JPS6364612B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6364612B2 JPS6364612B2 JP56127288A JP12728881A JPS6364612B2 JP S6364612 B2 JPS6364612 B2 JP S6364612B2 JP 56127288 A JP56127288 A JP 56127288A JP 12728881 A JP12728881 A JP 12728881A JP S6364612 B2 JPS6364612 B2 JP S6364612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory metal
- actuator
- plunger
- metal body
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 9
- 229910004337 Ti-Ni Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Actuator (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、記憶金属体を用いたアクチユエー
タに関し、特に詳述すれば、流体の温度が設定値
以上になつた時作動するアクチユエータに関す
る。
タに関し、特に詳述すれば、流体の温度が設定値
以上になつた時作動するアクチユエータに関す
る。
Ti−Ni系合金からなる記憶金属(商品名、ニ
チノール)は、低温では初期形状を保ち、高温に
なると柔軟になる特性を有する。
チノール)は、低温では初期形状を保ち、高温に
なると柔軟になる特性を有する。
このような特性を有する記憶金属体をアクチユ
エータの作動部として応用することが試みられて
いる。たとえば、実願昭55−81005号(実開昭57
−5321号公報)では、ラジエータ遮へい板を開閉
操作する操作部に、エンジン温度に基づいて変形
する形状記憶金属を連結し、該金属の変形により
遮へい板を開閉することを試みている。しかし、
この試みは、エンジン以外の温度変化により形状
記憶金属が変形したりする誤動作が多く、又、外
力を受けて形状記憶金属が変形し、正しい出力を
アクチユエータが出さないという不具合がある。
エータの作動部として応用することが試みられて
いる。たとえば、実願昭55−81005号(実開昭57
−5321号公報)では、ラジエータ遮へい板を開閉
操作する操作部に、エンジン温度に基づいて変形
する形状記憶金属を連結し、該金属の変形により
遮へい板を開閉することを試みている。しかし、
この試みは、エンジン以外の温度変化により形状
記憶金属が変形したりする誤動作が多く、又、外
力を受けて形状記憶金属が変形し、正しい出力を
アクチユエータが出さないという不具合がある。
この発明は、この記憶金属の特性を利用したア
クチユエータに拘り、流体の通るハウジング内に
ら施形の記憶金属体を配し、記憶金属体の一端を
固定する作動板にプランジヤを取付け且つ作動板
にスプリングの附勢力を作用させ、流体が高温に
なるとプランジヤが動作するようにしたアクチユ
エータを提供することを目的とする。
クチユエータに拘り、流体の通るハウジング内に
ら施形の記憶金属体を配し、記憶金属体の一端を
固定する作動板にプランジヤを取付け且つ作動板
にスプリングの附勢力を作用させ、流体が高温に
なるとプランジヤが動作するようにしたアクチユ
エータを提供することを目的とする。
即ち、本発明は、前述した公報に開示される考
案の不具合を、ハウジングの使用により解消さ
せ、より正確な作動を可能にするアクチユエータ
を提供させることで、前述した公報に開示される
考案と本願の発明とは全く別個のものとなる。
案の不具合を、ハウジングの使用により解消さ
せ、より正確な作動を可能にするアクチユエータ
を提供させることで、前述した公報に開示される
考案と本願の発明とは全く別個のものとなる。
この発明の実施例を添付図面を参照して説明す
る。
る。
アクチユエータ1のハウジング2は入口ポート
3と、出口ポート4とを有し、その内部に一端が
ハウジング2の内壁に固定されたら施形の記憶金
属体5を配す。記憶金属体5の他端は、スプリン
グ6の附勢力を受ける作動板7に固定され、該作
動板7からはプランジヤ8が外部へと延出する。
記憶金属体5は、Ti−Ni系合金の記憶金属で成
形され、低温域ではその原形を維持し、高温域で
は柔軟になる。
3と、出口ポート4とを有し、その内部に一端が
ハウジング2の内壁に固定されたら施形の記憶金
属体5を配す。記憶金属体5の他端は、スプリン
グ6の附勢力を受ける作動板7に固定され、該作
動板7からはプランジヤ8が外部へと延出する。
記憶金属体5は、Ti−Ni系合金の記憶金属で成
形され、低温域ではその原形を維持し、高温域で
は柔軟になる。
前述した構成において、入口ポート3からハウ
ジング2内に、たとえば、80℃以下の低温域流体
が入ると、記憶金属体5はスプリング6の附勢力
に抗して原形のまゝであり、プランジヤ8の動き
はない。一方、入口ポート3からハウジング2内
へと、たとえば80℃以上の高温域流体が入ると、
該高温流体にさらされた記憶金属体5は柔軟にな
り、スプリング6の附勢力を受けて作動板7とプ
ランジヤ8を第2図でみて上方へ移動するのを許
容する。かくして、プランジヤ8はA方向へと動
き、アクチユエータ1が作動状態となる。入口ポ
ート3に入る流体の温度が、たとえば80℃以下の
低温域に降温すると、記憶金属体5は原形(第1
図に示す状態)にもどり、プランジヤ8はB方向
へ移動し、アクチユエータ1を非作動状態とす
る。
ジング2内に、たとえば、80℃以下の低温域流体
が入ると、記憶金属体5はスプリング6の附勢力
に抗して原形のまゝであり、プランジヤ8の動き
はない。一方、入口ポート3からハウジング2内
へと、たとえば80℃以上の高温域流体が入ると、
該高温流体にさらされた記憶金属体5は柔軟にな
り、スプリング6の附勢力を受けて作動板7とプ
ランジヤ8を第2図でみて上方へ移動するのを許
容する。かくして、プランジヤ8はA方向へと動
き、アクチユエータ1が作動状態となる。入口ポ
ート3に入る流体の温度が、たとえば80℃以下の
低温域に降温すると、記憶金属体5は原形(第1
図に示す状態)にもどり、プランジヤ8はB方向
へ移動し、アクチユエータ1を非作動状態とす
る。
前述したアクチユエータ1の使用例を第2図に
示す。
示す。
プランジヤ1に、支点9を中心にして回動可能
な第1のリンク10の端部を連結し、第1のリン
ク10の他端を、ピン11を中心にして回動可能
なラジエータグリル12と連働する第2のリンク
13に接続する。アクチユエータ1の入口ポート
3にエンジン冷却水が入り、出口ポート4から出
るようにする。たとえば、エンジン冷却水が80℃
以上の高温域になると、アクチユエータ1が作動
状態となりプランジヤ8がA方向へ移動し、リン
ク10,13を作動させて、ラジエータグリル1
2を全開とさせる。一方、エンジン冷却水が80℃
以下の低温域になると、アクチユエータ11が非
作動状態となり、プランジヤ8はB方向へと移動
する。このB方向へのプランジヤ8の移動は、リ
ンク10,13をしてラジエータグリル12を閉
とさせる。かくして、エンジン冷却水が昇温する
と、ラジエータグリルが開となり、冷気を充分に
吸入しラジエータの放熱効果を高め、オーバヒー
トを防止できる。
な第1のリンク10の端部を連結し、第1のリン
ク10の他端を、ピン11を中心にして回動可能
なラジエータグリル12と連働する第2のリンク
13に接続する。アクチユエータ1の入口ポート
3にエンジン冷却水が入り、出口ポート4から出
るようにする。たとえば、エンジン冷却水が80℃
以上の高温域になると、アクチユエータ1が作動
状態となりプランジヤ8がA方向へ移動し、リン
ク10,13を作動させて、ラジエータグリル1
2を全開とさせる。一方、エンジン冷却水が80℃
以下の低温域になると、アクチユエータ11が非
作動状態となり、プランジヤ8はB方向へと移動
する。このB方向へのプランジヤ8の移動は、リ
ンク10,13をしてラジエータグリル12を閉
とさせる。かくして、エンジン冷却水が昇温する
と、ラジエータグリルが開となり、冷気を充分に
吸入しラジエータの放熱効果を高め、オーバヒー
トを防止できる。
以上から明らかなように、この発明では、記憶
金属の特性を利用しているので、アクチユエータ
の構造を簡単にし、記憶金属からなる記憶金属体
にさらされる流体の温度に応じてアクチユエータ
を非作動又は作動状態に確実にさせることができ
る。このため、たとえば、ラジエータグリルの開
閉操作のためのアクチユエータとして利用でき
る。
金属の特性を利用しているので、アクチユエータ
の構造を簡単にし、記憶金属からなる記憶金属体
にさらされる流体の温度に応じてアクチユエータ
を非作動又は作動状態に確実にさせることができ
る。このため、たとえば、ラジエータグリルの開
閉操作のためのアクチユエータとして利用でき
る。
第1図はこの発明の一例のアクチユエータの断
面図、第2図はアクチユエータの使用例を示すラ
ジエータグリル部の側面図である。 図中:1……アクチユエータ、2……ハウジン
グ、3……入口ポート、4……出口ポート、5…
…記憶金属体、6……スプリング、7……作動
板、8……プランジヤ。
面図、第2図はアクチユエータの使用例を示すラ
ジエータグリル部の側面図である。 図中:1……アクチユエータ、2……ハウジン
グ、3……入口ポート、4……出口ポート、5…
…記憶金属体、6……スプリング、7……作動
板、8……プランジヤ。
Claims (1)
- 1 入口ポートと出口ポートを有するハウジング
内に一端が該ハウジング内に固定され且つ他端が
スプリングの附勢力を受ける作動板に固定された
ら施形の記憶金属体を配し、前記作動板からプラ
ンジヤを前記記憶金属体を内包させた前記ハウジ
ングから延出させ、前記入口ポートから前記出口
ポートへと流れる流体の温度が設定値以上になつ
た時前記記憶金属体が柔軟となり、前記スプリン
グの附勢力により前記プランジヤが作動すること
を特徴とするアクチユエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12728881A JPS5828003A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | アクチユエ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12728881A JPS5828003A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | アクチユエ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5828003A JPS5828003A (ja) | 1983-02-18 |
JPS6364612B2 true JPS6364612B2 (ja) | 1988-12-13 |
Family
ID=14956255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12728881A Granted JPS5828003A (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | アクチユエ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828003A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06211222A (ja) * | 1991-06-27 | 1994-08-02 | Diatec Environment | 粉塵含有物質又は危険物質の袋を除去するための方法及び装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58139518U (ja) * | 1982-03-17 | 1983-09-20 | 三菱自動車工業株式会社 | 空気口開閉装置 |
JPS606821U (ja) * | 1983-06-28 | 1985-01-18 | カルソニックカンセイ株式会社 | 自動車用サ−モスタツト |
JPS6043122U (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-27 | 小島プレス工業株式会社 | 車両用通液量制御装置 |
JPS6223577A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-31 | Riken Hatsujo Kogyo Kk | アクチユエ−タ |
KR900002192B1 (ko) * | 1985-11-22 | 1990-04-04 | 닛봉도꾸슈우기자이가부시끼가이샤 | 자기 고정형 구입(溝入) 나사와 그 전조법 및 전조평다이스 |
JP2017043263A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社豊田自動織機 | アクチュエータ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575321B2 (ja) * | 1976-11-26 | 1982-01-29 | ||
JPS5713320B2 (ja) * | 1976-11-12 | 1982-03-16 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575321U (ja) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | ||
JPS5713320U (ja) * | 1980-06-29 | 1982-01-23 |
-
1981
- 1981-08-13 JP JP12728881A patent/JPS5828003A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713320B2 (ja) * | 1976-11-12 | 1982-03-16 | ||
JPS575321B2 (ja) * | 1976-11-26 | 1982-01-29 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06211222A (ja) * | 1991-06-27 | 1994-08-02 | Diatec Environment | 粉塵含有物質又は危険物質の袋を除去するための方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5828003A (ja) | 1983-02-18 |
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