JPS6214407Y2 - - Google Patents

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JPS6214407Y2
JPS6214407Y2 JP10696479U JP10696479U JPS6214407Y2 JP S6214407 Y2 JPS6214407 Y2 JP S6214407Y2 JP 10696479 U JP10696479 U JP 10696479U JP 10696479 U JP10696479 U JP 10696479U JP S6214407 Y2 JPS6214407 Y2 JP S6214407Y2
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JP
Japan
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inner pipe
pipe
rotor
operating rod
cap nut
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JP10696479U
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JPS5623712U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、外パイプ内の内パイプが伸縮する
伸縮パイプに関するもので、その目的とするとこ
ろは、内パイプを伸縮して任意の位置で止定する
ことができ、しかもその止定自体がきわめて強力
で、かつ安定したものであるとともに、その止定
に至る過程あるいは逆の解除過程においてきわめ
て円滑な動作が得られ、また止定位置において収
縮方向へ相当強力な力が加わつても充分これに対
処することができ、さらにまた止定の強さを調節
し得る構成を有する外、構造が簡単で、かつ操作
が容易な伸縮パイプを提供しようとするものであ
る。
以下において、この考案の構成を一実施例とし
て示した図面に従つて説明する。
1は外パイプで、内部には内パイプ2が摺動可
能に挿入されている。内パイプ2の内側上方部に
は、孔3を有するバネ受座4が固定されている。
内パイプ2の下端には止定体5が設けられ、この
止定体5には後部に傾斜壁6を有する割溝7が形
成されている。8は作動杆で、下端には回転子9
を軸支した支持体10が取付けられている。この
作動杆8は内パイプ2内に、下端の止定体5の割
溝7より挿入され、バネ受座4の孔3から上方へ
突出している。11は袋ナツトで、頭部12と本
体部13とを有しており、本体部13の一部を内
パイプ2の上端に挿入して作動杆8の上端部に螺
合されている。この袋ナツト11の本体部13と
バネ受座4との間にはバネ14が介装され、袋ナ
ツト11は作動杆8と共にバネ14によつて支持
されている。この状態において作動杆8はバネ1
4の弾発力で上昇位置にあり、回転子9は一部が
止定体5の割溝7の傾斜壁6に接触し、一部が外
パイプ1の内壁に接触している。
尚、上記の構成において、作動杆8の下端の回
転子9は支持体10を介して設けたが、作動杆8
に直接軸支することもできる。
この考案は上記の構成よりなり、第2図の回転
子9が割溝7の傾斜壁6と外パイプ1の内壁に接
触し、袋ナツト11の頭部12と内パイプ2との
間に隙間が生じている状態において、袋ナツト1
1をバネ14に抗して押圧すると、第4図のよう
に作動杆8が下降して下端の回転子9が割溝7の
傾斜壁6に沿つて移行して外れ、内パイプ2の円
滑な摺動が可能となる。内パイプ2を出入して所
望の長さに伸縮した時点において、袋ナツト11
の押圧を中止すると、第2図のようにバネ14の
弾発力によつて作動杆8が袋ナツト11と共に上
昇し、回転子9が割溝7の傾斜壁6に沿つて接触
移行して外パイプ1の内壁に接触し、内パイプ2
が外パイプ1に強固に止定される。この第2図の
止定状態において、内パイプ2に対して没入方向
への力が加わつても回転子9が割溝7の傾斜壁6
と外パイプ1の内壁に食い込む方向へ作用するた
め、内パイプ2の没入を防止することができる。
又この状態において、袋ナツト11を作動杆8に
ネジ込んで頭部12を内パイプ2の上端に当接さ
せると、袋ナツト11の押圧摺動が不能となり、
不意の袋ナツト11の押圧による内パイプの没入
および突出を防止することもできる。さらにま
た、この状態よりさらにネジ込めば、強制的に、
作動杆上の袋ナツト−回転子間の寸法を短くする
ことで物理的に一層強力な止定状態を得ることも
できる。
また、袋ナツトの調節如何によつて、止定状態
を適宜調節することもできるとともに、長年使用
の後、バネが疲労すればきわめて簡単に補正する
こともできるものである。
この考案は上記のように、きわめて簡単な構造
であるにも拘わらず、外パイプ内の内パイプを所
望の長さに伸縮して没入不能に強固にかつ円滑に
止定することができる外、止定状態もナツトの調
整如何で調節することができ、またさらに伸縮操
作もきわめて簡単で、実用価値の高い伸縮パイプ
を提供し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る伸縮パイプの正面図、
第2図は止定状態を示す縦断面図、第3図は第2
図の底面図、第4図は作動が可能な状態を示す縦
断面図である。 1……外パイプ、2……内パイプ、5……止定
体、6……傾斜壁、7……割溝、8……作動杆、
9……回転子、11……袋ナツト、13……本体
部、14……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外パイプ内に内パイプを摺動可能に挿入し、内
    パイプの下端に、後部に傾斜壁を有する割溝を形
    成した止定体を設け、下端に回転子を有する作動
    杆を内パイプに挿入し、内パイプに比して大径の
    頭部と小径の本体部からなる袋ナツトを該本体部
    で内パイプの上端に挿入するとともに前記作動杆
    に螺合し、袋ナツトの本体部をバネで支持して回
    転子を割溝の傾斜壁と外パイプの内壁に接触させ
    たことを特徴とする伸縮パイプ。
JP10696479U 1979-08-01 1979-08-01 Expired JPS6214407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10696479U JPS6214407Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10696479U JPS6214407Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5623712U JPS5623712U (ja) 1981-03-03
JPS6214407Y2 true JPS6214407Y2 (ja) 1987-04-13

Family

ID=29339592

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10696479U Expired JPS6214407Y2 (ja) 1979-08-01 1979-08-01

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JP (1) JPS6214407Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983818A (ja) * 1982-11-01 1984-05-15 山浦 正一 伸縮管体の固定装置

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Publication number Publication date
JPS5623712U (ja) 1981-03-03

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