JP4117857B2 - インクジェットプロッタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はCADホストコンピュータの出力機器として用いられるインクジェット型大型プリンタ即ちプロッタに関する。
【0002】
【従来の技術】
駆動ローラと加圧ローラとで用紙経路部材の上の用紙を挟持し、駆動ローラの回転によって用紙を用紙経路部材の記録面の上に搬送し、用紙にバキューム力を働かせつつ、該記録面の上でインクジェット記録ヘッドを用紙を横切る方向に走査移動して記録を行うようにしたプロッタが従来知られている。このプロッタはヘッドクリーニング装置を具備し、ヘッドクリーニングキーを押すと、記録ヘッドが所定のクリーニング位置まで移動し、該位置で記録ヘッドのノズルの清掃が行われるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
インクジェットプロッタにおいて用紙を用紙経路部材に取り付けたたまま、長く放置しておくと、用紙の乾燥と加圧ローラの圧力とにより図1(A)に示すように用紙先端部分が浮き上がってしまう。この状態でバキューム装置が駆動しても用紙にバキューム力が有効に作用しない。そのため、ヘッドクリーニングを行うと、ヘッドがクリーニング位置に移動する際、ヘッドが用紙をこすってしまい、用紙が汚れたりあるいは紙ジャムの原因となるという問題点があった。また、ロール紙の巻き癖でもヘッドが用紙をこすってしまう現象が生じる。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、駆動ローラ(14)と加圧ローラ(34)とでプラテン(2)上の用紙の少なくとも両側を挾持し、前記駆動ローラ(14)の回転によって、用紙を、プラテン(2)の作図部材(12)の上に搬送し、該作図部材(12)の作図位置上で用紙にバキューム力を作用させながら前記用紙に記録ヘッド(22)により記録を行うようにしたインクジェットプロッタにおいて、記録ヘッド(22)のクリーニング開始前又は作画スタート前に、作図部材(12)上の用紙にバキューム力を作用させながら、用紙を所定量前方に送り、しかる後に用紙を所定量後方に戻すようにしたようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、添付した図面を参照して詳細に説明する。
図2において、(2)はインクジェット式プロッタ(大型プリンタ)のプラテンであり、前部ペーパーガイド(4)と、後部ペーパーガイド(6)とを備えている。前記プラテン(2)は、脚台(8)に支承されている。前記ペーパーガイド(4)(6)は、用紙の幅よりも広い横幅を有し、プラテン(2)の後方から前方に用紙即ち記録媒体(10)を案内するように配置されている。
【0006】
プラテン(2)の略中央には作図部材(12)が配置され、この作図部材(12)の作図位置の上面で印字が行われるように構成されている。
前記作図部材(12)には通気孔が穿設され、該作図部材(12)と前記後部ペーパーガイド(6)との対向部の隙間には駆動ローラ(14)が配置され、該駆動ローラ(14)は、駆動軸(20)に取り付けられている。
【0007】
駆動軸(20)はプラテン(2)内の台(16)に固定された軸ホルダ(18)に回転可能に支承され、コントローラ(19)により制御されるXモータ(21)に動力伝達機構を介して連結している。(22)はインクジェット式の記録ヘッドであり、担体(26)に取り付けられている。担体(26)は、図2中、紙面垂直方向即ちY軸に沿って延びる、Y軸ガイドレール(24)に移動自在に取り付けられている。
【0008】
前記担体(26)には、カッタ(28)を昇降可能に保持するカッタヘッド(30)が取り付けられている。カッタヘッド(30)には、カッタ(28)を昇降駆動するアクチュエータ(31)が設けられている。
前記担体(26)は、コントローラによって制御されるYモータ(33)に、前記Y軸ガイドレール(24)に沿って往復動可能に、伝達機構を介して連結している。
【0009】
前記Y軸ガイドレール(24)は、プロッタ本体に架設され、該Y軸ガイドレール(24)に一対の可動ローラホルダ(32)(他方は図示省略)が昇降ガイド(図示省略)を介して、昇降可能に支承されている。前記可動ローラホルダ(32)の各々には加圧ローラ(34)が回転自在に軸支されている。(36)は用紙カットを施行するためのカッタマットであり、作図部材(12)と平行に配置され、該カッタマット(36)は前部ペーパーガイド(4)に固定されている。
【0010】
(40)はバキューム装置であり、該装置により記録媒体(10)の下面に所定範囲にわたってバキューム力を作用させることができるように構成されている。
前記前部ペーパーガイド(4)は、ロ−ル用紙(10)を略水平に案内する水平案内部(4a)と、用紙(10)を下方向に案内する屈曲案内部(4b)とから構成されている。
【0011】
ペーパーガイド(4)(6)には、駆動軸(20)をはさんで、フロント用紙センサ(42)と、リア用紙センサ(44)が設けられ、これらのセンサ(42)(44)は、ペーパーガイド(4)(6)上の用紙を検出することが出来るように構成されている。
【0012】
プロッタの本体には、記録ヘッド(22)の表面とノズルを清掃するヘッドクリーニング機構が設けられ、コントローラ(19)のキーボード(45)のヘッドクリーニングキーを押すと、記録ヘッド(22)はクリーニング位置まで、Y軸ガイドレール(24)に沿って移動し、該位置でヘッドクリーニングが行われるように構成されている。
次に本実施形態の動作について説明する。
【0013】
図1(A)は、用紙(10)をセットしたまま長い時間放置した状態を示し、該状態において用紙(10)は、乾燥と加圧ローラ(34)の圧力により、その先端近傍部分(10a)が作図部材(12)上で浮き上がっている。
操作者によってクリーニングキーが押されると、コントローラ(19)はバキューム装置(40)を駆動し、作図部材(12)上の用紙(10)に吸引力を作用させる。
【0014】
次に、コントローラ(19)はバキューム装置(40)を駆動させながらモータ(21)を駆動し、ローラ(14)を図2中、時計方向に回転させて用紙(10)を前方に所定量送る(図1B参照)。次にコントローラ(19)は図1(C)に示すように、バキューム装置(40)を駆動しながら、ローラ(14)を反時計方向に回転し、用紙(10)を図中、左方向に巻き戻す。
【0015】
次に、用紙(10)の先端が、作図部材(12)上の所定位置に戻ったところで、記録ヘッド(22)をクリーニング位置まで移動し、ヘッドクリーニングを行う。このとき、用紙(10)は、バキューム力で作図部材(12)に密着し、記録ヘッド(22)が用紙(10)をこすることがない。
【0016】
次に、キーボード(45)の作画スタートキーが押されると、コントローラ(19)は、上記クリーニング前用紙フィード動作が行われたかどうかを判断し、行っている場合には、記録ヘッド(22)を、原点位置に移動して、作画動作に移行する。
【0017】
作画スタート時、クリーニング前用紙フィード動作が行われていないときは、コントローラ(19)は図1(A)(B)(C)(D)で説明した、用紙フィード動作を行う。作画をスタートすると、この状態で、駆動ローラ(14)は、図2中、時計方向に間欠回転し、用紙(10)は、作図部材(12)上を、下向きにバキューム力を受けながら、矢方向(B)に搬送される。一方、記録ヘッド(22)は、作図部材(12)の上を、Y軸方向に往復移動し、インク吐出口からインクを吐出して、記録媒体(10)に印字作画を行う。
【0018】
印字が完了すると、ロール紙(10)の所定部分がカットマット(36)のカット溝(38)上に移動され、カッタ(28)が下降して、担体(26)がYレール(24)に沿って移動して、ロール紙(10)が切断される。切断動作が完了するとカッタ(28)は上昇する。
【0019】
【発明の効果】
本発明は上述の如く、ヘッドクリーニング時、あるいは、作画スタート時、用紙の浮きや巻き癖部分がバキューム力によりプラテンの作画支持面に吸着されるので、記録ヘッドが用紙をこすってしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロッタの動作説明図である。
【図2】プロッタの説明的側面断面図である。
【図3】プロッタのブロック説明図である。
【符号の説明】
2 プラテン
4 ペーパーガイド
6 ペーパーガイド
8 脚台
10 ロール紙(記録媒体)
12 作図部材
14 駆動ローラ
16 台
18 ホルダ
19 コントローラ
20 駆動軸
22 記録ヘッド
24 Y軸ガイドレール
26 担体
28 カッタ
30 カッタヘッド
31 アクチュエータ
32 可動ローラホルダ
33 Yモータ
34 加圧ローラ
36 カッタマット
40 バキューム装置
42 用紙センサ
44 用紙センサ

Claims (1)

  1. 駆動ローラ(14)と加圧ローラ(34)とでプラテン(2)上の用紙の少なくとも両側を挾持し、前記駆動ローラ(14)の回転によって、用紙を、プラテン(2)の作図部材(12)の上に搬送し、該作図部材(12)の作図位置上で用紙にバキューム力を作用させながら前記用紙に記録ヘッド(22)により記録を行うようにしたインクジェットプロッタにおいて、記録ヘッド(22)のクリーニング開始前又は作画スタート前に、作図部材(12)上の用紙にバキューム力を作用させながら、用紙を所定量前方に送り、しかる後に用紙を所定量後方に戻すようにしたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
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