JPH0211556A - カルバメート誘導体類及びそれらの製造方法 - Google Patents

カルバメート誘導体類及びそれらの製造方法

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JPH0211556A JP1101866A JP10186689A JPH0211556A JP H0211556 A JPH0211556 A JP H0211556A JP 1101866 A JP1101866 A JP 1101866A JP 10186689 A JP10186689 A JP 10186689A JP H0211556 A JPH0211556 A JP H0211556A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薬剤化合物の製造に於ける中間体としての用途
を有するカルバメート誘導体に間する。
本発明の更に別の面は、製剤化合物の製造に於けるそれ
らの用途に間するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕ヨーコッ
パ特許出願0127143は、抗高血圧剤としての用途
を有するアリーロキシシクロアルカノールアミノアルキ
ルアリールケトン類の一群のものを開示している。これ
らの化合物の一つの類は、式 〔式中P bはフェニル環を表わし、フェニル環は(C
,〜C6)アルキル、(C,〜CO)アルコキシ、ハロ
ゲン、ニトロ、トリフルオロメチル、及びトリフルオロ
メトキシからなる群から選ばれる3個までの置換基て置
換されることもあり得る〕の2−アミノ−5−フェノキ
シシクロペンタノール中間体を用いて製造される。本発
明はこの中間体を製造する方法に関する。
〔用語の説明〕
本明細書で使用する a)  C1〜6アルキルという用語は、直鎖、分枝鎖
、又は環状のアルキル基であって、6個までの炭素原子
を含有するものを指す、同様にC1〜、2アルキルとい
う用語は、12個までの炭素原子を含有する直鎖、環状
、又は分枝鎖アルキル基を指す。
適当なアルキル基の代表例には、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、シクロプロピル、
及びシクロペンチルが含まれる。
b) ハロゲンという用語は、フッ素、臭素、塩素又は
ヨウ素原子を指す。
c)C,〜6アルコキシという用語は、6個までの炭素
原子を含有する直鎖又は分枝鎖アルコキシ基を指す。同
様にC1〜、2アルコキシという用語は、121までの
炭素原子を含有する直鎖又は分枝鎖アルコキシ基を指す
。適当なアルコキシ基の代表例には、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、ペントキ
シ、ヘキシロキシ、ヘキシロキシ、及びオクチロキシが
含まれる。
d) 本明細書でヒドロキシという用語は、次の置換基
−ONを指す。
e) ニトロという用語は、次の置換基−NO2を指す
f)  )リフルオロメチルという用語は、次の置換基
−CF3を指す。
g) トリフルオロメトキシという用語は、次の置換基
−0CF3を指す。
h) アリール又は置換アリールという用語は、ベンセ
ン又は3個までの置換基、例えば自−〇アルキル、C1
〜6アルコキシ、ニトロ、トリフルオロメチル、ヒドロ
キシ、又はトリフルオロメトキシで置換されたベンセン
を指す。
〔課題を解決する手段〕
本発明の合成に於ける出発物質はこの技術で知られてい
る。これらは次の式で記載できる1、3−シクロペンタ
ジェン 式■ 及び式 %式% 式■ の置換カルバメートである。式中RはC0〜C12アル
キル、アリール又は置換アリールを表わす。Rを表わし
ている置換基は、最終生成物に保持されない。従って、
との特定のアルキル又はアリールカルバメートが2mさ
れたかということは大事なことではない、しかし、C1
−6アルキルが現在使用されている。
これらはN−シクロペンテニルカルバメートである式 C式中Rは、(C+〜Ct 2ンアルキル、アリール、
又は置換アリールを表わす〕の製造するために一緒に反
応される。
シクロペンタジェンと置換カルバメートとの反応は酸触
媒の存在下に実施されるべきである。代表的な適当な酸
触媒の例には、三フッ化ホウ素、塩化アルミニウム、及
びメタンスルホン酸が含まれろ、メタンスルホン酸が現
在好ましい。酸触媒は一般に反応媒体中に使用される置
換カルバメートの各モルに対し、約0.05モル〜約0
.3モルの量て存在する。
置換カルバメートのシクロペンタジェンに対するモル比
は広く変化し得るものであるが、一般に存在する置換カ
ルバメートの各モルに対し、約1〜約4モルのシクロペ
ンタジェンの範囲である。
反応は典型的には有411.11媒中で実施される。適
当な溶媒の代表例にはアセトニトリル、トルエン、エチ
レンジクロライド及び塩化メチレンが含まれる。反応を
約りO℃〜約80℃の温度範囲で実施するのも好ましく
、より好ましくは約50〜70℃で約0゜5時間〜約6
時間の範囲の間間行なうのが好ましい。
N−シクロペンテニル力ルバメ−1は、次の合成段階で
の使用に先立って反応帯域から回収されるのが好ましい
。これはこの技術で知られた類似の種々の技術により回
収できる。一つの適当な技術は真空蒸留である。別の適
当な技術は二相溶媒系からの抽出によりN−シクロペン
チニルカルバメートを単離することである。適当な二相
系にはメチルエチルケトン/水、ヘキサン/水、及びト
ルエン/エチレングリコールが含まれる。所望の生成物
は有機相中に発見できる。大規模合成に於ける現在好ま
しい精製方法は、粗カルバメートをヘキサン/塩化メチ
レン中に溶解し、次にこの混合物をメタノール/水/塩
化ナトリウム(60:40:2−40:60:2、より
好ましくは49:49:2)で抽出することである。
合成の次の段階は、式 〔式中Rは、式■て上に定義した通りである〕のN−(
2,3−エポキシシクロペンチル)カルバメートを形成
することである。2,3−エポキシ置喚基がシス配向を
有するのが好ましい。
所望の立体化学を有するエポキシシクロペンチルカルバ
メートは、式■のN−シクロペンテニルカルバメートを
適当なエポキシド化剤、例えばアルキル過酸、ペルオキ
シアリール酸、及びバナジウム(V)オキシド/l−ブ
チルヒドロパーオキシトなどと反応さぜることによって
達成でざる。アルキル過酸、過酢酸が現在用いられてい
る。エポキシド化剤は、一般に使用されるN・シクロペ
ンテニルカルバメートの各モル当たり約1〜杓!、5モ
ルの量で存在する。
反応は典型的には有機溶媒、例えば塩化メチレン、トル
エン、ヘキサン、又はジクロロエタン中で実施される。
反応は典型的には約10’C〜約20℃の範囲の温度で
実施される。反応は一般に約1時間〜約17時間の範囲
の間開進行される。
反応が完了した後、反応混合物は典型的には有機又は燵
機塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム、水酸化アンモニウム、又はトリエチルア
ミンで処理される。N−(2,3−エポキシシクロペン
チル)カルバメートは、この混合物の有機相中に位置す
る。粗エポキシドは、更に精製することなく次の段階で
使用できる。
シクロペンチルパーオキシド誘導体を次ζこ弓伽塩基の
存在下でフェノールと反応させ、式〔式中Phはフェニ
ル環を表わし、フェニル環は任意付加的に(C1〜CO
)アルキル、(自〜CO)アルコキシ、ハロゲン、ニト
ロ、トリフルオロメチル、及びトリフルオロメトキシか
らなる群から選ばれる3個までの置換基で置換されるこ
ともあり得る〕のオキサシロンを形成する。
エポキシドとの反応で使用されるフェノールは、所望の
オキサシロンに現われるフェニル置換基に構造的に類似
するものであるべきである。また、これは所望の2−ア
ミノ−5−フェノキシシクロペンタノール中に現われる
フェニル置換基と構造的に類似すべきである。というの
は、これは最終生成物に保持されるからである。このよ
うにもしオキサシロンのフェニル環がパラ位で塩素で置
換されているならば、使用されるフェノールもフェノー
ルのヒドロキシル基に対しパラ位に於いて塩素で置換さ
れているべきである。フェノールは典型的にはN−(2
,3−エポキシシクロペンチル)カルバメートに対し、
反応媒体中に等モル量又は好ましくはモル過剰で存在す
る。
強塩基も反応中に存在することが必要である。
強塩基の代表例には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、又は水酸化リチウムが含まれる。使用される強塩基
の量は、反応混合物からオキサシロンが分離されるか、
又は以下に述べるようにM製された後その場で加水分解
されるかによって変化する。オキサシロンが回収される
ならば、そのときは強塩基は一般に反応媒体中に存在す
るN−(2,3−エポキシシクロペンチル)カルバメー
トの各モルに対し約0.旧〜約0.2モルの量で存在す
る。精製された後、オキサシロンが加水分解されるなら
ば、そのときは一般に存在するN−(2,3−エポキシ
シクロペンチル)カルバメートの各モルに対し約1〜約
3モルの塩基が加えられる。
反応は、典型的には約り0℃〜約80℃の範囲で約0.
3時間〜約18時間の範囲の期間実施される。反応はま
た典型的には水中で実施される。
所望によりオキサゾコンは回収され、そして反応経路で
更に使用される前に精製される。これは溶媒を除去し、
粗製オキサシロンを再結晶化にかけることによって達成
できる。アセトニトリルが再結晶に適している。
この追加的な回収及び精製を実施する必要はない。オキ
サシロンはvi製された後その場で加水分解できる。追
加的な量の強塩基は、一般にオキサシロンを含有してい
る反応混合物に直接加えられ、オキサシロンが完全に式
Iの所望の2−アミノ−5−フェノキシシクロペンタノ
ールに加水分解されることを確実にする。
この加水分解を実施するために適した強塩基には水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化リチウムが含ま
れる。完全な加水分解を確実にするためにオキサシロン
に加えられる強塩基の量は、一般に最初に存在するオキ
サシロンの各モルに対し約1モル〜約2モルの塩基の量
、そしてより好ましくは約1モル〜約1.5モルの塩基
である。オキサシロン及び強塩基は、一般に約2〜約1
8時間、約り0℃〜約80℃の温度範囲で一緒に攪拌さ
れ完全な加水分解を確実にする。
この加水分解によってアミンに対し2−ヒドロキシ置換
基がシスであり、3−フェノキシ置換基がトランスであ
る生成物が生じる。これは2−アミノ−5−フェノキシ
シクロペンタノールの好ましい立体化字配向性であり、
従フて本発明の更に別の利点を構成している。
2−アミノ−5−フェノキシシクロペンタノールは、反
応帯域から有機溶媒での抽出によって回収できる。塩化
メチレンが現在使用されている。シクロペンタノールは
、次の二段階手順を経て精製することが出来る。第一に
、シクロペンタノールを含有している有機溶媒を酸性に
し、それによって塩酸塩として粗アミノシクロペンタノ
ールの沈殿を生じる。粗シクロペンタノールを更にエタ
ノール/水溶媒系から再結晶によって精製する。遊離塩
基は標準の技術、例えばおよそ1当量の有機又は集機塩
基を2−アミノ−5−フェノキシシクロペンタノール塩
酸塩に加えることを用いて得ることが出来る。
〔実施例〕
次の実施例は、本発明を更に説明するために存在するが
如何なることがあっても発明を限定するものとは解釈さ
れるへきでない。
実1.s Ifリ   ■ この実施例の目的はN−シクロペンチニルアルキルカル
バメートを製造する方法を例示することである。
75gのメチルカルバメート(1モル) 、19.6g
のメタンスルホン酸(0,1モル)、及び150gのト
ルエンの溶液に75℃で新たに蒸留したシクロペンタジ
ェン(2モル) 132gを1時間かけて加える。添加
が完了したら溶液を更に1時間加熱する。溶液を室温に
冷却する。溶tr2が冷却された後、これを10%水酸
化ナトリウム(100g)及び水(100g)で2先序
し、生しる有機層を次に減圧で濃縮する。N−シクロペ
ンテニルメチルカルバメートが100℃の温度及び0.
5mmJで分留によって回収される。79.0gの液体
のN−シクロペンテニルメチルカルバメートが得られた
(収率56%)。
実施例 ■ この実施例の目的は、N−(2,3−エポキシシクロペ
ンチル)アルキルカルバメートの製造方法を例示するこ
とである。
10〜15℃の温度範囲に保持されたN−シクロペンテ
ニルメチルカルバメート(flog、0.68モル)、
酢酸ナトリウム(10g)及び塩化メチレン<629g
>の溶液に1時間かけて155gの35%過酢酸を加え
る。
混合物を14℃で24時間攪拌する。反応混合物を水(
248g)で希釈し、次に50%水酸化ナトリウム(1
87g)及び30%重亜硫酸ナトリウム(32g)で注
意深く中和する。有機層及び水層を分離し、有機層な更
に精製するためにとっておく、水層を二度120gの塩
化メチレンで抽出する。有機層を次に一緒にし、そして
減圧下で濃縮し、濃厚な油としてmuエポキシドを得る
。110gのN−(2,3−エポキシシクロペンチル)
メチルカルバメートが得られ、更に精製することなく合
成の次の段階で使用された。シリカゲル(固定相)及び
酢酸エチル/ヘキサン(移動相)を用いてカラムクロマ
トグラフィーにより分析的に純粋な試料が得られた。N
−(2,3−エポキシシクロペンチル)メチルカルバメ
ートが融点44〜45℃を有すると決定された。
実施例 ■ この実施例の目的はオキサシロンを製造及び精製する方
法を例示することである。
25gの粗製N−(2,3−エポキシシクロペンチル)
メチルカルバメート(0,152モル) 、18.8g
のフェノール(0,2モル)、及び水(100g)の溶
液に1.6gの水酸化ナトリウム(0,02モル)を加
えた0反応混合物を次に75℃の温度で16時間保持し
た。混合物を次に室温に冷却した。所望のオキサシロン
を反応混合物から油状の層として分離した。この油を塩
化メチレン中に再溶解し、モしてFrflHナトリウム
で乾燥した。溶媒を減圧下で′JA縮することによって
除去し、舞色の浦を得た。アセトニトリルからの再結晶
で13Jのフェノキシオキサシロン(収率45%)であ
って融点118〜119℃を有ずろものが得られた。
実施Pクリ■ この実施例の目的はII製のエポキシドからオキサシロ
ンを生成し、そしてオキサシロンを所望のシス−ヒドロ
キシ トランス−フェノキシシクロベンチルアミンにそ
の場で転換する方法を実証することである。
粗製N−(2,3−エポキシシクロペンチル)メチルカ
ルバメート(0,68モル) 110gを192gのフ
ェノール(2,0モル) 、163gの50%水酸化ナ
トリウム(2モル)及び水(310g)の溶)αに加え
た。反応混合物をおよそ746Cでおよそ24時間加熱
し、更に81gの水酸化ナトリウムを加えた。反応混合
物を次に更に12〜18時間の範囲の期間加熱し、室温
に冷却した。反応混合物を次に3回300gの塩化メチ
レンで抽出した。生じる塩化メチレン層を一緒にし、濃
縮して25%の溶液にした(重fl)。次に温度が24
〜30℃の間に保持されるような速度で溶液がわずかに
酸性になるまで溶液に塩化水素を仕込んだ。
生じる沈殿を濾過し、塩化メチレンで洗浄し、乾燥して
IO2,42gのシス−ヒドロキシ トランス−フェノ
キシシクロペンチルアミン塩¥II塩(66%収率)を
得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中RはC_1〜C_1_2アルキル、アリール又は
    置換アリール基を表わす〕の化合物。 2、RがC_1〜C_6アルキルを表わす特許請求の範
    囲第1項に記載の化合物。 3、RがC_1アルキルを表わす特許請求の範囲第1項
    に記載の化合物。 4、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中RはC_1〜C_1_2アルキル、アリール又は
    置換アリールを表わす〕の化合物。 5、RがC_1〜C_6アルキルである特許請求の範囲
    第4項に記載の化合物。 6、RがC_1アルキルである特許請求の範囲第4項に
    記載の化合物。 7、上記2,3−エポキシ置換基がシス配位である特許
    請求の範囲第4項に記載の化合物。 8、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Phはフェニル環を表わし、フェニル環は任意付
    加的に3個までの置換基であって、(C_1〜C_6)
    アルキル、(C_1〜C_6)アルコキシ、ハロゲン、
    ニトロ、トリフルオロメチル、及びトリフルオロメトキ
    シからなる群から選ばれるもので置換されることもあり
    得る〕の化合物。 9、上記Phが未置換フェニル環を表わす特許請求の範
    囲第8項に記載の化合物。 10、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のシス−ヒドロキシトランス・フェノキシシクロペンチ
    ルアミン〔式中Phはフェニル環を表わし、フェニル環
    は任意付加的に(C_1〜C_6)アルキル、(C_1
    〜C_6)アルコキシ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオ
    ロメチル、及びトリフルオロメトキシからなる群から選
    ばれる3個までの置換基で置換されていても良い〕の製
    造方法に於いて a)酸触媒の存在下で1,3−シクロペンタジエンと式 NH_2COOR 〔式中Rは、C_1〜C_1_2アルキル、アリール又
    は置換アリールを表わす〕の置換カルバメートを反応さ
    せて 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rは上に定義の通り〕のN−シクロペンテニルカ
    ルバメートを製造し、 b)段階(a)で製造したN−シクロペンテニルカルバ
    メートを適当なエポキシド化剤と反応させて式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rは上に定義の通りである〕のN−(2,3−エ
    ポキシシクロペンチル)カルバメートを製造し、c)段
    階(b)で製造されたN−(2,3−エポキシシクロペ
    ンチル)カルバメートを強塩基及び(C_1〜C_6)
    アルキル、(C_1〜C_6)アルコキシ、ハロゲン、
    ニトロ、トリフルオロメチル、及びトリフルオロメトキ
    シ、からなる群から選ばれる3個までの置換基で置換さ
    れていても良いフェノール系陰イオンと反応させ、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Phはフェニル環を表わし、フェニル環は、(C
    _1〜C_6)アルキル、(C_1〜C_6)アルコキ
    シ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチル、及びトリ
    フルオロメトキシからなる群から選ばれる3個までの置
    換基で任意付加的に置換されていても良い〕のオキサゾ
    ロンを製造し、そして d)段階(c)で形成したオキサゾロンを強塩基で加水
    分解し、所望のシス−ヒドロキシトランス−フェノキシ
    シクロペンチルアミンを製造することからなる方法。 11、a)上記酸触媒がメタンスルホン酸であり、b)
    上記エポキシド化剤が過酢酸であり、 c)上記強塩基が水酸化ナトリウムである 特許請求の範囲第10項に記載の方法。
JP1101866A 1988-04-25 1989-04-24 カルバメート誘導体類及びそれらの製造方法 Expired - Fee Related JP2640688B2 (ja)

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