JP2569750Y2 - 棚の架設装置 - Google Patents

棚の架設装置

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JP2569750Y2
JP2569750Y2 JP1993068062U JP6806293U JP2569750Y2 JP 2569750 Y2 JP2569750 Y2 JP 2569750Y2 JP 1993068062 U JP1993068062 U JP 1993068062U JP 6806293 U JP6806293 U JP 6806293U JP 2569750 Y2 JP2569750 Y2 JP 2569750Y2
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shelf
hook
column
groove
hooks
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JP1993068062U
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JPH0730774U (ja
Inventor
芳一 田窪
Original Assignee
株式会社田窪工業所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この考案は、例えば台所用水切
棚を出窓等の開口部へ支柱を介して掛着架設するための
棚の架設装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来から、出窓の開口部へ左右一対の
支柱を立設し、両支柱間へ棚を引掛け鉤片により掛止し
て架設する各種の棚架設装置がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、前記棚の
架設装置においては、通常、支柱を丸管柱又は角管柱と
しその管柱の前面部に列設した掛止孔へ棚の側枠後部に
設けた鉤状の引掛爪を浅く掛止するだけのもので、掛止
部の掛合が浅く単純な掛止状態であるから、掛合部にお
いて左右上下にぐらつき易く、架設した棚が動揺して棚
上の載置物品の安全が確保し難いと言う問題がある。そ
こで、本考案において前記問題点を解決するよう支柱と
棚の掛止構造を改良し架設棚が安定を保持でき信頼性の
ある棚の架設装置を提供するを目的とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】 前記目的達成のため、
建物の壁部開口の上下両横枠間に左右一対の支柱を立設
し、両支柱に対設した掛止孔へ棚の両側端部に固着した
引掛爪を掛止することにより棚を架設するようにした装
置において、支柱は、外周面に複数の突条を形成しその
突条間に複数の掛止孔を列設した外管柱の内腔に、外周
前面部上下に亘って軸心方向に一条溝を凹設した内管柱
を摺動自在に差合わせて上下に突っ張るよう構成し、棚
を左右両支柱間に架設するため、棚の両側部に固着した
引掛爪の鉤部を、外管柱の掛止孔に掛合すれば、その鉤
部の先端部が前記内管柱の条溝に挿入挟着するよう構成
した。
【0005】
【作用】 引掛爪の後端部に形成した鉤片は、外管柱前
面の掛止孔に掛合すると同時にその先端部が内管柱の条
溝内に挿入挟着されるので、引掛爪が内外両管柱で上下
左右方向にしっかりと保持されるため、棚の掛止状態が
確実で棚が動揺して載置物品が転倒または落下するよう
なことがない。
【0006】
【実施例】 添付図面の各図に本考案一実施例の各要部
を図示してあり、図における符号Aは支柱、Bは棚を示
し、支柱Aは外管柱1と内管柱2とを摺動伸縮自在に差
合わせたものであって、外管柱1は、図2に拡大斜視図
で示してあるように、丸管体の外周面に突条1aを複数
設けることにより突条間に条溝1bが形成され、条溝1
bの底部に縦長条孔に形成した掛止孔1cを適宜間隔で
列設してあり、図1及び図3,図4に示すように、上端
部には内管柱2を挿通した円筒体3の一側部に押ねじ4
を螺挿した固定具5を挿着して押ねじ4により内管柱2
を固定するようにし、下端部には、コ字形の枠片6の内
部に回転ナット7を遊嵌し、回転ナット7に下方から螺
杆8a(図3,図4参照)を螺挿した台板8とでなる高
低調整具9を設けてある。
【0007】内管柱2は、外管柱1の上端から上方へ一
部分を突出させた上端部の外は殆んどの部分を外管柱の
内腔へ差合わし重合させてあり、外管柱1の内腔で摺動
して伸縮できる直径を有する丸管体で、外周前面部にお
いて上下に亘り軸心に向って絞りこみ形成した一条の条
溝2a(図5参照)を凹設し、条溝2aの両縁部におい
て所定間隔で亀裂孔2bを列設してあり、前記外管柱1
の上端に挿着した固定具5の押ねじ4の内端を亀裂孔2
bに挿入れて孔底を圧迫することにより外管柱1の内腔
に内管柱2を圧着固定するようにしてあり、その下方部
の差合わせ重合部においては、外管柱1の掛止孔1cに
挿通した棚側枠後端部に突設の鉤片13aが条溝2a内に
挿入挟着される(図5参照)よう形成してあり、上端部
には弾性片10aを上面に貼付けた円形の圧接板10をボス
10bにより挿着してある。
【0008】棚Bは、並列状に配置した複数の棚桟11…
の両端部を夫夫側枠12により連結して簀子状に形成し、
側枠12の後端部外側面に引掛爪13を付設してあり、該引
掛爪13は、図2に拡大図で示すように後端部に下向きL
形の鉤片13aを形成し、鉤片13aの前側下部に間隔gを
設けて鉤片と平行状に上下に突出する連続垂直板13bを
横向きL形に形成して一体的に延設し、該垂直板13bの
後縁部イと鉤片13aとを側枠12の後端12aから後方へ突
出させて垂直板13bを側枠12の外側面に重合固着してあ
る。
【0009】本考案の一実施例における各要部の構成は
上述のようであり、それら各要部の連係で棚を架設する
手法とその作用につき、図3,図4及び図5に従って説
明すると、先ず、支柱Aを建物開口部の上横枠C1 と下
横枠C2 との間に立設するに当り、予め外管柱1と内管
柱2との差合わせ長さ(支柱の全長)を上下両横枠の間
隔に合致させて固定具により内外両管柱を固定し、開口
部に嵌めこんだ後、支柱の下端部に設けた高低調整具9
の回転ナット7を捻回することにより支柱全体を上方へ
圧迫して上下両横枠に突張らせて固定する。その際に上
端部の圧接板10が弾性片10aを介して上横枠C1 下面に
圧接し、下端の台板8が下横枠C2 の上面に圧接するこ
とで支柱Aが開口部に固定されて立設する。かくして左
右一対の両支柱を棚Bの左右幅(両側枠後端の鉤片間
隔)に合致させて対設する。次に、棚Bを持って両側枠
後端に突出する両鉤片13a,13aを両支柱の対応する左
右両掛止孔1c,1cへ挿入し、之を深く押入れて内管
柱2の条溝2a内部に届くまで挿入した後、両鉤片挿入
部を下方へ押圧すると、両鉤片の前端が外管柱1の掛止
孔1cの下縁内面に引掛かって掛止する(図3参照)。
この掛止状態において、鉤片が内管体2の条溝2a内に
深く挿入挟着されて条溝壁で支持されるから、引掛爪が
左右に振れて棚が動揺することがない。また引掛爪13の
垂直板13bの後端上下部が掛止孔1cの上下両側に位置
して外管柱1の条溝1bの底面に当接すると共に、側枠
12の後端12aが外管柱1の突条1aの先端に当接し、上
下二箇所と左右二箇所が共に外管柱1の外側面に当椄し
て側枠12を支持するから、掛止部における係合状態が確
実で支持力が強く、従って棚の上下方向と左右方向との
振れ止め作用が併せて生じるので棚の動揺がなく安定を
保持する。
【0010】
【考案の効果】本考案においては、棚側枠後部に設けた
引掛爪とそれを掛止する支柱の形状と構造を前述の通り
構成したので、引掛爪を内外両管柱で同時に保持してお
り、両支柱に対して各棚が強力に掛着して架設され確実
堅固な架設状態で棚の支持力に信頼性があり、載置物品
の荷重に対して十分に耐え得る安全性がある。なお、支
柱と棚の取付け取外しが自在であるから移設が自在であ
って、任意位置へ容易に棚を設置できる利点があり、利
用範囲が広範で汎用性を有する棚の架設装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の棚の一側要部のみを示す斜
視図
【図2】図1における支柱と棚側枠との掛止要部を分離
して示す拡大分解斜視図
【図3】本考案一実施例の棚架設状態を一部断面で示す
拡大左側面図
【図4】本考案一実施例の棚架設状態における右側部内
側断面を示す拡大縦断面図
【図5】本考案一実施例の支柱と棚の掛止要部を断面で
示す拡大水平断面図
【符号の説明】
A…支柱 B…棚 1…外管柱 1a…突条 1b…条溝 1c…掛止孔 2…内管柱 2a…条溝 2b…亀裂孔 5…固定具 9…高低調整具 10…圧接板 12…側枠 13…引掛爪 13a…鉤片 13b…垂直板 g…間隙

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に複数の突条を形成しその突条間
    に複数の掛止孔を列設した外管柱の内腔に、外周前面部
    上下に亘って軸心方向に条溝を凹設した内管柱を摺動自
    在に差合わせて上下に突っ張ることにより、建物の壁部
    開口の上下両横枠間へ左右一対の支柱を立設し、棚の両
    側部に固着した引掛爪の鉤部を、前記外管柱の掛止孔に
    掛合し、その鉤部の先端部を前記内管柱の条溝に挿入挟
    着したことを特徴とする棚の架設装置。
JP1993068062U 1993-11-25 1993-11-25 棚の架設装置 Expired - Lifetime JP2569750Y2 (ja)

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JPH0730774U JPH0730774U (ja) 1995-06-13
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KR101440265B1 (ko) 2014-06-05 2014-09-17 진향순 높이조절기능을 갖는 빨래건조대
KR20230100272A (ko) * 2021-12-28 2023-07-05 박재현 프로파일 옷걸이용 높이조절 승강플레이트의 유동방지구조

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JPS61203909A (ja) * 1985-03-04 1986-09-09 株式会社 田窪工業所 支柱

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