JPH02116799A - 放射線増感紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は放射線増感紙（以下、「増感紙」という）の改
良に関する。

〔従来の技術〕

増感紙はＸ線用蛍光体、即ち、Ｘ線照射を受けた時に高
輝度の瞬時発光金示す蛍光体と結合剤樹脂とからなる蛍
光体層を、紙、プラスチック等の支持体上に設け、更に
その上に光を透過し得る薄いグラスチックの保穫膜を設
けてなる構造を有しており、被写体のＸ線像を可視像に
変換してＸ巌写真フィルム上に記録させるために医療診
断や物質の非破壊恢査に使用されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、増感紙においては、蛍光体層中の結合剤樹脂
の含有率を減少させる（従ってｘ？ＦＭ用蛍光体の含有
率を増加させる〕とそれだけ増感紙の感度並びに画質、
特に鮮鋭度の点で有利となることが知られている。しか
し、−収約にはＸ線用蛍光体粒子は蛍光体層のほぼ全面
にわたって結合剤樹脂中に均一に分散しており、従って
増感紙の鮮鋭度を向上させるように蛍光体層中の結合剤
樹脂の富有率を小さくした場合、それだけ蛍光体粒子の
蛍光体層表面に露出する確率が高くなシ、このような蛍
光体層表面に別途成形加工され次薄膜からなる保護膜を
接着する工程を経て増感紙を製造しようとすると蛍光体
層と保護膜との接着強度が充分に得られず、従って反復
使用によシ保護膜が蛍光体層から剥離し易くなるという
問題点があった。

本発明は蛍光体層の表面に保護膜を接着してなる増感紙
において、蛍光体層中の結合剤樹脂の含有［−従来の増
感紙における平均的な含有率よりも小さくすることによ
って鮮鋭度を向上させると共に結合剤樹脂を蛍光体層中
で偏在させることによって蛍光体層と保護膜との接着強
度を強化させ友増感紙を提供することを目的とする。

〔課題を解決する九めの手段及び作用〕本発明の上記目
的は、増感紙の蛍光体層中に含まれる結合剤樹脂の含有
率を従来の一般的な増感紙の場合の結合剤樹脂の含有率
より小さくすると共に、蛍光体層中における結合剤樹脂
の分布が保＃！に層側に相対的に多くなるように保護膜
側に偏在させることによって達せられる。

即ち１本発明の増感紙は、支持体上に、Ｘ線用蛍光体及
び該Ｘ線用蛍光体を分散支持する結合剤樹脂からなる蛍
光体層を形成し、該蛍光体層上に保護膜を接着してなる
放射線増感紙において、該蛍光体層全体の平均で、該Ｘ
線用蛍光体に対する該結合剤樹脂の割合が４〜８重Ｊ１
−％の範曲でめｐ、且つ咳保繰膜の近傍の該蛍光体層中
でのＫＸ線用蛍光体に対する該結合剤樹脂の割合が、該
蛍光体層の残りの部分での該Ｘ線用蛍光体に対する該結
合剤樹脂の割合よシも大となるように、咳結合剤樹脂が
該蛍光体層中で偏在していることを特徴とする。

以下、本発ＢＡを更に詳細に説明する。

本発明の増感紙を製造するには、先ずＸ線用蛍光体と結
合剤樹脂とを混合し、更にこれに浴剤を適当量加えて適
正粘度の蛍光体塗布液を作製し、この蛍光体塗布液をロ
ールコータ−、ナイフコーター等によって、紙や、ポリ
エチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリスチレ
ン、ポリアミド、ポリカーボネート等のグラスチック等
からなる支持体上に塗布する。この際、蛍光体塗布液の
粘度、乾燥速度等を′ｖ＠整することによシ、蛍光体塗
布液の塗膜が固化する前にＸ線用蛍光体の一部を沈降さ
せて、蛍光体層の表面近傍における結合剤樹脂含有率が
その他の部分に比べて大きくなっている蛍光体層を形成
する。

本発明の増感紙で用いることのできるＸＭＡ用蛍ｉ（４
［ツイテＵ％ＫｆｆｔｆＪｌａＵ＆　＜　、　Ｍ”ｗｏ
４．　ｙｉ”ｗｏ４：ｐｂ　（但し、Ｍ［Ｉばいづれも
Ｃａｐ　Ｍｇ　＊　ＺｎおよびＣｄの中の少なくとも１
つでめる）等のタングステン酸塩系蛍光体、一般式”（
Ｗ−ｎ）・Ｍ’ｎＣｈｖＸ　（但し、ＭはＹ。

Ｌａ　、　ＧｄおよびＬｕの中の少なくとも１つであＪ
、　、ＭＩＪ／１ＣｅｅＤｙ、Ｅｒ　、Ｅｕ、Ｈｏ　、
Ｎｄ、Ｐｒ、Ｓｍ、Ｔｂ＋７ｍおよびＹｂの中の少なく
とも１つであり、Ｘは硫黄又はハロゲンであシ、ｎは０
．０００２〜０．２でめり、ＷはＸがハロゲンの時には
１であり、Ｘが硫黄の時には２である）で表わされる希
土類オキシハライド系蛍光体又は希土類オキシサルファ
イド系蛍光体、ＢａＦＸ：Ｅｕ　　　（Ｂａ　、　Ｍｅ
　）ＦＸ：Ｅｕ　　、　ＢａＦ２・ｐＭｅＸ２・ｑＫＸ
′・ｒＭ’５ｓｏ４：　ｒＥｕ　（但し、　ＭｅはＭｇ
　、　ＣａおよびＳｒの中の少なくとも１つであシ、Ｍ
’ｓはＣｍ　ｙ　ＳｒおよびＢ＆の中の少なくとも１つ
でｓｂ、ＸおよびＸ′はＣｔおよびＢｒの中の少なくと
も１つであり、ｐ。

ｑおよびｒはそれぞれ０．８０≦ｐ＜１．５．Ｑ≦ｑ＜
２．０および０≦ｒ　＜　１．０なる条件を？１ｉｌｌ
ｆｃす数である）等のアルカリ土類複合弗化ハロｒン化
物蛍光体、ＬｎＰＯ４：　Ｔｂ　（但しＬ！ｌ　＃ｉＬ
ａ　ｅ　ＹおよびＧｄの中の少なくとも１つであるン、
（Ｂａ　＝　Ｓｒ　）ｓ　（ＰＯ４）２　：　Ｅｕ”ａ
ｆｐ２ｏ、　：　Ｃｕ　等の燐酸塩系蛍光体、一般式Ｌ
ｎ′（Ｔａ１−ＸＩＮｂｘ）０４　：　Ｔｍ又ｄＬｎ’
（Ｔａ、−ｘ、　Ｎｂｘ）０４　：　Ｔｂ　（但し、Ｌ
ｎ’はＬａ　、　Ｙ　、　ＧｄおよびＬｕの中の少なく
とも１つである）で表わされるタンタル酸塩系並びにニ
オブ酸塩系蛍光体、ＺｎＳ　：　Ａｇ、（Ｚｎ、Ｃｄ）
ｓ：Ａｇ４の硫化物系蛍光体、ＢａＳＯ４”、　Ｐ　ｂ
”　、　（Ｂａ　、Ｓｒ　）　ＳＯ４二Ｆ、２４等の硫
酸塩系蛍光体、Ｃｇｌ　：　ＴＬ　、　Ｎａｌ　：　Ｔ
ｔ　。

ＫＩ　：　ＴＬ寺の沃化物系蛍光本号の、Ｘ線照射を受
は次時に高輝度の瞬時発光を示す公知の蛍光体を用いる
ことができる。

ま几、本発明の増°感紙において蛍光体層の一部を構成
する結合剤樹脂としては硝酸セルロース、酢酸セルロー
ス、エチルセルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブ
チラール、線状ホ１７エステル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリカーゲネート、ポリウレタン、ポリメ
チルメタクリレート、セルロースアセテートブチレート
、ポリビニルアルコール等、従来から増感紙の蛍光膜と
して用いられているものを単独で又は２棟以上の組合わ
せで用いることができる。

蛍光体塗布液ｙ４製用の溶剤としてはメタノール。

エタノール、プロパツール、ブタノールなどのアルコー
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ンなどのケトン類、メチルエチルエーテル、エチルエー
テルなどのエーテルａ、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの
エステル類、ギシレン等及びこれらの混合物を用いるこ
とができ、これらの中でも特にシクロヘキサノン、ブタ
ノール、酢酸ブチル、キシレン等の比較的遅乾性の溶剤
を用いることがよシ好ましい。

蛍光体塗布液は、上記Ｘ線用蛍光体、結合剤樹脂及び溶
剤を混合し、更に、必要に応じて、これに増感紙の蛍光
体層形成時に従来がら株加剤として一般に使用されてい
る７タル酸、ステアリン酸、親油性界面活性剤等の分散
剤や燐酸）　ＩＪ　フェニル等の燐酸エステル、フタル
酸ジエチル等の７タル酸エステル、グリコール酸ブチル
７タリルプチル等のグリコール酸エステル等の可塑剤を
株加し、光分に混合することによってｖ！４製できる。

Ｘ線用蛍光体と結合剤樹脂との混合比は任意に変えるこ
とができるが、Ｘ線用蛍光体に対する結合剤樹脂の割合
は、蛍光体層と保睦膜との接７ｆｉ強度を光分なものに
するためには、蛍光体層の保護ｉ側に結合剤樹脂を偏在
させるという条件下でも、蛍光体層全体の平均で４重ｔ
％以上であることが好ましく、ま次得られる増感紙の鮮
鋭度をよシ向上させる友めには、蛍光体層全体の平均で
８重重％以下であることが好ましい。また、蛍光体塗布
液を支持体上に塗布する際に、これが乾燥する過程で完
全に乾燥して固化してしまう前に蛍光体粒子の一部が出
来るだけ沈降し、乾燥した時に蛍光体層の表面近傍の結
合剤樹脂の含有率が浅シの部分よシも大きくなるように
、蛍光体塗布液の粘度を従来のそれよりも低く、およそ
７０００ｃＰ以下とするように浴剤の添加量をコントロ
ールすることが好ましいＯ 支持体上に塗布された蛍光体塗布液の乾燥については、
塗布恢、直ちに熱風を吹きつけながらの乾魚寺の手段で
急＠に行なうことはせずに、周囲の空気のＩｔ換を抑制
しながら呈温から徐々に加熱、する等、充分に時間をか
けて乾燥を行うことが好ましい。特に、粘度がそれ程低
くない蛍光体塗布液を支持体上に塗布した場合には蛍光
体塗布液の乾燥過程においてこれが完全に固化する前に
蛍光体粒子がｉｉ度に沈降するように、このように蛍光
体塗布液の乾燥速度をより制御する必要がある。

なお、本発明の増感紙の製造に際し、結合剤樹脂が保！
膜側に相対的に偏在した蛍光体層を支持体上に形成する
方法としては、上述のように蛍光体塗布液の粘度や、こ
れの支持体上での乾燥速度をコントロールする方法、並
びに結合剤樹脂の含有率（対Ｘ線用蛍光体重量）の異な
る２株類の蛍光体塗布液（夫々の蛍光体塗布液中の結合
剤樹脂含有率の平均値がＸ線用蛍光体に対して４〜８重
量係の範囲に入る）を作製しておき、先ず支持体上に結
合剤樹脂含有率の低い蛍光体塗布液ｔ−ｍ布し、乾燥さ
せ、その上に結合剤樹脂含有率の高い蛍光体塗布液を塗
布し、乾燥させるようにしても良い。この方法によって
蛍光体層を作製する場合には、蛍光体塗布液調製用の溶
剤は特に遅乾性浴剤である必要はなく、公知の溶剤の中
から自由に選択出来ること、蛍光体塗布液は任意の粘度
に調製すれば良いこと並びに支持体上に塗布された蛍光
体塗布液の乾燥速度をコントロールする必要がないこと
は言うまでもない。

また、上記いづれの方法によって蛍光体層を作製する場
合にも、結合剤樹脂の含有率が８重ｊｔ％（対Ｘ線用蛍
光体）以下である蛍光体層と保腫膜との接着強度を実用
上満足な状態に保つためには、蛍光体層表面（保護膜側
）近傍における結合剤樹脂の含有率（対Ｘ線用蛍光体）
がその残余の部分におけるそれの少なくとも１．１倍よ
シ大であることが望ましい。

次に、上述のようにして支持体上に形成された蛍光体層
の表面上に、接着剤が予じめ下塗りされたポリエチレン
フタレート、塩化ビニリデン、ポリカー？ネート、ポリ
エチレン、ポリアミド等の合成樹脂フィルムを接着する
ことによって本発明の増感Ｈ１を得る。

〔実施例〕

次に実施例により本発明を更に具体的に説明するが１本
発明はそれらによって限定されるものではない。

実施例Ｉ ＣａＷｏ　４重元体（Ｘ？１Ｍ用蛍光体）１００重麓重
量塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体＜ｍ合剤樹脂）６ｔ
ｔ部との混合物に酢酸ブチルとシクロヘキサンの混合液
（浴剤）を添加し、光分に混合して、粘度が４０００ｃ
Ｐの蛍光体塗布液を作製した。次いでこの蛍光体塗布液
を、水平に置かれた。カーぎンブラック練りこみの厚さ
２５０　ｐｍのポリエチレンテレフタレートのシート（
支持体）上に、乾燥後の蛍光体塗布重量がおよそ５０　
Ｑ／ｍ２となるようにナイフコーターで塗布し、室温で
１５分間放置した後、周囲に徐々に熱風を循環させなが
ら充分に時間をかけて最終的に８０’Ｃまで加熱し、乾
燥させて蛍光体層を形成した。次にこの蛍光体層上に予
じめ片面に接着剤が塗布されている厚さ９μｍの透明な
ポリエチレンテレフタレートフィルムを接着して増感紙
〔Ｉ′３を製造した。

実施例２ Ｃａ’Ｎｏ　４重元体（Ｘ線用蛍光体）１００重鷺部と
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体（結合剤樹脂）５重を
部との混合物に酢酸エチルと酢酸ブチルとアセトンとの
混合液（溶剤）を添加して光分に混合し、粘度が１５０
００ｃＰの蛍光体塗布液を調製し友。次いでこの蛍光体
塗布液を水平に置かれたカーボンブラック練り込みの、
厚さ２５０μｍの、ｔｅ　ＩＪエチレンテレフタレート
のシート（支持体）上に、乾燥後の蛍光体塗布重量がお
よそ２５７１９７ｃｍ２となるようにナイフコーターで
塗布し、直ちにこれの周囲に約４０℃の熱Ｋを循環させ
て乾燥させた。次にこの第一層目の蛍光体層上に、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体（結合剤樹脂）が７重量部
である以外は上記と同一組成の蛍光体塗布液を、乾燥後
の蛍光体塗布型ｔがおよそ２５　”９／ａｎ２となるよ
うに塗布し、上記第一層目の蛍光体層を得る時と同様の
乾燥条件で乾燥させ、第二層目の蛍光体層を形成した′
。

次にこの第二の蛍光体層上に予じめ片面に接着剤が塗布
されている、厚さ９ＩｘＱの透明なポリエチレンテレフ
タレートを接着して増感紙（ｎ）を製造した。

比＠ｆｔ１１．比較例２ Ｃａｇｏ　４重光体（Ｘ線用蛍光体）１００重量部と塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体（１Ｍ合剤樹脂）６″１
Ｌｆｉｔ部との混合物に酢酸エチルと酢酸ブチルとアセ
トンとの混合液（溶剤）を添加し、充分に混合して粘度
が１５０００ｅＰの蛍光体塗布液を作製し念。次いでこ
の蛍光体塗布液を、水平に置かれたカーボンブラック練
シこみの厚さ２５０μｍのポリエチレンテレフタレート
のシート（支持体ｐ上に、乾燥後の蛍光体塗布重量がお
よそ５０号Ｇ２となるようにナイフコーターで塗布し、
直ちにこれの周囲に約４０℃の温風全循環させて乾燥さ
せ、次に８０℃まで加熱してこれを完全に乾燥させて蛍
光体層全形成した。次にこの蛍光体Ｉ−上に予じめ片面
に接着剤が塗布さｎている、厚さ９μｍの透明なポリエ
チレンテレフタレートを接着して増感紙［：Ｒ−１″ｌ
を製造した。

これとは別に６重量部の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体に代えて１２重ｉｔ部の塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体（結合剤樹脂）を用いる以外は上記増感紙（：Ｒ−
１）と同様にして増感紙ＣＲ−１１〕を製造した。

実施例１、実施例２、比較例１及び比較例２で得られた
増感紙ＣＤ、〔■〕、［Ｒ−１］および〔Ｒ−■〕につ
いて、次に記載する保循膜接着力、結合剤樹脂分布及び
鮮鋭度評価を行なった。

１）保護膜接着力 増／ｌｉ！ｉ１紙の保護膜の上からカミソリの刃で基盤
目状の切シ込みを入ｎて１００個の矩形に分割し次後、
この保麹膜表面にセロハンチーブを貼りつけ、次にこれ
を剥がした時、剥離しないで蛍光体層上に残った矩形状
保ａ膜の数を計数し、この数が多いほどその保護の接着
強度が強いものとして相対的に評価した。

２〕　結合剤樹脂分布 増感紙の保護膜および支持体を剥離し、保護膜と接触し
ていた側の面および支持体と接触していた側の面の蛍光
体層をそれぞれカミソリで削りとり、これらを別々に熱
天秤中で加熱し、その減量から夫々の蛍光体層中におけ
る結合剤樹脂の含有率（対Ｘ線用蛍光体１１を求め、支
持体側の蛍光体層中における結合剤樹脂含有単に対する
保護膜側の蛍光体層中における結合剤樹脂含有率の比を
算出した。

３）鮮鋭度評価 各増感紙とＸ組写真フィルムを用いて画質ｉｆｆ価用Ｘ
巌テストチャートを撮影し、現像されたＸ線写真フィル
ムからＭＴＦ値を求め、２本／憩におけるＭＴＦ値を相
対的に比較することによって鮮鋭度の優劣を評価した。

得られた結果を表１に示す。

表　　　１ 表１かられかるように、蛍光体層中に含まれる結合剤樹
脂の平均含有率が同じであっても保護膜側近傍の結合剤
樹脂官有率全残りの部分の含有率より相対的に多くした
増感紙〔■〕及び〔■〕の保護膜と蛍光体層との接着力
は結合剤樹脂を蛍光体層全体にほぼ均一に分布させた増
感紙（Ｒ−Ｉ）より強化されていた。また、増感紙ＣＩ
〕及び（ＩＩＩ）　Ｕ、結合剤樹脂官有ｔを多くし且つ
蛍光体層全体にこれを均一に分散させてなる増感紙［Ｒ
−１１’：ｌと比べた時、保護膜と蛍光体層との接着力
は変わらないものの、鮮鋭度が者しく向上していた。

〔発明の効果〕

本発明の増感紙は、蛍光体層中における結合剤樹脂の官
有量を少なくすると共に、蛍光体層中の保護膜側近傍に
おける結合剤樹脂含有率がその他の部分における含有単
に比べて犬となるように、結合剤樹脂を保護膜側に偏在
させたので、従来の増感紙に比べて鮮鋭度が維持されて
いるか、又は向上しておシ、しかも保護膜と蛍光体層と
の接着強度が増大して反復使用による保−膜の剥離頻度
が著しく減少する。

手続補正書 平成　１年　２月　２日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）支持体上に、Ｘ線用蛍光体及び該Ｘ線用蛍光体を分
   散支持する結合剤樹脂からなる蛍光体層を形成し、該蛍
   光体層上に保護膜を接着積層してなる放射線増感紙にお
   いて、該蛍光体層全体の平均で、該Ｘ線用蛍光体に対す
   る該結合剤樹脂の割合が４〜８重量％の範囲であり、且
   つ該保護膜の近傍の該蛍光体層中での該Ｘ線用蛍光体に
   対する該結合剤樹脂の割合が、該蛍光体層の残りの部分
   での該Ｘ線用蛍光体に対する該結合剤樹脂の割合よりも
   大となるように、該結合剤樹脂が該蛍光体層中で偏在し
   ていることを特徴とする放射線増感紙。 ２）該保護膜の近傍の該蛍光体層中での該Ｘ線用蛍光体
   に対する該結合剤樹脂の割合が、該蛍光体層の残りの部
   分での該Ｘ線用蛍光体に対する該結合剤樹脂の割合の１
   ．１倍であることを特徴とする請求項１記載の放射線増
   感紙。