JPH0211371A

JPH0211371A - 印字装置

Info

Publication number: JPH0211371A
Application number: JP16351088A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Hisamatsu; 健一久松
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-06-30
Filing date: 1988-06-30
Publication date: 1990-01-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、印字用紙に対し水平方向へ往復移動させて印
字を行う印字装置に関する。

（従来の技術）一般に、ホストシステムから転送された印字データを出
力する際には、第４図ないし第６図に示すようなシリア
ルプリンタが用いられている。

これらの図に示すようにシリアルプリンタのサイド板１
．１間には、キャリッジシャフト２が取付けられている
。キャリッジセット２には、印字ヘッド３を搭載したキ
ャリッジ４が矢印ａ、ｂ方向へ移動自在に取付けられて
いる。

印字ヘッド３と対向する位置には、印字の際に裏当てと
なるプラテンローラ５が設けられている。

またシリアルプリンタのサイド阪１．１間には、フリク
ションローラ６．６・・・を有するローラアーム７が矢
印ｃ、ｄ方向へ回転自在に取付けられている。各フリク
ションローラ６と対向する位置には、用紙送りローラ８
が矢印ｅ、ｆ方向へ回転自在に設けられている。

なお、これらの図において９は印字用紙を示している。

そして印字を行う際には、印字用紙９が図示を省略した
単票用紙挿入口にセットされると、この印字用紙９は矢
印ｄ方向へ回転するフリクションローラ６および矢印ｆ
方向へ回転する用紙送りローラ８によって印字開始位置
まで送られる。次いで、まず、印字ヘッド３により印字
用紙９に１行目の印字が行われる。

この後、１行目の印字が終了すると、印字用紙９は次の
行まで改行され、前行とは逆方向から印字される、いわ
ゆる往復印字が行われ、これにより印字速度の高速化が
図られている。

そしてこれらの動作により　１ペ一ジ分の印字が終了す
ると、印字用紙は所定の位置に排出される。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上述した従来の印字装置では、１行目の
印字が終了した時点での印字ヘッド３の位置が印字用紙
９の左右どちらかの縁部にあり、この位置で印字用紙９
は改行されている。

このため、印字用紙９と印字ヘッド３との間に摩擦が生
じ、第５図および第６図のＡに示すように、印字用紙９
の縁部に撓みが生る。

この結果、印字用紙９が傾いて改行（給紙）されスキュ
ーが生じてしまう。

このような不都合は、特に、印字ヘッド３とプラテンロ
ーラ５とのギャップを狭めて高速印字を行う印字装置に
生じやすい。

本発明は、このような事情により成されたもので、印字
用紙がスキューすることなく印字を確実に行うことがで
きる印字装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明の印字装置は、上記目的を達成するために、印字
ヘッドを搭載し印字用紙に対し水平方向へ往復移動する
キャリッジと、印字用紙の用紙幅を検出する検出手段と
、この検出手段の検出結果に基づいて印字用紙の改行時
にキャリッジをこの印字用紙の中央へ移動させるよう制
御する制御手段とを備えたものである。

（作　用）本発明の印字装置では、印字用紙の改行時に制御手段が
印字ヘッドを搭載したキャリッジを印字用紙の中央へ移
動させることにより、その改行時に印字ヘッドと印字用
紙との間の摩擦によって生じる撓みを原因とする印字用
紙のスキューを防止することができる。

（実施例）以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づいて説明する
。

第１図および第２図は、本発明をシリアルプリンタに適
用した場合の一実施例を示すものである。

これらの図に示すように、シリアルプリンタのサイド板
１１．１１間には、キャリッジシャフト１２が取付けら
れている。キャリッシャフト１２には、印字ヘッド１３
を搭載したキャリッジ１４が矢印ｇ、ｈ方向へ移動自在
に取付けられている。

印字ヘッド１３と対向する位置には、印字の際に裏当て
となるプラテンローラ１５が設けられている。

またシリアルプリンタのサイド板１１．１１間には、フ
リクションローラ１６．１６・・・を有するローラアー
ム１７が矢印ｌ、ｊ方向へ回転自在に取付けられている
。各フリクションローラ１６と対向する位置には、用紙
送りローラ１８が矢印ｋ。

１方向へ回転自在に設けられている。

各フリクションローラ１６および各用紙送りローラ１８
の下方には、印字用紙１９の通過を検出する検出センサ
２０ａ〜２０ｅが設けられている。

なお、図中２１はインクリボンを示している。

第３図はシリアルプリンタの制御回路を示すものである
。

同図に示すように、制御回路には、各構成要素の動作を
制御するプリンタ制御部２２が備えられている。プリン
タ制御部２２には、印字ヘッド１３の印字動作を促す印
字ヘッド駆動回路２３、図示を省略したタイミングベル
ト等を介してキャリッジ１４を矢印ｇ、ｈ方向へ移動さ
せる際に駆動力を与えるキャリッジモータ２４の動作を
促すキャリッジモータ駆動回路２５が接続されている。

またプリンタ制御部２２には、図示を省略した連帳用紙
の改行または排出の際に駆動力を与える連帳用紙送りモ
ータ２６の動作を促す連帳用紙送りモータ駆動回路２７
、図示を省略したタイミングベルト等を介してローラシ
ャフト１２を回転させる際の駆動力を与える単票用紙送
りモータ２８の動作を促す単票用紙送りモータ２９が接
続されている。

さらにプリンタ制御部２２には、各検出センサ２０ａ〜
２０ｅの検出結果に基づいて印字用紙１９の用紙幅を検
出する用紙幅検出部３０が接続されている。

このような構成のシリアルプリンタは、次のような動作
を行う。

まず、印字用紙１９が図示を省略した単票用紙挿入口に
セットされた後、プリンタ制御部２２から単票用紙送り
駆動回路２０へ動作信号が出力されると、印字用紙１９
は単票用紙送りモータ２８によって矢印ｊ方向へ回転す
るフリクションローラ１６および矢印１方向へ回転する
用紙送りローラ１８によって印字開始位置まで送られる
。

このとき各検出センサ２０ａ〜２０ｅにより印字用紙９
の通過が検出される。すなわち、用紙幅がＢの印字用紙
１９にあっては、検出センサ２０ａおよび２０ｂからの
検出信号により用紙幅検出部３０が用紙幅を検出する。

一方、用紙幅がＣの印字用紙１９にあっては、検出セン
サ２０ａ〜２０ｅからの検出信号により用紙幅検出部３
０が用紙幅を検出する。

次いで、印字ヘッド１３により　１行分が印字されると
、プリンタ制御部２２は用紙幅検出部３０の検出結果を
基に印字ヘッド１３を印字用紙１９の中央へ移動させる
。この後、印字用紙１９は次の行へ改行される。

このとき、印字用紙１９の中央部に印字ヘッド１３と印
字用紙１９との間の摩擦によって撓みが生じても、この
撓みが印字用紙１９の左右均等に生じるため印字用紙１
９にスキューは生じない。

そしてプリンタ制御部２２は、印字用紙１９の中央に位
置する印字ヘッド１３をこれから印字すべき　１行分の
印字情報の左右どちらかへの印字開始位置の移動距離が
短い方へ移動させる。

この後、印字ヘッド１３は、１行分の印字情報を印字す
る。

これらの動作により　１ペ一ジ分の印字が終了すると、
印字用紙１９は所定の位置に排出される。

一方、連帳用紙への印字の際にも同様な印字動作の制御
が行われる。

このように、本実施例では、１行分の印字が終了した後
、印字ヘッド１３を印字用紙１９の中央へ移動させるこ
とができる。

この結果、印字用紙１９の改行時に、この印字用紙１９
に印字ヘッド１３と印字用紙１９との間の摩擦によって
撓みが生じても、印字用紙１９は各フリクションローラ
１６および各用紙送りローラ１８による挾持によって左
右に引張られた状態にあるため、その撓みを容易に復元
することができる。

［発明の効果］以上説明したように、本発明の印字装置によれば、改行
時に印字ヘッドと印字用紙との間の摩擦によって生じる
撓みを原因とする印字用紙のスキューを防止することが
できるとともに、この撓みを復元する印字用紙の力が最
大になるので、印字用紙の改行ピッチのずれも防止する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明をシリアルプリンタに適用した場合の一
実施例を示す正面図、第２図は第１図のシリアルプリン
タを示す側面図、第３図は第１図のシリアルプリンタの
制御回路を示すブロック図、第４図は従来のシリアルプ
リンタを示す正面図、第５図は第４図のシリアルプリン
タを示す側面図、第６図は第４図のシリアルプリンタを
示す平面図である。１１・・・サイド阪、１２・・・キャリッシャフト、１
３・・・印字ヘッド、１４・・・キャリッジ、１５・・
・プラテンローラ、１６・・・フリクションローラ、１
７・・・ローラアーム、１８・・・用紙送りローラ、１
９・・・印字用紙、２０ａ〜２０ｅ・・・検出センサ、
２２・・・プリンタ制御部、２３・・・印字ヘッド駆動
回路、２４・・・キャリッジモータ、２５・・・キャリ
ッジモル夕駆動回路、２６・・・連帳用紙送りモータ、
２７・・・連帳用紙送りモータ駆動回路、２８・・・単
票用紙送りモータ、２９・・・単票用紙送りモータ、３
０・・・用紙幅検出部。第図第図第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）印字ヘッドを搭載し前記印字用紙に対し水平方向
へ往復移動するキャリッジと、印字用紙の用紙幅を検出
する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて前
記印字用紙の改行時に前記キャリッジをこの印字用紙の
中央へ移動させるよう制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とする印字装置。