JPH088876Y2 - プロッタ装置 - Google Patents

プロッタ装置

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Publication number
JPH088876Y2
JPH088876Y2 JP1988036265U JP3626588U JPH088876Y2 JP H088876 Y2 JPH088876 Y2 JP H088876Y2 JP 1988036265 U JP1988036265 U JP 1988036265U JP 3626588 U JP3626588 U JP 3626588U JP H088876 Y2 JPH088876 Y2 JP H088876Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
platen
recording
recording medium
recording paper
sheet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988036265U
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English (en)
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JPH01138795U (ja
Inventor
雄一 藤原
雅敏 野口
武弥 芝田
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Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、駆動ローラとピンチローラとによって記
録紙すなわち記録媒体の送りを行うプロッタ装置に関す
る。
【従来の技術】
第3図は従来の装置を示す立面図、第4図は第3図の
一部の側面図である。これらの図において、1は記録ペ
ン、11は記録ペン1を搭載するキャリッジであり、キャ
リッジ11は記録すべき信号によって紙送りの方向に直角
な方向へ駆動される。2はプラテン、31は駆動ローラ、
32はピンチローラ、4は記録紙である。紙送りの方向を
X軸、これに直角な方向をY軸とするとき、紙送りとキ
ャリッジ11の位置制御によってプロッタ装置を構成す
る。この場合、記録紙4はX軸の正逆すなわち前後方向
に移動される。 さらに詳細に言えば、第3図及び第4図に示すよう
に、プラテン2はその両端部が装置の側板に架け渡され
てY方向(紙送りと直角の方向)に延びるよう構成され
るとともにそのX方向(紙送りの方向)の端部が下方に
曲げられた構造を有している。そして、このプラテンの
Y方向の両端部には駆動ローラ31とピンチローラ32から
なる紙送り手段がそれぞれ設置されている。駆動ローラ
31は図示しない紙送りモータにより前後方向に回転駆動
される構成を有しており、記録紙4のそれぞれの端を挟
んで(グリップして)記録紙4を前後方向に移送するこ
とができるよう構成されている。なお、この場合におい
て、特開昭62−146859号公報等に記載された装置に示さ
れているように、記録紙4の前後移送をスムーズなもの
とするため、記録ペン1の直下に駆動ローラ31の回転に
同期して回転する補助ローラ(第2図)を一般的に設け
ている。 また、このプラテン2上には記録紙4の幅方向(Y方
向)の前後方向に移動可能な記録ペン1が設けられてい
る。これも図示していないが、ペン駆動モータに連結さ
れている。 したがって、記録紙4をX方向の前後方向に移動しな
がら記録ペン1をY方向の前後方向に移動することによ
り記録紙4上に所望の画像を記録することができる。
【考案が解決しようとする課題】
以上のような従来の装置では、プラテン2のX方向の
端から外方へ紙送りされた記録紙4の部分は第4図に誇
張して示すように紙送りの方向に波状のうねりすなわち
振動を生ずる。この現象を仮に記録紙の不適切挙動とい
うが、この不適切挙動は高速な作図を行う際に顕著なも
のとなる。一般に高速作図を行う場合、その記録速度を
高速領域に速やかに立ち上げるため特にその初期移動時
には高加速度移動を行う。そのため、紙送りに際しては
駆動ローラ31とピンチローラ32からなる紙送り手段がグ
リップする近傍の部分では記録紙4の追従性は良好であ
るが端部においてはその位置に止まろうとする現象が生
じて記録紙の不適切挙動が起こるものと思われる。 X−Yプロッタの場合、この不適切挙動を生じた記録
紙4の部分が逆方向に紙送りされて再び記録ペン1の下
に来て記録されることがある。この場合、作図にこの不
適切挙動が影響して、作図の品質が劣化するという問題
点があった。 この考案は従来のものにおける上述の課題を解決する
ためになされたもので、記録紙の不適切挙動を効果的に
防止するプロッタ装置を提供することを目的としたもの
である。
【課題を解決するための手段】
このため、この考案では、 Y方向に延びるとともにX方向の端部が下方に向かう
形状を有し上記Y方向の両端部が装置のそれぞれの側板
に取り付けられて支持されるプラテン、このプラテンの
上記Y方向に延びる両端部近傍にそれぞれ設けられると
ともに記録媒体を挟んでX方向の前後方向に移送する駆
動ローラとピンチローラ、上記プラテンの上部にY方向
に移動可能に支持される記録手段とからなり、上記プラ
テン上をX方向に移送される記録媒体に上記Y方向に移
動する記録手段を用いて所望の画像の記録を行うプロッ
タ装置において、 上記プラテンのX方向端部の下方に向かう形状部分に
その上方端が取り付けられる上記記録媒体の幅と実質的
に同等の幅を持つ柔軟性を有する薄いシート、 を設け、 上記記録媒体が上記プラテンに装着されていないとき
には、上記シートの上記取付け部以外は重力の作用によ
り垂下するようになし、 上記記録媒体を上記プラテンに装着した際には、プラ
テンの端から外方に向かう記録媒体が重力により垂下さ
れてその裏面が上記シートの表面に接触できるように構
成した。
【作用】
記録紙に生じた不適切挙動は、それに接触するシート
を振動させて当該不適切挙動のエネルギーを減少させ
る。従って、記録紙の不適切挙動が低減される。
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面を用いて説明する。第
1図はこの考案の一実施例を示す構成斜視図、第2図は
第1図の一部の側面図である。これらの図において、第
3図、第4図と同一符号は同一または相当部分を示し、
5はシートである。シート5は例えば厚さ0.2mm程度の
塩化ビニールシートであるがこれに限定されるものでは
ない。シート5の上方端はプラテン2のX方向の両端の
下方に折り曲げられた部分に取り付けられている。この
シート5の長さは、記録紙4の裏面を適当な長さ(例え
ば不適切挙動により発生する波状のうねりの1波長以上
の長さ)の間接触により保持できる長さに定められる。 記録が行われる際には、記録紙4はその両端で駆動ロ
ーラ31とピンチローラ32に挟まれ前後に移送される。第
1図及び第2図に示されるように、記録紙4の背面のほ
ぼ全域がシート5に接触する。この時、記録紙4に不適
切挙動が生じると、記録紙4がシート5に接触する部分
で不適切挙動を起こすエネルギーがシート5側に伝達さ
れ記録紙4の不適切挙動は低減される。 このため、プラテン2上の記録が行われる部分には記
録紙4の不適切挙動がそのまま伝達されることはなく十
分に低下した状態となる。したがって、プラテン上の記
録を行う部分では記録紙4は穏やかな移動が行われ不適
切挙動の影響を低減した高品質の作図を行うことができ
る。
【考案の効果】
以上この考案によれば、プラテン外に紙送りされた記
録紙の裏面に接触するシートを設けて記録紙の不適切な
挙動を低減することができるので、プロッタによる作図
の品質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すプロッタ装置の構成
斜視図、第2図は第1図の一部の側面図、第3図は従来
の装置を示す立面図、第4図は第3図の一部の側面図で
ある。 1……記録ペン、2……プラテン、31……駆動ローラ、
32……ピンチローラ、4……記録紙、5……シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−83591(JP,U) 実開 昭62−196596(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】Y方向に延びるとともにX方向の端部が下
    方に向かう形状を有し上記Y方向の両端部が装置のそれ
    ぞれの側板に取り付けられて支持されるプラテン、この
    プラテンの上記Y方向に延びる両端部近傍にそれぞれ設
    けられるとともに記録媒体を挟んでX方向の前後方向に
    移送する駆動ローラとピンチローラ、上記プラテンの上
    部にY方向に移動可能に支持される記録手段とからな
    り、上記プラテン上をX方向に移送される記録媒体に上
    記Y方向に移動する記録手段を用いて所望の画像の記録
    を行うプロッタ装置において、 上記プラテンのX方向端部の下方に向かう形状部分にそ
    の上方端が取り付けられる上記記録媒体の幅と実質的に
    同等の幅を持つ柔軟性を有する薄いシート、 を設け、 上記記録媒体が上記プラテンに装着されていないときに
    は、上記シートの上記取付け部以外は重力の作用により
    垂下するようになし、 上記記録媒体を上記プラテンに装着した際には、プラテ
    ンの端から外方に向かう記録媒体が重力により垂下され
    てその裏面が上記シートの表面に接触できるように構成
    されたことを特徴とするプロッタ装置。
JP1988036265U 1988-03-18 1988-03-18 プロッタ装置 Expired - Lifetime JPH088876Y2 (ja)

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JP1988036265U JPH088876Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18 プロッタ装置

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JP1988036265U JPH088876Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18 プロッタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01138795U JPH01138795U (ja) 1989-09-21
JPH088876Y2 true JPH088876Y2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=31262880

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JP1988036265U Expired - Lifetime JPH088876Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18 プロッタ装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983591U (ja) * 1982-11-29 1984-06-06 日立精工株式会社 自動製図機の用紙ガイド
JPS62196596U (ja) * 1986-06-04 1987-12-14

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JPH01138795U (ja) 1989-09-21

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