JP3132694U - ボール収納枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体構造の強度が向上するボール収納枠を提供する。
【解決手段】アレー状に排列され、地面と接触する一端にローラ23が組付けてある少なくとも三つの支持管20と、支持管の数量と同じな枢着管31が枢着しており、これらの支持管の軸方向に沿ってこれらの支持管の間に設けられ、各枢着管がそれぞれ各支持管に枢着される二つの台座と、両端がそれぞれ二つの台座30に連接されて台座と連動する連接具40と、を含むことを特徴とするボール収納枠。
【選択図】図3

Description

本考案は、ボール収納枠に係り、特に、全体構造の強度が向上になったボール収納枠に関するものである。
目下、球場で集められたボールは、戸棚に入れるか、又は球場の隅に放置することが一般であるが、そうすると、ボールの取出しが不便であるばかりか、球場も乱雑だと見え、だから、このような問題を解決ために、従来のボール収納枠10が市販になり、図1と図2に示すように、ボール収納枠10は、四つの支持管11と、四つの支枠12とを含み、互いに隣接している支持管11が支枠12で連結されて矩形に排列するようになり、前記四つの支枠12により、ボール収納枠10は、集めて収納し、又は展開して使用することができる。
前記四つの支持管11は、互いに隣接している支持管11だけが支枠12で連結されるので、全体構造が矩形の枠になり、外力を受けると変形し易く、ボールを長期間に支持すると、ボール収納枠10が変形して損壊になる虞がある。
本考案の主な目的は、全体構造の強度が向上になったボール収納枠を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本願の考案は、アレー状に排列され、地面と接触する一端にローラが組付けてある、少なくとも三つの支持管と、前記支持管の数量と同じな枢着管が枢着してり、これらの支持管の軸方向に沿ってこれらの支持管の間に設けられ、前記各枢着管がそれぞれ前記各支持管に枢着される二つの台座と、両端がそれぞれ前記二つの台座に連接されて前記台座と連動する連接具と、を含むことを特徴とするボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記連接具は、管体であり、その両端がそれぞれ前記二つの台座に締付けられ、前記二つの台座の作動方向は同様であることを特徴とする請求項1に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記連接具は、バネであり、その両端がそれぞれ前記二つの台座に係止され、前記二つの台座は相反方向に作動することを特徴とする請求項1に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記連接具は、ロープであり、前記二つの台座の作動方向は同様であることを特徴とする請求項1に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、更に、前記各支持管には二つのスライドスリーブが増設してあり、これらのスライドスリーブが前記各支持管にそれぞれ位置決められ、前記二つの台座の枢着管がこれらのスライドスリーブに枢着されることを特徴とする請求項1に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、更に、前記各支持管内には固定用片状バネが若干に増設してあり、前記固定用片状バネにより、これらのスライドスリーブが前記各支持管に係止されることを特徴とする請求項5に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記各支持管は、中空形状であり、メーン管と、補助管と、ローラと、締付リングと、から構成されるものであり、前記補助管は、一端にローラが組付けてあり、他端が前記メーン管に挿入され、前記締付リングは、前記メーン管の周面に締付けられ、前記メーン管の前記補助管が挿入された一端に位置されることを特徴とする請求項5に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記各支持管は、中空形状であり、メーン管と、補助管と、ローラと、押係リングと、から構成されるものであり、前記補助管は、一端にローラが組付けてあり、他端が前記メーン管に挿入され、前記押係リングは、前記メーン管の周面に組み付けられ、前記メーン管の前記補助管が挿入された一端に位置されることを特徴とする請求項5に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記各支持管のスライドスリーブはリベットによって前記メーン管に位置決められ、且つ前記各補助管の前記スライドスリーブをリベットによって位置決められる位置には溝が成形してあることを特徴とする請求項7に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記各支持管のスライドスリーブはリベットによって前記メーン管に位置決められ、且つ前記各補助管の前記スライドスリーブをリベットによって位置決められる位置には溝が成形してあることを特徴とする請求項8に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記各支持管のスライドスリーブはリベットによって前記各支持管に位置決められることを特徴とする請求項5に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記各支持管のスライドスリーブはC型係止リングによって前記各支持管に係止されることを特徴とする請求項5に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記各支持管の断面形状は、円形でもいいし、六角形でもいいし、八角形でもいいことを特徴とする請求項1に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本願の考案では、前記支持管の数量は四つであり、更に、前記各支持管にはスライドスリーブが二つ増設してあり、前記二つの台座の枢着管がスライドスリーブに枢着され、前記スライドスリーブが前記支持管に位置決められることを特徴とする請求項1に記載のボール収納枠であることを要旨としている。
本考案のボール収納枠によれば、全体構造の強度が向上になった効果を有する。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図3乃至図5を参照する。本考案の実施例のボール収納枠は、四つの支持管20と、二つの台座30と、一つの連接具40と、を含む。
前記支持管20は、全て円形断面を持つ管体であり、メーン管21と、補助管22と、ローラ23と、押係リング24と、二つのスライドスリーブ24とから構成されるものであり、前記補助管22は、一端にローラ23が組付けてあり、他端がメーン管21に挿入され、前記押係リング24は、メーン管21の周面に組み付けられ、前記メーン管21の補助管22が挿入された一端に位置され、押係リング24のメーン管21での締付位置を調整することにより、補助管22とメーン管21との間の弛緩度を調整することができ、且つ補助管22のメーン管21への挿入深さを調整すると、支持管20の高さを調整することができ、これらはよく知られた構成なので、説明を省略し、また、二つのスライドスリーブ25がそれぞれメーン管に位置決められ、その位置決め方法は、リベットを使用してもいいし、ねじなどを使用してもよく、これらはよく知られた構成なので、説明を省略し、そして四つの支持管20がアレー状に排列される。
前記各台座30は、各支持管20の軸方向に沿ってこれらの支持管20の間に設けられ、一つのねじ穴Aが開設してあり、且つ四つの枢着管31が枢着してあり、前記各枢着管31がそれぞれ各支持管20のと対応するスライドスリーブ25に枢着され、これにより、二つの台座30を中心として四つの支持管20を集めて収納し、又は展開して使用することができる。
前記連接具40は、ロッドであり、両端に外ねじ端aが成形してあり、前記二つの外ねじ端aがそれぞれ二つの台座30のねじ穴Aにねじ込まれ、これにより、二つの台座30の間の構造強度を強化するkとができ、且つ四つの支持管20が集められ、又は展開されているときに、二つの台座30が連動して同じ方向へ作動するようになる。
また、本考案のボール収納枠を展開すると、その上で物置ブラケットXを組付けることができ、また、本考案のボール収納枠を集めているときに、各支持管20がそれぞれ各枢着管31を押えると各枢着管31が回転するようになり、各枢着管31により台座30が各支持管20の軸方向へ移動し、そして二つの台座30が連接具40に連動されて同じ方向へ作動するようになり、この構成により、ボール収納枠を集めて収納袋Yに入れることができる。
また、図6と図7を参照する。図6と図7に示すのは本考案の実施例2であって、各支持管20は、メーン管21と、補助管22と、ローラ23と、二つのスライドスリーブ25と、押係リング26と、から構成されるものであり、前記補助管22は、一端にローラ23が組付けてあり、他端がメーン管21に挿入され、C型係止リングにより二つのスライドスリーブ25が各支持管20に係止され、また、押係リング26は、メーン管21の周面に取り付けられ、メーン管21の補助管22が挿入された一端に位置され、押係リング26により、補助管22とメーン管21との間の弛緩度を調整することができ、そして補助管22のメーン管21への挿入深さを調整することもでき、これらはよく知られた構成なので、説明を省略し、また、連接具40はロープであり、二つの台座30には段階形状の規制部Bがそれぞれ設けてあり、連接具40の両端がそれぞれ二つの台座30の規制部Bに係止され、このような構成により、四つの支持管20を集めているときに、二つの台座30も連動効果を有する。
また、図8乃至図10を参照する。図8乃至図10に示すのは本考案の実施例3であって、更に、各支持管20のメーン管21に固定用片状バネ27が若干に増設してあり、各固定用片状バネ27により、各スライドスリーブ25が各支持管20に係止され、二つの台座30には固定部Cがそれぞれ設けてあり、連接具40はバネであり、各支持管20にある二つのスライドスリーブ27がこれらの固定用片状バネ27のうちの二つに係止され、二つの台座30が相反方向に作動し、連接具40の両端がそれぞれ二つの台座30の固定部Cに設けられ、四つの支持管20を集めているときに、二つの台座30が互いに相反方向に移動すると共に、連接具40が引かれるようになり、また、四つの支持管20を展開しているときに、連接具40の回復力により二つの台座30が引かれるようになり、このような構成により、四つの支持管20を自動的に展開することができ、また、固定用片状バネ27を押えることによりスライドスリーブ25が固定用片状バネ27の規制から脱出すると、各スライドスリーブ25を別の高さを持つ固定用片状バネ27に係止することができ、そうすると、各支持管20に対する各台座30の高さを調整することができる。
また、本考案のボール収納枠の支持管20は、その数量が3つ以上あれば、本考案の機能を達成することができ、上記実施例では、支持管20が四つあるが、勿論、本考案はこれらに限定されなく、また、上記実施例では、各支持管の断面形状が円形であるが、本考案はこれらに限定されなく、すなわち、各支持管の断面形状は、例えば、図11に示すような六角形でもいいし、図12に示すような八角形でもいい。
また、各スライドスリーブ25がメーン管21に位置決められる場合には、リベットやねじなどを採用して位置決めると、図13と図14に示すように、各補助管22のスライドスリーブ25をリベットやねじなどによって位置決められる位置には溝221が成形してあり、このような構成により、補助管22は、メーン管21に挿入されている際に、スライドスリーブ25を位置決めるためのリベットやねじなどと互いに干渉しなくなる。
従来のボール収納枠の斜視図である。 従来のボール収納枠が集められた状態を示す概略図である。 本考案の斜視図である。 本考案のボール収納枠に物置ブラケットが設置された状態を示す概略図である。 本考案のボール収納枠が集められて収納袋に入れられた状態を示す概略図である。 本考案の連接具がロープである場合の斜視図である。 本考案の連接具がロープである場合の集められた状態を示す概略図である。 本考案の連接具がバネである場合の斜視図である。 本考案の連接具がバネである場合の集められた状態を示す概略図である。 本考案のスライドスリーブが固定用片状バネの規制から離脱した状態を示す概略図である。 本考案の支持管の断面形状が六角形である場合の概略図である。 本考案の支持管の断面形状が八角形である場合の概略図である。 本考案の補助管に溝が成形された状態を示す概略図である。 本考案の補助管に溝が成形された状態を示す断面図である。
符号の説明
10 ボール収納枠
11 支持管
12 支枠
20 支持管
21 メーン管
22 補助管
221 溝
23 ローラ
24 締付リング
25 スライドスリーブ
26 押係リング
27 固定用片状バネ
30 台座
A ねじ穴
B 規制部
C 固定部
31 枢着管
40 連接具
a 外ねじ端
X 物置ブラケット
Y 収納袋

Claims (14)

  1. アレー状に排列され、地面と接触する一端にローラが組付けてある、少なくとも三つの支持管と、
    前記支持管の数量と同じな枢着管が枢着してり、これらの支持管の軸方向に沿ってこれらの支持管の間に設けられ、前記各枢着管がそれぞれ前記各支持管に枢着される二つの台座と、
    両端がそれぞれ前記二つの台座に連接されて前記台座と連動する連接具と、を含むことを特徴とする、ボール収納枠。
  2. 前記連接具は、管体であり、その両端がそれぞれ前記二つの台座に締付けられ、前記二つの台座の作動方向は同様であることを特徴とする、請求項1に記載のボール収納枠。
  3. 前記連接具は、バネであり、その両端がそれぞれ前記二つの台座に係止され、前記二つの台座は相反方向に作動することを特徴とする、請求項1に記載のボール収納枠。
  4. 前記連接具は、ロープであり、前記二つの台座の作動方向は同様であることを特徴とする、請求項1に記載のボール収納枠。
  5. 更に、前記各支持管には二つのスライドスリーブが増設してあり、これらのスライドスリーブが前記各支持管にそれぞれ位置決められ、前記二つの台座の枢着管がこれらのスライドスリーブに枢着されることを特徴とする、請求項1に記載のボール収納枠。
  6. 更に、前記各支持管内には固定用片状バネが若干に増設してあり、前記固定用片状バネにより、これらのスライドスリーブが前記各支持管に係止されることを特徴とする、請求項5に記載のボール収納枠。
  7. 前記各支持管は、中空形状であり、メーン管と、補助管と、ローラと、締付リングと、から構成されるものであり、前記補助管は、一端にローラが組付けてあり、他端が前記メーン管に挿入され、前記締付リングは、前記メーン管の周面に締付けられ、前記メーン管の前記補助管が挿入された一端に位置されることを特徴とする、請求項5に記載のボール収納枠。
  8. 前記各支持管は、中空形状であり、メーン管と、補助管と、ローラと、押係リングと、から構成されるものであり、前記補助管は、一端にローラが組付けてあり、他端が前記メーン管に挿入され、前記押係リングは、前記メーン管の周面に組み付けられ、前記メーン管の前記補助管が挿入された一端に位置されることを特徴とする、請求項5に記載のボール収納枠。
  9. 前記各支持管のスライドスリーブはリベットによって前記メーン管に位置決められ、且つ前記各補助管の前記スライドスリーブをリベットによって位置決められる位置には溝が成形してあることを特徴とする、請求項7に記載のボール収納枠。
  10. 前記各支持管のスライドスリーブはリベットによって前記メーン管に位置決められ、且つ前記各補助管の前記スライドスリーブをリベットによって位置決められる位置には溝が成形してあることを特徴とする、請求項8に記載のボール収納枠。
  11. 前記各支持管のスライドスリーブはリベットによって前記各支持管に位置決められることを特徴とする、請求項5に記載のボール収納枠。
  12. 前記各支持管のスライドスリーブはC型係止リングによって前記各支持管に係止されることを特徴とする、請求項5に記載のボール収納枠。
  13. 前記各支持管の断面形状は、円形でもいいし、六角形でもいいし、八角形でもいいことを特徴とする、請求項1に記載のボール収納枠。
  14. 前記支持管の数量は四つであり、更に、前記各支持管にはスライドスリーブが二つ増設してあり、前記二つの台座の枢着管がスライドスリーブに枢着され、前記スライドスリーブが前記支持管に位置決められることを特徴とする、請求項1に記載のボール収納枠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015213550A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 陳登癸 伸縮機能付きボール収容バッグ
JP5845327B1 (ja) * 2014-09-11 2016-01-20 陳登癸 ボール収容枠

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