JPH0211785B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0211785B2
JPH0211785B2 JP55047706A JP4770680A JPH0211785B2 JP H0211785 B2 JPH0211785 B2 JP H0211785B2 JP 55047706 A JP55047706 A JP 55047706A JP 4770680 A JP4770680 A JP 4770680A JP H0211785 B2 JPH0211785 B2 JP H0211785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve seat
cooling water
opening
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP55047706A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56143877A (en
Inventor
Hiroshi Hasui
Eizo Suyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP4770680A priority Critical patent/JPS56143877A/ja
Publication of JPS56143877A publication Critical patent/JPS56143877A/ja
Publication of JPH0211785B2 publication Critical patent/JPH0211785B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P7/00Controlling of coolant flow
    • F01P7/14Controlling of coolant flow the coolant being liquid
    • F01P2007/143Controlling of coolant flow the coolant being liquid using restrictions

Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関とラジエータとを連結する
冷却系に設けられ、内燃機関内の冷却水温が設定
値以上になつた時に冷却系を開放する車両用サー
モスタツトに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の車両用サーモスタツトとして
は、例えば実開昭52−16434号等に開示されるも
の等が知られている。
これを第4図により説明する。1は有底の容器
で、内部にワツクス2が充満されている。3はワ
ツクス2内に配される弾性体、4はこの弾性体3
と連結するピストン、5はピストン4の先端と連
結する弁、6はエンジンとラジエータとを連通す
るポート部、7は弁5を押圧するスプリングであ
る。
この車両用サーモスタツトは、ワツクス2の急
激な体積膨張変化を利用して弁5の開閉を行なう
ものである。冷却水の温度が上昇すると、容器1
内に満たされたワツクス2は、冷却水の温度上昇
に応じて膨張し、その膨張力で弾性体3を圧迫し
てピストン4を押し上げ容器1に相対的に固定さ
れている弁5を開放してポート部6の開孔より冷
却水をラジエータに送る。そして、逆に冷却水の
温度が低下すると、ワツクス2が収縮し、その収
縮に伴なつてスプリング7のバネ力によつてピス
トン4が押し戻され、弁5がポート部6を閉鎖
し、冷却水をラジエータへ送れなくする。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し乍ら、上記ワツクスタイプのサーモスタツ
トは、ワツクス2の膨張収縮を利用し、ワツクス
2内に挿入した弾性体3を変形させることによつ
てピストン4を動作させるといつた複雑な作動機
構を採るから、サーモスタツトを構成している部
品点数は多く、各部構成部品が複雑になり、相対
的に構造が複雑になつている。又、冷却水は複雑
なポート部6、弁5及び容器1の外周を通つて流
れるので、複雑な流通経路で通水抵抗が大きくな
らざるを得ない欠点がある。而も、弁開閉は体積
が急激に変化するワツクス2を媒介として行なわ
れるから、温度制御が難しく温度変化に応じて正
確に弁開閉が行なわれない嫌いがあつた。
そこで、従来、ワツクスを廃止し、弁の開閉を
行なうスプリングを形状記憶合金によつて構成す
る技術が、特開昭55−44198号公報に開示されて
いる。
この公知例によれば、上述した如きワツクスに
起因する不具合が解消されているが、弁の開閉を
従来同様にスプリングによつて行なうため、複数
の取付部材を必要とし、構造が依然として複雑で
あると共に、これらの構造物が冷却水の通水抵抗
を大きくするという不具合がある。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために
為されたもので、その目的は、構成を簡単にし、
通水抵抗を少なくした車両用サーモスタツトを提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る車両用サーモスタツトは、内燃機
関とラジエータとを連結する冷却水通路に配設さ
れるリング状の弁座と、この弁座の開口部を覆う
弁とを有し、この弁が、弁座の開口部の直径部分
に位置する連結部と、この連結部の両側に一体的
に設けられた2つの半円形状の弁体とを備え、且
つ両弁体が冷却水温度が設定値以下の場合には弁
座を閉鎖し、設定値以上になると折曲して弁座を
開放する形状記憶合金で構成されている。
〔作用〕
本発明に於ては、冷却水温度が設定値以下の場
合には、連結部と2つの弁体とが、弁座の開口部
を閉鎖し、冷却水がラジエータへ送られないよう
にする。そして、冷却水温度が設定値以上になる
と、2つの弁体が夫々連結部との境界部分から折
曲して弁座の開口部を開放し、冷却水がラジエー
タへ送られるようにする。
〔実施例〕
以下、本発明の代表的な実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例に係る車
両用サーモスタツトを示すもので、10は内燃機
関とラジエータとを連結する冷却液通路に配設さ
れるリング状の弁座を表す。
この弁座10には、その開口部11を開閉する
弁20が設けられている。
この弁20は、弁座10の開口部11の直径部
分に位置する連結部21と、この連結部21の両
側に境界線22,22を介して一体的に設けられ
た形状記憶合金製の2つの半円形状の弁体23,
23とで構成されている。そして、連結部21の
両端部がピン24,24によつて弁座10に固着
されている。
両弁体23,23を構成する形状記憶合金は、
流体温度が設定値以下の場合には弁座10の開口
部11を閉鎖し、設定値以上になると折曲して弁
座10の開口部11を開放するように設定されて
いる。此処で、形状記憶合金とは、或る温度まで
加熱してから急冷すると、そこで形を変えても温
度を上げていけば元の形に戻る性質をを有する金
属であつて、例えば、銅−亜鉛−アルミニウムの
合金によつて形成される。
この弁体23,23の加工は、例えば設定温度
でまず第2図の如く全開になる形に加工し、又、
その結晶構造をペータ相或いは母相と称せられる
高温相の構造に配列し、次に之を冷却しマルテン
サイト変態を終了させ常温で弁体23,23が第
1図の如く閉じるように常温迄冷却して形成す
る。
斯くして構成された本実施例によれば、冷却水
温度が設定値以下の場合には、第1図の如く、連
結部21と2つの弁体23,23とが、弁座10
の開口部11を閉鎖し、冷却水がラジエータへ送
られないようにする。そのため、内燃機関内の冷
却水は、そのウオータジヤケツト内を循環し、暖
機運転状態を形成するか、又は、走行時に於ては
オーバークールしないようにコントロールする。
そして、冷却水温度が設定値以上になると、第
2図の如く、2つの弁体23,23が夫々連結部
21との境界線22,22から折曲して弁座10
の開口部11を開放し、冷却水がラジエータへ送
られるようにする。そのため、内燃機関内の冷却
水は、そのウオータジヤケツトからラジエータへ
送られて冷却され、内燃機関がオーバーヒートし
ないようにコントロールする。
第3図は本発明の別の実施例を示すもので、弁
座30と弁40とが一体に形成されている。
本実施例では、形状記憶合金板をプレスによつ
て弁40の弁体43,43が形成できるように連
結部41を残して打ち抜くと共に、その内側に弁
体43,43を当接するための切込み32を形成
している。そして、弁座30の外側にはパツキン
33が取り付けられている。
斯くして構成された本実施例に係る車両用サー
モスタツトは、弁座30と弁40とが連結部41
を介して一体的に連結され、連結部41の両側に
位置する2つの弁体43,43が、境界線42,
42から前記実施例と同様に折曲し、弁座30の
開口部31を開閉するようになつている。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明は、内燃機関とラジエータ
とを連結する冷却水通路に配設されるリング状の
弁座と、この弁座の開口部を覆う弁とを有し、こ
の弁が、弁座の開口部の直径部分に位置する連結
部と、この連結部の両側に一体的に設けられた2
つの半円形状の弁体とを備え、且つ両弁体が冷却
水温度が設定値以下の場合には弁座を閉鎖し、設
定値以上になると折曲して弁座を開放する形状記
憶合金で構成されているので、弁と弁座との2部
品で済み、構造が極めて簡単となり、且つ、従来
の形状記憶合金製のスプリングの如く冷却水の通
水抵抗を大きくすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る車両用サーモ
スタツトの弁閉鎖状態を示す平面図である。第2
図は本発明の一実施例に係る車両用サーモスタツ
トの弁開放状態を示す斜視図である。第3図は本
発明の別の実施例を示す斜視図である。第4図は
従来のサーモスタツトの一部断面正面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕、10,30……
弁座、11,31……開口部、20,40……
弁、21,41……連結部、22,42……境界
線、23,43……弁体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内燃機関とラジエータとを連結する冷却水通
    路に配設されるリング状の弁座と、この弁座の開
    口部を覆う弁とを有し、この弁が、弁座の開口部
    の直径部分に位置する連結部と、この連結部の両
    側に一体的に設けられた2つの半円形状の弁体と
    を備え、且つ両弁体が冷却水温度が設定値以下の
    場合には弁座を閉鎖し、設定値以上になると折曲
    して弁座を開放する形状記憶合金で構成されてい
    ることを特徴とする車両用サーモスタツト。
JP4770680A 1980-04-10 1980-04-10 Thermostat for vehicle Granted JPS56143877A (en)

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JP4770680A JPS56143877A (en) 1980-04-10 1980-04-10 Thermostat for vehicle

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JP4770680A JPS56143877A (en) 1980-04-10 1980-04-10 Thermostat for vehicle

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JPS56143877A JPS56143877A (en) 1981-11-09
JPH0211785B2 true JPH0211785B2 (ja) 1990-03-15

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ID=12782736

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JP4770680A Granted JPS56143877A (en) 1980-04-10 1980-04-10 Thermostat for vehicle

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