JPS6223577A - アクチユエ−タ

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発Ｆ！Ａは、外部雰囲気の温度変化により作用する
アクチュエータに関するものである。

〔従来の技術〕

外部雰囲気の温度変化によシ作用させるアクチュエータ
は、熱により温度装置が作用すると駆動源を起動させる
ようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

別のｇ動源を必要２するので、装置が偵妬花すると共に
、簡単に取付けることができない問題があった。

また、装置の煩雑化にともない故障が発生する問題もあ
った。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の問題点を解決するために、この発明は外側部材と
内側部材とを伸縮スライド自在に組合わせて構成した伸
縮体と、この伸縮体を収縮、伸縮作用させるよう設けた
引き戻しスプリング及び押し出しスプリングとから成り
、片方のスプリングに温度変化に反応して伸縮する形状
記憶合金を用いて構成したものである。

〔作　用〕

伸縮体が伸張状態にあるときは、押し出しスプリングに
より内側部材を押し、また引き戻しスプリングは、伸び
ている。

外部温度の上昇にともない形状記憶合金を用いた引き戻
しスプリングが収縮するので、押し出しスプリングを圧
縮して内側部材を引き戻す。

また、温度が低下すると、引き戻しスデリングが伸びる
ので、押し出しスプリングの圧縮が解除され、上記押し
出しスプリングの伸張により内側部材が押し出される。

〔実施例〕

図において、Ａは伸縮体である。

上記の伸縮体Ａは、大径のパイプを用いた外側体１と、
この外側体１の先端から伸縮スライド自在に嵌挿した小
径のパイプを用いた内側体２とで構成され、外側体１の
先端内周ＶＣ設けである突出束３に内側体２の末端外周
ＶＣ設けである突出束４を当接させて、外側体１から内
側体２が抜は落ちないようになっている。

５は内側体２を押し出すよう外側体ｌ内に組み込んだ押
し出しスプリングである。

上記の押し出しスプリング５は、内側体２の内端面と、
外側体１の末端内側にねじ込んだ栓６の内端面とに両端
を当接しである。

７け内側体ユを引き戻す引き戻しスプリングである。

上記の引き戻しスプリング７Ｕ、内側体２の先端と外側
体ｌの末端部内にそれぞれ架設しであるビン８に係止さ
せである。

また、上記押し出しスプリング５或は引き戻しスプリン
グ７のいずれか一方には、温度変化に反応して伸縮する
形状記憶合金が用いられている。

次に上記構成によるアクチュエータの作用を説明する。

引き戻しスプリング７を形状記憶合金で形成した場合、
押し出しスプリング５の伸張により内側体２を押し出し
ているので、第１図で示したように引き戻しスプリング
７が伸張している。

外部温度が上昇すると、引き戻しスフ゛リング７の形状
記憶合金が形状回復するので、押し出しスプリング５を
圧縮して第２図で示したように内側体２を収縮させる。

外部温度が降下すると、押し出しスプリング５によって
内側体２を伸張させる。

また、押し出しスプリング５を形状記憶合金で形成した
場合、引き戻しスプリング７１Ｃよシ内側休２を収縮さ
せる。

外部温度が上昇すると、押し出しスプリング５の形状記
憶合金が形状回復するので、引き戻しスプリング７を伸
張させて内側体２を押し出す。

上部温度が降下すると、内側体２を没入させる。

上記のアクチュエータは、例えば温室の窓の窓枠に伸縮
体の片方を、窓戸に残る片方を取付けでおくことによυ
、温度の上昇、降下により窓戸全自動的に開閉する。

〔効　果〕

以上のように、この発明に係るアクチュエータによれば
、押し出しスプリング或は引き戻しスプリングの片方に
温度変化に反応して伸縮する形状記憶合金を用いている
ので、温度の上昇、降下によシ伸縮体を伸縮させる。

このため、駆動装置が不要になり、従来の油圧、空圧ア
クチュエータ、リンク機構の代用として効果を発揮する
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係るアクチュエータの実施例を示すも
ので、第１図は縦断側面図、＠２図は同上の作用を示す
縦断側面図である。Ａ・−・伸縮体、１・・・外側体、２・・・内側体、３
・・・突出束、４・−・突出束、５・・・スプリング、
６・・・栓、７・・・スプリング

【特許請求の範囲】

外側部材と内側部材とを伸縮スライド自在に組合わせて
構成した伸縮体と、この伸縮体を収縮、伸縮作用させる
よう設けた引き戻しスプリング及び押し出しスプリング
とから成り、片方のスプリングに温度変化に反応して伸
縮する形状記憶合金を用いたアクチュエータ。