JPH02111513A - 二色射出成形用金型 - Google Patents

二色射出成形用金型

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JPH02111513A
JPH02111513A JP26293288A JP26293288A JPH02111513A JP H02111513 A JPH02111513 A JP H02111513A JP 26293288 A JP26293288 A JP 26293288A JP 26293288 A JP26293288 A JP 26293288A JP H02111513 A JPH02111513 A JP H02111513A
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primary
secondary molding
annular part
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Katsuya Kudo
勝彌 工藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C2045/167Making multilayered or multicoloured articles injecting the second layer through the first layer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C2045/1681Making multilayered or multicoloured articles one layer penetrating at one or more areas through another layer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は文字、図形、記号等(以下これらを総称して表
示意匠という)をベース地と異なる色の樹脂で一体成形
する二色成形用金型に関する。更に詳述すると、本発明
は、表示意匠部分を透光性樹脂で成形すると共にベース
地を不透光性樹脂で成形し、裏側から光をあてることに
よって表示意匠を浮き上がらせる二色成形品を成形する
ための金型に関する。
(従来の技術) 文字盤やスイッチ類の操作パネル、キーボタン等の如く
、ベース地に色変りの文字などを滓出させて一体成形す
る製品の場合には、2色の樹脂を順次別々に射出して一
次成形品の周囲を二次成形品で被覆する二色射出成形法
が一般に用いられる。
特に、近年は文字部分を透光性樹脂で形成すると共にベ
ース地を不透光性樹脂で成形し、裏側から照明光を当て
て文字だけを光らせて浮き上がらせることによって、装
飾効果を上げるようにした2色成形品が脚光をあびてい
る。
この従来の二色射出成形法によると、文字盤等の成形は
、−次成形品によって文字部分及びこれを支持しコアサ
イドに取付けるための骨格部分を形成した後、この−次
成形品と二次成形用雌金型との間で二次成形用キャビテ
ィを構成し、そこにベース地を形成する二次成形用樹脂
を流し込んで文字部分をベース地で囲繞して製品を完成
するものである。
また、第9図に示すように、−吹成形用キャビティの文
字部分113とこれをコア101に取付Hるための支持
骨格部分118との間にランドと平行な挿入片103を
挿入して文字113の環状部114の一部分を浮き上が
らせて成形し、内1I1115と外側116に繋がる二
次成形用樹脂の導入流路117を一次成形品に形成する
2色成形装置が提案されている(特公昭50−3225
3号)、即ち、第9図(A)に示すように、コア101
に形成される脚部111の二次成形樹脂導入口112を
塞ぐと共に文字部分113の環状部114の内側115
と外側116とを連通させる流路117を確保する挿入
片103を一次成形用キャビティブロック102にラン
ド104と平行に設置し、文字部分113と一体に成形
される支持骨格部118の一部を前記挿入片103で排
除して文字部分の環状部114の内(!I!I(油部)
115と外11’jll116とを連通させる連続空間
即ち流路117を一次成形品に形成し、文字部分113
の外側に射出する二次成形樹脂を流路117を介して油
部115と支持骨格部118の裏側に流れ込むようにし
、環状部114に切欠きのない完全な文字部分113を
得るようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の2色成形法によると、表示意匠に
環状部がある場合、例えば、A、B、D。
0、P、Q等のアルファベット、あるいは口、田。
中等の漢字では、二次側樹脂か一次側樹脂で形成される
文字部分の環状部の内側に周り込むようにするため、文
字の一部を切欠かなければならない。
即ち、[AjはrAJ、rB、はrB 、、「DJは「
r)」、「0」は「○」、rp、は「P」という風に成
形されていた。
また、第9図の成形法の場合、文字113のA側にベー
ス樹脂がまわり込んで環状部114の内側115にベー
ス樹脂が流れ込むため、表面に露出する文字は切欠きの
ない状態で形成できるが、裏側から光を当てても文字を
光らせて浮き上がらせることはできない[第9図(C)
及び(D)#照)]。
したがって、従来の二色成形用金型では、裏側から光を
当てることによって文字や図形を浮上がらせる二色成形
品を得ようとしても環状部の少なくとも1箇所が切欠か
れた表示状態となっている。
本発明は、表面に露呈している表示状態は勿論のこと、
裏側から光を当てる場合にも文字が切れることなく発光
表示できる二色成形品を製造するための金型を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するため、本発明は、互いに異なる射
出シリンダを備える一次成形用金型と吹成形用金型を有
し、−吹成形側のコアサイドを一次成形品を付着したま
ま二次成形側に移動させ二次成形側のキャビティサイド
との間で二次成形を行なう一方、二次成形後の前記コア
サイドは製品を突き出した後再び一次成形側に移動する
二色成形用金型において、−吹成形側キャビティとの間
で文字、図形、記号等の表示意匠を成形するコアに、前
記表示意匠の環状部の内側に貫通しかつ環状部の外側に
二次成形用樹脂を射出する二次成形用ゲートとサブマリ
ンゲートを介して連通ずるキャビティホールを設ける一
方、該ホール内に一次成形時にはキャビティ内に突出し
一次成形品に二次成形用材料の流入路を形成すると共に
二次成形時にはコア内に没入して環状部の外側に射出さ
れる二次成形用樹脂を環状部内に導入するための前記サ
ブマリンゲートを開口するコアピンを設けるようにして
いる。
また、本発明の二色射出成形用金型は、文字、図形、記
号等の表示意匠を成形するコアに、前記表示意匠の環状
部の内外に夫々連通するコアホールを設ける一方、該ホ
ール内に一次成形時には前記意匠の環状部の一部を形成
しかつこの部分を一次成形品の他の裏面よりも突出させ
て形成すると共に二次成形時にコア内に没入させて一次
成形品の環状部の直下に環状部の内外に連通ずる流路を
形成するコアピンを設けるようにしている。
(作用) したがって、−次成形において文字部分を形成した後、
−次成形品をコアサイドに付着したまま二次成形用キャ
ビティサイドと型合せすると、コアピンがコア内に没入
してサブマリンゲーl〜が開口される。同時にコアピン
によって占位されていた一次成形品の環状部の内側にコ
アホールと連通ずる流路が開口する。そこで、二次成形
用樹脂が一次成形品の周囲に射出されると同時にサブマ
リンゲートを介してコアサイドから環状部の内側に流れ
込む、サブマリンゲートとコアホールの二次成形用樹脂
は、表示意匠の環状部の内側のベース地部分の裏側に占
位する部分だけを残して一次成形品の裏面に沿ってカッ
トされる。
また、−次成形において表示意匠の環状部の一部をコア
ピンで形成する場合、二次成形側にコアサイドを移動さ
せて型合せすると、コアピンがコア内に没入し、−次成
形品の表示意匠の環状部面下に環状部の内外に連通ずる
流路か一次成形品の裏面より裏側へ突出して形成される
。そこで、二次成形用樹脂を一次成形品の周囲に射出す
ると、前記流路を介して二次成形用樹脂が環状部の内側
に流れ込む、環状部の裏側に形成された二次成形用樹脂
は一次成形品の裏面に沿ってカットされ、裏側に突き出
した二次成形用樹脂と一次成形用樹脂の一部が排除され
る。
(実施例) 以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図に本発明に係る二色射出成形用金型の一実施例を
概略構造図で示す、該実施例は例えばアルファベットの
「0」のように単一の環状部を有する文字を構成する場
合の金型を示す。
本発明の二色射出成形用金型は、コア1とコア1を保持
して雄金型を構成する可動側型板2と、コア1及び型板
2を受は支える受板3と、キャビティサイドBに取付け
られている側プレート16の型締め方向の相対移動によ
って型締め方向と直交する方向く図上左右方向)に移動
可能なカムプレート4と、コア1の一部を成すコアピン
5と、コアピン5を固定する突出し板6及びこれらを支
持する可動側取付板7によって構成されるコアサイド(
可動側金型)Aと、コア1との間でキャビティを構成す
るキャビティブロック12と、これを保持する固定側型
板13と受板14及びこれらを取付けて支持する固定側
取付板15によって構成されるキャビティサイドBとに
よって、互いに異なる射出シリンダを備える一次成形用
金型と二次成形用金型が構成され、−次成形I11のコ
アサイドAを一次成形品を付着したまま二次成形側に移
動させて二次成形側のキャビデイサイドBとの間で二次
成形を行なう一方、二次成形後の前記コアサイドAは製
品17を突き出した後再び一次成形側に移動するように
設けられている。尚、−吹成形側と二次成形側とではコ
アサイドAは全く同じ構成とされており、キャビティザ
イドBはキャビティブロック12に彫刻しである成形面
を異にしている。
コアサイドAには第2図(A)、(B)に示すように、
コア1にコアピン5を収容するコアホール9が設けられ
る一方、このコアホール9と二次成形用樹脂の射出用ゲ
ートないしランナ(図示省略)とを連通ずるサブマリン
ゲート10が可動側型板2からコアホール9に向けて設
けられている。
コアピン12は可動側取付板7に固定されている一組の
突出し板6に基端側のフランジ部が挾持されて取付けら
れ、カムプレート4の動きによってキャビティサイドB
に対し接近ないし離反移動する受板3の相対移動に伴っ
て進退移動する。コアピン5の上端は一次成形品11側
にアンダーカットを形成するように、第3図(A)ある
いは第3図(B)に示すように先端に向かう程細くなる
ような形状とされている。このコアピン5は一次成形時
には、第2図(A)に示すように、先端がキャビティ内
に突出し、キャビティブロック12と当接し、表示意匠
18の環状部19の内側の部位20に相当するキャビテ
ィ部分を占位し、二次成形用樹脂を環状部19の内側2
0に導入するための流路22を一次成形品に形成するよ
うに設けられている。
また、コアホール9には二次成形用のゲートと連通ずる
サブマリンゲート10が開口されている。
このサブマリンゲート10は一次成形時にはコアピン1
2によって閉寒されており、二次成形時にコアピン5が
サブマリンゲート10の開口23より下方に没入するこ
とによって環状部19の外側21に射出される二次成形
用樹脂を環状部1つの内側20に導入するものである。
また、カムプレート4と受板3の対向する面には、図示
の如きカム面8が形成されており、カムプレート4の動
きによって受板3をキャビティサイドBへ向けて押出し
あるいはキャビティサイドBから後退させるように設け
られている。即ち、一次成形側においては、キャビティ
サイドBとコアサイドAのカム面8が互いに噛み合う位
置にカムプレート4が側プレート16によって移動させ
られるため、コア1と突出し板6との間隔が変わらず、
コアピン5がキャビティ内に突出しキャビティサイドB
と当接しているが、二次成形側においては二次側側プレ
ート16′によってカムプレー1・4が逆方向に押され
、カム面8が互いに乗り上げるためコア1と突出し板6
との間隔が広がりコアピン5がコア1内に没入しコアホ
ール9とサブマリンゲートlOとを連通させる。
斯様に構成した金型によると、次のようにして切欠きの
ない完全な環状部19を有する表示意匠・文字等18を
表示した成形品17が得られる。
一次成形側のコアサイドAとキャビティサイドBとを型
締めして一次成形用キャビティを構成する。即ち、透光
性樹脂によって形成される文字部分18とそれを支える
ボディ一部分24とを一体成形する空間が形成される。
そこで、該キャビティに透光性樹脂を射出し一次成形品
を成形する。
−次成形後、−次成形品11を取付けたままコアサイド
Aを後退させかつ18o°回転させて二次成形側に移動
させ、二次成形用のキャビティサイドBと対応させる。
そして、型を閉じ、二次成形用のキャビティを構成する
。二次成形用キャビティはコアサイドAに冠着されてい
る一次成形品11と二次側キャビティブロック12との
間で構成される。このとき、コアサイドAはキャビティ
サイドBに取付けられている側プレート16″とカムプ
レート4が当接するため、カムプレート4が図上左側に
移動し、受板3をキャビティサイドBへ向けて押し出さ
せるため、相対的にコアピン5がコア1内に没入する。
そして、コアサイドAに設けられているサブマリンゲー
ト1oを開口してコアホール9と連通させ、文字部分1
8の環状部1つの外側21の二次成形樹脂(不透光性樹
脂)を射出するための二次成形用ゲート25と環状部1
9の内側20とを連通させる。したがって、二次成形材
料の射出によって、−次成形品11のまわりに二次成形
材料が流れ込み被覆する一方、サブマリンゲート10、
コアホール9を通じて環状部1つの内側20にも二次成
形材料が流れ込み、環状部の内側を二次成形樹脂即ちベ
ース地で埋める。
次いで、型を開いて製品を突出しピン等で突き出す、こ
のとき、コアホール9部分とサブマリンゲート10部分
とはコアピン5の突き出しによって剪断され製品と共に
排出される。尚、コアサイドAは一次成形側に再び移動
し、一次成形側のキャビティサイドBとの間で一次成形
を行う、このとき、二次成形側において受板3を押し上
げる方向に移動させられてカムプレート4は、−吹成形
1]!J’FヤビティサイドBの側グレート16と当接
して逆方向(図上左方向)に移動させられる。したがっ
て、カムグレート4と突出し板6との間の変位がなくな
り、コアピン5がコア1からキャビティ内に突出する。
以上の操作を繰り返し行なうことによって製品を得る。
この製品は、第4図(A)及び(B>に示すように、透
光性I!Iiから成る一次成形品11の表示意匠・文字
部分18を除く部分を不透光性樹脂から成る二次成形品
で被覆し、−次成形品11の文字部分18のみが表面に
露出しかつ裏面から光があたった場合に表側にその光を
透過させ得る構造となっている。尚、上述の説明は一つ
の金型について行なったが、通常は一方の金型で一次成
形を行なっている間に他方の金型で二次成形を行なう。
また、第5図に他の実施例を説明する。この実施例は漢
字の「田」のように環状部が幾つか連接されている模様
を形成するに好適なものである。
この実施例においては、コア1には表示意匠18の環状
部19が交差する部分30を中央として、全ての環状部
19の内側20に連通ずるコアホール31が穿孔され、
スリーブ状のコアピン32とその内側に収容されて環状
部が交差する中央30に位置するロッド33とが装入さ
れて成る。コアピン32は第6図(A>〜(C)に示す
ように、先端に4箇所のすり割り34が設けられており
、その部分に一次成形材料か流れ込み、[田jという文
字の十字部分を形成するように設けられている。 また
、コアピン32の先端は、第6図(A)に示すようにス
トレートに形成される場合もあるが、第6図(B)ない
しくC)に示すように内周面側あるいは外周面側が円錐
面に形成されて、次成形品11にアンダカヅト部を形成
するように設けることもある。
更に、第7図に他の実施例を示す、この実施例は、漢字
の「田」の字を形成する場合の他の方法である6図示の
如く、4つの環状部19の内側20の2つと環状部1つ
の外側21とに同時に貫通するコアホール41が穿孔さ
れ、その中に先端にF型の溝43が入れられたコアピン
42が装入されている。コアピン42の先端の溝43は
、第7図(A)ないし第8図(B)に示すように、−次
成形樹脂を流し込み、文字18の一部をキャビティブロ
ック12との間で構成するものである。この清43は、
キャビティ内にコアピン42を突出させたとき(−次成
形時)にキャビティを構成するコア1の先端面(型面)
よりも若干凹み、コアホール41部分の一次成形品だけ
が他の面よりも若干裏面側へ突出するような寸法とされ
ている。
この溝部43は二次成形時にコアピン42がコア1内に
没入するとき、表示意匠18の直下に環状部19の内側
20と外側21とに連通する流路44を形成する。した
がって、二次成形樹脂を二次成形用ゲートから射出注入
すると、−次成形品11のまわりを覆うように流れ込ん
だ二次成形fM脂が一次成形品11とコアホール41内
に形成された流路44を通して環状部1つの内側20に
流れ込む。
尚、この方法によって成形された製品は、第8図(A>
に示すように、後処理においてコアホール41で形成さ
れた突出部分45が一次成形品の裏面46に沿ってカッ
トされる。依って、文字部18の裏面側には不透光性の
ベース地が存在しない。
(発明の効果) 以上の説明より明らかなように、本発明の二色成形用金
型は、文字、図形、記号等の表示対象の環状部の内側に
貫通ずるキャビティー穴をコアに設ける一方、該穴内に
一次成形時にはキャビティー内に突出し一次成形品を分
断すると共に二次成形時にはコア内に没入して環状部の
外側に射出される二次成形用樹脂を環状部内に導入する
ためのサブマリンゲートを構成するコアピンを設けるよ
うにしたので、環状部を切欠くことなく文字や図形等を
二色成形できる。しかも、文字や図形等の模様を構成す
る部分の樹脂の裏側にベース地の材料が周り込まないの
で、後方から光をあてると文字等が環状部を欠くことな
く完全な形で光り浮き上がる。
また、本発明の二色成形用金型は、文字、図形、記号等
の表示対象の環状部の内外に連通しかつ環状部の一部を
一次成形品の裏面より突出させるコアピンを有し、二次
成形時にコアピンをコア内に没入させて一次成形品の環
状部の直下に環状部の内外に連通ずるキャビティーを形
成するようにしたので、環状部を切欠くことなく文字や
図形等を二色成形できる。しかも、環状部の外と内とを
繋ぐ通路を一次成形品の裏面の外側に形成しているので
、サブマリンゲートを必要とせず、金型構造か容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である二色成形用金型の概略
構造を示す中央縦断面図、第2図(A)。 (B)は同金型の要部を拡大した図で(A)は−次成形
時、<B)は二次成形時を示す、第3図(A>、(B)
は第2図の金型に使用されるコアピンの一例を示す斜視
図、第4図<A)、(B)は本発明の二色射出成形装置
によって成形された製品の一例を示す中央縦断面図及び
外観斜視図、第5図(A)、(B)、(C)は他の金型
の実施例を示す要部拡大図で(A)は−次成形時、(B
)は二次成形時を示し、(C)は成形対象となる表示意
匠を示す平面図である。第6図(A)、(B)(C)は
第5図のコアピン及びロットの一例を示す斜視図及び各
コアピンの成形時の状態を示す説明図である。第7図(
A>、(B)、(C)は更に他の実施例を示す要部拡大
図で(A)は−次成形時、(B)は二次成形時を示し、
(C)は成形対象となる表示意匠を示す平面図である。 第8図(A)は第7図の実施例で成形された2色成形品
の中央縦断面図、第8図(B)は第7図の実施例で使用
するコアピンの一例を示す斜視図である。 第9図(A)〜(D)は従来の二色射出成形装置に関す
る図で、<A)は該装置の要部拡大断面図、(B)は−
吹成形品と挿入片とを示す斜視図、(C)は同装置によ
って成形された二色成形品、(D)は同製品の中央縦断
面図である。 第2図(A) 第2図(B) 1・・・コア、5,32.42・・・コアピン、31.
41・・コアホール、 0・・・サブマリンゲート、11・・・−吹成形品、7
・・・製品、18・・・表示意匠、1つ・・・環状部、
0・・・環状部の内側、21・・・環状部の外側、2・
・・流路、44・・・流路、 6・・・−吹成形品の裏面。 第3図(A) 第3図CB)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに異なる射出シリンダを備える一次成形用金
    型と二次成形用金型を有し、一次成形側のコアサイドを
    一次成形品を付着したまま二次成形側に移動させ二次成
    形側のキャビティサイドとの間で二次成形を行なう一方
    、二次成形後の前記コアサイドは製品を突き出した後再
    び一次成形側に移動する二色成形用金型において、一次
    成形側キャビティとの間で文字、図形、記号等の表示意
    匠を成形するコアに、前記表示意匠の環状部の内側に貫
    通しかつ環状部の外側に二次成形用樹脂を射出する二次
    成形用ゲートとサブマリンゲートを介して連通するキャ
    ビティホールを設ける一方、該ホール内に一次成形時に
    はキャビティ内に突出し一次成形品に二次成形用材料の
    流入路を形成すると共に二次成形時にはコア内に没入し
    て環状部の外側に射出される二次成形用樹脂を環状部内
    に導入するための前記サブマリンゲートを開口するコア
    ピンを有することを特徴とする二色成形用金型。
  2. (2)互いに異なる射出シリンダを備える一次成形用金
    型と二次成形用金型を有し、一次成形側のコアサイドを
    一次成形品を付着したまま二次成形側に移動させ二次成
    形側のキャビティサイドとの間で二次成形を行なう一方
    、二次成形後の前記コアサイドは製品を突き出した後再
    び一次成形側に移動する二色成形用金型において、文字
    、図形、記号等の表示意匠を成形するコアに、前記表示
    意匠の環状部の内外に夫々連通するコアホールを設ける
    一方、該ホール内に一次成形時には前記意匠の環状部の
    一部を形成しかつこの部分を一次成形品の他の裏面より
    も突出させて形成すると共に二次成形時にコア内に没入
    させて一次成形品の環状部の直下に環状部の内外に連通
    する流路を形成するコアピンを有することを特徴とする
    二色成形用金型。
JP26293288A 1988-10-20 1988-10-20 二色射出成形用金型 Granted JPH02111513A (ja)

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