JPH0211574A - 写真用カラーカプラー - Google Patents

写真用カラーカプラー

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JPH0211574A
JPH0211574A JP10927489A JP10927489A JPH0211574A JP H0211574 A JPH0211574 A JP H0211574A JP 10927489 A JP10927489 A JP 10927489A JP 10927489 A JP10927489 A JP 10927489A JP H0211574 A JPH0211574 A JP H0211574A
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pyrazolone
silver halide
color coupler
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JP10927489A
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English (en)
Inventor
Terence Charles Webb
テレンス・チャールス・ウェブ
William Edward Long
ウイリアム・エドワード・ロング
Raymond Geoffrey Noxon
レイモンド・ジェフリー・ノクソン
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D231/00Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
    • C07D231/10Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D231/14Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D231/44Oxygen and nitrogen or sulfur and nitrogen atoms
    • C07D231/52Oxygen atom in position 3 and nitrogen atom in position 5, or vice versa
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/36Couplers containing compounds with active methylene groups
    • G03C7/38Couplers containing compounds with active methylene groups in rings
    • G03C7/384Couplers containing compounds with active methylene groups in rings in pyrazolone rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なピラゾロン化合物及び写真用部材にお
けるそれらの使用に関する。
例えば、L、J、 Fleckensteinによって
、書籍1ゴhe Theory of the Pho
tographic Process  。
T、H,James m、第4版、p、 356.35
7において記載されているように、ピラゾロン化合物を
写真系においてマゼンタカプラーとして用いることがで
きることは周知である。現在まで用いられているピラゾ
ロン化合物は、通常、4当量のカプラーとして知られて
いるタイプのものである。しかしながら、かかる化合物
を用いると、各色素分子を生成させるために4当量の銀
が必要であることばかりでなく、カプラー自体がある種
の化学物質、例えば、ホルムアルデヒドの蒸気に対して
感受性を有しており、これによってマゼンタ色素の得る
ことのできる濃度が低下するという欠点がある。これら
の欠点は、結合部位が解離基によって置換されているい
わゆる2当量のピラゾロンカプラーを用いることによっ
て克服することができる。
この目的のために好適な解離基は1例λば、英国特許明
細書筒1,494,777号及び同第2.086,59
7号並びに米国特許明細書筒4.556.630号によ
って公知であるが、かかる2当量カプラーを製造するこ
と及び良好に用いることは困難であることが分かってい
る。これが困難である理由の一つは、イチジマ及びフル
タチの1982 International Con
gress of Phota−graphic 5c
ience paper 4−18及びAkhlaqら
のJournal fur Praktische C
hemie、 1987. p、 217−223にお
いて記載されているように、かかる化合物の結合反応の
律速段階が、解離基を除去する解離反応であるためであ
るということが分かっている。
この遅い解離段階が、ある種の条件下でのかかる2当量
のピラゾロン類の使用を制限するファクターである。こ
れは、カプラーの混合物を用いて単色画像を生成するい
わゆる色原体単色フィルムの場合において特に当てはま
る。これは、遅い解離反応を原因とするマゼンク色素の
ゆっくりとした製造が全て、それ自体許容しえないばか
りでなく、それによって、同一の油滴中に配置されてい
るシアン色素における濃度が相伴って低下するためであ
る0本発明者らは、結合反応の遅い解離段階が、それら
を写真用部材において用いることにおける制限ファクタ
ーとはならない新規な2当量ピラゾロンマゼンタカラー
カプラーを見出した。
したがって、本発明によれば、一般式:C式中、Xはハ
ロゲン原子であり;Y及びZは、それぞれ、水素、ハロ
ゲン、アルキル、アリール、アルコキシ、アリールオキ
シ、アシルアミノ又はスルホンアミドであり;R1は少
なくとも6個の炭素原子を有するアルキル基であり:R
2は置換フェニルであり:Rsはカラーカプラーを油溶
性にし、窒素原子によって置換フェニルに結合している
バラスト基である)のピラゾロンカラーカプラーが提供
される。
好ましくはR1は、8〜12個の炭素原子を有する直鎖
又は分岐鎖あるいは環式のアルキル基、例えば、n−オ
クチル、n−ノニル、シクロオクチル、2−エチルヘキ
シル、トリメチルヘキシル又はシクロドデシルである。
好ましくは、Xは塩素原子である。
好ましくはZは塩素原子である。Zがハロゲン原子でな
い場合には、1〜4個の炭素原子を有する低級アルキル
又はアルコキシであることが好ましい、Zがアリール又
はアリールオキシである場合には、フェニル又はフェノ
キシであることが好ましい、好適には、アシルアミノ基
は、式ニーNHCOR(ここで、Rは1〜4個の炭素原
子を有するアルキル基である)を有する。好適には、ス
ルホンアミド基は、式: −N HS O* R(ここ
で、Rは1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である
)を有する。
好ましくは、Yは、水素原子、塩素原子又はメチル基で
ある。Yが水素原子、塩素原子又はメチル基でない場合
には、上記したようなアリール、アリールオキシ、アシ
ルアミノ又はスルホンアミドであることが好ましい。
好ましくは、フェニル基:R2は、2.4及び6位にお
いて置換されている。R2フェニルにおける置換基の例
としては、ハロゲン原子、特に塩素原子及び1〜4個の
炭素原子を有するアルキル又はアルコキシ基、特にメチ
ル又はメトキシ基が挙げられる。
好ましくは、好適なR2基は、2,4.6−ドリクロロ
フエニル、2.4−ジクロロ−6−メチルフェニル及び
2.6−ジクロロ−4−メトキシフェニルである。
好ましくは、R1は、少なくとも12個の炭素原子を有
するアルカノイルアミノ基を構成する。
特に好適な基は、14個の炭素原子を有するミリストイ
ルアミノ基である。他の有用なR1基は、バラストされ
たスルホンアミノ基、例えば、ヘキサデシルスルホニル
アミノである。更に他の好適なR3バラスト基は、油溶
性置換基がアリールオキシ基、例えばジーtert−ア
リールフェノキシアセチルである置換アルカノイルアミ
ノ基である。
他の有用なR3基は、バラストされたスクシンアミド基
である。
上記のタイプのバラスト基は当該技術において周知であ
る。
式(I)のピラゾロン化合物は、文献において公知の経
路によって、特に、英国特許明細書画2.086,59
7号に記載の方法によって製造することができる。この
特許文献において記載されている方法とは、次式(II
): (式中、Z、Rz及びR3は上記に定義した意味を有す
る) の4当量ピラゾロンカプラーと、一般式(III):(
式中、R1、X及びYは上記に定義した意味を有する) のチオール類から製造されるスルフェニルクロリドとを
反応させることを包含するものである。
式(II)の4当量カプラーは公知の化合物であり1式
(III)のチオールは例えば、J、 C,■arde
llによって、書籍°ゴhe Chemistry o
f the Th1olGroup 、 S、Pata
i m、の第4章に記載されているような公知の方法に
よって製造することができる。
式(1)の化合物は、潜在的に互変異性であり、他の互
変異性体を同一の雰囲気下に含ませることができること
を理解すべきである。
本発明の他の特徴によれば、少なくとも1つの層中に、
少なくとも1種の一般式(I)のピラゾロンカラーカプ
ラーを含むハロゲン化銀写真材料が提供される。
写真材料は、黄色色素生成カラーカプラーを含む少なく
とも1つの青色光感光層、シアン色素生成カラーカプラ
ーを含む少なくとも1つの赤色光感光層、及び、式(I
)のマゼンタ色素生成カラーカプラーを含む少なくとも
1つの緑色光感光層を有する通常のトライパックカラー
カプラーであってよい。
当該技術において公知のいかなる黄色及びシアンからカ
プラーを用いることもできる。
しかしながら、好ましくは、本発明のこの態様の写真材
料は、銀画像ではなく、より広い目的に用いることので
きるほとんど非粒子性の画像(grainless i
mage)である色素画像を生成する多数のカラーカプ
ラーが存在するいわゆる色原体単色材料である。かかる
材料は、ヨーロッパ特許出願第25.775号において
記載されている。
ヨーロッパ特許出願第25,775号において記載され
ているように、色原体単色材料中には、好ましくは、イ
エローカラーカプラー、シアンカラーカプラー及びマゼ
ンタカラーカプラーが存在している。最も好ましくは、
色原体単色材料は、それぞれが、イエローカラーカプラ
ー、シアンカラーカプラー及び上記記載のような式(I
)のマゼンタカラーカプラーを含む2つのハロゲン化銀
乳剤層を有する。
これらのカラーカプラーは、好ましくは、米国特許明細
書画3.676.137号において記載されているよう
な溶媒中に分散される。
好ましくは、カプラーを溶解することができ、水中にほ
とんど溶解せず、高い沸点を有し、カプラーと共に、乳
剤を含むカラー写真感光材料中に残留する有機溶媒が用
いられる。好適な溶媒としては、置換炭化水素、カルボ
ン酸エステル、カルボン酸アミド、リン酸エステル及び
エーテルが挙げられる。
特定の例としては、ジ−n−ブチルフタレート、ジ−イ
ソオクチルアゼレート、ジ−n−ブチルセバケート、ト
リクレジルホスフェート、トリー〇−へキシルホスフェ
ート、N、N−ジエチルカプリルアミド、ブチル−m−
ペンタデシルフェニルエーテル及び塩素置換パラフィン
が挙げられる。
高沸点溶媒に加えて、写真感光材料の製造中に除去する
ことのできる、カプラーを溶解するための助溶媒を用い
ることがある。助溶媒の特定の例としては、炭酸プロピ
レン、酢酸エチル、酢酸ブチル、シクロヘキサノール、
テトラヒドロフラン及びシクロヘキサノンが挙げられる
。助剤として表面活性剤、特に、セチル硫酸ナトリウム
、p−ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ノニル
ナフタレンスルホン酸ナトリウム又はジ(2−エチルヘ
キシル)スルホコハク酸ナトリラムのような陰イオン表
面活性剤あるいはソルビタンセスキオレイン酸エステル
又はソルビタンモノラウリン酸エステルのような非イオ
ン表面活性剤を用いて、導入されるタイプの油溶性カプ
ラーを、写真乳剤の親木性ポリマー中に分散させること
がある。
油溶性カプラーを分散させるために、乳化モノジナイザ
ー、コロイドミル又は超音波乳化装置を用いることがで
きる。
本発明の写真材料は、セルローストリアセテート、セル
ロースアセテート−ブチレート及びサブド(subbe
dl及び延伸ポリエチレンテレツクレートをはじめとす
るいかなる通常のフィルム基材上に被覆することもでき
る。好ましくは、用いるハロゲン化銀は、臭化物に対す
るヨウ化物のハロゲン化物比1.5〜10%を有するヨ
ウ臭化ハロゲン化銀である。
好ましくは、少なくとも1種の線光学増感色素及び少な
くとも1種の赤光学増感色素の両方を用いて、ハロゲン
化銀を全整色増感させる。
ハロゲン化銀乳剤は、イ才つ及び/又は金増感剤によっ
て、又は、ポリエチレンオキシド化合物によって、ある
いは、高速カメラフィルム乳剤を増感させるのに用いら
れる他の増感剤によって化学的に増感させることができ
る。
ハロゲン化銀乳剤中のハロゲン化銀結晶用のバインダー
は、ゼラチンが好ましいが、アクリルアミド及びポリビ
ニルアルコールのようないわゆるゼラチン増量剤を存在
させることもできる。アルキルのアクリレート及びメタ
クリレートから誘導されるラテックスポリマーのような
ラテックスポリマーを存在させることができる。
バインダーは、ホルムアルデヒド、グリオキサール、ビ
ニルスルホン及びトリアジン誘導体のような周知の任意
の硬化剤を用いて硬化させることができる。
従来の色原体処理浴を用いて単色材料を現像することが
できる。現像浴は、概して、p−)ユニレンジアミンタ
イプの現像剤物質、臭化カリウムのような現像抑制剤、
亜硫酸ナトリウムのような酸化防止剤、並びに、塩基、
例えばアルカリ金属水酸化物又はアルカリ金属炭酸塩を
含んでいる。
更に、現像浴は、通常のカプリ防止剤及び錯生成剤を含
んでいてもよい。
以下に示す特定の一般式(IV)の化合物及び化合物り
が本発明において特に有用である。
夾鳳輿ユ (a)      (b)      (c)虫朋1ユ
紅−λ会成 メチル化スピリットfmethylated 5pir
itl(500−In1)中の水酸化ナトリウム(40
g)を還流下で加熱して溶解し、幾分冷却した後に、メ
チル化スピリット(125mtl)中の0−クロロフェ
ノール(128,5g)を数分間かけて加えた。次に、
メチル化スピリット(125d)中の1−ブロモオクタ
ン(193g)を加え、反応混合物を還流下で7.5時
間加熱すると、この間に、臭化ナトリウムの沈殿が析出
した。−晩冷却した後、水(50C)蔵)及び軽油(沸
点60〜80℃)(500ml’)を加え、有機層を分
離し、水、炭酸ナトリウム希釈溶液、水、希釈塩酸及び
水で十分に洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させた後、
溶媒を蒸発させ、中間体(al を油状物として分離し
た(収量236.6 g)。
曳皿碧b  びCのA 5〜8°Cにおいて、ジクロロメタン(40〇−)中の
中間体(aH192,6glにクロロスルホン酸(64
tl’)を30分間かけて加えた後、5℃で90分間撹
拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、赤色の残留油をアセ
トニトリル(8Coal’)及びジメチルアセトアミド
(240d)中に溶解し、この間に温度を40℃に上昇
させた。次に、塩化ホスホリル(1481nl)を25
分間かけて加えると、この間に温度が30℃に下降し、
次に、反応混合物を一晩で室温に下降させた。
生成物(中間体b)及びアセトニトリル(100ml’
)を、氷(480g)中の濃硫酸(120m/)に加え
、温度が98℃以下に保持されるように、亜鉛ダスト(
192g)を徐々に加えた0次に、反応混合物を85℃
で2時間加熱し、幾分冷却し、軽油(沸点60〜80℃
)を加え、?濾過によって固形分を除去した。有機層を
分離し、水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、蒸
発させて、中間体fc)を淡褐色の油状物として得た(
収量i76.1g)。
L1之二人辺立滅 ジクロロメタン(5−)中の塩化スルフリル(1,8m
/)を、ジクロロメタン(15mt’)中の上記のチオ
ール(中間体c)(5,45g)に約7分間かけて加え
、室温において更に30分間撹拌した。溶媒を蒸発させ
、残留スルフェニルクロリドをジクロロメタン(20d
)中に溶解し、ジクロロメタン(50ut’)及びトリ
エチルアミン(liMIり中の、4当量カプラーである
1−(2,4,6−ドリクロロフエニルl−3−(2−
クロロ−5−ミリストイルアミノアニリノ)−ピラゾロ
ン(12,3g)に加えた。室温で1時間後、混合物を
還流下で2時間加熱した後、冷却した。生成物を、希釈
塩酸、次に水で2回洗浄した後、乾燥させた。溶媒を蒸
発させると、カプラーAの残香が徐々に晶出し、これを
酢酸エチル(100mt’)及びアセトニトリル(50
mf)から再結晶させると、9.65g (55%)の
生成物を得た(融点205〜208℃)。
同様の方法を用いて以下のカプラーが製造された。
以下の実施例においては、本発明のカプラーと比較する
ための対照用カプラーとして、以下の2当量マゼンタ力
プラーM及びNを用いた。
カプラーM シアンカプラーO=ナフトール カプラーこれらのカプ
ラーを以下のようにして乳剤中に配合した。
明澄な溶液が得られるまで、以下の配合物な還流下で加
熱した。
イエローカプラーp          6.0 gマ
ゼンタカプラー(A、B、    2、OgC,D、E
、F、M又はN) シアンカプラーQ          1.5 gシア
ンカプラー0         0.5 gトリアリー
ルホスフェートオイル  7.5g酢酸エチル    
        5.0gこの溶液を50″Cに冷却し
、湿潤剤0.5gを加え、次に、以下の溶液: 10%ゼラチン溶液    40 g 水                  27  g湿
潤剤(Nekal BX 10%)    Logと速
やかに混合し、次に、超音波ミキサーを用いて4分間処
理して、300nm未満の粒径を有する純粋な白色の分
散液を得た。
この分散液を通常の着色ハロゲン化銀乳剤と混合し、被
覆して、ハロゲン化銀被覆重量50mg/ dmaを得
た。
次に、これらの被覆試料を、250ルクスの昼光ウェッ
ジ露光にl/30秒間露光し、標準カラー処理条件を用
いて処理した。
用いたカラー処理は以下のとおりであった。
1、カラー現像(3,25分) l像蚕二 炭酸カリウム メタ亜硫酸水素ナトリウム ヨウ化カリウム 臭化ナトリウム 硫酸ヒドロキシルアミン 2−メチルアニリン 水で全量を12にした。
(無水) 37.5  g 4、25 g 2.0 mg 1.3  g 2.0g 2、漂白(6,5分) 漂五口先! 臭化アンモニウム 酢酸(氷酢酸) 硝酸ナトリウム 水で全量を12にした。
3、洗浄(3,25分) 4 定着(6,5分) 定着浴: チオ硫酸アンモニウム (50%水溶液) 10.5  mf 16.27ni メタ亜硫酸水素ナトリウム(無水)  12.4 g水
酸化ナトリウム         2.4g水で全量を
l氾にした。
5、洗浄(3,5分) 処理された試料の濃度及びコントラストを処理の直後に
測定した。マゼンタ及びシアン色素画像の濃度及びコン
トラストを測定した。
次に、処理された試料を24時間インキュベートした。
このインキュベーションは、2当量マゼンタカプラーの
解離基の解離工程を完了するのに十分なものであった8
次に、インキュベーションした試料の濃度及びコントラ
ストを再測定した。
インキュベーション後にマゼンタ色素画像の濃度及びコ
ントラストが増加していたら、標準処理条件後にマゼン
タ色素画像が完全に生成していないことを示しているの
で不利である。
表に示した結果から、対照用カプラーM及びNは、イン
キュベーション後にマゼンタ色素画像の濃度の著しい増
加が観察され、対照用カプラーMは、インキュベーショ
ンによってシアン色素画像の濃度の低下が観察され、こ
れらの欠点が、本発明のカプラーA、B、C,E及びF
によって事実上排除されたことが分かる。
乳剤中に対照用化合物Nを用いたインキュベーションの
前後の350〜850nmの可視光吸収スペクトルを添
付の図1に示し、乳剤中に本発明のカラーカプラーJを
用いたものを図2に示した。
どちらの図においても、実線はインキュベーション前、
破線はインキュベーション後のものである。
これらの図において示されるように、カラーカプラーJ
を用いた場合にはインキュベーション後に濃度の変化は
ほとんど無かったが、化合物Nを用いた場合には、約5
50nmにおけるマゼンタ色素画像クの著しい増加が見
られた。
【図面の簡単な説明】
図1は、乳剤中に対照用化合物Nを用いたインキュベー
ションの前後の350〜850nmの可視光吸収スペク
トル示す図であり、 図2は、乳剤中に本発明のカラーカプラーJを用いたイ
ンキュベーションの前後の350〜850nmの可視光
吸収スペクトルを示す図である。 FIG、7 FIG 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Xはハロゲン原子であり;Y及びZは、それぞ
    れ、水素、ハロゲン、アルキル、アリール、アルコキシ
    、アリールオキシ、アシルアミノ又はスルホンアミドで
    あり;R_1は少なくとも6個の炭素原子を有するアル
    キル基であり;R_2は置換フェニルであり;R_3は
    カラーカプラーを油溶性にし、窒素原子によって置換フ
    ェニルに結合しているバラスト基である) のピラゾロン化合物。 (2)R_1が、8〜12個の炭素原子を有する、直鎖
    又は分岐鎖あるいは環式のアルキル基である請求項1記
    載のピラゾロン化合物。 (3)Xが塩素原子である請求項1記載のピラゾロン化
    合物。 (4)Zが塩素原子である請求項1記載のピラゾロン化
    合物。 (5)Yが水素原子又はメチル基である請求項1記載の
    ピラゾロン化合物。 (6)R_2のフェニル基が2、4及び6位において置
    換されている請求項1記載のピラゾロン化合物。 (7)R_3が、少なくとも12個の炭素原子を有する
    アルカノイルアミノ基を構成する請求項1記載のピラゾ
    ロン化合物。 (8)R_3がミリストイルアミノ基である請求項7記
    載のピラゾロン化合物。 (9)下式Aのピラゾロン類と、下式Bのチオールから
    製造されたスルフェニルクロリドとを反応させることを
    特徴とする請求項1記載のピラゾロン化合物の製造方法
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼(A)▲数式、化学
    式、表等があります▼(B) (上式において、X、Y、Z、R_1、R_2及びR_
    3は請求項1において示された意味を有する)(10)
    少なくとも1つの層に、請求項1記載の少なくとも1種
    のピラゾロンカラーカプラーを含むハロゲン化銀写真材
    料。 (11)黄色色素生成カラーカプラーを含む少なくとも
    1つの青色光感光層、シアン色素生成カラーカプラーを
    含む少なくとも1つの赤色光感光層、及び、請求項1記
    載のピラゾロンカラーカプラーであるマゼンタ色素生成
    カラーカプラーを含む少なくとも1つの緑色光感光層を
    有する請求項10記載のハロゲン化銀写真用材料。 (12)高沸点有機溶媒中に溶解されている、少なくと
    も1種の請求項1記載のマゼンタ色素生成ピラゾロンカ
    ラーカプラー、少なくとも1種の黄色色素生成カラーカ
    プラー及び少なくとも1種のシアン色素生成カラーカプ
    ラーを含む少なくとも1つのハロゲン化銀層を有する請
    求項10記載のハロゲン化銀写真用材料。 (13)用いられるハロゲン化銀が、臭化物に対するヨ
    ウ化物のハロゲン化物比:1.5〜10重量%を有する
    ヨウ臭化物であるハロゲン化銀である請求項10記載の
    写真用ハロゲン化銀材料。 (14)ハロゲン化銀が、少なくとも1種の緑色光学増
    感色素及び少なくとも1種の赤色光学増感色素を用いて
    全整色増感されている請求項12記載の写真用ハロゲン
    化銀材料。 (15)次式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、X、Y及びR_1は、請求項1に示された意味
    を有する) のチオール類。 (16)Xが、Cl、Br及びFから選択され;Yが、
    H、Cl及びCH_3から選択され;R_1が、n−C
    _8H_1_7、n−C_1_0H_2_5、2−エチ
    ルヘキシル及び3,7−ジメチルオクチルから選択され
    る請求項15記載のチオール類。
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