JPH0211222A - 間紙供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分舒〉 本発明は、帯板に重ねられてこの帯板と共に巻取られる
帯状の間紙を帯板巻取り装置へ自動的に供給するように
した間紙供給装置に関する。

〈従来の技術〉 表面粗さが小さく、光沢を有する等の表面性状の良好な
帯板、例えばステンレスｒ４鋼板等をコイル状に巻取る
場合、この帯板の表面に摺り傷等が発生しないように間
紙を帯板の間に挾んで巻取ることが普通である。このた
め、一般には帯状の間紙を巻回してなる間紙コイルから
間紙を繰り出し、これを帯板に重ねた状態で帯板と共に
巻取るようにしている。

このような従来の間紙供給装置の一例を表す第６図に示
すように、圧延機１１を通過した帯板１２は帯板巻取り
装置のリール１３にコイル状に巻回されて行く。このリ
ール１３には、アンワインダ１４に回転自在に装着され
た間紙コイル１５から繰り出される間紙１６が送り込ま
れ、帯板１２に重ねられた状態でこの帯板１２と共に巻
回される。

従来、間紙１６を帯板１２に重ねる作業は、作業員が間
紙コイル１５から手作業にて間紙１６を繰り出し、帯板
巻取り装置による巻取り作業の開始に伴って、間紙１６
の先端部を帯板１２の巻込み開始部に差し込んでいろ。

又、帯板１２が所定の径に達した時点で間紙１６を切断
する必要があるが、この切断作業も作業員がリール１３
等の回転停止後に手作業にて行っている。

〈発明が解決しようとする課題〉 従来の間紙供給装置では、帯板巻取り装置に対する間紙
の送り込みや切断等−切を手作業で行っていたため、帯
板が所定のコイル径に達する度に帯板巻取り装置を停止
させる必要があり、圧延等のラインの連続操業が困難で
ある。又、専属の作業員が必要な上、間紙を帯板巻取り
装置に送り込む場合には、運転中の帯板巻取り装置に作
業員が近寄らなければならず、作業員の危険度が増大す
る。

く課題を解決するための手段〉 本発明による間紙供給装置は、帯板に重ねられる帯状の
間紙をこの帯板と共に巻取ろリールが複数設けられ且つ
空の前記リールを帯板巻取り開始位置へ順に送り込む帯
板巻取り装置に付設される間紙供給装置であって、前記
間紙を巻回してなる間紙コイルが回転自在に装着される
アンワインダと、このアンワインダに前記間紙コイルを
補給する間紙補給装置と、前記帯板巻取り開始位置にあ
る前記リールの上方に下端部が位置してこのリールへの
前記間紙の移動を案内するスレッディング装置と、前記
アンワインダに付設されて前記間紙コイルから繰り出さ
れろ前記間紙を前記スレッディング装置の上端部に導く
間紙送り込み装置と、前記アンワインダから前記リール
に至る前記間紙の通過経路の途中に設けられてこの間紙
を切断する間紙切断装置とを具えたものである。

〈作　　　用〉 空のリールが帯板巻取開始位置に停止すると、間紙送り
込み装置がアンワインダに装着された間紙コイルから間
紙を繰り出してスレッディング装置の上端部に送り込む
。スレッディング装置は、この間紙の先端部を空のリー
ルへ送す込み、回転状態にある空のリールに巻き付けら
れた帯板に間紙が挾まれ、間紙は帯板と共にリールに巻
回されて行く。

帯板が所定のコイル径に達すると、間紙切断装置が作動
して間紙を切断し、次の作業に備えろ。アンワインダに
装着された間紙コイルが小さくなった場合には、間紙補
給装置によりアンワインダに新たな間紙コイルが補給さ
れろ。

く実　施　例〉 本発明による間紙供給装置をカローゼル形式の帯板巻取
り装置に応用した一実施例の概略構造を表す第１図に示
すように、帯板巻取り装置の割出し回転可能な公転ドラ
ム１０１ニハ、帯板１２を巻取ろリール１０２が複数本
（本実施例では二本）それぞれ駆動回転自在に取付けら
れている。帯板巻取り開始位置にあるリール１０２側へ
前進（第１図中、上方移動）自在に設けられたベルトラ
ッパのフレーム１０３には、円弧状をなす巻付はアーム
１０４の基端部が回動自在に枢着され、このアーム１０
４の基端部及び先端部にはローラ１０５がそれぞれ回転
自在に取付けられている。又、ベルトラッパのフレーム
１０３にもローラ１０６が回転自在に取付けられ、これ
らローラ１０５，１０６には図示しない張力付与装置に
より所定の張力が与えられた巻付はベルト１０７が巻き
掛けられている。

ローラ１０６は、ベルトラッパのフレーム１０３の前進
端にて帯板巻取り開始位置にある空のり−ル１０２の側
方に近接する。そして、この状態にて巻付はアーム１０
４の先端部がこの空のリール１０２側に回動し、アイド
ルロール１０８を介して帯板巻取り装置へ送り込まれて
来る帯板１２が、駆動回転する空のリール１０２とロー
ラ１０５とに挾まれ、巻付はベルト１０７に案内されつ
つ空のり一ル１０２に巻付けられて行くようになってい
る。なお、これら帯板巻取り装置やベルトラッパ等の構
成は、従来より周知のものと全く同じで良く、従って本
実施例以外の構成のものを採用できることは云うまでも
ない。

第１図及び本実施例のスレッディング装置の正面形状を
表す第２図及びその■−■矢視断面構造を表す第３図に
示すように、帯板巻取り開始位置にあるリール１０２の
上方には、枠状をなすスレッディング装置のフレーム２
０１が設けられている。このフレーム２０１の上下両端
部にはそれぞれローラ２０２が回転自在に取付けられ、
これらローラ２０２には後述する間紙１６を帯板巻取り
装置側へ送り込むための無端ベルト２０３が巻き掛けら
れている。下側のローラ２０２の一側端には、フレーム
２０１の上部に設けたベルト駆動モータ２０４の駆動ス
プ四ケット２０５に無端チェノ２０６を介して噛み合う
伝達スプロケッｌ−２０７が同軸一体に嵌着されている
。従って、正逆転可能なベル！・駆動モータ２０４の作
動により、無端ベルト２０３が旋回するようになってい
る。無端ベルト２０３の第３図中、左右両側にはそれぞ
れ無端ベルト２０３へ向けて圧縮空気を吹き出す多数の
エアノズル２０８ａ、２０８ｂを具えた複数列のエアヘ
ッダ２０９ａ、２０９ｂが上下に配設されており、この
スレッディング装置に送り込まれる間紙１６をエアノズ
ル２０８ａ、２０８ｂからの圧縮空気により、無端ベル
ト２０３の表面に押し付け、間紙１６を無端ベルト２０
３の移動に追従させるようにしている。無端ベルト２０
３とエアヘッダ２０９ａ、２０９ｂとの間には、それぞ
れエアノズル’ｌ　Ｏ８ａ。

２０８ｂと対応するエア通し孔２１０ａ。

２１０ｂをそれぞれ形成した一対のスレッディングプレ
ート２１１　ａ、　　２１　ｌ　ｂが昇降自在に設けら
れている。これらスレッディングプレート２１１ａ、２
１１ｂには、無端ベルト２０３を間に挾んで相互に平行
に対向する一対のプレート昇降用シリンダ２１２ａ、　
２１２ｂがそれぞれ連結されている。フレーム２０１に
取付けられたプレート昇降用シリンダ２１２ａ。

２１２ｂの作動によるスレッディングプレート２１１ａ
、２１１ｂの昇降動作を円滑化させろため、第２図中、
フレーム２０１の左右両端部には各スレッディングプレ
ー）２１１ａ。

２１１ｂの側端面に転接し得ろ複数の案内ローラ２１３
がそれぞれ回転自在に配設されている。更に、これらス
レッディングプレート２１１ａ、２１１ｂの下端部及び
フレーム２０１の上端部には、このスレッディング装置
に対する間紙１６の出入りを案内するスレッディングロ
ール２１４ａ、２１４ｂがそれぞれ回転自在に取付けら
れ、同様に下側のローラ２０２の直下にもスレッディン
グロール２１５が回転自在にフレーム２０１に取付けら
れている。なお、間紙１６は何れか一方のスレッディン
グプレート２１１ａ、２１１ｂと無端ベルト２０３との
間を通過して帯板巻取り装置側へ送り込まれるため、こ
れに伴って無端ベルト２０３の旋回方向が正逆転される
。

第１図及び本実施例によるアンワインダの正面構造を表
す第４図及びその■−■矢視断面形状を表す第５図に示
すように、スレッディング装置の上方には、一対のアン
ワインダが８８されている。これらアンワインダのベツ
ド３０１上にはそれぞれ一対のセンタレスト３０４が第
４図中、左右方向に摺動自在に係合しており、これらセ
ンタレスト３０４には間紙１６を巻回してなる間紙コイ
ル１５のスプール１７の両端部にそれぞれ差し込まれろ
センタクランパ３０２が軸受３０３を介して回転自在に
支持されている。前記一対のセンタレスト３０４の送り
ナツト部３０５には、幅調整用モータ３０６に連結され
た送９ねじ軸３０７の右ねし部と左ねし部とがそれぞれ
螺合し、この送りねじ軸３０７の正逆回転により、相互
に対向する一対のセンタクランパ３０２の間隔を間紙コ
イル１５の幅に対応して変更できろようになっている。

一方のセンタクランパ３０２には、このセンタクランパ
３０２を介して間紙コイル１５の過剰回転を制止するた
めのエアブレーキ３０８が連結されている。又、他方の
センタクランパ３０２には、一方のセンタクランパ３０
２とで間紙コイル１５を挾圧把持し、間紙コイル１５を
センタクランパ３０２と一体化させるためのクランパ操
作シリンダ３０９が連結されている。前記センタレスト
３０４には、間紙１６を繰り出した後のスプール１７を
アンワインダから一対のスプールバッグ３１０ｕ、　３
１０ｂへ投入するためのレユ乙ト板３１１がそれぞれ取
付けられている。

これらアンワインダとスレ・シデイング装置の上端部と
の間には、それぞれブラケット３１２を介してベツド３
０１に回転自在に支持されたデフレクタロール３１３を
介し繰り出されろ間紙１６の先端部を、スレッディング
装置の上側のロール２０２とスレッディングローラ２１
４ａ、２１４ｂとの間に送り込む一対の間紙送り込み装
置が設けられている。

これら間紙送９込み装置は、それぞれ基端部が回動自在
に枢着された揺動アーム４０１と、これら揺動アーム４
０１の先端部にそれぞれ回転自在に取付けられ且つ間紙
１６を挾持する一対のピンチローラ４０２と、揺動アー
ム４０１を上下に回動させる図示しないアーム駆動手段
とを有している。そして、このアーム駆動手段を操作し
てピンチローラ４０２がスレッディング装置側へ下降す
ると、これらピンチローラ４０２から垂れ下がる間紙１
６の先端部がスレッディング装置側へ送り込まれろよう
になっている。

前記アンワインダのそれぞれ側方には、予備の間紙コイ
ル１５を待機させろストッパ５０１を有するストレージ
台５０２が傾斜状態でそれぞれ設けられている。これら
ストレージ台５０２には、送りシリンダ５０３の一往１
ｉ１．動作により一個の間紙コイル１５をストッパ５０
１側へ供給する間欠フィーダ５０４が取付けられている
。又、これら間欠フィーダ５０４の上流側の端部には、
コイル押え用ローラ５０５か回転自在に設けられている
。

一対のストレージ台５０２を跨ぐように、アンワインダ
の上方には台車案内レール６０１が配設されており、こ
の台車案内レール６０１上を駆動走行するコイル搬入台
車６０２には、間延コイル１５を把持し得る複数本（本
実施例では四本）の把持爪６０３を下端に有するコイル
昇降用シリンダ６０４が垂直下向きに突設されている。

そして、このコイル昇降用シリンダ６０４と把持爪６０
３との間には、これら把持爪６０３の開閉操作を行う爪
駆動装置６０５が介装されている。つまり、コイル搬入
台車６０２はアンワインダに間紙コイル１５がなくなる
と、ストレージ台５０２先端部に待機中の間紙コイル１
５をこのアンワインダへ搬入するものである。

なお、本実施例では間延１６を切断するための間紙切断
装置７０１をデフレクタロール３１３とアンワインダに
支持された間紙コイル１５との間の間紙１６の搬送経路
の途中にそれぞれ設けているが、これ以外の搬送経路の
途中に設けても良い。

従って、まず一対の間欠フィーダ５０４の下流側の端部
をストレージ台５０２の上面に突出させ、複数の間紙コ
イル１５をストレージ台５０２に一列に並べて載置する
。そして、間欠フィーダ５０４を回動してその下流側の
端部を下降させろと、最前列の間紙コイル１５はストレ
ージ台５０２を転動し、ストッパ５０１によって吊り上
げ位置に停止する。次いで、第１図中、左方の間紙コイ
ル１５をコイル搬入台車６０２の把持爪６０３で把持し
て吊上げ、第１図中、左側のアンワインダの上方に移動
して下降したのち、送りねじ軸３０７を回転して一対の
センタクランパ３０２をスプール１７の両端部に接近さ
せ、クランパ操作シリンダ３０９によってこの間紙コイ
ル１５をクランプする。これによって、左方のアンワイ
ンダに間紙コイル１５が装填され、間紙１６を引出して
その先端部をピンチロール４０２にて挾持させる。この
装填作業の完了後に、コイル搬入台車６０２を第１図中
、二点鎖線で示すように右方のアンワインダ上に移動し
、間紙コイル１５を吊上げて上述と同様に右方のアンワ
インダに装填し、間紙１６を引出してその先端部をピン
チロール４０２で挾持しておく。この間に、双方の間欠
フィーダ５０４を回動し、コイル押え用ローラ５０５に
よって停止していた間紙コイル１５を吊上げ位置に転動
させておく。

しかるのち、左方の揺動アーム４０１を下方へ回動させ
、間紙１６の先端部をスレッディング装置の無端ベルト
２０３と上部スレッディングロール２１４ａとの間に挿
入し、第３図中、左方のエアノズル２０８ａからエア通
し孔２１０ａを介してエアを無端ベルｌ−２０３に吹付
け、ピンチロール４０２及び無端ベルト２０３を同期回
転させ、エアの吹付けによって間紙１６を無端ベルト２
０３に押し付けながら下方のスレッディングロール２１
４ａ。

２１５の位置まで下降して待機させろ。

一方、帯仮巻取り装置の一方のリール１０２による帯板
１２のコイル１８の巻取りが完了すると、帯板巻取り開
始位置で待機している他方のり−ル１０２に向って直ち
にベルトラッパのフレーム１０３が上昇し、巻付はアー
ム１０４を閉じてこのリール１０２に巻付はベルト１０
７を巻回し、送検されろ帯板１２を数層巻取った後、第
１図に示すように巻付はプーム１０４を開く。同時に、
双方のスレッディングブレー）−２１１ａ、２１１ｂを
下降して間紙１６のガイドとし、ピンチロール４０２及
び無端ベルト２０３を回転して間紙１６を下降させ、巻
取り中の帯板１２の上面に当接させろと、その先端が自
動的に巻付はベルト１０７と帯板１２との間に噛み込ま
れ、巻取り中の帯板１２の層間に押し込まれる。

間紙１６の挿入が完了したならば、スレッディングプレ
ート２１１ａ、２１１ｂを上昇させ、巻取り中の他方の
リール１０２を公転ドラム１０１によって左方の巻取り
位置まで移動して帯板１２の巻取りを行い、その巻取り
完了の直前に間紙切断装置７０１によって間紙１６を切
断し、第４図に示すエアブレーキ３０８によって間紙コ
イル１５０回転を停止させる。そして、クランパ操作シ
リンダ３０９により間紙コイル１５のクランプを解除し
、送９ねじ軸３０７を回転して双方のセンタクランパ３
０２をスプール１７から引き離し、第５図に示すように
小径となった間紙コイル１５をそのスプール１７と共に
シュート板３１１上に落下させ、スプールバッグ３１０
ａに収納する。

他方のリール１０２による帯板１２の巻取りが完了する
と、既にコイル１８が除去されて帯板巻取り開始位置で
待機している一方のリール１０２により、上述と同様の
手順で帯板１２の巻取りを開始し、双方のスレッディン
グプレート２１１ａ、２１１ｂを下降して無端ベルト２
０３を上述と逆方向に回転し、第１図中、右方の各機器
を使用して上述と同様の手順で右方の間紙１６を帯板１
２の層間に挿入しながら連続して帯板１２の巻取りを行
う。双方のスプールバッグ３１０ａ、　３１０ｂにスプ
ール１７や小径となった間紙コイル１５が充満すると、
他へ搬送してスプール１７を回収する。

なお、本発明による間紙供給装置は上述したカローゼル
形式の帯板巻取り装置を用いｔ二巻取り設備のみに適用
されるものでなく、リールが移動しない２テンシヨンリ
一ル形式の帯板巻取り装置にも、その各々のリールにそ
れぞれ間紙供給装置を設けることによって適用できるも
のである。又、本実施例に示すような上巻きではなく、
従来装置と同様の下巻きの帯板巻取りであれば、ベルト
ラッパを使用しなくても巻取り中の帯板上に送り込まれ
る間紙１６の先端を、自動的に帯板１２の肋間に挿入す
ることができる。

〈発明の効果〉 本発明の間紙供給装置によると、間紙コイルから繰り出
される間紙を帯板巻取り装置のリールに巻かれる帯板に
重ね、この帯板と共に巻取る一連の作業を自動的に行う
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による間紙供給装置をカローゼル形式の
帯板巻取り装置に応用した一実施例の概略構成図、第２
図はそのスレッディング装置の正面図、第３図はその■
−■矢視断面図、第４図はアンワインダの正面図、第５
図はそのＶ−Ｖ矢視断面図であり、第６図は従来の間紙
供給装置の一例を表す作業概念図である。 又、図中の符号で１２は帯板、１５は間紙コイル、１６
は間紙、１０１は公転ドラム、１０２はリール、２０１
はフレーム、２０２は四−ラ、２０３は無端ベルト、２
４０はベルト駆動モータ、２０８　ａ、　２０８　ｂは
エアノズル、２１０ａ。 ２１０ｂはエフ通し孔、２１１　ａ、　２１　ｌ　ｂは
スレッディングプレート、２１２ａ、２１２ｂはプレー
ト昇降用シリンダ、２１４　ａ、２１４ｂ。 ２１５はスレッディングロール、３０２はセンタクラン
パ、３０４はセンタレスト、３０６は幅調整用モータ、
３０７ば送りねし軸、３０８はエアブレーキ、３０９は
クランパ操作シリンダ、４０１は揺動アーム、４０２ば
ピンチローラ、５０２はストレージ台、５０３は送りシ
リンダ、５０４は間欠フィーダ、６０１は台車案内レー
ル、６０２はコイル搬入台車、６０３は把持爪、６０４
はコイル昇降用シリンダ、６０５は爪駆動装置、７０１
は間紙切断装置である。 弔 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帯板に重ねられる帯状の間紙をこの帯板と共に巻取るリ
   ールが複数設けられ且つ空の前記リールを帯板巻取り開
   始位置へ順に送り込む帯板巻取り装置に付設される間紙
   供給装置であって、前記間紙を巻回してなる間紙コイル
   が回転自在に装着されるアンワインダと、このアンワイ
   ンダに前記間紙コイルを補給する間紙補給装置と、前記
   帯板巻取り開始位置にある前記リールの上方に下端部が
   位置してこのリールへの前記間紙の移動を案内するスレ
   ッディング装置と、前記アンワインダに付設されて前記
   間紙コイルから繰り出される前記間紙を前記スレッディ
   ング装置の上端部に導く間紙送り込み装置と、前記アン
   ワインダから前記リールに至る前記間紙の通過経路の途
   中に設けられてこの間紙を切断する間紙切断装置とを具
   えた間紙供給装置。