JP3018296B2 - グリシジルエーテルの製造法 - Google Patents

グリシジルエーテルの製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬品、特にβ−アドレナリン遮断作用を
有する化合物を製造するために有用なグリシジルエーテ
ルの新規な製造法に関する。
〔従来の技術〕
高血圧、狭心症、不整脈などの循環器系薬剤として治
療用途に広く使用されているβ−アドレナリン遮断剤の
多くは、下記の式(I)を有するオキシプロパノールア
ミンである。
(式中のArはアリール基等の母核を、Rは低級アルキル
等を示す) これらの製造法は種々報告されているが、下記の方法
が多く用いられている。
すなわち、アリールアルコールにエポキシ化合物を作
用させてグリシジルエーテルを製造し、次いでアミンを
作用させて目的のアリールオキシプロパノールアミンを
製造している。
この反応のうち、第2工程であるグリシジルエーテル
とアミンの反応は一般に副反応も起こらず収率が良いた
め、特に問題はないが、第1工程のアリールアルコール
とエポキシ化合物との反応については、副反応、特に光
学異性体の製造においては光学純度の低下などに問題が
ある。その実施法として下記の方法が報告されている。
特公昭60−54317号公報、特開昭57−167981号公報、
J.Med.Chem.15(3)260〜266(1972)など。
J.Am.Chem.Soc.101 3666(1979)、Chem.Pharm.Bul
l.35(9)3691〜3698(1987)など。
特開昭60−208973号公報、Chem.Pharm.Bull.35(9)
3691〜3698(1987)。
Y=CF3SO2− J.Am.Chem.Soc.101 3666(1979)。
J.Med.Chem.15(3)260〜266(1972)、 J.Med.Chem.23(10)1122〜1126(1980)。
これらの方法のうち、(1)及び(2)の方法は水酸
化ナトリウム、炭酸カリウム等の塩基を用いて加熱する
ため、原料のアリールアルコールが塩基に対して不安定
な場合には好ましくない。例えば、母核にニトロキシ
基、アシルアミノ基、アルキルアミノカルボニルアルコ
キシ基、アルコキシカルボニル基等が存在している場合
には、塩基によってこれらの基が脱離もしくは加水分解
しやすいという欠点がある。また、この方法を光学活性
体の製造に用いると、得られるグリシジルエーテルの光
学純度が低下するという欠点がある。(3)の方法にお
いては、光学純度の低下はきわめて小さいが、光学活性
なグリシジルスルホネート類を製造する必要があり、工
業的に不利な方法である。(4)の方法は収率が低く、
除去しにくい数種の副成物が生じるという欠点を有す
る。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、前記の欠点を有しない、グリシジルエーテ
ルの製造法に関するもので、工業的に有利な方法を提供
するものである。
本発明は、3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニ
トロキシ−2H−1−ベンゾピラン〔以下化合物(II)と
いう〕に、四級アンモニウム塩(II)の存在下、水を添
加せずにエピハロヒドリン(IV)を作用させることを特
徴とする、3,4−ジヒドロ−8−(2,3−エポキシ)プロ
ポキシ−3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピラン〔以下
化合物(IV)という〕の製造法である。
この反応を式で示すと、下記のとおりである。
式中のXはハロゲン原子を示す。ハロゲン原子として
は塩素原子、臭素原子、沃素原子が好ましい。
第1工程では目的物(V)のほかに化合物(VI)が得
られるが、この化合物(VI)を塩基で処理することによ
り目的物(V)が生成する。
本発明のグリシジルエーテルの製造法は、塩基触媒を
用いず、また反応温度も室温程度で進行するので、好ま
しくない副反応や、化学純度の低下もきわめて起こりに
くい有利な方法である。また第2工程の塩基処理も、冷
却下もしくは室温で行えるので、塩基による障害はきわ
めて小さい。
光学活性体の製造に際しては、化合物(II)及び(I
V)として適当な光学活性体を用いることにより、光学
純度の高い目的化合物(V)を得ることができる。
本反応においては、アリール基等の母核の置換基の配
置は保持され、側鎖2位の配置は反転する。したがっ
て、式(II)の化合物と、(R)である化合物(IV)を
反応させると(2′S)である化合物(V)が得られ
る。同様に式(II)の化合物と(S)である化合物(I
V)を反応させると、(2′R)である化合物(V)が
得られる。
本反応に用いられるエピハロヒドリン(IV)の光学活
性体は、微生物を用いて容易に製造することができる
(例えば特開昭61−132196号、同62−40298号公報参
照)ので、この化合物を用いることは工業的に有利であ
る。また、最終目的である化合物(I)〔3,4−ジヒド
ロ−8−(3−イソプロピルアミノ−2−ヒドロキシ)
プロポキシ−3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピラン〕
を製造するに際しては、本発明の製造方法の第1工程及
び第2工程に加え、アミンを反応させる工程を1ポット
反応で行うことができる。
本発明に用いられる四級アンモニウム塩(III)とし
ては、次式 (式中のR1ないしR4は同一もしくは異なった低級アルキ
ル基、アリール基又はアルアルキル基、X′はハロゲン
原子を示す)で表わされる化合物が好ましい。化合物
(VII)のX′のためのハロゲン原子としては、例えば
塩素原子、臭素原子、沃素原子等が好ましい。第2工程
で用いられる塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナト
リウム、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート
などのアルコラート類、1,8−ジアゾビシクロ〔5.4.0〕
ウンデサ−7−エンなどがあげられる。
本反応の第1工程は、化合物(II)と1〜10モル量の
化合物(IV)を1/2〜1/50モル量の四級アンモニウム塩
(III)の存在下に0〜30℃で10〜150時間反応させるこ
とによって進行する。反応はクロロホルム、酢酸エチ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アセトン等の溶
媒中で行うことができるが、化合物(IV)を過剰に用い
て溶媒を兼ねることもできる。
反応終了後、生成物を分離、精製して第2工程を行う
こともできるが、生成物を分離せずに直ちに第2工程を
行うことが工業的に有利である。すなわち第1工程終了
後の反応液に、好ましくはメタノール、エタノール、n
−プロパノール、イソプロパノール、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ドなどの溶媒と塩基1〜2モルを加え−10〜+30℃で数
分間ないし数時間反応させることによって第2工程の反
応は終了する。
反応終了後の分離、精製は通常の方法を適当に組み合
せて行うことができる。
本発明方法は、安価な原料を用い、副反応及び光学純
度の低下が極めて起こりにくい工業的に有利な方法であ
る。
実施例1 3,4−ジヒドロ−8−(2,3−エポキシ)プロポキシ−3
−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピランの製造: 3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニトロキシ−2
H−1−ベンゾピラン4.0g及びテトラメチルアンモニウ
ムクロライド207mgをエピクロロヒドリン5.2gに加え、
室温で48時間攪拌した。反応後、水酸化ナトリウム1.2g
のメタノール60ml溶液を室温で攪拌下に加え、さらに2
時間攪拌した。反応液に濃硫酸0.3gのメタノール4ml溶
液を加え、5分間攪拌したのち、溶媒を留去した。残渣
にクロロホルム及び水を加えて抽出し、クロロホルム層
を分取して、水洗後乾燥した。クロロホルムを留去し、
残渣にヘキサン30mlを加えて析出物を濾取すると、無色
結晶性粉末として目的物4.9g(収率96.8%)が得られ
た。
このものの物理化学的性質は、特開昭57−167981号公
報に記載の同一化合物のものと一致した。
実施例2 (2′S),(3R)−3,4−ジヒドロ−8−(2,3−エポ
キシ)プロポキシ−3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピ
ランの製造: (3R)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニト
ロキシ−2H−1−ベンゾピラン700mg及びテトラメチル
アンモニウムクロライド70mgを(R)−エピクロロヒド
リン(光学純度98%ee以上)920mgに加え、室温で48時
間攪拌した。反応液に水酸化ナトリウム240mgのメタノ
ール12ml溶液を室温で攪拌下に加え、さらに2時間攪拌
した。反応液に酢酸120mgを加えて5分間攪拌したの
ち、溶媒を留去した。残渣にクロロホルム及び水を加え
て抽出し、クロロホルム層を分取して乾燥した。クロロ
ホルムを留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶媒:クロロホルム)で精製したのち、アセト
ン−ヘキサンより再結晶して無色針状晶の目的物794mg
(収率89.6%)を得た。
融点:127〜128℃ 比旋光度:▲〔α〕25 D▼+24.7゜(c=3、CHCl3) IR値及び1H−NMR値は、Chem.Pharm.Bull.35(9)369
1〜3698(1987)に記載の同一化合物のものと一致し
た。
実施例3 (2′S),(3S)−3,4−ジヒドロ−8−(2,3−エポ
キシ)プロポキシ−3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピ
ランの製造: (3S)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニト
ロキシ−2H−1−ベンゾピラン、(R)−エピクロロヒ
ドリン及びテトラメチルアンモニウムクロライドを用い
て、実施例2と同様に反応、処理して目的物を得た。
収率:89% 融点:136〜138.5℃ 比旋光度:▲〔α〕25 D▼−30.5゜(c=3、CHCl3) 実施例4 (2′R),(3R)−3,4−ジヒドロ−8−(2,3−エポ
キシ)プロポキシ−3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピ
ランの製造: (3R)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニト
ロキシ−2H−1−ベンゾピラン、(S)−エピクロロヒ
ドリン(光学純度98%ee以上)及びテトラメチルアンモ
ニウムクロライドを用いて、実施例2と同様に反応、処
理して目的物を得た。
収率:91.0% 融点:136〜138℃ 比旋光度:▲〔α〕25 D▼+31.3゜(c=3、CHCl3) 実施例5 (2′R),(3S)−3,4−ジヒドロ−8−(2,3−エポ
キシ)プロポキシ−3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピ
ランの製造: (3S)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニト
ロキシ−2H−1−ベンゾピラン、(S)−エピクロロヒ
ドリン及びテトラメチルアンモニウムクロライドを用い
て、実施例2と同様に反応、処理して目的物を得た。
収率:91.5% 融点:126〜127℃ 比旋光度:▲〔α〕25 D▼−24.2゜(c=3、CHCl3) 実施例6 (2′S),(3R)−ニプラジロール〔(2′S),
(3R)−3,4−ジヒドロ−8−(3−イソプロピルアミ
ノ−2−ヒドロキシ)プロポキシ−3−ニトロキシ−2H
−1−ベンゾピラン〕の製造: (3R)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニト
ロキシ−2H−1−ベンゾピラン400mg、(R)−エピク
ロロヒドリン528mg及びテトラブチルアンモニウムブロ
マイド72mgを用い、実施例2と同様に反応、処理して
(2′S),(3R)−3,4−ジヒドロ−8−(2,3−エポ
キシ)プロポキシ−3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピ
ランを得た。このものを精製することなく、メタノール
10mlに溶解し、イソプロピルアミン5.2mlを加えて75℃
で1時間攪拌した。反応液を常法により処理して得られ
た粗結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔溶
媒:クロロホルム−アンモニアのメタノール溶媒(10%
W/W)(15:1)〕で精製して目的物550mg(収率88.9%)
を得た。
IR値及び1H−NMR値は、Chem.Pharm.Bull.35(9)369
1〜3698(1987)に記載の同一化合物のものと一致し
た。
このものを光学活性担体を用いて、別途合成したラセ
ミ体を標品とする高速液体クロマトグラフィーによって
測定したところ、(2′S),(3R)体:(2′R),
(3R)体=93.1:6.9であった。
実施例7 (2′S),(3R)−ニプラジロールの製造: (3R)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニト
ロキシ−2H−1−ベンゾピラン、(R)−エピクロロヒ
ドリン及びテトラエチルアンモニウムアイオダイドを用
い、実施例6と同様に反応、処理して目的物を得た。
収率:91.7% このものを光学活性担体を用いた高速液体クロマトグ
ラフィーによって測定したところ、(2′S),(3R)
体:(2′R),(3R)体=93.9:6.1であった。
実施例8 (2′S),(3R)−ニプラジロールの製造: (3R)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニト
ロキシ−2H−1−ベンゾピラン、(R)−エピクロロヒ
ドリン及びテトラエチルアンモニウムアイオダイドを用
い、実施例6と同様に反応、処理して目的物を得た。
収率:88.0% このものを光学活性担体を用いた高速液体クロマトグ
ラフィーによって測定したところ、(2′S),(3R)
体:(2′R),(3R)体=94.9:5.1であった。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニ
    トロキシ−2H−1−ベンゾピランに、四級アンモニウム
    塩の存在下、水を添加せずにエピハロヒドリンを作用さ
    せることを特徴とする、3,4−ジヒドロ−8−(2,3−エ
    ポキシ)プロポキシ−3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾ
    ピランの製造法。
  2. 【請求項2】3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ−3−ニ
    トロキシ−2H−1−ベンゾピランに、四級アンモニウム
    塩の存在下、水を添加せずにエピハロヒドリンを作用さ
    せ、次いで塩基で処理することを特徴とする、3,4−ジ
    ヒドロ−8−(2,3−エポキシ)プロポキシ−3−ニト
    ロキシ−2H−1−ベンゾピランの製造法。
  3. 【請求項3】(3R)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ
    −3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピランに(R)−エ
    ピハロヒドリンを作用させて、(2′S),(3R)−3,
    4−ジヒドロ−8−(2,3−エポキシ)プロポキシ−3−
    ニトロキシ−2H−1−ベンゾピランを製造することを特
    徴とする第1又は第2請求項記載の方法。
  4. 【請求項4】(3S)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ
    −3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピランに(R)−エ
    ピハロヒドリンを作用させて、(2′S),(3S)−3,
    4−ジヒドロ−8−(2,3−エポキシ)プロポキシ−3−
    ニトロキシ−2H−1−ベンゾピランを製造することを特
    徴とする第1又は第2請求項記載の方法。
  5. 【請求項5】(3R)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ
    −3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピランに(S)−エ
    ピハロヒドリンを作用させて、(2′R),(3R)−3,
    4−ジヒドロ−8−(2,3−エポキシ)プロポキシ−3−
    ニトロキシ−2H−1−ベンゾピランを製造することを特
    徴とする第1又は第2請求項記載の方法。
  6. 【請求項6】(3S)−3,4−ジヒドロ−8−ヒドロキシ
    −3−ニトロキシ−2H−1−ベンゾピランに(S)−エ
    ピハロヒドリンを作用させて、(2′R),(3S)−3,
    4−ジヒドロ−8−(2,3−エポキシ)プロポキシ−3−
    ニトロキシ−2H−1−ベンゾピランを製造することを特
    徴とする第1又は第2請求項記載の方法。
  7. 【請求項7】四級アンモニウム塩が、テトラ低級アルキ
    ルアンモニウムハライドである第1又は第2請求項記載
    の方法。
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