JPH0211223A - 2層クラッド鋼板の冷間矯正方法 - Google Patents

2層クラッド鋼板の冷間矯正方法

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Publication number
JPH0211223A
JPH0211223A JP16142488A JP16142488A JPH0211223A JP H0211223 A JPH0211223 A JP H0211223A JP 16142488 A JP16142488 A JP 16142488A JP 16142488 A JP16142488 A JP 16142488A JP H0211223 A JPH0211223 A JP H0211223A
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JP
Japan
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clad steel
steel sheet
base material
steel plate
straightening
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Application number
JP16142488A
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English (en)
Inventor
Yukio Konuma
小沼 幸夫
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、線膨張係数と変形抵抗の異なる2種の金属
からなる2層クラッド鋼板を、反りの発生している状態
で矯正装置により冷間矯正する方法に関するものである
〔従来技術とこの発明が解決しようとする課題〕例えば
、炭素鋼の母材とステンレス鋼の合せ材からなる2Nク
ラッド鋼板は、圧延時には変形抵抗の違いにより、圧延
後の温度降下に伴い線膨張係数の違いにより反りが発生
するため、この反りをローラレベラー等の矯正装置によ
り矯正する必要がある。
圧延された2層クラッド鋼板は、圧延時におけるロール
噛込性の点から炭素鋼の母材が上にくる姿勢(下反り)
となっており、このようなりラッド鋼板を矯正装置によ
り冷間矯正すると、反りが修正される段階において炭素
鋼表面のスゲールが割れ、これがロールによりクラッド
鋼板表面に押し込まれ、押込み疵を多量に発生させてい
た。
一方、ロールによる押込み疵を解消する方法としてプレ
ス装置による矯正方法も考えられるが、この方法である
と、薄板厚、広巾、長尺の製品の矯正をすることができ
ず、また処理枚数が大量の時には処理不能となるため、
フッス装置のみによる矯正は不可能である。
よって、押込み疵によるデメリットを覚悟の上で、矯正
装置による冷間矯正を実施していた。
この場合、0表面押込み疵が前面に100%発生し、手
入工程が増大する■製品板厚を保証すべく手入れのため
の上乗せ代を必要とし、歩留りが5%悪化するという問
題がある。
この発明は、このような問題点を解消すべくなされたも
ので、その目的は、ロール式の矯正装置による冷間矯正
においてロール押込み疵を減少させることができ、歩留
りの向上、処理工程の短縮を図ることのできる2層クラ
ッド鋼板の冷間矯正方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 第1図に示すように、クラット鋼板1は炭素鋼の母材I
Aとステンレス鋼板の合せ材IBからなり、炭素MIA
を上にして下反りの状態でロール2aを有する矯正装置
2に供給されるが、反りを修正する段階で、炭素鋼IA
上のスケルが割れるため、このスケールがロール2aに
より炭素鋼IA裏表面押込まれてしまう。そのため、本
発明では、スケールの割れる炭素鋼IA上面にダミー板
3を敷いてクラッド鋼板1とダミー板3を重ねて矯正装
置2に供給し、矯正に際して割れたスケールが直接押込
まれないようにする。
ダミー板3の材質は炭素鋼IAと同様の材質SS41な
どとし、その平面形状は第2図に示すように、クラット
鋼板1よりも大きな幅、長さを有する形状とする。また
、ダミー板3の厚みは、5〜18胴とするのが好ましい
〔作 用〕
ロール2aの圧下により炭素鋼IA上のスケルが割れて
も、そのスケールが直接ロールと接触しないため、押込
み疵が著しく減少する。
ロール2aによる押込みが緩和されると共に、ダミー板
3とクラッド鋼板1との接触面ですべり現象が生じてい
ると思われ、割れたスケールが押込みにく(なっている
。これにより押込み疵は従来の全面100%から5%以
下の部分押込みに減少し、その押込み深さも従来の0.
3〜1.0mmから0.1〜0.2mへと減少する。
なお、ダミー板3の厚みは、5薗よりも小であると矯正
時に曲がってしまい繰り返し使用ができず、18mmよ
りも大きいと矯正効果が減少してしまう。
〔実 施 例〕
矯正装置のMAX能力の40mmまでのクランド鋼板1
の全数に対してダミー板3を載せて冷間矯正を行ったと
ころ、次のような結果が得られた。
■ 押込み疵の減少 従来       本発明 前面100%発生 →部分5%以下に減少押込深さ0.
3〜1.0 +nm−+Q、L 〜0.2 M■ 歩留
の向上 従来を1とした時、本発明では+5%の歩留向上(厚み
上乗せ代の削減)を図れた。0次工程処理工数の減少 従来疵手入は全面手入となり、処理日数の増大となり、
約2〜4日間必要としていたが、本発明ではこの処理日
数を大幅に削・滅できた。
〔発明の効果] 前述のとおり、本発明の冷間矯正方法は、クラッド鋼板
の上にダミー板を載せて冷間矯正するようにしたため、
ロール式の矯正装置であってもロール押込し疵を著しく
減少させることができ、疵手入れのための厚み上乗せ代
の削減による歩留の向上1手入れのための処理工程の短
縮を図ることができる。
なお、以上はクラッド鋼板について説明したが、非鉄な
どの軟らかい材質(例えば銅合金)の平坦矯正にも有効
に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施状態を示す正面図、平面
図である。 1・・クラッド鋼板、IA・・母材、IB・・合せ材、
2・・矯正装置、2a・・ロール、3・・ダミー板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異種金属からなる2層クラッド鋼板を、反りの発
    生している状態で矯正装置により冷間矯正するに際し、 前記2層クラッド鋼板の上に、このクラッ ド鋼板より大きい平面形状でクラッド鋼板の上側金属と
    同材質のダミー板を載せ、重なったクラッド鋼板とダミ
    ー板を矯正装置により冷間矯正することを特徴とする2
    層クラッド鋼板の冷間矯正方法。
JP16142488A 1988-06-29 1988-06-29 2層クラッド鋼板の冷間矯正方法 Pending JPH0211223A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012115908A (ja) * 2012-02-13 2012-06-21 Nippon Light Metal Co Ltd 接合方法
CN102974660A (zh) * 2012-12-05 2013-03-20 南京钢铁股份有限公司 一种厚钢板的压平工艺

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JP2012115908A (ja) * 2012-02-13 2012-06-21 Nippon Light Metal Co Ltd 接合方法
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