JP3012078U - 突張り伸縮支柱 - Google Patents

突張り伸縮支柱

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JP3012078U
JP3012078U JP1994016184U JP1618494U JP3012078U JP 3012078 U JP3012078 U JP 3012078U JP 1994016184 U JP1994016184 U JP 1994016184U JP 1618494 U JP1618494 U JP 1618494U JP 3012078 U JP3012078 U JP 3012078U
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small
pipe
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sliding
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JP1994016184U
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English (en)
Inventor
芳一 田窪
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株式会社田窪工業所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 突張り伸縮支柱の突張り力を強力かつ不変な
ものにすると共に、その摺動伸縮操作を簡易で能率的に
すること。 【構成】 大小異径の両管を摺動伸縮自在に差合わせ接
合し、下端部に螺杆によるジャッキ装置を設けた伸縮支
柱であって、小径管の一側部に管中心軸方向の摺動凹溝
を形成し、該摺動凹溝内で適宜間隔で切込み係止凹部を
形成し、大径管の上端部に嵌着した筒状体の一側部に前
記摺動凹溝内を摺動して下方から係止凹部に係合する係
合子を可動に挿設する。 【効果】 係合子が係止凹部に係合してジャッキ装置の
操作で該係合部を圧迫することにより、大小両管の接合
部が確実に固定して突張り力を維持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この考案は、建物の窓部その他の上下両横材間又は左 右両縦材間の空間において突張り作用により張設する突張り伸縮支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来用いられているこの種の突張り伸縮支柱は、大小両管を 摺動伸縮自在に差合わし接合した伸縮管の内部において、巻きスプリングを内蔵 してその張力により両管伸長方向に突張らし、両管の全長を一定にするために螺 着固定手段を両管接合部に設けたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、前記従来の突張り伸縮支柱にお いては、差合わした両管を巻きスプリングの張力で伸長させるので、その張力に 限度があって、突張り力が不充分なために荷重に対して耐え難くなり、支柱端部 が接触面から離脱する欠点がある。 そこで本考案においては、支柱の突張り力を強力かつ不変なものとすると共に 大小両管接合部の固定手段をも強固なものとし、併せて両管の摺動伸縮操作を簡 易で能率のよいものとするを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 大小異径の両管を互に摺動伸縮自在に差合わ せ接合し、大径外管の上端部に両管の固定手段を設け、下端部に螺杆によるジャ ッキ装置を設けた伸縮支柱であって、小径内管の一側部において管中心軸に平行 状の摺動凹溝を形成し、該摺動凹溝内で適宜間隔毎に係止凹部を切込み形成し、 大径管の上端部に嵌着した筒状体の一側部に前記摺動凹溝内を摺動して下方から 係止凹部に係合する係合子を可動に挿設した突張り伸縮支柱とするものである。
【0005】
【作用】
本考案に係る突張り伸縮支柱は、大径管と小径管を内外に差合わせて相互の摺 動伸縮操作により全長を適当に伸縮調整し、大径管の上端に嵌着した筒状体内の 係合子を小径管の係止凹部に係合させることにより両管の接合を固定した後、取 付空間部に立設して上下両端部を上材と下材とに当接し、下端のジャッキ装置を 操作してその螺杆を下方へ突出させることにより圧迫力を生じて支柱の上下両端 を上下両材に圧着させて突張り固定するものであって、前記係合子と係合凹部と の係合により両管接合部が確実に固定しジャッキ装置の圧力による上下方向の圧 迫力に対しても支柱の全長が短縮することがないので、上下両端部の圧着力が持 続して突張り効果が低下しない。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例として図示した添付図面各図につき説明する。 図1は、本考案に係る支柱Aに簀子状の棚Bの一側部を固定した状態の斜視図 であって、支柱Aは、大径管1の内部に小径管2を摺動伸縮自在に差合わして全 長を調整できるよう接合してあり、大径管1の上端部に嵌着した筒状体3の一側 部に上端部を水平状に曲げた係合子4を上下摺動可能に挿嵌してあり、下端部に は円形台座5aの中心部に螺杆5bを立設し、螺杆5bの下部に捻回ナット5c をコ字形枠5dの枠内に嵌めて挿嵌し、螺杆5bの上端部を大径管1の下端部内 に螺挿してなるジャッキ装置5が設けられてある。 また、小径管2の一側面部には管中心軸に平行状の摺動凹溝2aが全長に亘り 凹設され、該摺動凹溝の底部を適当間隔毎に複数箇所を切込んだ係止凹部2b… が形成されてあり、上端部には平面菱形の当座板6が挿着されてある。 前記大径管1と小径管2との形状と接合構造の詳明については、図2及び図3 に縦断面図で示してある。 棚Bは、その一側中央部を円弧状の凹部7により支柱Aの大径管に嵌着し、そ の外側部に固定板8を当てがい両螺子9、9で締付け固定してあって、之は支柱 Aの使用例の一例を示したものである。
【0007】 図2は、支柱Aの縦断面図であって、大径管1から小径管2を上方へ引出して 支柱全長を伸ばしている途中の状態を示してあり、係合子4が筒状体3上部の斜 壁に沿って少し上方へ移動しその水平状の鉤片4aの先端が摺動凹溝2aの底壁 から離間していて小径管2は自由に上方へ引出せる。従って、大径管1から小径 管2を引出し取付対象の上材10と下材11との間隔に合わすことができる。 図3は、支柱Aを上材10と下材11との間に嵌めて上下両端部を圧着させ、 突張り固定した状態における縦断面図であって、図2の状態から小径管2を更に 引出して係合子4の鉤部先端を第三段目の係止凹部2bに係合し、下端部でジャ ッキ装置5を操作して螺杆5bを下方へ多く突出させることにより支柱の上下両 端部に均等な圧力を加え、その反発力により突張り力を生じさせて支柱の上下両 端を上下両材の接触面に圧着固定している。
【0008】 図4及び図5は、大径管1と小径管2の差合わせ接合部を拡大して示す縦断面 図であって、図4は、小径管2を大径管1から上方へ引上げ摺動している状態で あり、図5は、小径管2を下方へ摺動させて小径管2の係止凹部2bへ係合子4 の鉤片4aが係合し、上下方向から圧迫力が加わっている状態であり、大径管1 の上端部に挿嵌した筒状体3は、図6の(a)図にも斜視図で示すように、係合 子4を挿入する摺動溝3aの上端壁を外方向きに斜切した斜壁3bを設けて上方 部に広い空部3cを形成し、該空部3c内において係合子4の上部が上下方向と 内外方向とへ可動にしてある。
【0009】 係合子4は、図6の(b)図にも斜視図で示すように、上端部に水平状の鉤片 4aを曲成し、該鉤片の先端部を小径管2の摺動凹溝2aに摺接する形状に両側 を斜切してあり、鉤片4aの下側に斜片4bと垂片4c及び外向き折曲片4dを 連設してあり、該係合子4を図4及び図5に示すように筒状体3の一側部の摺動 溝3a内へ挿嵌する。 そして、小径管2を上方へ摺動させる場合(図4の状態)には、最初は係合子 4の鉤片4aが小径管2の摺動凹溝2aと摺接して摩擦力により斜片4bが筒状 体3の斜壁3bに沿って上昇するので自動的に外方へ移動し、鉤片4aの先端が 小径管2の溝部から離間するので、小径管2の上方摺動が自在である。
【0010】 また、小径管2を下方へ摺動する場合(図5の状態)には、最初に係合子4は 自重で少し降下すると鉤片4aが摺動凹溝2aと摺接し摩擦力により斜壁3bに 沿って降下し、図5の状態になって鉤片4aの先端が係止凹部2bに係合し、鉤 片4aが大径管1の上端と小径管2の切込み端部とによって挟持されるので、支 柱の短縮方向に対しては確実にロックされて両管接合状態が強固である。 しかし、その場合において係合子4の下端部を手指で押上げておけば、図4の 状態に係合子4を保持して小径管2は下方への摺動が自在である。 従って、支柱Aを取付部から取外す場合には、下端のジャッキ装置を操作して 支柱の突張り状態をゆるめて取外した後、小径管2を前述のように操作して大径 管1内に押入れ支柱全長を短縮することが容易である。
【0011】 図7は、大径管1と小径管2との差合わせ接合部を分解して示した夫夫の斜視 図であって、大径管1の上端内面部の一側部に突起1aを内突設してあり、該突 起1aを小径管2の摺動凹溝2a内に遊嵌させて両管を差合わせば両管が互に捻 れ回転することを防止して摺動操作を円滑にする。
【0012】
【考案の効果】 大径管の上端部に嵌着した筒状体に係合子を可動に挿嵌して該係合子が小径 管の係止凹部へ係脱自在に設けられているので、大径管から小径管を伸縮操
作 するに際して係合子が自動的に小径管の係止凹部に係脱するから、支柱の伸
縮 操作が容易迅速である。 係合子を係止凹部へ係合させて支柱を突張らす場合に、係合子の上端鉤片が 大径管の上端と小径管の切込み下端部とに挟持された上で、ジャッキ装置の
圧 迫力で前記挟持部の鉤片が上下から圧迫されその挟持力が増大するので両管
の 接合固定が強固で支柱全長に短縮が起こらないから圧迫力が低下することが
な く、支柱の突張り力が持続し、支柱が取付部から離脱することがない。(図
3 を参照) 従って、支柱に支着される棚その他の物品支承体が安全である。 本考案に係る支柱は、実施例図示のような縦方向のみに利用するものではな く、之を横方向にも利用して各種の物品支承体を取付けることができ、ま
た、 図示のような円管支柱に限らず、四角形その他の多角形の管体にても構成で
き 、本考案の用途は広範である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の支柱に棚を取付けた状態を
示す斜視図
【図2】本考案の一実施例の支柱の伸長状態における縦
断面図
【図3】同じく支柱の突張り状態における縦断面図
【図4】前記支柱の図2における大径管と小径管の接合
部を拡大して示す縦断面図
【図5】同じく図3における大径管と小径管の接合部を
拡大して示す縦断面図
【図6】前記支柱の筒状体と係合子とを分離拡大して一
部を断面で示す斜視図
【図7】前記支柱の大径管と小径管の接合部を分解し一
部断面で示す斜視図
【符号の説明】
1…大径管 1a…突起 2…小径管 2a…摺動凹溝 2b…係止凹部 3…筒状体 3a…摺動溝 3b…斜壁 3c…空部 4…係合子 4a…鉤片 4b…斜片 4c…垂片 4d…折曲片 5…ジャッキ装置 5a…円形台座 5b…螺杆 5c…捻回ナット 5d…コ字形枠 6…当座板 7…凹部 8…固定板 10…上材 11…下材 A…支柱 B…棚

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大小異径の両管を互に摺動伸縮自在に差
    合わせ接合し、大径管の上端部に両管の固定手段を設
    け、下端部に螺杆を挿着したジャッキ装置を設けた伸縮
    支柱において、小径管の一側部で縦方向に複数の係止凹
    部を適宜間隔で段設し、大径管の上端部に嵌着した筒状
    体の一側部に前記小径管の係止凹部に下方から係合する
    係合子を可動に挿嵌した突張り伸縮支柱。
  2. 【請求項2】 小径管の一側部に管中心軸に平行状の摺
    動凹溝を形成し、該摺動凹溝内で適宜間隔毎に係止凹部
    を切込み形成し、前記摺動凹溝内を係合子が摺動するよ
    うにした請求項1記載の突張り伸縮支柱。
  3. 【請求項3】 筒状体の一側内部に設けた摺動溝の上部
    壁に外側向きの斜壁を形成して空部を設け、係合子の上
    端に鉤片と鉤片の下側に斜片と垂片とを連設した該係合
    子を前記筒状体の摺動溝内に挿嵌した請求項1又は2記
    載の突張り伸縮支柱。
JP1994016184U 1994-12-06 1994-12-06 突張り伸縮支柱 Expired - Lifetime JP3012078U (ja)

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