP 9712194 A JP9712194 A JP 9712194A JP 2541149 B2 JP2541149 B2 JP 2541149B2
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    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
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    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線基板に係わ
り、詳細にはコネクタ、スイッチ等のディスクリート部
品に外力が加えられる状況でこれらの実装に適したプリ
ント配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品用の多くのプリント配線基板に
は、コネクタ、スイッチ等のディスクリート部品が実装
されている。
【0003】図7は従来のプリント配線基板の要部を上
から見たものである。また、図8はこのプリント配線基
板の要部をこの図の線分B−B′から見た断面を表わし
たものである。プリント配線基板11は、平面的な絶縁
基材から構成されており、その表面に導電性の回路パタ
ーンが形成されている。絶縁基材としては、一般にガラ
スエポキシ材や、ポリイミド系の基材が使用されてい
る。このようなプリント配線基板11の所定の位置に
は、コネクタ、スイッチ等のディスクリート部品を実装
するためのスルーホール12が設けられている。
【0004】スルーホール12は、ランド13を有して
いる。これらのランド13から接続パターン14が引き
出され、任意の電気回路が形成されている。プリント配
線基板11に実装されたディスクリート部品15は、リ
ード部16の端部がスルーホール12に差し込まれ、半
田17で固定されている。このディスクリート部品15
は、外部から一定方向18に対して外力が加えられる構
造であるとする。
【0005】スルーホール12が有するランド13から
引き出される接続パターン14は、本来任意の向きに配
線することができる。しかしながら、一般には接続パタ
ーン14は部品間を最短距離で結ぶのが好ましいとする
配線ルールから、ディスクリート部品15のリードと平
行に配線されることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】今、説明を単純にする
ためにディスクリート部品15がコネクタである場合を
考える。このコネクタの一方としての雄コネクタがプリ
ント配線基板11上に実装されており、雌コネクタをこ
れに対して着脱する場合を例にとり、この場合に生じる
問題点を次に説明する。
【0007】図9〜図11は、このコネクタの着脱の工
程を順次表わしたものである。これらの図では、図7お
よび図7で示したディスクリート部品15以外は同一の
符号を使用している。プリント配線基板11には雄コネ
クタ21がそのリード22の端部をスルーホール12に
半田17で固定している。雄コネクタ21は、そのハウ
ジング23内に、リード22と電気的に接続された雄コ
ンタクト24を配置している。雌コネクタ26の方はそ
のハウジング27内に雌コンタクト28を配置してお
り、これはケーブル線材29と電気的に接続されてい
る。
【0008】雌コネクタ26を矢印31方向に進ませて
雄コネクタ24に嵌合させると、図10に示したように
雄コンタクト28は雌コンタクト28の内部に挿入され
る。これによって両者は電気的な接続を行うが、この挿
入時に1組のコンタクト24、28当たりで0.1〜
0.5Kg程度の挿入力が発生する。この挿入力の一部
は、雄コンタクト24を通じて外力として作用し雄コネ
クタ21のリード22に加えられる。リード22はプリ
ント配線基板11のスルーホール12に半田付けされて
いるので、この外力がこの半田付け部とスルーホール1
2のランド13に矢印31方向に加えられる。
【0009】この結果、プリント配線基板11の有する
スルーホール12のランド13における雌コネクタ26
の挿入方向と反対の位置(雌コネクタ26から遠い側の
位置)に局部的な力が発生することになる。プリント配
線基板11は、すでに説明したように一般にガラスエポ
キシ材や、ポリイミド系の基材等の柔らかい材質で構成
されている。このために、この外力によって図10に誇
張して示したように、プリント配線基板11自体に歪み
が発生し、反りが生じる。この反りが、プリント配線基
板11の表裏層のスルーホール12のランド13から引
き出されている接続パターン14に加えられる。
【0010】図11は、雌コネクタを雄コネクタから取
り外す場合を示している。この場合には雌コネクタ26
が矢印31方向と逆の矢印33方向に引っ張られ、雄コ
ネクタ21から取り外される。このときに、図10で示
した歪みによって反った部分に逆方向の力が作用するこ
とになる。
【0011】このようにコネクタ21、26の着脱が行
われるたびに、接続パターン14に力が作用し、これに
よって金属疲労が誘発されて、遂には接続パターン14
が断線してしまう場合があるという問題があった。
【0012】特開平3−12987号公報では、カード
エッジコネクタの接続端子の挿入を行うときに、端子の
数の多さから極めて大きな力が必要になってくること
や、これによって断線が発生することが指摘されてい
る。この公報では、カードエッジコネクタの複数個の導
体端部を凹凸の形状にすることで挿入時の過大な負荷の
軽減を図っている。しかしながら、これによってディス
クリート部品に加わる力を大幅には減少させることがで
きず、使用態様によっては同様に接続パターンの断線と
いった問題が発生することになった。
【0013】また、特開昭64−363号公報では、フ
レキシブルプリント回路基板のコネクタ接続部における
共通電極用導電箔の幅広いランド部に、このランド部の
長手方向に延在するスリットを形成して導電箔のこの部
分を短冊状にしている。そして無理な変形が生じないよ
うにしている。しかしながら、このような手法は、比較
的幅が狭くかつフレキシブルではない通常の接続パター
ンに適用することができない。
【0014】そこで本発明の目的は、基板に実装されて
いるディスクリート部品に所定方向から外力が加えられ
て基板部分が反ったとしても、ディスクリート部品と接
続する接続パターンがこれによって断線することのない
プリント配線基板を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)コネクタ、スイッチ等のディスクリート部品
のリード部を固定したスルーホールと、(ロ)このスル
ーホールのランドからリード部が基板面に主として及ぼ
す外力の方向とほぼ直角方向に少なくとも所定距離にわ
たって基板を構成する絶縁面にそって引き出され、その
基部がこれ以外のパターン部分よりもその幅が局部的に
太くなっている接続パターンとをプリント配線基板に具
備させる。
【0016】すなわち請求項1記載の発明では、スルー
ホールを介して基板面に及ぼされる外力の方向とほぼ直
角の方向に少なくとも所定距離だけ接続パターンを引き
出すことにして、反りが発生する部位を接続パターンが
避けることができるようにし、金属疲労による断線を防
止した。また、スルーホールのランドから引き出された
接続パターンの基部は残りのパターン部分よりもその幅
が局部的に太くなるようにして、断線の生じやすい部分
の強化も図っている。
【0017】請求項2記載の発明では、(イ)コネク
タ、スイッチ等のディスクリート部品のリード部を固定
したスルーホールと、(ロ)このスルーホールのランド
からリード部が基板面に主として及ぼす外力の方向とほ
ぼ直角方向に少なくとも所定距離にわたって基板を構成
する絶縁面にそって引き出された後、絶縁面にそって外
力の主たる向きと平行する方向に配線された接続パター
ンとをプリント配線基板に具備させる。
【0018】すなわち請求項2記載の発明では、スルー
ホールを介して基板面に及ぼされる外力の方向とほぼ直
角の方向に少なくとも所定距離だけ接続パターンを引き
出すことにして、反りが発生する部位を接続パターンが
避けることができるようにし、金属疲労による断線を防
止した。更に接続パターンは前記した所定距離だけ外力
の主たる向きとほぼ直角方向に配線された後、同じく基
板を構成する絶縁面にそって外力の主たる向きと平行す
る方向に配線されるようにして、一般的な配線の効率化
と断線の予防との要請を調和させた。
【0019】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
プリント配線基板の接続パターンは直角にその配線方向
が変化していることを特徴とし、請求項4記載の発明で
は、請求項2記載のプリント配線基板の接続パターンは
所定の曲率にそって滑らかにその配線方向が変化してい
ることを特徴としている。これらにより、各種の配線パ
ターンの設計に対応できるようにしている。
【0020】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例におけるプリント
配線基板の要部を上から見たものである。また、図2は
このプリント配線基板の要部をこの図の線分A−A′か
ら見た断面を表わしたものである。これらの図で図7お
よび図8と同一部分には同一の符号を付しており、これ
らの説明を適宜省略する。プリント配線基板41は、絶
縁基材の表面に接着剤層を解して金属箔を積層し、これ
ら金属箔の不要部分をエッチングによって除去して任意
の電気回路パターンを形成している。絶縁基材として
は、先の従来技術と同様に一般にガラスエポキシ材や、
ポリイミド系の基材が使用されている。また、金属箔と
しては一般に銅箔が使用されている。
【0022】近年、プリント配線基板が実装されるOA
(オフィスオートメーション)装置等の装置の小型化や
軽量化に伴い、プリント配線基板は薄く、軽量となって
きている。例えば、板厚が0.6mmあるいは0.4m
mという非常に薄いプリント配線基板が採用されるよう
になっている。本実施例のプリント配線基板41もこの
ように薄い基板からなり、その所定の位置には、コネク
タ、スイッチ等のディスクリート部品を実装するための
スルーホール42が設けられている。
【0023】本実施例のプリント配線基板41のスルー
ホール42は、内壁に銅メッキが施され、これに挿入さ
れるディスクリート部品15のリード部16の径よりも
0.3mm〜0.5mm程度大きな径となっている。プ
リント配線基板41に実装されたディスクリート部品1
5は、リード部16の端部がスルーホール42に差し込
まれ、半田付けされることにより、電気的接続を可能に
すると共に、プリント配線基板41上への固定を行って
いる。
【0024】スルーホール42は、プリント配線基板4
1の表裏層に、スルーホール径よりも0.4mm〜1.
0mm程度大きな銅箔のランド43を有している。この
ランド43から電気回路を構成するための接続パターン
44が配線されている。このプリント配線基板41に実
装されるディスクリート部品15も、外部から一定方向
18に対して外力が加えられる構造である点で同一であ
る。
【0025】ただし、図1から明らかなように本実施例
のプリント配線基板41では、接続パターン44がスル
ーホール12を起点として方向18にそのまま延びた形
で配置されているのではなく、スルーホール12を起点
として方向18と直交する方向に所定長だけ延び、ここ
から90度折り曲げられて方向18に延びた形で配置さ
れている。また、この接続パターン44は、ランド43
との接続部44Aが他の部分と較べて局部的にパターン
の幅が太くなっている。
【0026】以下、本実施例のプリント配線基板でディ
スクリート部品15がコネクタで構成されている場合を
代表的に説明する。
【0027】図3〜図5は、本実施例のコネクタの着脱
の工程を順次表わしたものである。これらの図では、図
1および図2で示したディスクリート部品15以外の部
品はこれらの第1または第2のディスクリート部品と同
一の符号を使用し、これらの説明を適宜省略する。
【0028】雄コネクタ21は、そのハウジング23内
に、リード22と電気的に接続された雄コンタクト24
を配置している。本実施例ではリード22と雄コンタク
ト24は一体構造となっている。雌コネクタ26の方は
そのハウジング27内に雌コンタクト28を配置してお
り、これはケーブル線材29と電気的に接続されてい
る。
【0029】雄コネクタ21はプリント配線基板41の
任意の位置に実装される。そして、雄コネクタ21のリ
ード22の端部はスルーホール42に挿入され、半田1
7で電気的に接続固定される。雄コネクタ21に雌コネ
クタ26を嵌合する場合には、雌コネクタ26を矢印3
1方向に移動させて、まず雄コンタクト24が雌コンタ
クト28の内部に挿入される。この場合の挿入力は、両
コネクタ21、26のコンタクト24、28の構造によ
り多少の差があるが、一般的には1組のコンタクト2
4、28当たり0.1〜0.5Kgの力が必要になる。
【0030】図4は、雄コンタクト24が雌コンタクト
28の内部に挿入された状態を表わしており、このとき
にこの挿入力の一部が雄コンタクト24を通じて雄コネ
クタ21のリード部16に加わることになる。このリー
ド部16は、プリント配線基板41のスルーホール42
に半田付けされており、ここでリード部16の固定が行
われている。したがって、この外力はリード部16の半
田17が付けられた部分およびスルーホール42のラン
ド43に対して、矢印31で示したコネクタの嵌合方向
と同一方向に印加されることになる。
【0031】この結果、図10で説明したと同様に、ラ
ンド43における雌コネクタ26から一番遠い側に局部
的な力が生じることになる。プリント配線基板41の材
質はガラスエポキシ材や、ポリイミド材のような材料で
構成されているために、図4に示したように基板のその
周辺45が歪み、反りが発生する。この反りは両コネク
タ21、26の嵌合時に生じる局部的な力と同位置に発
生する。この力による反りは、プリント配線基板41が
薄くなるほど顕著に発生する。また、図5に示したよう
に雌コネクタ26を雄コネクタ21から抜去する際に
は、この逆方向に力が加わり、逆の位置に反りが発生す
ることになる。
【0032】ところが、本実施例のプリント配線基板で
は、図1からも明らかなように接続パターン44はこれ
ら反りが顕著に発生する部位を避けるように、ランド4
3から所定距離の間は、両矢印31、33と直角方向に
そってプリント配線基板41上に配線されている。した
がって、プリント配線基板41に発生するこれらの反り
の影響をほとんど受けることがない。加えて、接続パタ
ーン44は、ランド43との接続部44Aが他の部分と
較べて局部的にそのパターンの幅が太くなっているの
で、断線が生じにくい構造となっている。以上の理由か
ら、本実施例のプリント配線基板41では、雌コネクタ
26を雄コネクタ21に挿入したり、その逆に抜去する
ことが繰り返し発生しても、これを原因とする接続パタ
ーン44の断線は発生しない。
【0033】以上、プリント配線基板のコネクタの実装
された部分について説明したが、本発明がコネクタ以外
のディスクリート部品に対しても適用されることは当然
である。例えば、スイッチについては、これを押し下げ
たり、切替片をスライドさせて接点を切り換えるような
場合に発生する力に対しても、同様にそれらの力の向き
と直交する向きに接続パターンを配置したり、ランドと
の接続部分での接続パターンの幅を局所的に広くするこ
とによって、断線を防止することが同様に可能である。
【0034】図6は、プリント配線基板における接続パ
ターンの他の例を表わしたものである。プリント配線基
板51のディスクリート部品52はその図示しないリー
ド部をスルーホール53に挿入して半田付けされてい
る。ランドから引き出された接続パターン55は外部か
らディスクリート部品52に加わる力の方向56とほぼ
直交する方向に引き出され、所定の曲率で回転するよう
にその向きを変えた後、直線状のパターンとなって図示
しない他の回路部品の方向に配線されている。ランドか
ら引き出された部分の接続パターン部55Aは他のパタ
ーン部分よりも太くなっている。
【0035】この変形例に示したように、接続パターン
は必ずしも直角に曲げられたパターン形状を有する必要
はなく、所定のRを有する形状であってもよい。この場
合にも、プリント配線基板の反りが生じる部分を避けて
パターンが配置されるので、サブランドとしての太い接
続パターン部55Aと共に、断線を有効に防止すること
ができる。
【0036】なお、実施例および変形例ではプリント配
線基板の一方の面に配置される接続パターンについて説
明したが、接続パターンは基板の表面のみならず裏面あ
るいはこれらの中間的な面に形成されるものも有効であ
り、これらに対しても本発明を適用することができるこ
とは当然である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、スルーホールを介して基板面に及ぼされる外力の
方向とほぼ直角の方向に少なくとも所定距離だけ接続パ
ターンを引き出すことにして、反りが発生する部位を接
続パターンが避けるようにし、接続パターンの金属疲労
による断線を防止することができる。したがって、プリ
ント配線基板の厚さが薄くなっても、信頼性を保持し、
その使用期間を長時間化することができる。また、スル
ーホールのランドから引き出された接続パターンの基部
は残りのパターン部分よりもその幅が局部的に太くなる
ようにしたので、断線がより発生しにくくなるという効
果がある。
【0038】また請求項2記載の発明によれば、スルー
ホールを介して基板面に及ぼされる外力の方向とほぼ直
角の方向に少なくとも所定距離だけ接続パターンを引き
出すことにして、反りが発生する部位を接続パターンが
避けるようにし、接続パターンの金属疲労による断線を
防止することができる。したがって、プリント配線基板
の厚さが薄くなっても、信頼性を保持し、その使用期間
を長時間化することができる。また、接続パターンを前
記した所定の距離だけ外力の主たる向きとほぼ直角方向
に配線させた後、同じく基板を構成する絶縁面にそって
外力の主たる向きと変更する方向に配線させることにし
たので、一般的な配線の効率化を図りつつ断線の予防を
図ることができる。
【0039】更に請求項3記載の発明では、接続パター
は直角にその配線方向が変化しており、請求項4記載
の発明では、配線方向が変化する部分に曲率を持たせる
ことにしたので各種の配線パターンをとることができ、
設計の自由度を害することがない。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるプリント配線基板の
要部の平面図である。
【図2】図1に示したプリント配線基板の要部をA−
A′方向から見た断面図である。
【図3】本実施例で雄コネクタに雌コネクタを挿入する
前の段階でのプリント配線基板の要部を表わした断面図
である。
【図4】図3に示した雄コネクタに雌コネクタを挿入し
ている状態のプリント配線基板の要部を表わした断面図
である。
【図5】本実施例で雌コネクタを雄コネクタから抜去す
る際のプリント配線基板の要部を表わした断面図であ
る。
【図6】本発明の変形例におけるプリント配線基板の接
続パターンを示す平面図である。
【図7】従来のプリント配線基板の要部の平面図であ
る。
【図8】図7に示したプリント配線基板の要部をB−
B′方向から見た断面図である。
【図9】従来における雄コネクタに雌コネクタを挿入す
る前の段階でのプリント配線基板の要部を表わした断面
図である。
【図10】図9に示した雄コネクタに雌コネクタを挿入
している状態のプリント配線基板の要部を表わした断面
図である。
【図11】従来における雌コネクタを雄コネクタから抜
去する際のプリント配線基板の要部を表わした断面図で
ある。
【符号の説明】
14、44 接続パターン 15 ディスクリート部品 16 リード部 21 雄コネクタ 26 雌コネクタ 41 プリント配線基板 42 スルーホール 43 ランド 44A ランドとの接続部 45 (反りが発生する部分としての)周辺

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ、スイッチ等のディスクリート
    部品のリード部を固定したスルーホールと、 このスルーホールのランドから前記リード部が基板面に
    主として及ぼす外力の方向とほぼ直角方向に少なくとも
    所定距離にわたって基板を構成する絶縁面にそって引き
    出され、その基部がこれ以外のパターン部分よりもその
    幅が局部的に太くなっている接続パターンとを具備する
    ことを特徴とするプリント配線基板。
  2. 【請求項2】 コネクタ、スイッチ等のディスクリート
    部品のリード部を固定したスルーホールと、 このスルーホールのランドから前記リード部が基板面に
    主として及ぼす外力の方向とほぼ直角方向に少なくとも
    所定距離にわたって基板を構成する絶縁面にそって引き
    出された後、前記絶縁面にそって外力の主たる向きと平
    行する方向に配線された接続パターンとを具備すること
    を特徴とする プリント配線基板。
  3. 【請求項3】 前記接続パターンは直角にその配線方向
    が変化していることを特徴とする請求項2記載のプリン
    ト配線基板。
  4. 【請求項4】 前記接続パターンは所定の曲率にそって
    滑らかにその配線方向が変化していることを特徴とする
    請求項2記載のプリント配線基板。
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