JPS62287057A - 形状記憶合金の加工方法 - Google Patents
形状記憶合金の加工方法Info
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- JPS62287057A JPS62287057A JP13008886A JP13008886A JPS62287057A JP S62287057 A JPS62287057 A JP S62287057A JP 13008886 A JP13008886 A JP 13008886A JP 13008886 A JP13008886 A JP 13008886A JP S62287057 A JPS62287057 A JP S62287057A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
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Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
(産業上の利用分野〕
本発明は、”r’1−Ni合金などの形状記1a合金(
超弾性合金を含む。以下S M A i、4という。)
の(J曲げ等の一連の曲げ加工方法に関するものである
。
超弾性合金を含む。以下S M A i、4という。)
の(J曲げ等の一連の曲げ加工方法に関するものである
。
SMA材の板材を変態温度層−1−の母相(α相)で引
張試験を行うと、荷重−伸び線図において伸びは約23
〜28%であり、第1図に示すように、冷間圧延鋼板(
SPCC材)と比較して大差のない結果である。しかし
ながら引張破断後の試験片の標点間距離の測定では、冷
間圧延鋼板(SPCC材)の伸びは線図とほとんど差は
ないが、SMA+Aの伸びは約4%程度を示すのみであ
った。すなわち、これによりSMA材は引張荷重を除去
すればスプリングバックすることが分かる。
張試験を行うと、荷重−伸び線図において伸びは約23
〜28%であり、第1図に示すように、冷間圧延鋼板(
SPCC材)と比較して大差のない結果である。しかし
ながら引張破断後の試験片の標点間距離の測定では、冷
間圧延鋼板(SPCC材)の伸びは線図とほとんど差は
ないが、SMA+Aの伸びは約4%程度を示すのみであ
った。すなわち、これによりSMA材は引張荷重を除去
すればスプリングバックすることが分かる。
同様に両者に90°曲げ試験を実施すると、第1表に示
すように冷間圧延鋼板(SPCC材)に1スプリングハ
ツクがほとんど測定されない。一方、SMA材において
は約20〜45°稈度(加二Tl ni+の熱処理およ
び圧延方向にまりWなる。)スプリングバックする。
□゛ 第1表 従ってSMA材に対して成形加工を実施しても、スプリ
ングバックが起こることから所要の形状に成形すること
は容易なことではなかった。殊に第5図に示すような形
状のものは中々成形が困難であった。また、たとえ所要
の形状を得ても、形状咋ヒ ス 下vj”Ji;−)(
(j入面M 方、−す・ f? JF f? ?
−菅 /n J−&を記憶させるための温度処理(例
えば970にで30分間保持)を行う際には、再び元の
形状に戻ろうとする変形が起こるので、成形した形状を
維持するため保持具に挿入して温度処理を行う必要があ
った。
すように冷間圧延鋼板(SPCC材)に1スプリングハ
ツクがほとんど測定されない。一方、SMA材において
は約20〜45°稈度(加二Tl ni+の熱処理およ
び圧延方向にまりWなる。)スプリングバックする。
□゛ 第1表 従ってSMA材に対して成形加工を実施しても、スプリ
ングバックが起こることから所要の形状に成形すること
は容易なことではなかった。殊に第5図に示すような形
状のものは中々成形が困難であった。また、たとえ所要
の形状を得ても、形状咋ヒ ス 下vj”Ji;−)(
(j入面M 方、−す・ f? JF f? ?
−菅 /n J−&を記憶させるための温度処理(例
えば970にで30分間保持)を行う際には、再び元の
形状に戻ろうとする変形が起こるので、成形した形状を
維持するため保持具に挿入して温度処理を行う必要があ
った。
C発明が解決しようとするrJiS点〕SMA材を常温
においてU字形状のような曲げ形状に成形加工すると、
特に変態温度以上の母相にあっては弾性効果により、た
とえU字形状に変形を与えても、変形のための荷重を除
去するとスプリングバックが大きいためほぼ元の形状に
戻るという現象(超弾性)が起き、さらにスプリングバ
ックする分を見越して大きく曲げると、曲げ幅が大きす
ぎて材料が破断する現象がおき、このためSMA材のU
字形状のような曲げの成形加工は困難なものであった。
においてU字形状のような曲げ形状に成形加工すると、
特に変態温度以上の母相にあっては弾性効果により、た
とえU字形状に変形を与えても、変形のための荷重を除
去するとスプリングバックが大きいためほぼ元の形状に
戻るという現象(超弾性)が起き、さらにスプリングバ
ックする分を見越して大きく曲げると、曲げ幅が大きす
ぎて材料が破断する現象がおき、このためSMA材のU
字形状のような曲げの成形加工は困難なものであった。
さらに、仮にU字形状の加工ができても、成形後そのま
まの形状で形状記憶のための温度処理を行うには、その
形状を維持する保持具を必要とし、その保持具にSMA
材を挿入する工数および除去保持具なしで形状記憶のた
めの温度処理を行えば、前述のスプリングバックと同様
の変形が起き、加工前の元の形状に戻ろうとするので、
成形した形状を維持できないからである。
まの形状で形状記憶のための温度処理を行うには、その
形状を維持する保持具を必要とし、その保持具にSMA
材を挿入する工数および除去保持具なしで形状記憶のた
めの温度処理を行えば、前述のスプリングバックと同様
の変形が起き、加工前の元の形状に戻ろうとするので、
成形した形状を維持できないからである。
本発明の成形加工方法は、SMA材と他の金属(ある程
度強度があり、かつスプリングバックの少ない金属材料
を用いる。−例として実験では冷間圧延鋼板を使用した
ので、以下5pcc材という。)とを重ね合わせ、曲げ
形状の外側に5PCC材を位置させるようにして、その
ままSMA材を所要の曲げ形状にまで成形加工を行い、
これにより成形加工後も外側に位置させた5pcc材に
よりSMA材のスプリングバックを抑制し、その加工形
状(U字形状など)を維持させようとするものである。
度強度があり、かつスプリングバックの少ない金属材料
を用いる。−例として実験では冷間圧延鋼板を使用した
ので、以下5pcc材という。)とを重ね合わせ、曲げ
形状の外側に5PCC材を位置させるようにして、その
ままSMA材を所要の曲げ形状にまで成形加工を行い、
これにより成形加工後も外側に位置させた5pcc材に
よりSMA材のスプリングバックを抑制し、その加工形
状(U字形状など)を維持させようとするものである。
さらに続いて、この拘束された状態のままで形状を記憶
させるための温度処理を行い、5PCC材にその温度処
理の際の保持具の役割を兼ねさせ、温度処理後そのSM
A材を取り外して。
させるための温度処理を行い、5PCC材にその温度処
理の際の保持具の役割を兼ねさせ、温度処理後そのSM
A材を取り外して。
最終的にU字形など所要の形状を有するSMA材を得よ
うとするものである。
うとするものである。
第2図〜第5図は本発明の一実施例に係るSMA材の加
工方法を工程順に示す図である。
工方法を工程順に示す図である。
この実施例では、まず第2図に示すように、SMA材1
1(板および条を含む)と他の金属である5pcc材1
2とを重ね合わせ、両者を必要に応じ接着剤等により仮
接着する。次に第3図および第4図に示すように、公知
のプレス手段により、外側に5pcc材12が、内側に
SMA材11が位置するようにして、SMA材11が所
要のU字形状になるように成形加工を施す。すなわち5
pcc材12でSMA材11の成形で起こるスプリング
バックを拘束して成形するものである。続いてその拘束
状態のままSMA材11に適した温度、時間で形状記憶
のための温度処理を行う。その後、SMA材11を拘束
していたspc’c材12を取り除けば、第5図に示す
ように所要の形状に形状記憶させたSMA材11を得る
ことができる。
1(板および条を含む)と他の金属である5pcc材1
2とを重ね合わせ、両者を必要に応じ接着剤等により仮
接着する。次に第3図および第4図に示すように、公知
のプレス手段により、外側に5pcc材12が、内側に
SMA材11が位置するようにして、SMA材11が所
要のU字形状になるように成形加工を施す。すなわち5
pcc材12でSMA材11の成形で起こるスプリング
バックを拘束して成形するものである。続いてその拘束
状態のままSMA材11に適した温度、時間で形状記憶
のための温度処理を行う。その後、SMA材11を拘束
していたspc’c材12を取り除けば、第5図に示す
ように所要の形状に形状記憶させたSMA材11を得る
ことができる。
〔発明の効果〕
SMA材はその材*S1の性質からスプリングバックが
大きく、)m常の加]一方法でij: U字形状などに
加工すること(:I無理であった。本発明は5pcc材
を重ね合わせることにより、スプリングバックの大きい
SMA材の1.J字形状などへの曲げ加工を可能にし、
また形状を記憶させるための温度処理において元の形状
に戻ろうとする現象を抑制できるので、SMA材の温度
処理のときの保持具に挿入する作業を省略できるもので
ある。
大きく、)m常の加]一方法でij: U字形状などに
加工すること(:I無理であった。本発明は5pcc材
を重ね合わせることにより、スプリングバックの大きい
SMA材の1.J字形状などへの曲げ加工を可能にし、
また形状を記憶させるための温度処理において元の形状
に戻ろうとする現象を抑制できるので、SMA材の温度
処理のときの保持具に挿入する作業を省略できるもので
ある。
第1図はSMA月と5pcc材の荷重と伸びの関係を示
す線図、第2図ないし第5図は本発明の一実施例に係る
加工方法を工程順に示す図である。 11〜SMA材、12〜5PCC材。 第1図 伸 び □ 第2図 ■Z 第3図 第4図 第5図
す線図、第2図ないし第5図は本発明の一実施例に係る
加工方法を工程順に示す図である。 11〜SMA材、12〜5PCC材。 第1図 伸 び □ 第2図 ■Z 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 形状記憶効果を示す形状記憶合金または超弾性合金を
材料とする冷間プレス加工を含む成形曲げ加工において
、形状記憶合金または超弾性合金と曲げ加工時スプリン
グバックの少ない他の金属とを重ね合わせ、曲げ加工の
際、外方にスプリングバックの少ない他の金属が位置す
るようにして重ね合わせたまま形状記憶合金または超弾
性合金に対して所要の形状に成形曲げ加工を施し、形状
記憶合金または超弾性合金の成形加工により起こるスプ
リングバックを上記他の金属により抑制し、続いて形状
記憶合金または超弾性合金の曲げ加工に伴うスプリング
バックを上記他の金属で拘束した状態のまま形状記憶の
ための温度処理を行い、その後、重ね合わせた上記他の
金属を取り除くことを特徴とする形状記憶合金の加工方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13008886A JPH0653917B2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 形状記憶合金の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13008886A JPH0653917B2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 形状記憶合金の加工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62287057A true JPS62287057A (ja) | 1987-12-12 |
JPH0653917B2 JPH0653917B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=15025685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13008886A Expired - Fee Related JPH0653917B2 (ja) | 1986-06-06 | 1986-06-06 | 形状記憶合金の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0653917B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03146223A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-21 | Asahi Seiki Kogyo Kk | 形状記憶合金のような超弾性材の成形曲げ加工方法 |
-
1986
- 1986-06-06 JP JP13008886A patent/JPH0653917B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03146223A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-21 | Asahi Seiki Kogyo Kk | 形状記憶合金のような超弾性材の成形曲げ加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0653917B2 (ja) | 1994-07-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |