JPS5994527A - クラッド鋼板の熱変形阻止方法 - Google Patents

クラッド鋼板の熱変形阻止方法

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JPS5994527A
JPS5994527A JP20512682A JP20512682A JPS5994527A JP S5994527 A JPS5994527 A JP S5994527A JP 20512682 A JP20512682 A JP 20512682A JP 20512682 A JP20512682 A JP 20512682A JP S5994527 A JPS5994527 A JP S5994527A
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JP
Japan
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amount
steel plate
deformation
clad steel
clad
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JP20512682A
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English (en)
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JPS6147608B2 (ja
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Yoshiyuki Takahashi
高橋 祥之
Shoichi Chinuki
千貫 昌一
Tadao Sugawara
菅原 忠夫
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D1/00Straightening, restoring form or removing local distortions of sheet metal or specific articles made therefrom; Stretching sheet metal combined with rolling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクラツド鋼板の熱間圧延または熱処理後の空冷
時に発生する、母材と合せ板の熱収縮量の差による鋼板
の中方向の反り変形を矯正する方法に関する。
通常クラツド鋼板の製造においては、熱間圧延後に、レ
ベラーで温間矯正した後、切断工程に送られるが、レベ
ラーによる温間矯正後の冷却過程で、母材と合せ材相互
の熱収縮量の差から、クラツド鋼板の巾方向に100〜
5 Q Q mm程度の太きな反りが発生するため、そ
のtま直ちに切断し1製品とすることが出来ない。この
反りはクラツド鋼板の長さ方向にも生じるが、一般に鋼
板長さは巾に比べ2〜8倍以上あるため、自重によりこ
の長さ方向の反りは小さくなる。このため通常は、50
℃以下までレベラーで温間矯正を続ける方式や、一旦ラ
イン上から降ろして、ライン停止時に再び冷間矯正する
方法が採用されている。しかし前者すなわちライン上で
温間矯正をする方式には、連続生産ラインに大巾のダウ
ンタイム(約80分/l−スラブ)を生じる不利がある
。また後者のラインから降ろして冷間矯正をする方式は
、冷間であるため降伏点が上がり、通常に設備されてい
るレベラーでは、反りを完全に矯正することが困難であ
る。従って熱処理で降伏点を下げた後に矯正する方法が
一般に採用されているが、それだけ工程が多くなって大
巾なコストアップになる。
本発明は上記間順を解決するためになされたものであっ
て、クラツド鋼板の熱間圧延または熱処理後に発生する
反り最について、予め冷却時の反°り発生量を予測し、
熱間圧延または熱処理後の温度の高い状態で、冷却時に
発生する反り変形と逆方向に所定量の変形を与えること
によって、冷却後に平坦な板を得る方法を提供するもの
である。
以下本発明について詳細に説明する。
クラツド鋼は熱間圧延直後の熱間矯正で平坦な板に矯正
しても、冷却過程で母材と合せ材の熱収縮量の差から大
きな巾方向の反りが発生する。第1図に、軟鋼(f&材
)とステンレス鋼(合せ材)の熱収縮率を示すが、熱収
縮差は熱間矯正温度域で0.1〜0.8係存在するため
、この場合は第2図に示すように、ステンレス鋼側が凹
になる反りが発生する。
本発明は前述のように、この熱収縮量の差から発生する
反り量をあらかじめ予測し、圧延直後の鋼板の変形抵抗
の低い段階で、冷却時の反り発生方向と逆方向に、予測
反り量だけ曲げ変形を与えて、冷却後に平坦な板を得る
方法である。
まず熱収縮差に起因する反り址は、材料力学の梁の問題
として(4)式で表される。即ち第8図より力のつり合
い、モーメントのつり合りの条件が(1)(2)式で表
される。また反り量Δyは幾何学的に(8)式で表され
る。(1) (2) (a)式から結局反りtは(4)
式で表される。ここで熱収縮差Δε鉱鋼板の長さが、巾
に対して長い場合、長さ方向の反りは自重で現れないと
すると、(5)式で表される。
=0 ・・・・・・(1) =0 ・・・・・・(2) R’ = (R−Δy)+(−)    ・・・・・・
(8)  Wa ここで H板厚(mm) σ 板厚方向応力(kp/!IIo2)E ヤング率 
 (kg/mm”) a クラツド比率 X 曲げ中心位置(mm)  ′ X 板厚方向位置(mm) R曲率半径 Δε母材と合せ材の熱収縮率差 ay反り量(mm) W 板巾 (mm) ν ポアッソン比 JL単位長さCL)当たりの収縮量(am )L 単位
畏さ (m+n) ΔL 6丁母材と合せ材の熱収縮率差 次に曲げ加工に必要なモーメントは、完全塑性状態で考
えると曲げ中心が母材中にある場合、第4図により力の
つり合い、モーメントのつり合い式((S) (7)か
ら(8)式で表される。
=0    ・・・・・・・・・ (Q)=0   ・
・・・・・・・・ (7)また曲げ中心Xが合せ材中に
ある場合、同様に(9)式で表される。
ここで σM、母材の降伏応力(1f/、♂) σ8Y  合せ材の降伏応力(噸4−)舅  曲げモー
メント 次にクラツド鋼を曲げ加工する場合のスプリングバック
量について示す。
材料に引張または圧縮を加えた場合の応力(σ)−ひす
み(ε)線図を第5図に示すがA、B間はフックの刀剣
σ=E×εが成立する弾性変形の範囲で、降伏応力σ以
上の荷重で塑性変形が始まる。
0点まで変形させて除荷するとひずみは0点からD点に
スプリングバックする。このスプリングバック量(ΔS
)は(11)式で表される。
すなわち E−1 M=− R=lゴ=旦・1・W−H8 MM12         (lo) 工:断面2次モーメント (8)式ΔyをΔSにおきかえて 従って熱間にてクラツド鋼に与えるべき曲げ加工量はス
プリングバック量を考えて(12)式となる。
ΔY=Δy+ΔS          (12)以上よ
り第6図で示す円弧形状の架台上でクラツド鋼(土面−
軟鋼、下面−ステンレスのとき)に曲げモーメン)M(
8式または9式)に相当する負荷を加えて ΔYだけ変
形させ、その後除荷する。
除荷後はΔSだけスプリングバックするため反り量はΔ
yとなり、この反り量は冷却中の上下面の熱収縮差によ
り減少して室温では殆んど皆無となる。
次に曲げ加工に要する力は、加工方法、加工装置によっ
て異るが、簡単な例として第7図に示すような重しを乗
せて曲げ加工する場合を考えると、曲げモーメントと重
し重量の間係Iff (13)と(14)式%式%(4
) ただし W8=  重しの巾 (−fil) G= 重しの重量(kり) 従って、(8)式または(9)式から求まるモーメント
を(14)式に代入すると重し重1tGが決定される。
曲げ加工装置には、プレス、ケージフォーミング等種々
の方式がある。プロセスコンピュータニテ材料温度を形
測し熱収縮差により反り量(Δy)、材料の降伏応力(
σMY、σ8Y)、必要曲げモーメント(M)、スプリ
ングバック量(Δs)、曲げ変形址(ΔY)を計算して
曲げ加工装置のプリセットを行うことにより自動化がは
かれる。また熱間矯正温度は望ましくは高温である方が
軽い重量で簡単に加工できる。低温になれば、それだけ
加工型針が大きくな−リー困難になるので、aoot:
:以上が望まし込。
このような反り矯正は熱間圧延時のみならず、クラツド
板の溶体化処理などのような熱処理の直後にも応用して
優れた効果を挙げ得るものである。
次に本発明方法の実施例について説明する。
実施例は、第1表に示すクラツド鋼を熱間圧延した場合
の反り矯正である。第6図のライン配置で、クラツド鋼
を圧延機で20 X 8000XIO000m、mに圧
延し、レベラーで矯正した後、鋼板を2イン外に移動し
て架台上に乗せる。この時の鋼板温度600℃から母材
・合せ材それぞれの降伏応力が求まり、重し重量は(s
) (14)式から33.6 tonとなる。600℃
で33−(Stopの重しを乗せて逆方向の曲げ変形を
与えた結果を第2表に示すが、負荷時の反り量は、−8
26mmとなり除荷時は一155rnmとなった。除荷
後室温まで冷却すると302nn’Lの巾方向の反り量
となった。本鋼板は重し矯正を実施しない場合には18
4tnjrLの巾方向反りが発生し、一般設備のレベラ
ーでは平坦に矯正できないため、熱処理をして矯正する
必要があるが、80mm程度の反り量であれば容易にレ
ベラーで平坦となり極めてすぐれた方法と言える。
第1表 実験条件 第2表 実験結果 以上の実施例はステンレス鋼と軟鋼とのクラツド鋼につ
いて行なった例であるが、この他CjuやTi材など種
々のクラツド材についても同様であることは言うまでも
ない。
本発明は、以上説明したように、クラツド鋼板の冷却時
の反り変形量を予め計算によって予測し、同時にこれを
矯正するだめの逆方向への変形力を求めて、クラツド鋼
板が未だ高温状態にある間にその変形力を加えることに
よって、冷却後にレベラーによって矯正し得る程度の反
り量とすることを可能とする、工業上極めて有効なりラ
ッド鋼板の形状矯正法である。
【図面の簡単な説明】
第1図はステンレスクラツド鋼のステンレス鋼(合せ材
)と軟鋼(母材)の熱収縮率を示す図面、第2図はステ
ンレスクラツド鋼の反り形状の説明図・ 第8図は熱収縮差に起因する反りの状態を示し、第4図
は熱間矯正状態を示す説明図、 第5図は応力−歪線図、 第6図は負荷時、除去時の反り量、 第7図は重しによる曲げ加工の説明図、第8図は実施例
の説F!A図である。 1・・・クラッド母材、2・・・クラッド合せ材、8・
・・クラッド(母材+合せ材)、4・・・重し、5・・
・圧延機、6・・・レベラー、?・・・架台。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第S図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. L 熱間圧延または熱処理後のクラツド鋼板の空冷時に
    発生する反り変形の矯正にあたり、上記熱間圧延または
    熱処理後の高温状態にあるクラツド鋼板に、冷却時に発
    生する反りと逆方向に、予測される冷却時の反り量相当
    程度の変形量を与えることを特徴とするクラツド鋼板の
    形状矯正方法。
JP20512682A 1982-11-22 1982-11-22 クラッド鋼板の熱変形阻止方法 Granted JPS5994527A (ja)

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JPS6147608B2 JPS6147608B2 (ja) 1986-10-20

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Cited By (3)

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