JPS6241840B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241840B2 JPS6241840B2 JP13136083A JP13136083A JPS6241840B2 JP S6241840 B2 JPS6241840 B2 JP S6241840B2 JP 13136083 A JP13136083 A JP 13136083A JP 13136083 A JP13136083 A JP 13136083A JP S6241840 B2 JPS6241840 B2 JP S6241840B2
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- JP
- Japan
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- wire
- manufacturing
- copper electrode
- electrode wire
- annealing
- Prior art date
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- Expired
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- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims description 16
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/30—Features relating to electrodes
- B23K11/309—Wire electrodes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
Description
本発明は金属シートを缶状に成形し、その接合
部を抵抗溶接するための製缶用銅電極線の製造方
法に関するもので、特に電極線に要求される諸特
性をクリヤーすると共に特性の安定化を計つたも
のである。 従来製缶用銅電極線は伸線加工した電気用Cu
線をアニーラーにより焼鈍し、これをコイラーに
巻取るタンデムラインで製造した電気用軟Cu線
が用いられ、製缶専用スタンドに取付けるため、
巻換機でリコイルし直している。しかしながら銅
電極線としての特性、特に0.2％耐力及び伸びを
クリヤーするためには製造条件の範囲が狭く、特
性バラツキが大きい欠点があつた。 最近製缶機の能力アツプにともない電極線の送
り速度も30ｍ／minから50ｍ／minと速くなり、
これに応じて電極線には0.2％耐力18.4〜23.5Kg／
mm2、引張強さ25.0〜29.1Kg／mm2、伸び22〜28％、
導電率99.0％以上の特性が要求されるようになつ
た。これに対し上記製造工程における伸線加工条
件及び焼鈍条件を変えて電極線を製造している
が、引張強さは満足するも0.2％耐力及び伸びを
満足する製造条件の範囲が非常に狭く、特性のバ
ラツキが大きくなり、上記特性を満足する電極線
の製造は極めて困難であつた。 本発明はこれに鑑み種々検討の結果、焼鈍後に
一パスの伸線加工を加えることにより、特性のバ
ラツキが著しく小さくなることを知見し、更に検
討の結果、バラツキが小さく上記特性を満足する
製缶用銅電極線の製造方法を開発したもので、伸
線加工した電気用Cu線をアニーラーにより焼鈍
した後、一パスにより10％以下の軽リダクシヨン
による伸線加工を加えてコイラーに巻取ることに
より、0.2％耐力を13.5〜24.0Kg／mm2、引張る強さ
を24.0〜30.0Kg／mm2、伸びを10.0〜30.0％、導電
率を99％以上としたことを特徴とするものであ
る。 即ち本発明は第１図に示すように従来と同様
Cu素線ａを複数個のダイス２とキヤプスタン３
からなる伸線機１を通して伸線加工し、これを複
数の電極輪４を通して通電加熱することにより焼
鈍する。次に１個のダイス５を通して10％以下の
軽リダクシヨンの伸線加工を加えた後コイラー６
に巻取るものである。尚図において７はダンサー
ロール、８はスタンドを示す。 本発明において焼鈍後、１個のダイスを通して
10％以下の軽リダクシヨンの伸線加工を加えるの
は銅電極線に要求される特性を付与するためであ
り、リダクシヨンが10％を越えると引張強さ及び
伸びは満足するも0.2％耐力が不安定となるため
であり、特に引張強さ、伸び及び0.2％耐力を安
定してクリヤーするためには、一パスによるリダ
クシヨンを３〜６％とすることが望ましい。 尚第１図には伸線加工、焼鈍、一パスによる軽
リダクシヨンの伸線加工及び巻取りをタンデムラ
インで連続的に行なう場合を示したが、これに限
るものではなく、例えば伸線加工、焼鈍、一パス
による軽リダクシヨン加工をそれぞれ別個に行な
うこともできる。しかし第１図に示すようにタン
デムラインによつて一工程で行なうほうが生産性
の面からも望ましい。 以下本発明を実施例について詳細に説明する。 実施例 １ 電線用Cu荒引線を伸線加工した直径2.6mmの素
線を用い、第１図に示すタンデムラインの伸線機
で直径1.42mmに伸線加工した後、通常の条件で通
電焼鈍（焼鈍タツプ25V）した後、１個のダイス
を通して直径1.38mm（加工率5.6％）に伸線加工
し、コイラーに巻取り、銅電極線を300Kg製造し
た。尚１個のダイスを通す伸線加工は、冷却、潤
滑性を良くするため伸線油（Ｄ−16）を用いた。 この電極線より30Kg毎にサンプルを取り、0.2
％耐力、引張強さ及び伸びを測定した。その結果
第１表に示す。
部を抵抗溶接するための製缶用銅電極線の製造方
法に関するもので、特に電極線に要求される諸特
性をクリヤーすると共に特性の安定化を計つたも
のである。 従来製缶用銅電極線は伸線加工した電気用Cu
線をアニーラーにより焼鈍し、これをコイラーに
巻取るタンデムラインで製造した電気用軟Cu線
が用いられ、製缶専用スタンドに取付けるため、
巻換機でリコイルし直している。しかしながら銅
電極線としての特性、特に0.2％耐力及び伸びを
クリヤーするためには製造条件の範囲が狭く、特
性バラツキが大きい欠点があつた。 最近製缶機の能力アツプにともない電極線の送
り速度も30ｍ／minから50ｍ／minと速くなり、
これに応じて電極線には0.2％耐力18.4〜23.5Kg／
mm2、引張強さ25.0〜29.1Kg／mm2、伸び22〜28％、
導電率99.0％以上の特性が要求されるようになつ
た。これに対し上記製造工程における伸線加工条
件及び焼鈍条件を変えて電極線を製造している
が、引張強さは満足するも0.2％耐力及び伸びを
満足する製造条件の範囲が非常に狭く、特性のバ
ラツキが大きくなり、上記特性を満足する電極線
の製造は極めて困難であつた。 本発明はこれに鑑み種々検討の結果、焼鈍後に
一パスの伸線加工を加えることにより、特性のバ
ラツキが著しく小さくなることを知見し、更に検
討の結果、バラツキが小さく上記特性を満足する
製缶用銅電極線の製造方法を開発したもので、伸
線加工した電気用Cu線をアニーラーにより焼鈍
した後、一パスにより10％以下の軽リダクシヨン
による伸線加工を加えてコイラーに巻取ることに
より、0.2％耐力を13.5〜24.0Kg／mm2、引張る強さ
を24.0〜30.0Kg／mm2、伸びを10.0〜30.0％、導電
率を99％以上としたことを特徴とするものであ
る。 即ち本発明は第１図に示すように従来と同様
Cu素線ａを複数個のダイス２とキヤプスタン３
からなる伸線機１を通して伸線加工し、これを複
数の電極輪４を通して通電加熱することにより焼
鈍する。次に１個のダイス５を通して10％以下の
軽リダクシヨンの伸線加工を加えた後コイラー６
に巻取るものである。尚図において７はダンサー
ロール、８はスタンドを示す。 本発明において焼鈍後、１個のダイスを通して
10％以下の軽リダクシヨンの伸線加工を加えるの
は銅電極線に要求される特性を付与するためであ
り、リダクシヨンが10％を越えると引張強さ及び
伸びは満足するも0.2％耐力が不安定となるため
であり、特に引張強さ、伸び及び0.2％耐力を安
定してクリヤーするためには、一パスによるリダ
クシヨンを３〜６％とすることが望ましい。 尚第１図には伸線加工、焼鈍、一パスによる軽
リダクシヨンの伸線加工及び巻取りをタンデムラ
インで連続的に行なう場合を示したが、これに限
るものではなく、例えば伸線加工、焼鈍、一パス
による軽リダクシヨン加工をそれぞれ別個に行な
うこともできる。しかし第１図に示すようにタン
デムラインによつて一工程で行なうほうが生産性
の面からも望ましい。 以下本発明を実施例について詳細に説明する。 実施例 １ 電線用Cu荒引線を伸線加工した直径2.6mmの素
線を用い、第１図に示すタンデムラインの伸線機
で直径1.42mmに伸線加工した後、通常の条件で通
電焼鈍（焼鈍タツプ25V）した後、１個のダイス
を通して直径1.38mm（加工率5.6％）に伸線加工
し、コイラーに巻取り、銅電極線を300Kg製造し
た。尚１個のダイスを通す伸線加工は、冷却、潤
滑性を良くするため伸線油（Ｄ−16）を用いた。 この電極線より30Kg毎にサンプルを取り、0.2
％耐力、引張強さ及び伸びを測定した。その結果
第１表に示す。
【表】
第１表から明らなように本発明方法により製造
した銅電極線の特性は何れも仕様値の範囲内にあ
り、かつバラツキも少ないことが判る。 実施例 ２ 実施例１と同様にして伸線加工した後焼鈍し、
これに一パスで種々のリダクシヨンにより伸線加
工し、コイラーに巻取つて銅電極線を製造した。 これ等についてそれぞれ３個所よりサンプルを
取り、0.2％耐力、引張強さ、伸びを測定した。
これ等の結果を従来の焼鈍材と比較して第２表に
示す。
した銅電極線の特性は何れも仕様値の範囲内にあ
り、かつバラツキも少ないことが判る。 実施例 ２ 実施例１と同様にして伸線加工した後焼鈍し、
これに一パスで種々のリダクシヨンにより伸線加
工し、コイラーに巻取つて銅電極線を製造した。 これ等についてそれぞれ３個所よりサンプルを
取り、0.2％耐力、引張強さ、伸びを測定した。
これ等の結果を従来の焼鈍材と比較して第２表に
示す。
【表】
【表】
第２表より明かなように本発明方法によるもの
は、何れも仕様値を満足するも、加工率が５％よ
り低くても、また大きくてもバラツキが次第に大
きくなり、加工率が大きい比較方法及び従来方法
では仕様値を満足することができないことが判
る。 このように本発明によれば高速製缶機の電極線
に要求される特性を満足する銅電極線を容易に安
定して製造することができるもので、工業上顕著
な効果を奏するものである。
は、何れも仕様値を満足するも、加工率が５％よ
り低くても、また大きくてもバラツキが次第に大
きくなり、加工率が大きい比較方法及び従来方法
では仕様値を満足することができないことが判
る。 このように本発明によれば高速製缶機の電極線
に要求される特性を満足する銅電極線を容易に安
定して製造することができるもので、工業上顕著
な効果を奏するものである。
第１図は本発明方法の一例を示す説明図であ
る。 ａ……銅素線、１……伸線機、２……ダイス、
３……キヤプスタン、４……電極輪、５……ダイ
ス、６……コイラー。
る。 ａ……銅素線、１……伸線機、２……ダイス、
３……キヤプスタン、４……電極輪、５……ダイ
ス、６……コイラー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 伸線加工した電気用Cu線をアニーラーによ
り焼鈍した後、一パスにより10％以下の軽リダク
シヨンによる伸線加工を加えてコイラーに巻取る
ことにより、0.2％耐力を13.5〜24.0Kg／mm2、引張
強さを24.0〜30.0Kg／mm2、伸びを10.0〜30.0％、
導電率を99％以上としたことを特徴とする製缶用
銅電極線の製造方法。 ２ 一パスにより伸線加工の軽リダクシヨンを３
〜６％とする特許請求の範囲第１項記載の製缶用
銅電極線の製造方法。 ３ アニーラーとコイラー間にダイスを設けて、
伸線加工、焼鈍軽リダクシヨンの伸線加工をタン
デムラインとして一工程で行なう特許請求の範囲
第１項又は第２項記載の製缶用銅電極線の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13136083A JPS6024284A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 製缶用銅電極線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13136083A JPS6024284A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 製缶用銅電極線の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6024284A JPS6024284A (ja) | 1985-02-06 |
| JPS6241840B2 true JPS6241840B2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=15056101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13136083A Granted JPS6024284A (ja) | 1983-07-19 | 1983-07-19 | 製缶用銅電極線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024284A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2621860B2 (ja) * | 1986-08-25 | 1997-06-18 | 株式会社東芝 | タービンのヘルパ駆動装置 |
| JP2008115423A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Hitachi Cable Ltd | 耐屈曲性ケーブル用導体及びその製造方法並びにその導体を用いた耐屈曲性ケーブル |
| CN102350634A (zh) * | 2011-06-29 | 2012-02-15 | 宁波金田铜业(集团)股份有限公司 | 黄铜线材拉伸、退火、轧制的连续生产设备及其连续工艺 |
| CN107034343A (zh) * | 2017-05-13 | 2017-08-11 | 江苏苏丰机械科技有限公司 | 一种防止磨损的铜线退火机 |
-
1983
- 1983-07-19 JP JP13136083A patent/JPS6024284A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6024284A (ja) | 1985-02-06 |
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