JPH02117697A - 抗凝固活性を有する新規ポリペプチド - Google Patents

抗凝固活性を有する新規ポリペプチド

Info

Publication number
JPH02117697A
JPH02117697A JP1145521A JP14552189A JPH02117697A JP H02117697 A JPH02117697 A JP H02117697A JP 1145521 A JP1145521 A JP 1145521A JP 14552189 A JP14552189 A JP 14552189A JP H02117697 A JPH02117697 A JP H02117697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polypeptide
dna
formula
plasmid
sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1145521A
Other languages
English (en)
Inventor
Reinhard Maschler
ラインハルト マシュラー
Verena Steiner
フェレナ シュタイナー
Markus G Gruetter
マルクス ゲルハルト グリュッター
Fritz Raschdorf
フリッツ ラシュドルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UCP Gen Pharma AG
Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
UCP Gen Pharma AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB888813876A external-priority patent/GB8813876D0/en
Application filed by Ciba Geigy AG, UCP Gen Pharma AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPH02117697A publication Critical patent/JPH02117697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/81Protease inhibitors
    • C07K14/815Protease inhibitors from leeches, e.g. hirudin, eglin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗凝固活性を有する新規なポリペプチド、そ
の製造方法及び手段、該ポリペプチドを含有する医薬組
成物、並びに抗凝固剤としてのその使用に関する。
〔従来の技術〕
薬用水蛭〔ヒルド・メディシナリス(Hirud。
medici匣且蛙は数世紀にわたり医療において使用
されて来た。水蛭の唾液中に存在する多くの生物学的に
活性なペプチドの中でも、ヒルジン(hirudin)
は知られている最も強いスロンビン阻害物質であるため
に特に興味深い。ヒルジンはスロンビンと特異的に反応
し、そしてそれ故に血液の凝固を防止する。このものは
抗原性を有さb、毒性が低く、そして変化しない分子が
ほとんど完全に腎臓を介して排出される。ヒルジンの単
離、精製及び医薬としての性質はP、Walsmann
等(Pharmazie 36,653(I981) 
)により総説されており、そしてその−次構造はJ 、
 Dod を等(Biol、Chem、IIoppe−
5eyler  366 +379(I985) )に
より解明されている。
最近、ヒルジン又はヒルジン変形体をコードするcDN
A及び合成遺伝子がクローン化され、そして微生物宿主
、例えば大腸菌(Escherichia  co旦)
及びサツカロミセス・セレビシェ−3accharom
 cescerevisiae)中で発現されている(
ヨーロッパ特許出願No、 158,564及びNo、
 168.342を参照のこと)。
この発現生成物はyyr61における硫酸モノエステル
基を欠く−そしてそれ故に「デスルファトヒルジン(d
esulphatohirudin) Jと称される−
が、これらは、チロシン残基が硫酸モノエステルとして
存在する天然ヒルジンとおよそ同じ生物学的活性を示す
ヒルジンの高い療法上の可能性は議論の余地がなくそし
て一船に認められているところであるが、動物に投与し
た場合、ヒルジンの比較的短い半減期(F、Markw
ardt、Biomed、旧oche+++、Acta
 46+237(I987)を参照のこと〕は、更なる
研究によって解決されるべき残された潜在的問題点であ
る。この欠点、並びに血栓症及び類似の状態の予防及び
治療のための抗スロンビン剤の非常に高い有用性を考慮
して、抗スロンビン活性に関してヒルジンに匹敵し、そ
して有利には長い作用持続時間を示すポリペプチドが強
くもとめられている。この様な抗スロンビン活性を有す
るポリペプチドを一提供することが本発明の1つの目的
である。
驚くべきことに、水蛭ヒルジナリア・マニレンシス劉力
1虹止m堕 國囮ユ捷j1吐がヒルリン(hirull
in)と称するポリペプチド類を生産し、このポリペプ
チドは構造的観点からヒルジンと遠い関係にあり、且つ
強い抗スロンビン活性を示すことが見出された。
従って本発明は、次のアミノ酸配列(I):MRYTA
CTESG QNQCICEGND VCGQGRNC
QF DSSGKKCVEGEGT“RKPQNEG 
QHDFDPIPEE YLSを有するアミノ酸63個
のポリペプチド、及び次のアミノ酸配列(■): VSYTDCTSGQ  NYCLCGGNFCGDG
KHCEMDG  5ENKCVDGEGTPKRQT
” 5GPS DFEEFSLDDr EQ(n) を有するアミノ酸62個のポリペプチド(式中、T4は
スレオニンを表わし、そのヒドロキシ基は遊離であるか
又はグリコシル化されており、そしてZはチロシンのフ
ェノール性水素原子又は基−30311を表わす)から
成る群から選択されたポリペプチド、及びその塩に関す
る。
式(I)のポリペプチドは「デスルファトヒルリン(d
esulphatohirullin)P6」(Zが水
素)、又は「ヒルリン(hirulin)P6 J  
(ZがM−5(h)l)と称される。式(II)のポリ
ペプチドは「ヒルリン(hirullin)PI3 J
 と称される。
式(I)及び(II)において使用される単文字コード
は次の意味を有する。
(A)アラニン、(C)システィン、(D)アスパラギ
ン酸、(E)グルタミン酸、(F)フェニルアラニン、
(G)グリシン、(H)ヒスチジン、(I)イソロイシ
ン、(K)リジン、(L)ロイシン、(M)メチオニン
、(N)アスパラギン、(P)プロリン、(Q)グルタ
ミン、(R)アルギニン、(S)セゾン、(T)スレオ
ニン、(V)バリン、(Y)チロシン 水蛭H,マニレンシス(H,manillensis)
により生産される式(II)の化合物においてスレオニ
ンT”に〇一連結しているグリコシル基は次の式(): %式%() (式中、5NAcはN−アセチルガラクトサミン又はN
−アセチルグルコサミンであり、Sはガラクトース、マ
ンノース又はグルコースであり、そしてFucはフコー
スである) により表わすことができる。水蛭H,マニレンシスによ
り生産される式(I)の化合物は、はとんどの場合スレ
オニンT1に〇一連結しているグリコシル基を有し、こ
れは次の式(B)ニー5NAc−S        (
B )(式中、5NAc及びSは上記の意味を有する)
で表わされる。水蛭H,マニレンシスにより生産される
式(I)の化合物の微小部分は上記式(A)のグリコシ
ル基を担持するスレオニン基T′″を含む。
本発明の化合物は遊離の形又はその塩の形で存在するこ
とができる。これらは幾つかのアミノ酸残基中に遊離の
アミノ基及びグアニジノ基を含有するため、本発明の化
合物は酸付加塩の形で存在し得る。適当な酸付加塩は特
に常用の医薬として許容される酸との生理的に許容され
る塩である。
代表的な無機酸はハロゲン化水素酸(例えば塩酸)、そ
してさらに硫酸、リン酸及びビロリン酸である。
代表的な有機酸は特にアレーンスルホン酸(例えばベン
ゼンスルホン酸又はp−トルエンスルホン酸)、又は低
級アルカンスルホン酸(例えばメタンスルホン酸)、並
びにカルボン酸、例えば酢酸、乳酸、バルミチン酸、ス
テアリン酸、リンゴ酸、酒石酸、アスコルビン酸及びク
エン酸である。しかしながら、ヒルリンはまた幾つかの
アミノ酸残基中に遊離カルボキシル基を含有し、このカ
ルボキシル基は全体ペプチドに酸性を付与するので、こ
れらはまた塩の形、例えばナトリウム塩、カリウム塩、
カルシウム塩又はマグネシウム塩の形で、あるいはさら
にアンモニア又は生理的に許容される有機窒素含有塩基
に由来するアンモニウム塩として存在し得る。しかしな
がら、これらは遊離カルボキシル基及び遊離アミノ基(
グアニジノ基)を同時に含有するので、これらはまた内
部塩の形でも存在し得る。
本発明の新規ポリペプチドの製造方法の1つは、沈澱法
及びクロマトグラフ法の組み合わせにより水蛭種ヒルジ
ナリア・マニレンシスの体から該ポリペプチドを単離し
、そして所望により、Zが基−5o:IHである式(I
)の化合物中の該硫酸モノエステル基を加水分解により
除去し、そして/又は所望により、得られた式(I)又
は(II)の化合物中のグリコシル基を加水分解又は酸
分解により除去し、そして/又は所望により、遊離カル
ボキシ基及び/又はアミノ基を有する得られたポリペプ
チドを塩に転換し、又は得られた塩を遊離化合物に転換
することを含んで成る。
ヒルシ 1ア・マニレンシス ゛のヒルフンの■ 本発明に従うヒルリンの単離はそれ自体既知の態様で行
われる。すなわち、ヒルジナリア・マニレンシス種(例
えば中国に存在する)に属する水蛭を集め、殺し、そし
て次に凍結する。好ましくは、水蛭全体を処理するが、
ヒルリンをより多く含有する頭部を用いることもできる
。しかしながら、最少量の純粋な物質を得るのに数千匹
の水蛭が必要であるから、斬首は非常に時間を要する工
程である。抽出の前に、凍結されたヒルを翼ホモジナイ
ザーにより破砕する。粗ヒルリンを冷有機溶媒、例えば
アセトン又はエタノール中で沈澱せしめる。適用できる
適当な方法はり、Bagdy等[Thromb、Res
、  2.229(I973) )により記載されてい
る。好ましくは沈澱を凍結乾燥により乾燥し、そして更
に精製する前に冷乾燥状態に保持する。
得られた粗抽出物を、クロマトグラフ法、例えばゲル濾
過、アフィニティー試薬としてポリクローナル抗−ヒル
リン抗体もしくはモノクローナル抗−ヒルリン抗体(当
業界において知られている方法により製造することがで
きる)又は特にスロンビンを用いるアフィニティークロ
マトグラフィ、逆相高速液体クロマトグラフィー、イオ
ン交換クロマトグラフィー、例えば陽イオンもしくは陰
イオン交換クロマトグラフィー、シリカゲル、アルミナ
もしくはヒドロキシアパタイト上でのクロマトグラフィ
ー、等の組み合わせにかける。
第一精製工程としてゲル濾過が非常に有用である。なぜ
なら、7000ダルトンのヒルリンからより高分子の蛋
白質(例えば消化酵素)が分離されるからである。ゲル
濾過はそれ自体既知の方法である。適当なゲルはデキス
トラン、デキストランアクリルアミド、ポリアクリルア
ミド等を基礎とするものである。特定のゲル濾過法はJ
、Dodt (Biol。
Chem、Hoppe−5eyler 367.803
(I986))により記載されており、この方法におい
てはセファデックスG75(エピクロルヒドリンで架橋
されたデキストラン)、及び0゜3MNa(j!を含有
する緩衝液(pH7,8)を使用する。しかしながら−
層良好な分離性のためセファデックスG50スーパーフ
アインが好ましい、溶離剤として0.1M酢酸が非常に
便利であり、これは次の脱塩工程を省略することができ
るからである。他の揮発性溶離剤、例えば蟻酸、ピリジ
ン−酢酸、又はトリメチルアミノ−蟻酸を用いることも
できる。ベツドボリウムの最大5%に相当する容量中に
30〜70■/Id、好ましくは50■/Idの蛋白質
濃度となる様にサンプルを溶離剤に溶解し、そしてあら
かじめ平衡化したカラムに適用する。
第二の精製工程において、ゲル濾過の溶出液を、適当な
マトリクス、例えばアフィゲル(Affigel)又は
臭化シアンで活性化されたセファロースに結合したスロ
ンビンを用いるアフィニティークロマトグラフィーにか
けることができる。スロンビン力ラムは次の様にして調
製することができる。第一段階として、市販のスロンビ
ンをゲル濾過により精製する。溶離剤としてpH範囲6
〜7の緩衝液を使用する。両分の活性は血液凝固試験C
F。
Markivard を等、Thromb、Ilaem
ost、 47,226(I987))により検出する
ことができる。次の段階において、活性画分をプールし
、そして製造者により記載されているようにしてアフィ
ニティー支持体、例えばアフィゲル(バイオラド)に結
合せしめる。スロンビン阻害物質の溶出はベンズアミジ
ンにより行うことができる。この後者の方法はP、Wa
lsmann(Pharmazie 36.860(I
981) )により記載されている。これによれば、活
性ヒルリンを含有するサンプルを希NaCβ溶液に10
〜50■蛋白質/ trdlの濃度で溶解する。ベツド
ボリウム成泡り約30■の蛋白質を適用する。非結合蛋
白質を塩溶液又は希酢酸ナトリウム溶液により洗浄除去
した後に、結合したペプチドをベンズアミジンにより溶
出する。
ヒルリンからベンズアミジンを分離するために、アフィ
ニティーカラムをゲル濾過カラムと組み合わせることが
できる。活性画分を脱塩し、そして凍結乾燥により乾燥
する。
前記のアフィニティークロマトグラフィーに代るものと
してイオン交換クロマトグラフィーがある。ヒルリンの
等電点はpi(4の範囲であるから、pl(5〜5.6
でのサンプルの適用が好ましい。なぜなら、かなりの量
の不所望の蛋白質が、活性画分の溶出の前に塩溶液によ
り洗浄除去され得るからである。ヒルリンは高塩濃度に
おいて溶出するので、全ヒルリン類を段階的グラジェン
トにより溶出することができる。同時溶出する夾′a物
は次の精製工程において分離することができる。段階的
グラジェントの代りに浅塩グラジェント(shallo
wsalt gradient)を適用する場合、ヒル
リンのアイソホーム(isoform)を分離すること
ができる。
最終精製の間、ヒルリンのアイソホームが相互に分離さ
れる。最終精製は好ましくは少なくとも2つの異る段階
を含む。例えば、ペプチド類をRPc、8HPLCカラ
ムに適用しそして0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)
を含有する水/アセトニトリルによりグラジェント溶出
する。単一ピーク画分を集め、そして同一の条件下で再
クロマトグラフ処理する。次に、単一ピーク画分をTF
Aではない他のイオン対試薬、例えばヘプタフルオロ酪
酸にかけ、あるいは他の固定相、例えばRPシリカフェ
ニル充填剤にかける。精製の最終段階として、逆相分離
に代えて、例えばファルマシアFPLC系でMonoQ
カラムを使用する高分離イオン交換クロマトグラフィー
が好ましい。揮発性溶離剤、例えば蟻酸/アンモニアを
使用する場合脱塩段階を省略することができる。
Zが基−3O,Hである得られる弐N)の化合物におい
て、基−5o、Hは加水分解により除去することができ
る。加水分解は、穏和な条件下でフェノール性硫酸エス
テル基を開裂して遊離のフェノール性ヒドロキシル基を
生成せしめる特異的酵素、すなわちアリールスルファタ
ーゼ(arylsulfataze)が好ましい。硫酸
化ヒドロキシル基の生物学的開裂は、濃縮された活性成
分を含有する適当な酵素調製物又は単離された酵素によ
りより行うことができ、あるいは適当な酵素系をその場
で使用することができる。すなわち、生きているか又は
死んでいる生物材料、例えば増殖中の又は休止している
微生物、細胞培養物、細胞ホモジネート又は自己消化物
を用いることができる。特に、本発明の化合物は、水性
の、好ましくは緩衝化された溶液又は懸濁液中で、個々
のアリールスルファターゼ調製物、例えばヘリックス・
ポマチア(Helix匹肌旦針のアリールスルファター
ゼを用いて、酵素処理のために通常用いられる濃度にて
、例えば約20°C〜45°c、そして好ましくは25
°C〜30°Cの範囲で処理される。弱い酸性反応、す
なわち約4〜7、特に約5〜6のpHが好ましく、この
値は、有機カルボン酸とアルカリ金属又は有機塩基との
塩、例えば酢酸ナトリウム又は好ましくは酢酸ピリジン
(pH約5.4)の約0.03〜0.3M溶液により調
整される。使用される酵素と基質(ヒルリン)との比率
は一般に対応する調製物の活性に依存し、そして通常、
約1=1〜1:1000、好ましくは約1:5〜1:2
0である。可能性ある最も高い純度及び活性を有する酵
素を使用するのが有利である。アリールスルファターゼ
は硫酸基の除去のみならず導入をも触媒し、そして出発
物質と最終生成物と間の平衡調整に影響を与えるので、
各酵素調製物について予備実験により、最適濃度、基質
との比率、及び脱硫酸化に必要な時間を決定するのが好
ましい。原則として、反応は数分間後に完了する。
しかしながら、反応生成物の質は活性酵素とのより長い
接触の後(例えば、反応混合物が放置された場合)でも
害されない。
酵素的脱硫酸の過程は反応混合物から採取したサンプル
の生物分析(bioanalysis)により追跡する
ことができる。例えば、サンプルを短時間(例えば約3
分間)約100’Cに加熱することにより酵素活性を破
壊し、そして基質をカルボキシペプチダーゼYにより処
理する。原則として、ペプチド鎖の分解は約15分間に
非常に進行するので、61位の硫酸化された及び/又は
遊離のアミノ酸(yyr&+)が完全に切断され、そし
てそれ故に常用のアミノ酸分析機における測定のために
利用可能にされる。
〇一連結されたグリコシル基を含有する式(I)又は(
If)の化合物において、このグリコシル基はそれ自体
既知の方法で、例えば加水分解又は酸分解により、例え
ば、アニソールのごとき不活性溶剤中でトリフルオロメ
タンスルホン酸で処理することにより、好ましくは反応
温度を約O″C〜5°Cに保持するように冷却すること
により除去することができる。文献において知られてい
る他の方法を使用することもできる。
本発明の新規なポリペプチドを製造するための他の方法
は、該ポリペプチドをペプチド合成により化学的に合成
することである。この合成は、それ自体既知の方法〔例
えば、)Iouben−Weyl、Vo/ 15/1及
び15/ 2 ; 5ynthere von Pep
tiden(E。
Wjnscb)扁集を参照のこと〕により、適当な保護
されたアミノ酸を用いて行うことができる。例えば、1
2個までのアミノ酸残基を有する短いペプチド断片を調
製し、そして次に、あらかじめ定められた順に縮合せし
めることにより本発明のポリペプチドを得ることができ
る。他の方法は、ポリマー支持体上でペプチド鎖を延長
することを含む(メリフィールド合成)。スレオニン及
び/又は千ロジンユニットに対応する0−グリコシル化
スレオニン基及び/又は〇−硫酸化チロジン基を含むペ
プチドの合成のため、この様な〇−置換基をすでに含有
するそれらを使用し、そして反応条件を、グリコシルス
レオニルユニット及び/又はスルファトチロシルユニッ
トが無傷のまま残るように選択する。
本発明のポリペプチド、特にグリコシル化スレオニン及
び/又は硫酸化チロシン残基を含有しないポリペプチド
の製造のための第三の特に好ましい方法は、それ自体既
知の方法で組換DNA技法を利用する方法である。この
方法は、本発明のポリペプチドのいずれかをコードする
DNA配列に作用可能に連結されたプロモーターを含ん
で成るハイブリドベクターにより形質転換された宿主細
胞を培養し、該ポリペプチドを単離し、そして所望によ
り、遊離カルボキシル基及び/又はアミノ基を有する得
られたポリペプチドを塩に、又は得られた塩を遊離ポリ
ペプチドに転換することを含んで成る。さらに具体的に
は、この方法は、a0本発明のヒルリンポリペプチドを
コードするDNAを得; b、このDNAをベクターに挿入し; C9得られたハイブリドベクターを形質転換により宿主
生物に導入し; d、この形質転換された宿主を、ヒルリンポリペプチド
の発現を許容する条件下で培養し;そして e、ヒルリンポリペプチド又はその塩を単離する; ことを含んで成る。
ヒル奮ン コード るDNA 本発明はヒルリンポリペプチド、特にヒルリンP6又は
ヒルリンP18をコードするDNAに関する。
本発明のDNAは好ましくはその末端に例えば3〜10
個のヌクレオチドを含んで成る短いフランキング配列を
有し、このヌクレオチドは適切な制限部位を有しそして
ベクターへのDNAの挿入を可能にする。
本発明のDNAはそれ自体既知の方法によって製造する
ことができる。例えば、DNAを化学的に製造すること
ができ、あるいはその断片を化学合成により製造し、そ
して所定の態様で酵素的に連結することができる。
DNAの化学合成はそれ自体既知の方法により行われる
。適当な方法はS、^、Narang (Tetrah
edron39、3 (I983) )により、及びヨ
ーロッパ特許出願Nα146785中に記載されている
本発明はさらに、ヒルリンポリペプチドをコードするD
NA配列を含有するハイブリドベクターに関し、このD
NA配列は、この発現ベクターにより形質転換された宿
主細胞中でヒルリンポリペプチドが発現されるように発
現制御配列により制御されるものである。
本発明のハイブリドベクターは例えば、ヒルリンポリペ
プチドをコードするDNA配列を、該DNA配列を制御
する発現制御配列を含有するベクターDNAに挿入する
ことにより製造される。
適当なベクターの選択は形質転換のために用いられる宿
主細胞に依存する。適当な宿主は例えば微生物、例えば
酵母、例えばサツカロミセス・セレビシェ−(Sacc
harom ces  cerevistae)及び細
苗の株、特に大腸菌(Escherichia  co
li)の株、そしてさらにバシルス・ズブチリス(Ba
cillussubtilis) 、並びに高等生物の
細胞、特に樹立されたヒト又は動物の細胞系である。
原理的には、選択された宿主中で複製しそしてヒルリン
ポリペプチドをコードする本発明のDNA配列を発現す
るすべてのベクターが適当である。
大腸菌株中でのヒルリンポリペプチドの発現のために適
当なベクターは例えばバクテリオファージ、例えばバク
テリオファージの誘導体、又はプラスミド、例えば特に
プラスミドCo121及びその誘導体、例えばpMB9
. psF2124. pBR317又はpBR322
である。好ましいベクターはプラスミドpBR322に
由来する。適当なベクターは、完全なレプリコン、及び
発現ベクターにより形質転換された微生物の選択及び同
定を表現型マーカーにより可能にするマーカー遺伝子を
含有する。適当なマーカー遺伝子は微生物に例えば重金
属、抗生物質等に対する耐性を付与する。さらに、本発
明の好ましいベクターは、レプリコン及びマーカー遺伝
子領域のほかに制限エンドヌクレア、−ゼのための認識
配列を含有し、その結果ヒルリンポリペプチドをコード
するDNA配列、及び適当な場合には発現制御配列を該
認識配列部位に挿入することが可能である。
発現を制御するために幾つかの発現制御配列を用いるこ
とができる。使用される発現制御配Jlは特に、感賞転
換されるべき宿主細胞め強く発現される遺伝子の発現制
御配列である。゛ハイブリドベクターとしてpBR32
2を使用し、そして宿主微生物として大腸菌を使用する
場合、適当な発現制御配列(これは特にプロモーター及
びリボゾーム結合部位を含む)は例えば、ラクトースオ
ペロン、トリプトファンオペロン、アラビノースオペロ
ン等の発現制御配列、β−ラクタマーゼ遺伝子のプロモ
ーター、ファージλPLプロモーター等である。
β−ラクタマーゼ遺伝子(β−1ac遺伝子)のプロモ
ーターがプラスミド中にすでに含まれているとしても、
他の発現制御配列をプラスミドに挿入しなければならな
い。場合によっては、発現制御配列は大腸菌中で機能す
るシグナルペプチドをコードするDNA配列に作用可能
に連結されており、このシグナルペプチドをコードする
DNA配列は適切なリーディングフレーム内でヒルリン
遺伝子に連結されている。
好ましいハイブリドベクターは酵母プロモーターを含有
しており、このプロモーターはシグナルペプチドをコー
ドする第−DNA配列に作用可能に連結されており、こ
の第−DNA配列はヒルリンポリペプチドをコードする
第二DNA配列及び酵母転写終止シグナルを含有するD
NA配列に適切なリーディングフレーム内で連結されて
いる。
酵母プロモーターは制御される(regu la te
d)プロモーター、例えば贋プロモーター、ADH2プ
ロモーターもしくはGALLプロモーター、又は構成的
プロモーターである。構成的酵母プロモーターは好まし
くは、高度に発現される酵母遺伝子、例えば解糖系酵素
をコードする遺伝子に由来し、例えば、エノラーゼ、グ
リセルアルデヒド−3−ホスフェート・デヒドロゲナー
ゼ(C,AP) 、3−ホスホグリセレート・キナーゼ
(PC,K) 、さらにはADHIプロモーター、及び
上流活性化部位が除去された短縮された酸性ホスファタ
ーゼPH05プロモーターである。特に好ましいプロモ
ーターは、GAPプロモーター、及びGAP遺伝子の−
550と−180との間のヌクレオチド、特にヌクレオ
チド−540、−263又は−198から始まりそして
ヌクレオチド−5で終るその機能的断片、並びに鷹遺伝
子の−200と−150との間のヌクレオチド、特に−
173のヌクレオチドから始まりそしてヌクレオチド−
9で終る短縮された構成的皿プロモーターである。
シグナルペプチドをコードするDNA配列(「シグナル
配列」)は好ましくは、通常分泌されるポリペプチドを
コードする酵母遺伝子に由来するものである。酵母シグ
ナル配列は例えば酵母インベルターゼ、l−ファクター
、フェロモンペプチダーゼ(KEXI)、「キラートキ
シン(Killertoxin) J及び抑制性酸性ホ
スファターゼ(@)の各遺伝子シグナル配列及びプレプ
ロ配列、並びにアスペルギルス・アワモリ(As er
 1llus4係μこυ−からのグルコアミラーゼシグ
ナル配列である。あるいは、使用されるプロモーターに
天然にリンクしている遺伝子(例えば皿皿)のシグナル
配列(もし存在すれば)の部分と他の異種性蛋白質のシ
グナル配列の部分との連結により融合シグナル配列を構
成することができる。シグナル配列とヒルリンのアミノ
酸配列との間の正確な開裂を可能にする組み合わせが好
ましい。特異的なプロセシングシグナルを担持している
か又は担持していないプロ配列又はスペーサー配列のご
とき追加の配列を構成物中に含めることにより前駆体分
子の正確なプロセシングを促進することもできる。
あるいは、生体内又は生体外で適正な成熟を可能にする
内部プロセシングシグナルを含有する融合蛋白質を生じ
させることもできる。例えば、プロセシングシグナルは
、ゴルノ(Golgi)膜中に存在する酵母エンドペプ
チダーゼにより認識されるLys−Arg残基を含有す
る1本発明の好ましいシグナル配列は酵母PH05遺伝
子のシグナル配列、及び酵母インベルターゼ遺伝子のシ
グナル配列である。
酵母転写停止シグナルを含有するDNA配列は好ましく
は、転写停止及びポリアゾニレ−ジョンのための適切な
シグナルを含有する酵母遺伝子の3′フランキング配列
である。適当な3′フランキング配列は例えば使用され
るプロモーターに天然にリンクしている酵母遺伝子のそ
れである。好ましいフランキング配列は酵母鷹遺伝子の
それである。
酵母プロモーター、シグナルペプチドをコードするD−
N A配列、ヒルリンポリペプチドをコートするI)N
A配列及び酵母転写停止シグナルを含有するDNA配列
が相互に作用可能に(operably)連結される。
すなわち、これらがその正常な機能を維持する態様で並
置(juxtapose)される。この並びは、プロモ
ーターがヒルリン遺伝子(場合によってはシグナル配列
に先行される)適切な発現を行い、転写停止シグナルが
転写及びポリアゾニレ−ジョンの適切な停止を行い、そ
して場合によっては存在するシグナル配列が適当なリー
ディングフレーム内でヒルリン遺伝子に連結していて該
シグナル配列の最終コドンがヒルリンの遺伝子の第一コ
ドンに直接に結合しており、そしてヒルリンポリペプチ
ドの分泌が起こる、こととなる様な並びである。プロモ
ーター及びシグナル配列が異る遺伝子に由来する場合、
プロモーターは好ましくは、主要mRNA開始(moj
or n+RNA 5tart)と該プロモー9−に天
然にリンクしている遺伝子のATGとの間でシグナル配
列に連結される。シグナル配列は翻訳開始のためにそれ
自身のATG有すべきである。これらの配列の連結は、
エンドヌクレアーゼの認識配列を担持する合成オリゴヌ
クレオチドリンカーにより行うことができる。
発現カセットとは別に、本発明の酵母ハイブリドベクタ
ーは酵母復製起点を含有する。すなわち、ハイブリドベ
クターは複製起点を含有する2ミクロンDNAに由来す
るDNAセグメントを含有し、あるいは2ミクロンDN
Aを含有しない酵母株が使用される場合には全2ミクロ
ンDNAを含有する。後者のタイプのベクターが好まし
い。
本発明の好ましいハイブリドベクターは線状化された形
の完全な2ミクロンDNAを含有する。
すなわち、2ミクロンDNAは制限エンドヌクレアーゼ
により一度開裂され、この線状化されたDNAがベクタ
ーの他の成分と連結された後に再還化される。REPI
 、 REP2及びFLP遺伝子並びにORI、 ST
B、 IRI及びIR2部位の正常な機能が維持される
様に当該制限部位が選択される。場合によっては、該制
限部位は2ミクロンDNAのD遺伝子も無傷のまま維持
されるように選択される。好ましい制限部位は、D遺伝
子内に位置するユニクP s t I 、並びに前記す
べての遺伝子及び部位の外側に位置するユニーク5na
81部位である。
好ましくは、本発明の酵母ハイブリドベクターは、1個
又は複数個の、特に1個又は2個の酵母選択遺伝子マー
カー並びに細菌宿主、特に大腸菌用の選択遺伝子マーカ
ー及び複製起点を含有する。
酵母用選択遺伝子マーカーについては、マーカー遺伝子
の表現型発現に基いて形質転換体の選択を容易にする任
意のマーカー遺伝子を使用することができる。酵母のた
めの適当なマーカーは例えば、抗生物質耐性を発現する
もの、又は栄養要求性酵母変異株の場合には宿主の障害
を補完する遺伝子である。対応する遺伝子は例えば抗生
物質6418、ハイグロマイシンもしくはプレオマイシ
ンに対する耐性を付与し、又は栄養要求性酵母変異株に
原栄養性、例えばfi 、 LEII2 、 LYS2
又は■■遺伝子を提供する。
ハイブリドベクターの増幅が大腸菌中で便利に行われる
ように、大腸菌遺伝子マーカー及び大腸菌複製起点を含
めるのが有利である。これらは、大腸菌複製起点及びア
ンピシリンのごとき抗生物質に対する耐性を付与する大
腸菌遺伝子マーカーの両者を含有する、大腸菌プラスミ
ド、例えばpBR322、又はpucプラスミド、例え
ばpUc18もしくはpUc19から得ることができる
本発明の酵母ハイブリドベクターの製造方法は、ヒルリ
ンポリペプチドをコードするDNA配列に作用可能に連
結された酵母プロモーターを含んでなる発現カセット、
並びに酵母及び細菌宿主のための選択遺伝子マーカー並
びに酵母及び細菌宿主のための複製起点の各々を含有す
る各DNA断片を所定の順序に連結することを含んで成
る。
ノー−゛ 本発明はまた、ヒルリンポリペプチドをコードするD 
N A配列を含有するハイブリドベクターにより形質転
換された宿主生物に関し、このDNAは発現制御配列に
より制御される。
この宿主生物の製造方法は、ヒルリンポリペプチドをコ
ードしておりそして発現制御配列により制御されるDN
A配列を含有するハイブリドベクターにより宿主生物を
形質転換することを含んで成る。
適当な宿主生物は例えば前記の微生物、特にサツカロミ
セス・セレビシェ−の株である。本発明のハイブリドベ
クターによる形質転換は例えば文献に記載されているよ
うにして、例えばS、セレビシェ−についてはA、1l
innen等、Proc、Natl、Acad。
Sci、USA 75.1929(I978)により、
B、ズブチリスについては/lnagnostopou
los等、J、Bacteriol、81+74H19
61)により、そして大腸菌については翫Mande1
等、J、Biol、 53,159(I970)により
記載されているようにして行われる。
本発明の好ましい宿主生物は、ある種のペプチダーゼ活
性、例えばペプチダーゼA、B、Y、S及び/又はα活
性を欠くS、セレビシェ−の株である。この様な株は知
られており、あるいは部位特定変異誘発又は遺伝子中断
又は遺伝子置換により酵母ゲノムに所望の単一の又は複
数のプロテアーゼ欠損を導入することにより容易に調製
することができる(H,Rudolph等、Gene、
 36(I985)8795を参照のこと)。ゲノム配
列そのものが知られている場合、例えばプロテアーゼy
scB、カルボキシペプチダーゼyscY及びカルボキ
シペプチダーゼyscαの場合、適切に工夫された変異
原性オリゴデオキシリボヌクレオチドプライマーの調製
を含むよく知られた部位特定変異誘発法〔例えば、M、
J、Zoller及びM、Sm1th(I983)、M
ethods Enzymol。
100.468を参照のこと〕による欠失、置換又は挿
入によりゲノム性プロテアーゼ遺伝子を欠損させること
かできる。あるいは、ゲノム性プロテアーゼ遺伝子を外
来DNAにより置き換えることができ、又は該外来DN
Aをプロテアーゼ遺伝子の適当な制限部位に挿入するこ
とができる。
前記のように、本発明の好ましい酵母株は内因性2ミク
ロンDNAを欠いている。サツカロミセス・セレビシェ
−のこの様なcir”株は知られており、又は当業界に
おいて既知の方法〔例えば、C,P、 Ho l le
nberg (I982) + Curr、Top、M
 1crob ia l 、 I mmun。
96.119を参照のこと〕により調製することができ
る。これに代る下記の方法は、第二のプラスミドによる
2ミクロンプラスミドのキユアリング(curing)
がSTB部位の増加に関与してREPI蛋白質及びRE
P2蛋白質を消耗(titrate out)するとい
う仮定に基いている。l?EP1蛋白質及びREP2蛋
白質の相対的減少が内因性2ミクロンプラスミドの不安
定性を導くであろう。
好ましくは、使用される第ニブラスミドはREP2遺伝
子に欠陥を有するか該遺伝子を欠くものである。この様
なプラスミドの例として、REPI遺伝子とは別に逆方
向反復配列(IR2)を欠< pDP38が挙げられる
。これはその高コピー数発現を内因性2ミクロンプラス
ミドによるREPI蛋白質の補完に依存せしめる。この
ものは、2個の酵母遺伝子マーカー、すなわち、高コピ
ー数状態及び低コピー数状態の両方において用いられる
URA3、並びに高コピー数状態においてのみ用いられ
るdLEU 2を含有する(E、Erhart等、J、
Bacteriol、(I963)625 )。
Ura−及びLeu−である酵母株をプラスミドPDP
38により形質転換し1、そしてLlra”コロニを選
択する。ウラシル不含有プレート上での選択(Ura選
沢選択、ロイシン不含有プレート上での選択(Leu選
択)に比べて非常に良好な形質転換頻度を与える。UR
A3遺伝子は欠陥dLEU 2遺伝子よりも非常に良好
に発現されるからである。単一コロニーを選択し、そし
てLeu選択プレート上にストリークする。これにより
種々のサイズ及び状態のコロニーが生ずる。最も小さい
コロニーの幾つかをUra選択プレート上に再ストリー
クし、そしてLeu選択プレート上にレプリカプレート
する。Ura選択のもとで増殖することができるがしか
しLeu選択のもとでは非常に緩慢にのみ増殖すること
ができるコロニーを選択する。
Ura選択プレート上での増殖はプラスミドpDP38
がなお存在すること、及びLeu選択のもとでの緩慢な
増殖がこのプラスミドの喪失に基(ものではないことを
示しており、そしてLeu選択のもとての増殖の失敗は
pDP38がこのマーカーを補完できないことを意味す
る。後者の事実は二様に説明することができる。A :
、pDP38上のLEU2遺伝子が変異している;又は
B:このプラスミドはそのコピー数を上昇せしめること
ができないためにLeu2を補完することができず、R
EPI遺伝子産物を補完するために2ミクロンプラスミ
ドが利用されない(すなわち失われている)ことを意味
する。
これら2つの可能性は非常に容易に区別することができ
る。第一の場合、前記コロニーに見られる最小の増殖(
pDP38を有しない細胞が全く増殖しないのに対して
)は、幾らかのLEU2の発現が存在することを示す。
第二の点は直接に試験することができる。なぜなら、2
ミクロンプラスミドの非存在下においてはp叶38はA
RSタイプのプラスミドとしてのみ機能する、すなわち
それは非常に不安定であって少数世代の後はとんどのコ
ロニーはそれを失うからである。従って、単一コロニー
をYPDプレート上にストリークし、単一コロニーを取
り、そしてウラシル不含有プレート上にレプリカプレー
トした場合、少数のみがUra選択のもとで増殖するで
あろう。増殖しないコロニーをpUc及び2ミクロン配
列についてのハイブリダイゼーションによりチエツクす
る。ハイブリダイゼーションシグナルを示さないコロニ
ーはプラスミドpDP3B及び内因性2ミクロンプラス
ミドを含有しない(cir’株)。
れた    の 形質転換された宿主細胞は当業界において知られている
方法により培養される。
すなわち、本発明の形質転換された宿主細胞、例えばS
、セレビシェ−又は大腸菌の株は資化性の炭素源、窒素
源及び無機塩を含有する液体培地中で培養される。
種々の炭素源が使用できる。好ましい炭素源の例は資化
性炭水化物、例えばグルコース、マルトース、マンニト
ール、フラクトースもしくはラクトース、又は酢酸塩、
例えば酢酸ナトリウムであって、これらは単独で、又は
適当に混合して使用することができる。適当な窒素源に
は例えばアミノ酸、例えばカザミノ酸、ペプチド及び蛋
白質並びにこれらの分解物、例えばトリプトン、ペプト
ン又は肉エキス、さらには酵母エキス、マルトエキス、
コーンステイープリヤー、並びにアンモニウム塩、例え
ば塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム又は硝酸アンモ
ニウムが含まれ、これらは単独で又は適当に混合して使
用することができる。
使用することができる無機塩には、例えばナトリウム、
カリウム、マグネシウム及びカルシウムの硫酸塩、塩化
物、リン酸塩及び炭酸塩が含まれる。
さらに、栄養培地は増殖促進物質を含有することができ
る。増殖を促進する物質には例えば微量元素、例えば鉄
、亜鉛、マンガン等、又は個々のアミノ酸が含まれる。
さらに、培地は例えば、増殖促進物質、例えば微量元素
、例えば鉄、亜鉛、マンガン等、及び好ましくは、選択
圧を付与しそして発現プラスミドを失った細胞の増殖を
防止する物質を含有する。
例えば、大腸菌発現プラスミドがamp”遺伝子を含有
する場合、培地にアンピシリンを含有する。
このような抗生物質の添加はまた、抗生物質に感受性の
汚染微生物を殺す効果を有する。
完全な2ミクロンDNA (機能的複製起点を含有する
)を含んで成る酵母ハイブリドベクターは、内因性2ミ
クロンサークルを欠(サツカロミセス・セレビシェ−の
株(いわゆるcir’株)内で安定に維持され、その結
果、非選択的増殖条件下で、すなわち複合培地中で培養
することができる。
構成的プロモーター(例えば酵母ADIII 、 GA
P)を有するバイブリドプロモーターを含有する宿主細
胞は該プロモーターにより制御されるヒルリンをコード
するDNAを誘導を必要としないで発現する。しかしな
がら、このDNAが制御されるプロモーター(例えば、
酵母GALIまたは鷹)の制御のもとにある場合、増殖
培地の組成は最大レベルの1IIRNA転写物を得るよ
うに調整されなければならない。すなわち、酵母2プロ
モーターを使用する場合、このプロモーターの抑制解除
のために増殖電池は低濃度の無機リン酸塩を含有しなけ
ればならない。培養は常用技術を用いて行われる。培養
条件、例えば温度、培地のpH及び発酵温度は、最大レ
ベルのヒルリンが生産されるように選択される。選択さ
れた大腸菌又はS、セレビシェ−宿主株は好ましくは好
気的条件下で、深部培養により、振とう又は撹拌しなが
ら約25°C〜40’c、好ましくは約30°Cの温度
において、4〜7のpH、例えば約pH5において、そ
して少なくとも1〜3日間、好ましくは蛋白質の満足な
収量が得られるまで増殖せしめる。
宿主細胞により発現されるヒルリンポリペプチドは、遺
伝子構成(すなわち、シグナル配列が含まれるか否か)
及び使用される宿主に依存して、細胞内に蓄積され、又
は培地中に分泌される。
ヒルリンポリペプチドが培地に分泌される場合、それを
常用手段により単離することができる。例えば、第一段
階は通常、遠心分離により培養液から細胞を分離するこ
とから成る。得られる上清は、ポリエチレンイミンで処
理してほとんどの非蛋白質性物質を除去することにより
ヒルリンポリペプチドについて濃縮し、そして硫酸アン
モニウムによって溶液を飽和することにより該蛋白質を
沈澱せしめることができる。ヒルリンポリペプチドの更
なる:a縮は酢酸上清をn−ブタノールで抽出すること
により達成することができる。他の精製段階は、例えば
脱塩、クロマトグラフ処理、例えばイオン交換クロマト
グラフィー、ゲル濾過クロマトグラフィー、分配クロマ
トグラフィー、HPLc、逆相HPLC等を包含する。
蛋白質混合物の成分の分離はまた、透析により、電荷に
依存してゲル電気泳動又はキャリヤーを用いない電気泳
動により、分子サイズに依存して適当なセファデックス
カラムにより、アフィニティークロマトグラフィー、例
えばアフィニティークロマトグラフィー用の適−ナル抗
体、又はスロンビンを用いるアフィニティークロマトグ
ラフィーにより、あるいは他の方法、特に文献中に知ら
れている方法により行われる。原理的には、H,マニレ
ンシスからヒルリンを単離するのに使用されるのと同じ
方法を適用することができる。
ヒルリンポリペプチドが分泌されない場合、あるいは細
胞に会合している、すなわち細胞内に蓄積されているか
、又はペリプラズム空間に蓄積されている追加のヒルリ
ンポリペプチドを単離することが望ましい場合、幾つか
の補助的精製段階が必要である。すなわち、ヒルリンポ
リペプチドが細胞内に蓄積されている場合、それを回収
する第一段階はそれを細胞内部から放出することから成
る。はとんどの方法において、細胞壁をまず、グルコシ
ダーゼを用いる酵素消化により除去する。
次に、得られるスフ二ロプラストを洗剤、例えばトリト
ン(Triton)により処理する。あるいは、細胞の
破壊のために機械的力、例えば剪断力(例えば、メープ
レス、フレンチプレス)、又はガラスピーズとの振とう
が適当である。ヒルリンポリペプチドが宿主細胞により
ペリプラズム空間に分泌される場合、単純化された方法
を用いることができる。すなわち、異種蛋白質は細胞溶
解を伴わないで、細胞壁の酵素的除去により、又は細胞
壁に損傷を与えて生成物の放出を可能にする化学薬剤、
例えばチオール試薬又はEDTAによる処理によって回
収される。使用される方法に依存して、式(I)又は(
II)の化合物は遊離の形で、あるいは酸付加塩、内部
塩又は塩基との塩の形で得られる。遊離化合物はそれ自
体既知の方法で酸付加塩から得ることができる。医薬と
して許容される酸付加塩は、遊離化合物から酸との反応
により、例えば前記の塩を形成する酸との反応により、
そして蒸発又は凍結乾燥により得られる。
医1凪裟隻 本発明の新規なヒルリンは価値ある薬理学的性質を有し
、そして予防のため、又は特に治療のために用いること
ができる。
本発明のヒルリン化合物はスロンビンの特異的阻害物質
であるが、血液凝固系の他のプロテアーゼとの相互作用
を示さない。活性毒性は非常に低い。同様に、過敏反応
又はアレルギー反応は観察されない。
従って、本発明のヒルリン化合物は、術後血栓症の予防
を含む血栓症及び血栓塞栓症の治療及び予防のため、急
性ションクの療法のため(例えば敗血症又は多外傷性シ
ョックの療法のため)、血液透析、血液分離及び体外血
液循環における消費凝血異常症の治療のために使用され
得る。
本発明はさらに、本発明の化合物又はその医薬として許
容される塩の少なくとも1種を含み、場合によってはさ
らに医薬として許、容されるキャリヤー及び/又は助剤
を含有する医薬組成物に関する。
特に上記の症状において組成物を用いることができ、そ
の場合該組成物は例えば非経口的に、例えば静脈内に、
皮肉に、皮下にもしくは筋肉内に、又は局所的に投与さ
れる。
本発明はさらに、ヒト又は動物体の予防的又は治療的処
置のための、特に前記の臨床症状のために、特にヒト又
は動物体の内外での血液の凝固を阻害するための、本発
明の新規化合物の使用及び該化合物を含有する医薬組成
物に関する。
投与量は特に、特定の投与形態及び治療もしくは予防の
目的に依存する。個々の投与サイズ及び投与方法は特定
の症例の個々の断定によって決定され、この目的のため
に必要な関連ある血液因子の測定方法は当業者に知られ
ている。通常、注射の場合、本発明の化合物の療法的に
有効な量は約0.005〜約0.1■/kg体重の範囲
である。約0.01〜約0.05■/kg体重の範囲が
好ましい。投与は静脈内に、油中に又は皮下に行われる
。従って、非経口投与のための医薬組成物は、投与方法
に依存して、投与当り本発明の化合物約0.4〜約7.
5 mgである。活性成分のほかに、これらの医薬組成
物は通常、pH値を約3.7〜7に保持することを意図
する緩衝液、例えばリン酸緩衝液、そしてさらに等損性
を調整するための塩化ナトリウム、マンニトール又はソ
ルビトールを含有する。これらは凍結乾燥形でも溶解形
でもよく、溶液は好ましくは抗細菌性防腐剤、例えば0
.2〜0.3%の4−ヒドロキシ安息香酸メチルエステ
ル又はエチルエステルを含有することができる。
経口投与のための組成物は水溶液、ローションもしくは
ゲル、油性溶液もしくは懸濁液、又は脂肪含有のもしく
は特に乳化した軟こうである。水性溶液の形の組成物は
、例えば本発明の活性成分又はその医薬として許容され
る塩をpH4〜6.5の水性緩衝液中に溶解し、そして
所望により他の活性成分例えば抗炎症剤、及び/又はポ
リマー結合剤、例えばポリビニルピロリドン、及び/又
は防腐剤を添加することにより得られる。活性成分の濃
度は10m2の溶液又は10gのゲル当り約0.1〜約
1.5■、好ましくは0.25〜1.0■である。
局所適用のための油状投与剤は例えば、本発明の活性成
分又はその医薬として許容される塩を油中に、場合によ
っては湿潤剤、例えばステアリン酸アルミニウム、及び
/又は10未満のHLB値(親水性−親脂性バランス)
を有する界面活性剤、例えば多価アルコールの脂肪酸モ
ノエステル、例えばグリセリンモノステアレート、ソル
ビタンモノラウレート、ソルビタンモノステアレート又
はソルビタンモノオレエートを添加しなからQiするこ
とにより得られる。脂肪含有軟こうは例えば、本発明の
活性成分又はその塩を、伸展性脂肪基剤に、場合によっ
ては10未満のHLB値を有する界面活性剤を添加しな
がら懸濁することにより得られる。乳化軟こうは、本発
明の活性成分又はその塩を、軟質の伸展性の脂肪基剤と
共に、場合によっては10未満のHLB値を有する界面
活性剤を添加すして、すりつぶすことにより得られる。
これらすべての局所投与形も防腐剤を含有することがで
きる。活性成分の濃度は10gの基剤当り約0.1〜約
1.5 mg、好ましくは0.25〜1.0 mgであ
る。
ヒト又は動物の体内での直接医薬用途のために意図され
る前記の組成及びそれに類似する医薬組成物に加えて、
本発明はさらにヒト又は動物の生体の外での医薬用途の
ための医薬組成物及び調製物に関する。この様な組成物
及び調製物は特に、体外での循環又は処理(例えば人工
腎臓での体外循環又は透析)、防腐又は変性(例えば血
液分M)にかけるべき血液への抗凝固添加剤として使用
される。この様な調製物、例えばストック溶液又は単位
投与形の調製物は前記の注射用調製物と類似する組成を
有する。しかしながら、活性成分の量又は濃度は好まし
くは、処理されるべき血液の容量、又はさらに特定すれ
ばそのスロンビッ含量に基く。これに関して次の事を心
−に留めるべきである。本発明の活性成分(遊離形)は
約5倍量の重量のスロンビンを完全に不活性化し、比較
的大量においても生理的に無害であり、そして高濃度に
おいてさえ循環血から迅速に除去され、そのために輸注
の間でさえ過剰投与のおそれがない。、特定の目的に応
じて、血液2当り約0.01〜約1.0■の活性成分で
あるが、上限を超えても危険はな□い。
本発明は特に、ヒルリン1.DNA、パイプリドベクタ
ー、形質転換された宿主生物、及びその襲遣方法であっ
て、例に記載されているものに関する。
次に、実験の部において、図面に言及しながら本発明の
種々の態様を記載する。
30kgの凍結した水蛭ヒルジナリア・マニレンシス(
中国に存在しそしてそこで集めた)を翼ホモジナイザー
により破砕する。Bagdy等[Thromb。
Res、 2.229(I973) )により記載され
ているようにして抽出を行う。9ONの冷80%(ν/
ν)アセトンを水蛭のスラリーに加え、混合物をOoC
にて15分間撹拌する。60分間の一定撹拌のもとにN
a(Jを最終濃度0.4Mにそしてトリクロロ酢酸(T
CA)を最終濃度0.4 Mに加えた後、不溶性蛋白質
が沈澱する。この不溶性蛋白質をデカントにより除去し
、そして廃棄する。上清について抽出段階を反復する。
この時、Nac、及びTCAを含有する冷80%(v/
v)アセトン302を使用する。この抽出物に一10°
Cにて2倍量の冷アセトンを添加することにより粗ヒル
リンを沈澱せしめる。遠心分離の後、沈澱を冷アセトン
で洗浄しそして凍結乾燥する。
1!菫良隻夏猜製 1gの粗抽出物を20m1の0.1 M酢酸に溶解し、
遠心し、そして透明な上清を、O,l M酢酸によりあ
らかじめ平衡化したそしてファルマシアPPLC系に連
結されたセファデックスG50スーパーフアインカラム
(ファルマシア100cm X 26耽、  400戚
ベツドボリウム)に適用する。0.1 M酢酸により0
.2d/分の流速にて溶出を行い、そして28On++
+にてモニターする。6dの両分を集め、そしてS。
Mao等(Anal、Bioch、161,514(I
987) )により記載されているスロンビン阻害測定
により活性について試験する。この段階が4倍の精製を
もたらす。
活性画分を凍結乾燥機で乾燥させ、2dの0.02Mヒ
スチジン/HCl1  (pH15,6)(溶離液A)
に再溶解し、遠心し、そして透明な上清を、ファルマシ
アFPLC系に連結されておりそして溶離液Aによりあ
らかしめ平衡化されているQセファロース・ファスト・
フロー・陰イオン交換カラム(ファルマシア、40cm
 X 16mm :ベッドボリウム66m)に適用する
。2−7分の流速で段階的グラジェント〔48分間0%
溶離液B(溶離液B : 0.02Mヒスチジ7 / 
lIc、、pH5,6+ I M Nac、)、102
分間15%B、65分間100%B〕により溶出を行う
経過を280nmにてモニターし、そして活性画分をプ
ールし、そしてセファデックスG50フアインカラム上
で0.01M NHJCOiにより脱塩し、次に凍結乾
燥する。この段階が6倍の精製をもたらす。
次の例において、この乾燥材料をアイソフオームの分離
にかける。
l       びアイソフオームの 乾燥した材料を二重蒸留水に9■/ 200dの濃度で
溶解する。200dの部分をヌクレオシル(Nucle
osil)c、8RP HPLCカラム(8X 250
m+a)、1tna粒子、^UFS 2.214na、
5m/分流速、にかける。溶離液A : 0.1%トリ
フルオロ酢酸、溶離液Bニアセトニトリル+0.08%
トリフルオロ酢酸。
モニター214nm、グラジェントテーブルは次の通り
とする。
単一ピーク画分を手作業で集め、そしてすぐに真空遠心
機で乾燥する。アリコー)(I0j11)を1 : 1
000で稀釈し、そして抗スロンビン活性について試験
する。活性画分を同じ条件下で再クロマトグラフ処理す
る。
2つの最も豊富な両分を選択しくヒルリンP6、及びヒ
ルリンP18と称する)、そしてVydac 219T
PフエニルシリカRP HPLCカラム(4,6X 1
50mm:51孔)での次の精製段階にかける。流速は
1d/分とし、溶離剤及びグラジェントは前記の通りと
する。このカラムには700絹までの蛋白質を適用する
ことができる。両分を集め、そしてすぐに真空遠心機上
で乾燥する。
陰イオン交換カラム(MonoQ、5x50nn)を用
いるファルマシアFPLC系で最終精製工程を行う。
溶離剤A : 0.05M HCOONH4(pH5,
1)?8離剤B : 0.05M HCOOI(、流速
1.5d/分。
精製すべきピーク画分を1 mlの溶離剤Aに溶解し、
そしてカラムに適用する。モニター:  280絹m。
溶出グラジェントは次の通りとする。
両分を集め、そして真空遠心機で乾燥する。得られた固
体は純粋なヒルリン(純度約99%以上)から成る。精
製の過程を次の第1表に示す。
第  1  表 最終精製収量 l8 RP HPLC七ルリンP6 ヒルリンP18 フェニル RP HPLCヒルリンP6 ヒルリンP18 2■ 0.5mg 1.3■ 0.28mg a ) Mono Qカラムでの保持時間条件は例2を
参照のこと。
ヒルリンP6   28.6分間 ヒルリンP 1B    30.1分間b)フェニルR
P HPLCカラムでの保持時間条件は例2を参照のこ
と。
ヒルリンP6   16.4分間 ヒルリンP 1B   24.75分間C)全体分子の
アミノ酸分析 d)断片のアミノ酸分析 ヒルリンP6 断片化:  200gのヒルリンP6を50111の新
しく調製した過蟻酸により一4°Cにて2時間酸化する
。100μlの水を添加した後、サンプルを凍結乾燥し
、次に50 plの0.1 M N114HCOz緩衝
液に溶解する。150μlの0.1 M NH,HCO
3中5JrgのエンドペプチダーゼLys−Cを添加す
る。5時間後、5μlの酢酸を加えて加水分解を停止せ
しめる。断片を)IPLcにより分離し、そしてRJn
echt (前掲)により記載されているようにして分
析する。
カッコ内の値及びアミノ酸の合計数は配列決定データー
(例4gを参照のこと)に由来する。
* 0−グリコシル化Thr残基は配列決定データーに
は現われない。
イシン(thermolysin)溶液2Iを加える。
サンプルを37°Cにて一夜消化する。断片をHPLC
により分離し、そしてR,Knecht (前掲)によ
り記載されたようにして分析する。
カッコ内の値は配列決定データ(例4gを′参照のこと
)に由来する。
* 0−グリコシル化されたThr”残基は配列決定デ
ーターには現われない。
ヒルリンP18 断片化: 2 OnのヒルリンP 1BヲヒルリンP6
について記載したようにして酸化する。酸化されたポリ
ペプチドを50111の0.1 M N)1411cO
:を緩衝液に溶解し、そして1躍の酵素を含有するサー
モラカツコ内の値は配列決定データー(例4gを参照の
こと)に由来する。
* 0−グリコシル化されたThr46は配列決定デー
ターには表われない。
e)フライト・マス・スペクトル(flight ma
ssspectrometry)の252にrプラズマ
脱着時間による分子量の決定 ヒルリンP6:分子17415.9ダルトンP6断片3
7−.63 : 糖鎖は断片37−63に由来するであろう。下記の分子
量が得られる。
質量 3326.3 P637 3406.4 3488.4 3568.5 3634.4 3714.5 断     片 63+5NAc +5Noc+サルフエート +5NAc + S + 5NAc + S+サルフェート + 5NAc + S+フコース + 5NAc + S+フコース+サルフェートこのア
ススペクトルデーターが示すところによれば、Thr4
3は次の式: −5NAc−S−Fuc又は部分的に−
5NAc −S (式中、5NAcはN−アセチルガラ
クトサミン又はN−アセチルグルコサミンであり、Sは
ガラクトース、マンノース又はグルコースであり、そし
てFucはフコースである)で表わされる0−グリコシ
ル基を担持している。
旦土見ヱ旦」:分子量7198.6ダルトンP18断片
36−53 : 糖の部分的除去(例6を参照のこと)及びマス・スペク
トル測定が示すところによれば、Thr46は式−5N
Ac−3−Fuc (式中、略号は前記の意味を有する
)で表わされる0−グリコシル残基を担持している。
5NAc及びSの正確な性質はまだ決定されていない。
f)スロンビンーヒルリン阻害定数 S、R,5tone及びJ、Hofsteenge (
Biochemistry25.4622(I986)
 )の方法によるヒトα−スワンビンについての測定は
次の阻害定数Kiを与える。
P6:Ki=58±2fM P48 : Ki = 7.8±19Mg)ヒルリンP
6及びPI3の配列分析もとのままの還元された分子及
びアルキル化された分子並びにそのC−末端断片の自動
固相エドマン分解によりアミノ酸配列を決定する。
ヒルリンP6及びPlBの還元及びアルキル化50nの
蛋白質を2504の緩衝液(pH8,6; 6Mグアニ
ジン/HCI 、0.5 M Tris 、 0.2%
EDTA及び5■ジチオスレイトール)に溶解する。反
応混合物を窒素によりフラッシェし、そして75°Cに
て6時間保持する。次に、3Iのビニルピリジンを加え
、そして暗所にて2時間振とうする。反応混合物をゲル
濾過により脱塩し、そして真空遠心機で乾燥する。
0.5鱈gaofeを気相シーケンサ−(モデル477
A及びPTH−アナライザー・モデル12〇八、アフ“
ライド・バイオシステムス)により、製造者の手法に従
って配列分析にかける。35〜45残基を均一に配列決
定することができる。
エンドプロテイナーゼLys−Cによるヘキサキス−(
ピリジルエチル)−P6の断片化 0.1M4−エチルモルホリン・アセテート緩衝液(p
H8,1)中で基質−酵素比20:1(智/のにて、室
温で一夜消化する。10100p l eのC−末端断
片が残基62までの均一な配列を与える。
臭化シアン(Practical Protein C
hemistry(A。
Darbreli) 、J、Wiley and 5o
ns、1986 、を参照のこと〕及びエンドプロティ
ナーゼLys−Cによるヘキサキス−(ピリジルエチル
)−PlBの断片化がオーバーラツプする断片を与える
P6及びPlBの配列 P6  MRYTACTESGQNQCICEGNDV
CGQGRNCQFDSSGKKCVESO,H GEGT” RKPQNEGQHDFDPIPEEYL
SP18 VSYTDCTSGQNYCLCGGNFC
GDGKHCEMDGSENKCVDGEGTPKRQ
T” 5GPSDFEEFSLDDIEQ上の配列にお
いて、T1はアミノ酸分析及びマススペクトルデーター
により証明される0−グリコシル化スレオニンである(
例4eを参照のこと)。
l  ヒルIンP6 −の  モノエスール の盈去 生物学的活性はスロンビンの阻害から測定され、このス
ロンビンの酵素活性は、試験薬に添えられた既知の指示
書に従って、発色基質クロモチーム(Chromozy
m) T H(西独、ベーリンガー・マンハイムの製品
)を用いて測定される。
ヘリックス・ボマチア(Helix  7からのアリー
ルスルファターゼ(AR3)(西独、ベーリンガー・マ
ンハイムの製品)5107■を使用する。
この酵素の活性は、Leon等(Biochem、J、
75.612−617)の既知の方法により、発色基質
p−ニトロフェノールサルフヱート(バッチ中1.8 
mM/ l )を用いて測定する。
販葭基少徐法 (I)予備実験(最適AR3濃度の決定のため)(a)
次のストック溶液を調製する。
(A)2■/dの濃度のヒルリンP6溶液。
ヒルリンP6を溶液(C)に溶解することにより調製す
る。
(B)1.25■/#1!の濃度のアリールスルファタ
ーゼ溶液。市販の懸濁液25部を100部の溶液(C)
と混合することにより調製する。
(C)緩衝液:酢酸ピリジンの0.1 M水溶液(pH
5,4)。
(b)方法 次の成分を混合することにより一連のサンプルを調製す
る。各サンプルは、15IJ!の溶液A(30nのヒル
リンに相当する)、並びに10μ!の溶液B (I2,
5鱈のアリールスルファターゼに相当する)又は溶液B
を緩衝液C′″?:稀釈することにより酵素濃度かもと
の濃度の1/2.1/4.1/8.1 /16及び1/
32に調整されている溶液を含有する。各サンプル25
μlを25°Cにて60分間インキエベートし、次に1
00°Cに3分間加熱することによりスルファクーゼを
変性せしめ、迅速に冷却し、そして下記の方法に従って
遊離千ロジン及び硫酸化チロシンの含量について分析す
る。
(2)里袈抜 15容量部の溶液Aを10容量部の稀釈された液Bと混
合する。その各溶液の最適の最も低い可能な濃度は予備
実験において決められており、そしてストック溶液Bを
緩衝液Cで稀釈することにより調整された。この混合物
を25゛Cにて約30〜60分間インキエベートし、短
時間(例えば、フラッシュ殺菌の条件下で)100°C
に加熱し、そしてすぐに冷却して脱硫酵素を変性せしめ
る。反応混合物を、必要によりそれを真空中又は室温よ
り低い温度において濃縮した後、セファデックスG50
又はG75、CM−セファデックス、ウオファタイト(
Wofatit)  CP 、アンバーライトIRC又
は他の同等の陽イオン交換体のカラムを通して分離する
所望により、要求される純度(例えば、スロンビンを用
いる阻害試験及び/又はアミノ酸分析により決定される
)のデスルファトヒルリンP6が得られるまで、前記の
分離処理を反復する。対応する溶液(溶出液)を凍結乾
燥することにより固体状の生成物が得られる。アミノ酸
分析(C−末端プロチアーゼ分解)によれば、純粋な生
成物はチロシンO−サルフェートを含有せず、そしてス
ロンビンに対する阻害活性試験(例えば、クロモチーム
THを用いる、前記参考のこと)においてヒルリンP6
の十分な活性を示す。
l  ヒル1ンP6 びPI8゛の〇−200I!gの
ポリペプチドを、アニソール/トリフルオロメタンスル
ホン酸の新しく調製した混合物(I−: 2IIi) 
30J11中に溶解し、そして時々振とうしながら氷水
中で3時間保持する。次に、300j11の2.5%ア
ンモニアを加えることにより溶液を中和する。20I1
1のジクロロメタンにより4回抽出することによってア
ニソールを除去する。
フライト・マス・スペクトル分析の時間により除去をモ
ニターする。遊離ペプチドからのグリコシル化ペプチド
分離はII P L Cにより行われる。グリコシル化
ヒルリンは質量分析により特性決定される(例4aを参
照のこと)。
脱グリコシル化デスルファトヒルリンP6:測定値69
72.9 (計算値6970.6)。
脱グリコシル化ヒルリンP18:測定値6687.7 
(計算値6687.05)。
氾  ましい  コドンを するヒルリンP6ヒルリン
mRNへの最適な翻訳を保証するために好ましい酵母コ
ドン(B、Hall、J、Biol、Chem、 25
7(I982) 3026 )を用いてヒルリン発現カ
セットのコード配列を設計する。コード配列は、それぞ
れヒルリンP6又はヒルリンP18のコード配列にイン
フレーム(in frame)融合したPH05シグナ
ル配列を含有する。合成りNAの5′−末端はEcoR
I制限部位の接着末端を含有する。3′−末端において
は、終止コドンTAGのすぐ後にBamH1部位の接着
末端が続く。ヒルリンP6の251bp EcoRI−
BamHI  DNA断片(IITI−P6)を第1図
に示す。ヒルリンP18の248bp EcoRI −
BamHI  DNA断片(HTI−PI3)を第2図
に示す。第1図及び第2図はまた、二本鎖DNAのイン
ビトロ合成のための方法をも示す。
12種類のオリゴデオキシヌクレオチドの各々がホスホ
ル−アミダイト法(M、11.Caruthers、C
hemicaland Enzymatic 5ynt
hesis of Gene Fragments(t
l’。
G、Ga55en及びA、LangW) 、Verla
g Chemie、Weinhei+s+FRG )を
用いて、アプライド・バイオラステムス。
モデル380B合成機で合成される。個々のオリゴヌク
レオチドの配列を第1図及び第2図に示す。オーバーラ
ツプはユニークである。凍結乾燥したオリゴヌクレオチ
ドを50mM Tris−H(J  (pH8,0)中
に10 pmole /J11の濃度に再溶解する。1
゜pmo l eずつの12種類のオリゴヌクレオチド
を混合する。オリゴヌクレオチドを、20dの25mM
 Tris−HCjl!  (p)18.0 )、10
mM MgCfz 、l OmMNacj!、3 mM
 DTT、 0.4 mM ATP及び8ユニツトのポ
リヌクレオチドキナーゼ(ベーリンガー)中で37゛C
にて1時間リン酸化する。室温にて30分間の後、混合
物を95°Cにて5分間水浴中で加熱し、そして水浴中
で一夜にわたり徐々に室温まで放冷する。次に、アニー
ルされたオリゴヌクレオチド混合物を氷上に貯蔵する。
プラスミドpUc19(バイオラプス)をEcoRI及
びBamHIにより完全切断する。大きい方の2.7k
b断片を分取用0.6%アガロースゲル上で単離する。
DNAを電気溶出により回収し、DE52イオン交換ク
ロマトグラフィーにより精製し、そしてエタノール沈澱
せしめる。DNAを水に0.4 p、mojl!e /
Iの濃度で再溶解する。
20I11のアニールしたオリゴヌクレオチド混合物(
I0pmofeずつのオリゴヌクレオチド1〜12 )
 、pUc19の2.7 kb  EcoRI −Ba
n+lI I断片0、4  ptaoi!e 、及び4
00ユニツトの74 DNAリガーゼ(バイオラプス)
を15’Cにて16時間インキュベートする。
10Illのアリコートを用いてコンピテント大腸菌J
M109 Ca′+″細胞を形質転換する。細胞を、1
00n/rtdlのアンピシリン、7 tri / r
rdlのイソプロピル−β−D−チオ−ガラクトピラノ
シド(IPTG)及び30IPg/Idの5−ブロモ−
4−クロロ−3−インドリル−β−ガラクトシド(XG
AL)を補充されたLB寒天プレート上にプレートする
。 100q/rdのアンピシリンを含有するLB培地
中に12個の形質転換された、アンピシリン耐性の白色
コロニーが増殖する。Holmes等〔^na1.Bi
oche+w、 1XL(I981)193 )の方法
によりプラスミドDNAを調製し、そしてEcoRI及
びBamHIによる制限消化により分析する。251b
p又は248bpのEcoRI −Bam)I■挿入部
を有するプラスミドDNAを両鎖のDNA配列決定によ
りさらに分析する。両DNA鎖の正しい配列を有するク
ローン1個ずつを選択し、そしてヒルリンP6について
はpUc19 / HTI−P6と称し、そしてヒルリ
ンP18についてはp(Ic、9/HTI−PI3 と
称する。
」り1L」3ユ ブースミ=  JDB207  GA
PFL−HTI−P6のpJDB207/GAPFL−
HTI−P6は、酵母グリセルアルデヒド−3−ホスフ
ェート・デヒドロゲナーゼ(GAPDH)遺伝子の短い
構成的プロモーターの制御のもとにヒルリンP6を発現
せしめるための酵母プラスミドである。ヒルリンP6の
コード配列(HTI−P6)は好ましいコードコドンか
ら成る。
10バのプラスミドpUc19/ HTI−P6を制限
エンドヌクレアーゼBamHI及びEcoRIにより消
化する。
251bpのEcoRI  Bam1l I断片を他の
DNA断片から、1.2%分取用アガロースゲル上で分
離する。
DNAバンドを臭化エヂジウムで染色しそして360n
mのUV光により可視化する。251bpのDNAバン
ドをゲルから切り取り、そして0.2 XTBE緩衝液
(TBE : 90mM Tris塩基、90mM硼酸
、2.5mM EDTA 、 pH8,3)中で100
a+Aにて45分間電気溶出する。45秒間にわたり極
性を変えた後、DNA溶液を集めそして0,15M N
ac、に調整する。
DNAを100IのDE52イオン交換体(ワットマン
)ベツドに吸着せしめ、そして400JIIの高温緩衝
液(I0mM Tris−HCl(pH8,3)、1 
mM EDTA 、、1.5M Nac、)中で?専用
する。DNAをエタノール沈澱せしめ、そして水中に0
.1  pmoffie /μlの濃度で再!Q濁する
プラスミドpJDB207/GAPFL−HIR(ヨー
ロッパ特許出願Nα225633)は、酵母酸性ホスフ
ァターゼ(PH05)のシグナル配列にインフレーム融
合したデスルファトヒルジンの合成遺伝子(大腸菌コド
ンの使用に基く)を含有する。この遺伝子は、シャトル
ベクターpJDB20?上の短い構成的グリセロアルデ
ヒド−3−ホスフェート・デヒドロゲナーゼ(GAPF
L)酵母プロモーターの制御のもとにある。
1011gのプラスミドpJDB20?/GAPFL−
HERを5aj2■及びEcoRrにより消化する。4
78bp Sal I −EcoRI断片はSa l 
−Bam pBR322部分及びGAPFLプロモータ
ーを含有する。DNA断片を0.8%分取用アガロース
ゲル上で単離し、電気溶出し、そしてDE52クロマト
グラフィー及びエタノール沈澱により精製する。DNA
を水に0.1 pmofe /liの濃度で再懸濁する
。5硝のPJOB207/GAPFL−旧RをSaj!
I及びBamHIで消化する。大きい6.7kbヘクタ
一断片を前記のようにして単離する。
0.2pmofeの478bp Sal、 I −Ec
oRIプロモーター断片、PH05)グナル配列及び合
成ヒルリンP6遺伝子(好ましい酵母コドンを有する)
IT I−P6)を含有するQ、2pmofeの251
bp EcoRI −BamHI断片、並びにO,lp
moffieの6.7kbベクタ一断片を、10J11
の60mM Tris−HCA  (pH7,5) 、
10mMMgC42g 、5mM DTT、  1mM
 ATP及び200ユニツトのT4 DNAリガーゼ(
バイオラプス)中で15°Cにて6時間連結する。連結
混合物の1111のアリコートを用いてコンピテント大
腸菌HBIOI細胞を形質転換する。
100■/dのアンピシリンを含有するLB培地中に1
2個の形質転換されたアンピシリン耐性コロニーが増殖
する。Holmes等(前掲)の方法によりプラスミド
DNAを調製し、そして5afl/11indIIに重
消化により分析する。予想通りの制限パターンを有する
単一クローンをpJDB20?/ GAPFLP6 と
称する。
同様な作製法において合成ヒルリンP18遺伝子(II
TI−P18)の248bp EcoRI −BamH
I断片を使用し、単一クローンをpJDB207/GA
PFL−HTI−PlBと称する。
同様にして、プラスミド pJDB207/GAPEL
−)+1R(ヨーロッパ特許出願No、 225.63
:3)の543bp Sae[−EcoRIプロモータ
ー断片を用いて作製を行う。
得られる新しいプラスミドをpJDB207/ GAP
ELllTt−P6、及びpJI]B207/GAPE
L−)ITS−PlBと称する。
pJDB207/PH亜(−173)−HTI−P6 
は、短い耶プロモーターの制御のもとにヒルリンP6を
発現するための酵母プラスミドである。pH05(−1
73)プロモーター要素は酵母型プロモーターの一9位
から一173位(BstEII制限部位)までのヌクレ
オチド配列を有するが、しかし上流制御配列(UAS)
を有しない。従って、PH05(−173)プロモータ
ーは構成的プロモーターのように挙動する。
プラスミドpJDB207/PH05(Eco)−HI
R(HP 225633)は、鷹シグナル配列のATG
に対して一8位に導入されたEcoRI部位を有する完
全な長さの制御されるpH05プロモーター及びデスル
ファトヒルジンのコード配列を含有する。
20HのプラスミドpJDB207/PH05(Eco
)−)11RをBstEIIで消化する。制限断片の培
養末端を、200〃の60mM Tris−11(j2
  (pH7、5) 、10mM MgCff1 z、
並びに0.1mMずつのdATP 、 dCTP 、 
dGTP及びTTP中で、室温にて30分間のKlen
ow DNAポリメラーゼ(Iユニツト/n DNa)
 との反応によりフィルインする。フェノール抽出の後
、DNAをエタノール沈澱せしめる。
4.16gのBamHIリンカ−(5′−CGGATC
CG−3’ )を100μZの60a+M Trjs−
11Cj!  (pl+7.5 ) 、10mMHgc
、z、5mM DTT、0.5 mM ATP及び18
ユニ”yトのT4ポリヌクレオチドキナーゼ(ベーリン
ガー)中で37°Cにて45分間リン酸化する。75°
Cにて15分間の後、反応混合物を室温まで除去に冷却
する。アニールされたオリゴヌクレオチドリンカーを一
20°Cにて貯蔵する。
プラスミドp、tot+20’、/皿皿(Eco) −
1+ 1Rの(BstII)/平滑末端断片を15°C
にて16時間、100伶量のリン酸化されそしてアニー
ルされたBamHIリンカ−と共に、208μ/の60
mM Tris−HC4(pH7,5)、10mM M
gCfz 、5mM DTT、3.5mM^TP及び8
00ユニツトの74 DNAリガーゼ(バイオラプス)
中でインキュベートする。85°Cにて10分間リガー
ゼを不活性化した後、10mM EDTA、300mM
酢酸ナトリウム(pH6、o)及び0.45容量のイソ
プロパツールの存在下でのDNAの沈澱により過剰のリ
ンカ−を除去する。DNAをBamHI及びEcoRS
により消化する。DNA断片を0.8%分取用アガロー
スゲル上で分離する。172bp BamHI −Ec
oRIプロモーター断片を電気溶出によりゲルから回収
し、そしてエタノール沈澱せしめる。DNAを0.1p
moりe/ltlの濃度で再懸濁する。
プラスミドpJDB207/G’APFL−HTI−P
6 (例8を参照のこと)をEcoRI及び旧ndI[
lで消化する。632bp  EcoRI −Hlnd
I[I断片を上記のようにして単離する。このDNA断
片は、ヒルリンP6のコード配列及びPH05転出停止
断片にインフレーム融合したpH05シグナル配列を含
有する。プラスミドpJDB20?/PH05(Eco
)−HIRを旧n’d ■及びBamHIで消化する。
6.6kbベクタ一断片を単離する。
0.2pmoffeずつの172bpのBamf(I 
−EcoRI断片及び632bpのEcoRI−旧nd
l[[断片並びに0.1pmo l eの6.6kbベ
クタ一断片を1Ottlの60mM丁ris−flc4
   (pH7,5)  、 LOmM  MgCf 
z  、 5mM  DTT。
1mM^TP及び400ユニツトのT40NAリガーゼ
(バイオラプス)中で15°Cにて6時間連結する。連
結混合物の1 plのアリコートを100pfのカルシ
ウム処理された形質転換コンービテント大腸菌HBIO
I細胞に加える。
100g/IR1のアンピシリンを含有するり、B培地
中で12個の形質転換されたアンピシリン耐性コロニー
を増殖せしめる。プラスミドを調製し、そしてBamH
I及びSaf、I/旧ndlII消化により分析する。
予想通りの制限断片をもたらす1つのクローンを選択し
、そしてpJD8207/PH匝(−173)−1(T
I−P6と称する。
pJDB207/GAPFL−HTI−PlB(例18
を参照のこと)の629bpのEcoRI −Hlnd
II[断片を同様にして用いてプラスミドI)JOB2
0?/皿(−173)−HTI−PlBを得る。
皿、ブースミドDP34の 2 酵母2ミクロンの共有結合で閉環されたDNAをサツカ
ロミセス・セレビシェ−5288C株から単離する。細
胞を5 pg / mlのチモリアーゼ(I00,00
0ユニット/ltg)と共に37°Cにて20分間イン
キュベートして細胞壁を消化する。スフ二ロプラストを
2%SOSにより溶解する。次にEDTAを25mMに
加え、臭化エチジウムを1■/2に加え、そして塩化セ
シウムを1.55g/meの最終密度に加える。
プラスミドDNAを、42.00Orpm、  15°
Cにて42時間の遠心分離により染色体DNAから分離
する。2ミクロンプラスミドをシリンジにより勾配から
切り出す。Na1J!飽和イソプロパツールによる抽出
によって臭化エチジウムを除去し、そしてプラスミドD
NAを最終的にエタノール沈澱せしめる。次に、精製さ
れた2ミクロンプラスミドDNAをPstlにより線状
化し、そしてpUc19(J、Norrander等、
Gene  26(I983)、101)のPsi1部
位にクローニングしてプラスミドpDP31を得る。
プラスミドpJDB207を制限酵素Kpn [及びl
1paIにより消化する。生ずる0、55kb Hpa
 I −Kpn 1断片を2ミクロン配列とdLEU 
2遺伝子の欠陥プロモーターとの間の連結部を含有する
プラスミドpUc7/LEIJ2は、プラスミドpHc
7 (J。
Vierira等、Gene  19(I982)、2
59]のSal!1部位にクローン化されたLEU2遺
伝子〔^、Andreadis等、Ce1l、 31(
I982)、319)の酵母ゲノム性2.2 kb X
h。
1−5afl断片を含有する。プラスミドpUc7/L
EIJ2をKpn I及びHpa lにより切断する。
 4.25kbKpn I −Hpa l断片をpJD
B207の0.55kb Hpa l −Kpn l断
片に連結する。これによりプラスミドpDP30が生じ
、このプラスミドにおいては、プラスミドpJDB20
7中のもとの2ミクロン/dLEU 2融合が、完全な
ターミネータ−を有するLEU2iff伝子の前に置か
れている。pDr’30をl1pal及び5alIによ
り消化し、そして完全なLEU2遺伝子を含有する1、
85kb断片を精製し、そしてプラスミドpD、P31
の8.7kb  Sal I −0paI断片にクロー
ニングする。生ずるプラスミドpDP33(第2図を参
照のこと)を、5.Out/mlの臭化エチジウムの存
在下での11indll[による部分消化、(M、0e
sterlund等、Gene20(I982)121
 )により線状化し、そしてOR^3遺伝子(M、Ro
se等、Gene  29(I984)、113)を含
有する1、17kb  HindII[断片と連結する
。URA3遺伝子の挿入は大腸菌株pyrF (M、R
ose等、前掲)への形質転換により選択される。陽性
クローンをプラスミドpDP3.4 (第3図を参照の
こと)と称する。
pDP34は、大腸菌用のアンピシリン耐性マーカー並
びにURA3及びdLEu 2酵母選択マーカーを有す
る酵母−大腸菌シャトルベクターである。このプラスミ
ドはA形において完全な2ミクロン配列を含有し、そし
てREPI 、 REP2及びFLPプロフィシエンド
(proficient)である。
梱、  DP34へのヒルリン  カセ・・トのクロー
ニング プラスミドp[1P34をBamHlにより消化する。
制限部位の接着末端をKlenow DN八へリメラー
ゼとの反応によりフィルインする (T、Maniat
is等、Mo1ecular Cloning、A、L
aboratory Manual、ColdSpri
ng Harbor Laboratory、1982
)。DNAを5aj2Iによりさらに切断し、そして1
1.8kbベクタ一断片を分取用0.6%アガロースゲ
ル上で単離する。
DNAを電気溶出及びエタノール沈澱により回収する。
種々の発現カセットをpDP34ベクター断片のSal
1部位と(Bamll I ) /平滑末端部位との間
にクローニングする。
プラスミドpJDB207/GAPFL−HIT−P6
 (例8を参照のこと)を旧ndlI[により消化する
。接着末端をKlenow DNAポリメラーゼにより
平滑末端に転換する。DNAをエタノール沈澱せしめ、
そしてSal■によりさらに消化する。1.1kb  
5aj21−(llindI[I) /平滑末端断片は
、pBR322配列、GAPFLプロモーター、ヒルリ
ンP6のコード配列(好ましい酵母コドン)にインフレ
ーム融合したPH05シグナル配列及び耶転写停止断片
を有する完全な発現カセットを含有する。1.1kb断
片を分取用0.8%アガロースゲル上で単離し、電気溶
出によりゲルから回収し、そしてDE52イオン交換ク
ロマトグラフィー及びエタノール沈澱により精製する。
0.2pmoj2の1.1kb断片及び0.1pmof
fiの11.8kbベクタ一断片をl0II!の60m
M Tris−HCj’  (p!I 7.5 )、1
0mM Mgc、z 、5mM DTT、 3.5mM
 ATP及び400ユニツトの74 DNAリガーゼ(
バイオラプス)中で15°Cにて16時間連結する。I
Iのアリコートを用いて大腸菌tlB101 Ca”細
胞を形質転換する。
5個の形質転換されたアンピシリン耐性コロニを分析す
る。プラスミドDNAをBamHI及び5alI/Ba
mHrにより消化する。正しい制限断片を有する1つの
クローンを選択し、そしてpDP34/GAPFL−H
TI−P6 (第5図を参照のこと)と称する。
同様にして、pJDB207/GAPEL−HTI−P
6、pJDB207/GAPFL−HTI−PlB及び
pJDB207/GAPEL−HTI−PlB(例8を
参照のこと)並びにプラスミドpJDB207/■匹(
−173)−HTI−P6及びpJDB207/PH皿
(−173)HTI−PlB (例9を参照のこと)の
1.1kb  Sai■−(Hindll[) /平滑
末端断片をpDP34ベクターにクローン化して、プラ
スミドpDP34/GAPEL−HTIP6、pDP3
4/GAPFL−HTI−PlB、pDP34 / G
APEL−HTr−PlB、pDP34/PH05(−
173)−HTI−P6 、及びpDP34/■匹(−
173)−HTI−PlBを得る。
訛、プラスミドDP96  のヒルリン  力セラ上 pDP34に代るものとしてpDP96を作製した。
pDP96の作製における本質的差異は、pDP34に
おけるPst1部位とは異りクローニングのために2ミ
クロン環中のユニーク5naB I部位を使用すること
である。pDP96においては、Dリーディングフレー
ムを含む2ミクロン環のすべての既知オーブンリーディ
ングフレームは無傷である。従って、ベクターはすべて
の既知2ミクロン機能について堪能である(profi
cient)はずである。
a)ブースミドDP96の 、+1 プラスミドpD31 (例10)をPstl及び5na
B 1により消化して3個の断片を生じさせる。プラス
ミド、)K19 (カナマイシン耐性を付与する; P
ridmore。
R,D、、 Gene  56(I987)309−3
12 )をSma Iにより線状化する。画情化物のD
NA断片をフェノール抽出し、そしてエタノールで沈澱
せしめる。DNA断片を混合し、そして連結する。この
連結混合物を用いてコンピテント大腸菌JM109 m
胞(Yanisch−Perron、 C,等、Gen
e  33(I985)103119]を形質転換しく
1lanahan、 D、J、、 Mol、Biol。
囮(I983)557−580 ) 、L B培地中で
37°Cにて2時間発現せしめ、そして次に50q/m
のカナマイシン、30ttg/IdのXga I及び7
 pg / mlのIPTGを補充したLB寒天プレー
ト上にプレートする。
12個の白色のカナマイシン耐性コロニーを増殖せしめ
る。プラスミドDNAを、Xba I消化及びBamH
I /にpnI消化により分析する。pDP31のpU
c19ベクタ一部分を失い、Psi)部位の再連結によ
り2ミクロンDリーディングフレームを回復し、そして
5na81部位に挿入されたpK19プラスミド平滑末
端を有する単一クローンをpDP95と称する。このプ
ラスミドはpK19のSma I部位にクローニングさ
れた2ミクロンプラスミドの大5naB I−Pstl
断片及び小Pst I −3naB I断片を含有する
Pstlの再連結によりDリーディングフレームが再構
成されている。
プラスミドpUc18/URA3は大腸菌ベクターpH
c18の旧nd1部位にクローン化された酵母1.17
kb URA3遺伝子(旧ndl[[断)から成り、該
URA3遺伝子はアンピシリン耐性遺伝子とは逆の方向
に挿入されている。pUc1B/IJRA3を50鱈/
dの臭化エチジウムの存在下で制限酵素旧nd[[によ
り37℃にて1時間部分消化する。消化への臭化エチジ
ウムの添加が旧ndluによる第一部位の消化を可能に
するが、線状化されたDNAへの臭化エチジウムのその
後の導入が第二部位の消化を妨害し、こうして線状化さ
れたプラスミドDNAが富化される。2回の逐次的フェ
ノール抽出により制限酵素及び臭化エチジウムを除去し
、そしてDNAをエタノール沈澱せしめる。次に、この
DNAをDNAポリメラーゼ大断片(にlenow酵素
)で処理して、旧ndI[部位の5′オーバーハングを
フィルインする。この末端が修復されたDNAをアガロ
ースゲル上で泳動せしめることにより、富化され末端が
修復された線状化DNAを含む種々の断片を分離する。
3.35kb pUc1B/URA3線状化DNAをゲ
ルから切り出しそして電気溶出する。次に、このDNA
をT4 DNAリガーゼにより自己連結し、コンピテン
ト大腸菌JM109細胞に形質転換し、そして50μg
/雁アンピシリンを補充したYTプレート上にプレート
する。コロニーを前記のようにしてスクリーニングし、
1JRA3遺伝子のpUCリンカ−列側の11indI
[1部位が末端修復されて新たなユニークNhe I制
限部位が形成されているプラスミドD”を同定する。プ
ラスミド“Doを制限酵素旧ndlI[により完全消化
し、そして5′オーバーハングをKlenow DNA
ポリメラーゼとの反応でフィルインする。次に、このD
NAを大過剰のNotlリンカ−(GCGGCCGC)
と混合し、T4 DNAリガーゼにより連結し、コンピ
テントJM109株細胞に形質転換し、そして50n/
mlアンピシリンを補充したTYプレート上にプレート
する。コロニーを前記のようにしてスクリーニングし、
そして旧ndl[1部位が末端修復されておりそしてN
otlリンカ−が付加されているプラスミド“Eoを同
定する。プラスミド“Eoを制限酵素Sac Iで消化
し、そして3′オーバーハングをT4 DNAポリメラ
ーゼにより修復する。次に、このDNAを大過剰のNo
tTリンカ−と混合し、そしてT4 DNAリガーゼに
より連結する。
この連結混合物をコンピテント大腸菌JM109細胞に
形質転換し、そして50n/雁アンピシリンを補充した
YTプレート上にプレートする。この連結混合物をコン
ピテント大腸菌JM109細胞に形質転換し、そして5
0μg/dアンピシリンを補充したYTプレート上にプ
レートする。コロニーを前記の様にしてスクリーニング
し、そしてpUc18配列がNotl制御部位により挟
まれているプラスミドpUc1B/URA3−Nを同定
する(プラスミド“D。
及び“Eoは、pUc18/1lRA3−Nの作製のた
めの単なる中間体である)。
プラスミドpDP95及びpUc18/ URA3−N
の両者をKpn I及びBamHIにより消化してそれ
ぞれ2回片を生じさせる。DNA断片を混合一連結し、
そしてこれを用いてコンピテント大腸菌JM109細胞
を形質転換する。細胞を、100i/dのアンピシリン
、30μg/m1のXGaj2及び7 t1g/ ml
のIPTGを補充したLB寒天プレート上にプレートす
る。
12個の白色のアンピシリン耐性コロニーを増殖せしめ
る。プラスミドDNAを旧ndll[消化及びPvu 
II消化により分析する。すべての既知機能について堪
能な完全な2ミクロン配列及びpUCベクターにクロー
ン化されたURA3遺伝子を含有する単一クローンをp
DP96と称する(第6図)。
b)  DP96へのヒルリン  カセ・・トのクロー
ニング 例11と同様にして、pDP96をBamHIにより消
化する。接着末端をKlenow DNAポリメラーゼ
を用いる反応によりフィルインする。DNAを5aff
ilによりさらに切断する。10.2kbベクタ一断片
を単離する。プラスミドJDB207/GAPFL−1
1TI−P6の1.1kb  SaI!、I −(Hi
ndlI[) /平滑末端断片を単乱し、そして前記ヘ
クター断片に連絡する。
6個の形質転換されたアンピシリン耐性コロニーを分析
する。プラスミドDNAをBamHI及びSa l I
 /BamHIで消化する。予想通りの制限断片を有す
る1個のクローンを選択し、そしてpDP96/GAP
FL−HTI−P6と称する。同様にして、pJDB2
07/GAPEL−)ITI−PlB(例8を参照のこ
と)の1.1kbsazr(旧ndlll)/平滑末端
断片を用いてプラスミドpDP96/GAPEL−!I
TI−P1Bを得る。
内因性2ミクロンプラスミドを除去するため、第−段階
においてHT246株(DSM 4084;α、 1e
u2−3.旦u 2−112.prb)のURA3遺伝
子に欠失を導入してこの株をウラシルについて栄養要求
性にする。
Hinnen等(Proc、Nact、Acad、Sc
i、USA  75.1929(I978) )により
記載された形質転換法を用いて、+17246を11r
gのプラスミドYEp13 (Broach、J、Ro
Strathern、J、N、、Hicks+J、B、
(I979)Gene EL121−123)により形
質転換する。URA3遺伝子中に欠失を有するプラスミ
ドpUc、2ura3Δ(Sengstag、Ch、。
Hinnen、A、、Nuclecic Ac1ds 
Re5earch 15+233−246(I987)
 )  l OtntをプラスミドYEp13と共に加
える。
約3000個のロイシン原栄養性形質転換体を、小振と
うスラスコ中の5 mllの最少培地(アミノ酸を含有
しないデイフコのイースト・ニトロゲン・へ−スに2%
グルコース、0.1%ロイシン、0.1%ウラシル及び
0.25%フルオロオロシン酸を添加したもの)に再懸
濁し、そして30°Cc、180rpにて60時間イン
キユヘートする。増殖する形質転換体は毒性類似体フル
オロオロチン酸に対して耐性であり、そしてそれ故に染
色体URA3遺伝子中にura3Δによる置換を有する
。増殖した細胞を、ペプトン20g/l、酵母エキス1
0g/l及びグルコース20 g/lを含む、完全培地
上にプレートし、そして30″Cにて48時間の増殖の
後、アミノ酸を含有しない最少培地(デイフコ・イース
ト・ニトロゲン・ベース、2%グルコース及び0.1%
ロイシンが補充されたもの)にレプリカしてウラシル栄
養要求株を検出する。幾つかの栄養要求株を拾い上げ、
そしてロイシン栄養要求性を付与するプラスミドYll
!p13の喪失について試験する。ロイシン及びウラシ
ルを要求する1つのコロニ(Tr889と称する)を拾
い、そしてその後の実験に使用する。
Tr889を、マーカー遺伝子LE[I2及びURA3
の両者を有するプラスミドpop38  (プラスミド
pDP34から、Sph Iによる消化及び生ずる8、
4kb断片の再連結により得られる;第4図を参照のこ
と]により形質転換する(形質転換法は前記)。形質転
換された酵母細胞をまず、ウラシルを欠きそしてロイシ
ンが補充された酵母最少培地プレート上で選択し、そし
て次に、ロイシンを欠きそしてウラシルが補充された最
少培地上にレプリカプレートする。10個の1週間培養
したコロニーを拾い上げ、そして別々に液体完全培地(
前記)中で約100世代増殖せしめる。こうすることに
より、細胞はpDP38プラスミドを失い、そして−あ
る比率で同時に内因性2ミクロンプラスミドをも失う。
ウラシル及びロイシンを要求するコロニー10個を拾い
、D N Aを5周製し、このDNAをPstlにより
完全消化し、そしてサザンプロノト上で32Pラベル化
酵母2ミクロンD N Aでプローブする。
ハイブリダイゼーションシグナルを全く示さない1個の
単離体を11449 (a 、 leu  2−3. 
leu  2412゜ura 3Δ、 prb、 ci
r’ ) と称し、これは酵母株HT 246に相同な
(isogenic) 2ミクロン不含有(cir’ 
)誘導体である。
鮨、S、セレビシェ−H449の サツカロミセス・セレビシェ−困匹執肛姐匹競cere
visiae) H449株を、次のプラスミド:pD
P34/GAPFL−HTI−P6pDP34/GAP
FL−HTI−P18pDP34/GAPEL−HTI
−P6pDP34/GAPEL−HTI−P18pDP
34/荏匹(−173)−HTI−P6pDP34/程
(05(−173)−HTrLP18pDP96/GA
PFL−HTI−P6pDP96/GAPFL−)IT
I−PI3を用いて、Hinnen等(Proc、Na
tl、Acad、Sci、USA75.1929(I9
78) )により記載された形質転換法により形質転換
する。形質転換された酵母細胞を、ロイシンが補充され
ておりそしてウラシルを欠いている酵母最少培地プレー
ト上で選択する。単一形質転換細胞を単離し、そして次
のように命名する。
■ サツカロミセス・セレビシェ−8449/pDP34 
/GAPFL−HTI−P6及びサツカロミセス・セレ
ビシェ−H449/pDP34 /GAPFL−1(T
I−PlBの細胞をそれぞれ、次の組成(g/f): デイフコ イースト・ニトロゲン・ベース 6.7アス
パラギン             10ロイシン  
               1グルコース    
           20を有する最少培地10rn
Q中で2回前培養する。最初の前培養は28°C,18
0r、p、mにて60時間行う。
第2前培養は2%の第一前培養物を接種して、28”C
,1BOr、p、mにて24時間行う。
主培養培地は次の組成を有する。
酵母エキス    49 グルコース     5 スラクトース   57 NH,NO20,5 Mg5o、 X 7 Hzo   1.0CaCOz 
       5.0 Caz(PO4)z      2.0主培養に約2X
IO6細胞/ mlを接種し、そして28°c、180
r、p、mにて72時間培養を行う。発酵の終りにおい
て約1×109細胞/戚が得られる。発酵中の幾つかの
時点で培養物のサンプルを取り、遠心分離により細胞を
除去し、そして細胞上清のヒルリンをIIPLc (後
記)により分析する。
培養液をアンバーライトXAD−7と混合し、そして2
5°Cにて約4時間吸着にかける。細胞をカラム中の樹
脂から分離する。I M Nac、により洗浄した後、
樹脂をT’r i s緩衝液(50mM、pH7,0〜
8.5)により溶出する。主画分をpl+2.9に調整
し、そして0.1M酢酸により平衡化されフアルマシア
FPLC系に連結されたセファデックスG50スーパー
フアインカラム (ファルマシア100cm X 26
mm ;  40(lneベツドボリウム)に適用する
。0.1 M酢酸を用い、0、2 ml 7分の流速で
溶出を行い、そして280nmにてモニターする。6 
mlの両分を集め、そしてS、Ma。
等(Anal、Bioch、 161.514(I98
7))により記載された方法によりスロンビン阻害測定
により活性を試験する。この段階で4倍精製される。活
性画分を凍結乾燥機で乾燥し、そして2dの0.02M
ヒスチジン/HCI  (pH5,6)(溶離剤A)に
溶解し、遠心し、そして透明な上清を、フアルマシアF
PLC系に連結されておりそして溶離剤Aにより平衡化
されているQセファロース・ファスト・フロー・陰イオ
ン交換カラム(ファルマシア、40cm X 16mm
 ;ベツドボリウム66d)に適用する。段階グラジェ
ントにより2m1/分の流速で溶出を行う。48分間0
%B(溶離剤B : 0.02M l= スタミ7/H
(J!(pH5,6) + I M NaClり  i
  102分間15%B;65分間100%B、  2
80nmにてモニターし、活性画分をプールし、そして
セファデックスG50フアインカラム上で0.01M 
NlI411CO3を用いて脱塩し、そして凍結乾燥す
る。
例3に記載したようにして、逆相11PLc (ヌクレ
オシルc、8及びフェニルシリカ)により及ヒMono
Q陰イオン交換クロマトグラフィーにより最終精製を行
う。S、セレビシェ−により生産された純粋なヒルリン
P6及びPlBは例6に記載した方法により得られる生
成物に本質的に相当する。すなわち、得られるヒルリン
P6はTy r 61 に硫酸モノエステル基を欠いて
いる(デスルファトヒルリンP6)。
例3.5又は16のいずれかのヒルリン化合物を含有す
る溶液を0.9%Nac、溶液に対して透析する。次に
、同じNa(J溶液で稀釈することにょリ、溶液の濃度
を0.2■/d又は2■/ mlに調整する。これらの
溶液を限外濾過により無菌化する(0.22−の孔の膜
を用いる)。
この無菌化された溶液を例えば静脈内投与のために直接
用いることができる。
微生前■岑匝 次の微生物がDeutsche Sammlung v
on Micro−organismen(DSM) 
、Mascheroder Weg 1h、D−330
0Braunschweigに寄託された(寄託口、及
び受託番号)。
サツカロミセス・セレビシェ−(Saccharom 
cescerevisiae)H449: 1982年
2月18日: DSN 4413;大腸菌(Esche
richia  co旦)JM109/pDP38  
:1988年2月19日:05M4414  ;大腸菌
(Escherichia  coli)JM109/
pDP34  :1988年3月14日: DSM44
73゜
【図面の簡単な説明】
第1図は、好ましい酵母コドンを有するPHOシグナル
配列を含有するヒルリンP6遺伝子のインビトロ合成を
示す模式図である。使用される12オリゴデオキシヌク
レオチドは、それぞれ番号を付した線及び点線により示
される。 第2図は、好ましい酵母コドンを有するPHOシグナル
配列を含有するヒルリンP18遺伝子のインビトロ合成
を示す模式図である。使用される12オリゴデオキシヌ
クレオチドは、それぞれ番号を付した線及び点線により
示される。 第3図は、プラスミドpDP33の作製方法を模式第4
図は、プラスミドpDP34及びpDP38の作製方法
を模式的に示す。 第5図は、発現プラスミドpDP34/GAPFL−H
TI−P6の作製方法を模式的に示す。 第6図は、プラスミドpDP96の構造を模式的に示す
。 二tシrノ: EeoRに T万r2: coRI PH0555 P6 P18 〉 amHI IQ−)( 11sG1uG1n −1山r3:

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次のアミノ酸配列( I ): 【遺伝子配列があります。】( I ) で表わされるポリペプチド、及び次のアミノ酸配列(I
    I): 【遺伝子配列があります。】(II) (式中、T^*はスレオニンを表わし、そのヒドロキシ
    基は遊離であるか又はO−グリコシル化されており、そ
    してZはチロシンのフェノール性水素原子又は基−SO
    _3Hを表わす) から成る群から選択されたポリペプチド。 2、Zがチロシンのフェノール性水素原子であり、そし
    てT^*が請求項1に記載した意味を有する、請求項1
    に記載の式( I )のポリペプチド。 3、Zがチロシンのフェノール性水素原子であり、そし
    てT^*がスレオニンである、請求項1に記載の式(
    I )のポリペプチド。 4、Zがチロシンのフェノール性水素原子であり、そし
    てT^*がスレオニンを表わし、そのヒドロキシ基がグ
    リコシル化されているポリペプチドであって、水蛭ヒル
    ジナリア・マニレンシス(¥Hirudinaria¥
    ¥manillensis¥)から単離されるものであ
    る、請求項1に記載の式( I )のポリペプチド。 5、Zが基−SO_3Hであり、そしてT^*がスレオ
    ニンを表わし、そのヒドロキシ基がグリコシル化されて
    いるポリペプチドであって、水蛭ヒルジナリア・マニレ
    ンシス(¥Hirudinaria¥¥manille
    nsis¥)から単離されるものである、請求項1に記
    載の式( I )のポリペプチド。 6、T^*がスレオニンを表わす、請求項1に記載の式
    (II)のポリペプチド。 7、T^*がスレオニンを表わし、そのヒドロキシ基が
    O−グリコシル化されているポリペプチドであって、水
    蛭ヒルジナリア・マニレンシス(¥Hirudinar
    ia¥¥manillensis¥)から単離されるも
    のである、請求項1に記載の式(II)のポリペプチド。 8、請求項1に記載のポリペプチドを含んで成る医薬組
    成物。 9、体外で血液中のスロンビンを阻害する方法であって
    、該血液を請求項1に記載の化合物又はその医薬として
    許容される塩と接触せしめることを含んで成る方法。 10、請求項1に記載のポリペプチド又はその塩の製造
    方法であって、 a、沈澱法及びクロマトグラフ法の組み合わせにより水
    蛭種ヒルジナリア・マニレンシス(¥Hirudina
    ria¥¥manillensis¥)の体から前記ポ
    リペプチドを単離し;あるいは b、ペプチド合成により前記ポリペプチドを化学的に合
    成し;あるいは c、前記ポリペプチドをコードするDNA配列に作用可
    能に連結されたプロモーターを含んで成るハイブリドベ
    クターにより形質転換された宿主細胞を培養し、そして
    該ポリペプチドを単離し;そして所望により、Zが基−
    SO_3Hである得られた式( I )の化合物中の該硫
    酸モノエステル基を加水分解により除去し、そして/又
    は所望により、得られた式( I )又は(II)の化合物
    中のグリコシル基を加水分解又は酸分解により除去し、
    そして/又は所望により、遊離カルボキシ基及び/又は
    ヒドロキシ基を有する得られたポリペプチドを塩に転換
    し、又は得られた塩を遊離化合物に転換する; ことを含んで成る方法。 11、T^*がスレオニンであって、そのヒドロキシ基
    がグリコシル化されており、そしてZがチロシンのフェ
    ノール性水素原子、又は基−SO_3Hである請求項1
    に記載のポリペプチドの製造方法であって、沈澱法及び
    クロマトグラフ法の組み合わせにより水蛭種ヒルジナリ
    ア・マニレンシス (¥Hirudinaria¥¥manillensi
    s¥)の体から前記ポリペプチドを単離し、そして所望
    により、Zが基−SO_3Hである得られた式( I )
    の化合物中の該硫酸モノエステル基を加水分解により除
    去し、そして/又は所望により、遊離カルボキシ基及び
    /又はアミノ基を有する得られたポリペプチドを塩に転
    換し、又は得られた塩を遊離化合物に転換する、ことを
    含んで成る方法。 12、請求項1に記載のヒルリンポリペプチドをコード
    するDNA。 13、請求項1に記載のヒルリンポリペプチドをコード
    しており、そして発現制御配列により制御されるDNA
    配列を含有するハイブリドベクター。 14、ヒルリンポリペプチドをコードしており、そして
    発現制御配列により制御されるDNAを含有するハイブ
    リドベクターにより形質転換された宿主生物。
JP1145521A 1988-06-11 1989-06-09 抗凝固活性を有する新規ポリペプチド Pending JPH02117697A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8813876.3 1988-06-11
GB888813876A GB8813876D0 (en) 1988-06-11 1988-06-11 Novel polypeptides with anticoagulant activity
GB8818123.5 1988-07-29
GB888818123A GB8818123D0 (en) 1988-06-11 1988-07-29 Novel polypeptides with anticoagulant activity

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02117697A true JPH02117697A (ja) 1990-05-02

Family

ID=26294006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1145521A Pending JPH02117697A (ja) 1988-06-11 1989-06-09 抗凝固活性を有する新規ポリペプチド

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5114922A (ja)
EP (1) EP0347376B1 (ja)
JP (1) JPH02117697A (ja)
AU (1) AU625375B2 (ja)
CA (1) CA1339106C (ja)
DE (1) DE58907266T2 (ja)
DK (1) DK283889A (ja)
ES (1) ES2052062T3 (ja)
IE (1) IE61809B1 (ja)
PT (1) PT90798B (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3888381T2 (de) * 1987-04-09 1994-07-28 Delta Biotechnology Ltd Hefevektor.
US5192745A (en) * 1987-05-21 1993-03-09 Merrell Dow Pharmaceuticals Inc. Cyclic anticoagulant peptides
US5236898A (en) * 1987-05-21 1993-08-17 Merrell Dow Pharmaceuticals Inc. Cyclic anticoagulant peptides
GB8826428D0 (en) * 1988-11-11 1988-12-14 Biopharm Ltd Antithrombin
US5192747A (en) * 1989-10-03 1993-03-09 Merrell Dow Pharmaceuticals Inc. Anticoagulant peptides
CA2026377A1 (en) * 1989-10-03 1991-04-04 John L. Krstenansky Radiolabeled anticoagulant peptides
AU641215B2 (en) * 1990-02-13 1993-09-16 Merrell Dow Pharmaceuticals Inc. Stabilized sulfonate, sulfate, phosphonate and phosphate derivatives of hirudin
CA2086243C (en) * 1990-07-24 2001-10-02 John L. Krstenansky Anticoagulant peptides
GB9022040D0 (en) * 1990-10-10 1990-11-21 Biopharm Ltd Platelet adhesion inhibitor
WO1992008736A1 (fr) * 1990-11-08 1992-05-29 Nippon Mining Company Limited Mutant d'hirudine, sa production, anticoagulant, vecteur secretoire, microorganisme transforme par ledit vecteur et production d'un produit a partir dudit microorganisme
IL101062A0 (en) * 1991-02-28 1992-11-15 Erba Carlo Spa Anti-thrombin polypeptides and their preparation
US6719975B1 (en) * 1991-06-27 2004-04-13 Farmitalia Carlo Erba S.R.L. Anti-hirudin polyclonal antibodies and their use for the identification, immunopurification and quantitative determination of hirudin
US5863534A (en) * 1993-04-09 1999-01-26 Bio-Technology General Corp. Polypeptide having factor Xa inhibitory method of reducing blood coagulation with a novel polypeptide having factor Xa inhibitory activity
IL109259A0 (en) * 1993-04-09 1994-07-31 Bio Technology General Corp Novel polypeptide having factor Xa inhibitory activity
DE69432983T2 (de) * 1993-06-11 2004-04-29 Merrell Pharmaceuticals Inc., Cincinnati Trifunktionelle antithrombin-und antiplättchenpeptide
CA2144523A1 (en) * 1993-08-04 1995-02-16 Hugo Grossenbacher High molecular weight desulphatohirudin
RU2112528C1 (ru) * 1994-12-23 1998-06-10 Институт биоорганической химии им.М.М.Шемякина и Ю.А.Овчинникова РАН СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ ФЕРМЕНТА ДЕСТАБИЛАЗЫ, ОБЛАДАЮЩЕГО ФИБРИНОЛИТИЧЕСКОЙ, ТРОМБОЛИТИЧЕСКОЙ, ЭНДО- И ЭКЗО- ε(γ GLY)-LYS-ИЗОПЕПТИДАЗНОЙ И АМИДОЛИТИЧЕСКОЙ АКТИВНОСТЬЮ
GB9509271D0 (en) * 1995-05-05 1995-06-28 Biopharm Res & Dev Ltd Blood clot stabilisation inhibitors
CN102914612B (zh) * 2011-08-06 2015-10-21 河北以岭医药研究院有限公司 一种菲牛蛭药材指纹图谱的测定方法
CN105646702B (zh) * 2016-04-13 2019-03-01 中国科学院昆明动物研究所 菲牛蛭Kazal型胰蛋白酶抑制剂Bdellin-HM及其编码基因和应用

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3324534A1 (de) * 1983-07-07 1985-01-17 Ciba-Geigy Ag, Basel Modifizierte protease-inhibitoren, verfahren zu ihrer herstellung und daraus bereitete pharmazeutische mittel
DE3342139A1 (de) * 1983-11-22 1985-05-30 Ciba-Geigy Ag, Basel Desulfatohirudine, verfahren zu ihrer herstellung und pharmazeutische mittel
DE3438296A1 (de) * 1984-04-18 1985-11-07 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Neue polypeptide mit blutgerinnungshemmender wirkung, verfahren zu deren herstellung bzw. gewinnung, deren verwendung und diese enthaltende mittel
DE3445532A1 (de) * 1984-12-13 1986-06-19 Plantorgan Werk Heinrich G.E. Christensen, KG, 2903 Bad Zwischenahn Hirudin-pa, desulfatohirudine-pa, verfahren zur herstellung und pharmazeutische mittel, die diese wirkstoffe enthalten
CN86101096A (zh) * 1985-04-26 1986-10-22 株式会社岛津制作所 印字绘图器
DE3689525D1 (de) * 1985-07-17 1994-02-24 Hoechst Ag Neue Polypeptide mit blutgerinnungshemmender Wirkung, Verfahren zu deren Herstellung bzw. Gewinnung, deren Verwendung und diese enthaltende Mittel.
IL83912A (en) * 1986-09-18 1993-05-13 Pennsylvania Hospital Protein having anticoagulant and antimetastatic properties
FR2630638B1 (fr) * 1988-05-02 1997-08-08 Inst Nat Sante Rech Med Implant oculaire et son procede de preparation

Also Published As

Publication number Publication date
DE58907266D1 (de) 1994-04-28
IE891856L (en) 1989-12-11
EP0347376A3 (en) 1990-07-04
PT90798A (pt) 1989-12-29
DE58907266T2 (de) 1994-09-29
PT90798B (pt) 1994-10-31
EP0347376A2 (en) 1989-12-20
DK283889A (da) 1989-12-12
EP0347376B1 (en) 1994-03-23
AU3630189A (en) 1989-12-14
DK283889D0 (da) 1989-06-09
AU625375B2 (en) 1992-07-09
ES2052062T3 (es) 1994-07-01
CA1339106C (en) 1997-07-29
US5114922A (en) 1992-05-19
IE61809B1 (en) 1994-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5118668A (en) Variants of bovine pancreatic trypsin inhibitor and pharmaceutical use thereof
JPH02117697A (ja) 抗凝固活性を有する新規ポリペプチド
FI90787C (fi) Menetelmä desulfatohirudiinin valmistamiseksi
CA1254527A (en) Expression vectors for enhanced production of polypeptides, plasmids containing the vectors, hosts containing the plasmids, products manufactured thereby and related methods
JP2580141B2 (ja) 形質転換された酵母及びヒルジンの製造方法
JPH0829097B2 (ja) 線維芽細胞発育因子
EP0402068A1 (en) Polypeptides and polypeptide analogues with inhibitory activity against human elastase
JPH06197766A (ja) デスルファトヒルジンをコードする酵母ハイブリドベクター
EP0362259B1 (en) Method of producing cystatin c or modifications hereof and dna-sequence for use when carrying out the method
US20020142414A1 (en) Process for the preparation of protease inhibitors
JPH02439A (ja) ヒトアプロチニン相同体、宿主株およびそれらの発現ベクター、それらの分離および薬物としてのそれらの使用
EP0340170A2 (en) Process for the production of polypeptides
US5268296A (en) DNA vector and recombinant host cell for production of hirullin P6 and P18
US5656458A (en) Expression and processing of amino terminus acetylated FGF's in yeast
JPS6312299A (ja) ポリペプチドの生産のための発現ベクタ−、ポリペプチドの交換発現法、発現ベクタ−を含有する宿主、それによりつくられた生産物
US5661001A (en) High molecular weight desulphatohirudin
FI96116B (fi) Menetelmä proteaasi-inhibiittoriaktiivisuutta omaavien egliinimutanttien valmistamiseksi
US5552299A (en) Plasmids and process for producing recombinant desulphatohirudin HV-1 peptides
JPH02119792A (ja) デスルファトヒルジン変異体
JP2840441B2 (ja) 真正fgfの酵母における発現およびプロセシング
JP2623807B2 (ja) セリンプロテアーゼおよびセリンプロテアーゼ遺伝子
JPH09500265A (ja) キセノニンとしてデザインされたペプチドファミリー
EP0412526A2 (en) Expression vector for hirudin, hirudin fusion protein, transformed microorganism, and method for production of hirudin
JPH0746995A (ja) プラスミド及び組替え体 デスルファトヒルヂン hv−1 ペプチドの製法