JPH0211296A - フラックス入り溶接用ワイヤの製造方法 - Google Patents
フラックス入り溶接用ワイヤの製造方法Info
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- JPH0211296A JPH0211296A JP15927688A JP15927688A JPH0211296A JP H0211296 A JPH0211296 A JP H0211296A JP 15927688 A JP15927688 A JP 15927688A JP 15927688 A JP15927688 A JP 15927688A JP H0211296 A JPH0211296 A JP H0211296A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、半自動あるいは自動溶接に使用する巻き締め
タイプのフラックス入り溶接用ワイヤ特にワイヤ!戻れ
、立上りがなく、かつ自由径のコントロールが容易であ
る溶接用ワイヤの製造方法に関するものである。
タイプのフラックス入り溶接用ワイヤ特にワイヤ!戻れ
、立上りがなく、かつ自由径のコントロールが容易であ
る溶接用ワイヤの製造方法に関するものである。
〈従来の技術〉
フラックス入り溶接用ワイヤの多くは、第3図に示すよ
うな工程で製造される。帯鋼をU型に成形しフラックス
を添加後(図示せず)成形機2により断面円形のワイヤ
1に成形され、さらにダイス5により所定の線径に伸線
される。製造ラインにはキャプスタン3およびダンサ−
ロール4の回転体があるが、円形断面のワイヤ1がキャ
プスタンやダンサ−ロールを通過する時に第4図のよう
に継ぎ目部6の捩れが生じやすく、継ぎ目部6が第5図
のように突起7状となり、そのままダイス内に入るとつ
ぶされて欠陥となり、ワイヤの破断につながり製造能率
を著しく低下させることになる。
うな工程で製造される。帯鋼をU型に成形しフラックス
を添加後(図示せず)成形機2により断面円形のワイヤ
1に成形され、さらにダイス5により所定の線径に伸線
される。製造ラインにはキャプスタン3およびダンサ−
ロール4の回転体があるが、円形断面のワイヤ1がキャ
プスタンやダンサ−ロールを通過する時に第4図のよう
に継ぎ目部6の捩れが生じやすく、継ぎ目部6が第5図
のように突起7状となり、そのままダイス内に入るとつ
ぶされて欠陥となり、ワイヤの破断につながり製造能率
を著しく低下させることになる。
〈発明が解決しようとする課題〉
また、ワイヤに!戻れがあると第6図に示す立上り!■
が大きくなり、かつ自由径りのコントロールがむつかし
い。立上り11が大きいと溶接時、チップ先端のワイヤ
の振れが大きくなり特にロボントによる溶接などで問題
となる。また自由径のコントロールができず、自由径が
大きくなると溶接用ワイヤを溶接機にセットできなくな
る。
が大きくなり、かつ自由径りのコントロールがむつかし
い。立上り11が大きいと溶接時、チップ先端のワイヤ
の振れが大きくなり特にロボントによる溶接などで問題
となる。また自由径のコントロールができず、自由径が
大きくなると溶接用ワイヤを溶接機にセットできなくな
る。
この捩れを防止する手段として特開昭5884697号
公報に開示された技術があるが、本技術は1対のローラ
ーダイスを圧下方向が90”ずつ変るよう複数設けて伸
線するカセットローラーダイスを複数個を直列に配置す
るものであり、多数のローラーダイスを設けることによ
って設備費用が高価となる欠点がある。
公報に開示された技術があるが、本技術は1対のローラ
ーダイスを圧下方向が90”ずつ変るよう複数設けて伸
線するカセットローラーダイスを複数個を直列に配置す
るものであり、多数のローラーダイスを設けることによ
って設備費用が高価となる欠点がある。
〈発明が解決しようとする課題〉
前述のとおり、従来のフラックス入り溶接用ワイヤの製
造技術では、溶接用ワイヤに捩れが生じ、立上りが大き
くかつ自由径がコントロールができなかったり、さらに
設備費用が高価になるという問題があった0本発明は、
以上の現状に鑑み安価な製造設備で溶接用ワイヤの破断
、立上り、自由径に悪影響を及ぼすt′a接用ワイヤの
涙れの防止を図れるフラックス入り溶接用ワイヤの製造
方法に関するものである。
造技術では、溶接用ワイヤに捩れが生じ、立上りが大き
くかつ自由径がコントロールができなかったり、さらに
設備費用が高価になるという問題があった0本発明は、
以上の現状に鑑み安価な製造設備で溶接用ワイヤの破断
、立上り、自由径に悪影響を及ぼすt′a接用ワイヤの
涙れの防止を図れるフラックス入り溶接用ワイヤの製造
方法に関するものである。
く課題を解決するための手段〉
本発明は、巻き締めタイプのフラックス入り溶接用ワイ
ヤの製造するに際しその成形工程において、フラックス
を充填後、継ぎ目部がフラックス入りワイヤ断面の頂上
部に位置するように巻き締めし、ついでフランクス人す
ワイヤ断面の水平直径と交差するワイヤ両側面部に、成
形ロールにより切欠き状溝を連続的に加工し、その後所
定の線径まで伸線することを特(牧とするフラックス入
り溶接用ワイヤの製造方法である。
ヤの製造するに際しその成形工程において、フラックス
を充填後、継ぎ目部がフラックス入りワイヤ断面の頂上
部に位置するように巻き締めし、ついでフランクス人す
ワイヤ断面の水平直径と交差するワイヤ両側面部に、成
形ロールにより切欠き状溝を連続的に加工し、その後所
定の線径まで伸線することを特(牧とするフラックス入
り溶接用ワイヤの製造方法である。
〈作 用〉
本発明は、巻き締めタイプのフラックス入り溶接用ワイ
ヤの従来の成形工程で、ワイヤをU字形に成形し1字内
側にフラックスを充填した後に、ワイヤの継ぎ目部がフ
ラックス入りワイヤ断面のほぼ頂部に位置するように巻
き締めを行う。ついでそのフラックス入りワイヤ断面の
水平直径と交差するワイヤ両側面部に成形ロールで切欠
き状)?4で連続的に加工する。すなわち第1図に示す
ように溶接用ワイヤの両側面に断面三角形すなわち角柱
形の溝を入れたので、切欠き溝が断面半円形すなわち円
柱形の従来のものに比べて捩れに対する抵抗は大きくな
り、次の伸線加工段階での捩れは防止できる。なお、切
欠き溝は伸線過程で消滅するので溶接時のワイヤ連給性
には何ら影響を及ぼさない。
ヤの従来の成形工程で、ワイヤをU字形に成形し1字内
側にフラックスを充填した後に、ワイヤの継ぎ目部がフ
ラックス入りワイヤ断面のほぼ頂部に位置するように巻
き締めを行う。ついでそのフラックス入りワイヤ断面の
水平直径と交差するワイヤ両側面部に成形ロールで切欠
き状)?4で連続的に加工する。すなわち第1図に示す
ように溶接用ワイヤの両側面に断面三角形すなわち角柱
形の溝を入れたので、切欠き溝が断面半円形すなわち円
柱形の従来のものに比べて捩れに対する抵抗は大きくな
り、次の伸線加工段階での捩れは防止できる。なお、切
欠き溝は伸線過程で消滅するので溶接時のワイヤ連給性
には何ら影響を及ぼさない。
〈実施例〉
本発明の方法により第1図に示す断面形状のフラックス
入り溶接用ワイヤを製造した。
入り溶接用ワイヤを製造した。
使用した銅帯(SPCC)は板r¥0.5圓5幅16闇
であり直径4 、4 miφのフラックス入り)容接用
ワイヤに成形後、切欠き状溝を向け、ダイスにより 1
.0鴫φワイヤに伸線した。尚、切欠き状溝の深さはワ
イヤ表面より0.5mm、溝の底部の角度θは80゜で
ある。また、切欠き状溝を加工しない通常の溶接用・ツ
イヤも製造して比較例とした。
であり直径4 、4 miφのフラックス入り)容接用
ワイヤに成形後、切欠き状溝を向け、ダイスにより 1
.0鴫φワイヤに伸線した。尚、切欠き状溝の深さはワ
イヤ表面より0.5mm、溝の底部の角度θは80゜で
ある。また、切欠き状溝を加工しない通常の溶接用・ツ
イヤも製造して比較例とした。
ここで切欠き状溝は、第2図に示すようにワイヤの継ぎ
目部6およびその反対側を押えロール11で押えながら
、溶接用ワイヤの両側面に溝付はサイドロール12によ
って断面三角形の切欠き状溝を第1表 連続的につけた。
目部6およびその反対側を押えロール11で押えながら
、溶接用ワイヤの両側面に溝付はサイドロール12によ
って断面三角形の切欠き状溝を第1表 連続的につけた。
巻き替え機のくせ付はロールの負荷を種々変化させて自
由径を変えて自由径と立上り高さを測定した。その結果
を第1表に示したが、本発明法では目標自由径にほぼ等
しい自由径が得られ立上り高さも小さい、切欠き状溝を
加工しない溶接用ワイヤの場合はすべて目標自由径より
自由径は大きく、目標自由径400. 420閣の場合
には溶接用ワイヤはリング状にならずらせん状になり使
用できない、また立上り高さもすべて50m5以上と大
きいことがわかる。
由径を変えて自由径と立上り高さを測定した。その結果
を第1表に示したが、本発明法では目標自由径にほぼ等
しい自由径が得られ立上り高さも小さい、切欠き状溝を
加工しない溶接用ワイヤの場合はすべて目標自由径より
自由径は大きく、目標自由径400. 420閣の場合
には溶接用ワイヤはリング状にならずらせん状になり使
用できない、また立上り高さもすべて50m5以上と大
きいことがわかる。
〈発明の効果〉
本発明方法によると、溶接用ワイヤの捩れが小さくなり
、各種?8接機に適合した自由径の溶接用ワイヤが安価
な設(flitで得られ、その立上りも少なくなり、安
定した?8 tB作業のできるフラックス入り溶接用ワ
イヤを製造することができる。
、各種?8接機に適合した自由径の溶接用ワイヤが安価
な設(flitで得られ、その立上りも少なくなり、安
定した?8 tB作業のできるフラックス入り溶接用ワ
イヤを製造することができる。
第1図は、本発明に係るフラックス入り溶接用ワイヤの
断面図、第2図は、本発明における切欠き状溝の加工方
法の説明図、第3図は、通常のフラックス入り溶接用ワ
イヤの製造工程図、第4図は、溶接用ワイヤの捩れ(例
)の説明図、第5図は、継ぎ目部に生ずる捩れが原因と
なる突起の説明図、第6図は、溶接用ワイヤの自由径と
立上りの説明図である。 ■・・・フラックス入りワイヤ、 2・・・成形機、 3・・・キャプスタン、4
・・・ダンサ−ロール、5・・・ダイス、6・・・継ぎ
目部、 7・・・突起、8・・・外皮、
9・・・フラックス、10・・・切欠き状溝、
11・・・押えロール、12・・・溝付はサイドロール
、 D・・・自由径、 H・・・立上り高さ、0・
・・溝の底部の角度。
断面図、第2図は、本発明における切欠き状溝の加工方
法の説明図、第3図は、通常のフラックス入り溶接用ワ
イヤの製造工程図、第4図は、溶接用ワイヤの捩れ(例
)の説明図、第5図は、継ぎ目部に生ずる捩れが原因と
なる突起の説明図、第6図は、溶接用ワイヤの自由径と
立上りの説明図である。 ■・・・フラックス入りワイヤ、 2・・・成形機、 3・・・キャプスタン、4
・・・ダンサ−ロール、5・・・ダイス、6・・・継ぎ
目部、 7・・・突起、8・・・外皮、
9・・・フラックス、10・・・切欠き状溝、
11・・・押えロール、12・・・溝付はサイドロール
、 D・・・自由径、 H・・・立上り高さ、0・
・・溝の底部の角度。
Claims (1)
- 巻き締めタイプのフラックス入り溶接用ワイヤの製造
するに際しその成形工程において、フラックスを充填後
、継ぎ目部がフラックス入りワイヤ断面の頂上部に位置
するように巻き締めし、ついで該フラックス入りワイヤ
断面の水平直径と交差するワイヤ両側面部に、成形ロー
ルにより切欠き状溝を連続的に加工し、その後所定の線
径まで伸線することを特徴とするフラックス入り溶接用
ワイヤの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15927688A JPH0211296A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | フラックス入り溶接用ワイヤの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15927688A JPH0211296A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | フラックス入り溶接用ワイヤの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0211296A true JPH0211296A (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15690246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15927688A Pending JPH0211296A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | フラックス入り溶接用ワイヤの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0211296A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100478284B1 (ko) * | 2002-09-28 | 2005-03-23 | 정기출 | 플럭스를 내장한 와이어형 용접봉의 제작을 위한 성형로울러 장치 |
CN103537498A (zh) * | 2013-10-17 | 2014-01-29 | 天津三英焊业股份有限公司 | 药芯焊丝成型机 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP15927688A patent/JPH0211296A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100478284B1 (ko) * | 2002-09-28 | 2005-03-23 | 정기출 | 플럭스를 내장한 와이어형 용접봉의 제작을 위한 성형로울러 장치 |
CN103537498A (zh) * | 2013-10-17 | 2014-01-29 | 天津三英焊业股份有限公司 | 药芯焊丝成型机 |
CN103537498B (zh) * | 2013-10-17 | 2016-04-13 | 天津三英焊业股份有限公司 | 药芯焊丝成型机 |
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