JPH0482097B2 - - Google Patents
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- JPH0482097B2 JPH0482097B2 JP26293288A JP26293288A JPH0482097B2 JP H0482097 B2 JPH0482097 B2 JP H0482097B2 JP 26293288 A JP26293288 A JP 26293288A JP 26293288 A JP26293288 A JP 26293288A JP H0482097 B2 JPH0482097 B2 JP H0482097B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- core
- primary
- secondary molding
- mold
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 39
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 39
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 8
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 8
- 239000012778 molding material Substances 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C2045/167—Making multilayered or multicoloured articles injecting the second layer through the first layer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C2045/1681—Making multilayered or multicoloured articles one layer penetrating at one or more areas through another layer
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は文字、図形、記号等(以下これらを総
称して表示意匠という)をベース地と異なる色の
樹脂で一体成形する二色成形用金型に関する。更
に詳述すると、本発明は、表示意匠部分を透光性
樹脂で成形すると共にベース地を不透光性樹脂で
成形し、裏側から光をあてることによつて表示意
匠を浮き上がらせる二色成形品を成形するための
金型に関する。
称して表示意匠という)をベース地と異なる色の
樹脂で一体成形する二色成形用金型に関する。更
に詳述すると、本発明は、表示意匠部分を透光性
樹脂で成形すると共にベース地を不透光性樹脂で
成形し、裏側から光をあてることによつて表示意
匠を浮き上がらせる二色成形品を成形するための
金型に関する。
(従来の技術)
文字盤やスイツチ類の操作パネル、キーボタン
等の如く、ベース地に色変りの文字などを浮出さ
せて一体成形する製品の場合には、2色の樹脂を
順次別々に射出して一次成形品の周囲を二次成形
品で被覆する二色射出成形法が一般に用いられ
る。特に、近年は文字部分を透光性樹脂で形成す
ると共にベース地を不透光性樹脂で成形し、裏側
から照明光を当てて文字だけを光らせて浮き上が
らせることによつて、装飾効果を上げるようにし
た2色成形品が脚光をあびている。
等の如く、ベース地に色変りの文字などを浮出さ
せて一体成形する製品の場合には、2色の樹脂を
順次別々に射出して一次成形品の周囲を二次成形
品で被覆する二色射出成形法が一般に用いられ
る。特に、近年は文字部分を透光性樹脂で形成す
ると共にベース地を不透光性樹脂で成形し、裏側
から照明光を当てて文字だけを光らせて浮き上が
らせることによつて、装飾効果を上げるようにし
た2色成形品が脚光をあびている。
この従来の二色射出成形法によると、文字盤等
の成形は、一次成形品によつて文字部分及びこれ
を支持しコアサイドに取付けるための骨格部分を
形成した後、この一次成形品と二次成形用雌金型
との間で二次成形用キヤビテイを構成し、そこに
ベース地を形成する二次成形用樹脂を流し込んで
文字部分をベース地で囲繞して製品を完成するも
のである。
の成形は、一次成形品によつて文字部分及びこれ
を支持しコアサイドに取付けるための骨格部分を
形成した後、この一次成形品と二次成形用雌金型
との間で二次成形用キヤビテイを構成し、そこに
ベース地を形成する二次成形用樹脂を流し込んで
文字部分をベース地で囲繞して製品を完成するも
のである。
また、第9図に示すように、一次成形用キヤビ
テイの文字部分113とこれをコア101に取付
けるための支持骨格部分118との間にランドと
平行な挿入片103を挿入して文字113の環状
部114の一部分を浮き上がらせて成形し、内側
115と外側116に繋がる二次成形用樹脂の導
入流路117を一次成形品に形成する2色成形装
置が提案されている(特公昭50−32253号)。即
ち、第9図Aに示すように、コア101に形成さ
れる脚部111の二次成形樹脂導入口112を塞
ぐと共に文字部分113の環状部114の内側1
15と外側116とを連通させる流路117を確
保する挿入片103を一次成形用キヤビテイブロ
ツク102にランド104と平行に設置し、文字
部分113と一体に成形される文字骨格部118
の一部を前記挿入片103で排除して文字部分の
環状部114の内側(池部)115と外側116
とを連通させる連続空間即ち流路117を一次成
形品に形成し、文字部分113の外側に射出する
二次成形樹脂を流路117を介して池部115と
支持骨格部118の裏側に流れ込むようにし、環
状部114に切欠きのない完全な文字部分113
を得るようにしている。
テイの文字部分113とこれをコア101に取付
けるための支持骨格部分118との間にランドと
平行な挿入片103を挿入して文字113の環状
部114の一部分を浮き上がらせて成形し、内側
115と外側116に繋がる二次成形用樹脂の導
入流路117を一次成形品に形成する2色成形装
置が提案されている(特公昭50−32253号)。即
ち、第9図Aに示すように、コア101に形成さ
れる脚部111の二次成形樹脂導入口112を塞
ぐと共に文字部分113の環状部114の内側1
15と外側116とを連通させる流路117を確
保する挿入片103を一次成形用キヤビテイブロ
ツク102にランド104と平行に設置し、文字
部分113と一体に成形される文字骨格部118
の一部を前記挿入片103で排除して文字部分の
環状部114の内側(池部)115と外側116
とを連通させる連続空間即ち流路117を一次成
形品に形成し、文字部分113の外側に射出する
二次成形樹脂を流路117を介して池部115と
支持骨格部118の裏側に流れ込むようにし、環
状部114に切欠きのない完全な文字部分113
を得るようにしている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来の2色成形法によると、表
示意匠に環状部がある場合、例えば、A、B、
D、O、P、Q等のアルフアベツト、あるいは
口、田、中等の漢字では、二次側樹脂が一次側樹
脂で形成される文字部分の環状部の内側に周り込
むようにするため、文字の一部を切欠かなければ
ならない。即ち、「A」は「〓」、「B」は「〓」、
「D」は「〓」、「O」は「〓」、「P」は「〓」と
いう風に成形されていた。
示意匠に環状部がある場合、例えば、A、B、
D、O、P、Q等のアルフアベツト、あるいは
口、田、中等の漢字では、二次側樹脂が一次側樹
脂で形成される文字部分の環状部の内側に周り込
むようにするため、文字の一部を切欠かなければ
ならない。即ち、「A」は「〓」、「B」は「〓」、
「D」は「〓」、「O」は「〓」、「P」は「〓」と
いう風に成形されていた。
また、第9図の成形法の場合、文字113の裏
側にベース樹脂がまわり込んで環状部114の内
側115にベース樹脂が流れ込むため、表面に露
出する文字は切欠きのない状態で形成できるが、
裏側から光を当てても文字を光らせて浮き上がら
せることはできない[第9図C及びD参照)]。
側にベース樹脂がまわり込んで環状部114の内
側115にベース樹脂が流れ込むため、表面に露
出する文字は切欠きのない状態で形成できるが、
裏側から光を当てても文字を光らせて浮き上がら
せることはできない[第9図C及びD参照)]。
したがつて、従来の二色成形用金型では、裏側
から光を当てることによつて文字や図形を浮上が
らせる二色成形品を得ようとしても環状部の少な
くとも1箇所が切欠かれた表示状態となつてい
る。
から光を当てることによつて文字や図形を浮上が
らせる二色成形品を得ようとしても環状部の少な
くとも1箇所が切欠かれた表示状態となつてい
る。
本発明は、表面を露呈している表示状態は勿論
のこと、裏側から光を当てる場合にも文字が切れ
ることなく発光表示できる二色成形品を製造する
ための金型を提供することを目的とする。
のこと、裏側から光を当てる場合にも文字が切れ
ることなく発光表示できる二色成形品を製造する
ための金型を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
かかる目的を達成するため、本発明は、互いに
異なる射出シリンダを備える一次成形用金型と二
次成形用金型を有し、一次成形側のコアサイドを
一次成形品を付着したまま二次成形側に移動させ
て二次成形側のキヤビテイサイドとの間で二次成
形を行なう一方、二次成形後の前記コアサイドは
製品を突き出した後再び一次成形側に移動する二
色成形用金型において、一次成形側キヤビテイと
の間で文字、図形、記号等の表示意匠を成形する
コアに、前記表示意匠の環状部の内側に貫通しか
つ環状部の外側に二次成形用樹脂を射出する二次
成形用ゲートとサブマリンゲートを介して連通す
るキヤビテイホールを設ける一方、該ホール内に
一次成形時にはキヤビテイ内に突出し一次成形品
に二次成形用材料の流入路を形成すると共に二次
成形時にはコア内に没入して環状部の外側に射出
される二次成形用樹脂を環状部内に導入するため
の前記サブマリンゲートを開口するコアピンを設
けるようにしている。
異なる射出シリンダを備える一次成形用金型と二
次成形用金型を有し、一次成形側のコアサイドを
一次成形品を付着したまま二次成形側に移動させ
て二次成形側のキヤビテイサイドとの間で二次成
形を行なう一方、二次成形後の前記コアサイドは
製品を突き出した後再び一次成形側に移動する二
色成形用金型において、一次成形側キヤビテイと
の間で文字、図形、記号等の表示意匠を成形する
コアに、前記表示意匠の環状部の内側に貫通しか
つ環状部の外側に二次成形用樹脂を射出する二次
成形用ゲートとサブマリンゲートを介して連通す
るキヤビテイホールを設ける一方、該ホール内に
一次成形時にはキヤビテイ内に突出し一次成形品
に二次成形用材料の流入路を形成すると共に二次
成形時にはコア内に没入して環状部の外側に射出
される二次成形用樹脂を環状部内に導入するため
の前記サブマリンゲートを開口するコアピンを設
けるようにしている。
また、本発明の二色射出成形用金型は、文字、
図形、記号等の表示意匠を成形するコアに、前記
表示意匠の環状部の内外に夫々連通するコアホー
ルを設ける一方、該ホール内に一次成形時には前
記意匠の環状部の一部を形成しかつこの部分を一
次成形品の他の裏面よりも突出させて形成すると
共に二次成形時にはコア内に没入させて一次成形
品の環状部の直下に環状部の内外に連通する流路
を形成するコアピンを設けるようにしている。
図形、記号等の表示意匠を成形するコアに、前記
表示意匠の環状部の内外に夫々連通するコアホー
ルを設ける一方、該ホール内に一次成形時には前
記意匠の環状部の一部を形成しかつこの部分を一
次成形品の他の裏面よりも突出させて形成すると
共に二次成形時にはコア内に没入させて一次成形
品の環状部の直下に環状部の内外に連通する流路
を形成するコアピンを設けるようにしている。
(作用)
したがつて、一次成形において文字部分を形成
した後、一次成形品をコアサイドに付着したまま
二次成形用キヤビテイサイドと型合せすると、コ
アピンがコア内に没入してサブマリンゲートが開
口される。同時にコアピンによつて占位されてい
た一次成形品の環状部の内側にコアホールと連通
する流路が開口する。そこで、二次成形用樹脂が
一次成形品の周囲に射出されると同時にサブマリ
ンゲートを介してコアサイドから環状部の内側に
流れ込む。サブマリンゲートとコアホールの二次
成形用樹脂は、表示意匠の環状部の内側のベース
地部分の裏側に占位する部分だけを残して一次成
形品の裏面に沿つてカツトされる。
した後、一次成形品をコアサイドに付着したまま
二次成形用キヤビテイサイドと型合せすると、コ
アピンがコア内に没入してサブマリンゲートが開
口される。同時にコアピンによつて占位されてい
た一次成形品の環状部の内側にコアホールと連通
する流路が開口する。そこで、二次成形用樹脂が
一次成形品の周囲に射出されると同時にサブマリ
ンゲートを介してコアサイドから環状部の内側に
流れ込む。サブマリンゲートとコアホールの二次
成形用樹脂は、表示意匠の環状部の内側のベース
地部分の裏側に占位する部分だけを残して一次成
形品の裏面に沿つてカツトされる。
また、一次成形において表示意匠の環状部の一
部をコアピンで形成する場合、二次成形側にコア
サイドを移動させて型合せすると、コアピンがコ
ア内に没入し、一次成形品の表示意匠の環状部直
下に環状部の内外に連通する流路が一次成形品の
裏面より裏側へ突出して形成される。そこで、二
次成形用樹脂を一次成形品の周囲に射出すると、
前記流路を介して二次成形用樹脂が環状部の内側
に流れ込む。環状部の裏側に形成された二次成形
用樹脂は一次成形品の裏面に沿つてカツトされ、
裏側に突き出した二次成形用樹脂と一次成形用樹
脂の一部が排除される。
部をコアピンで形成する場合、二次成形側にコア
サイドを移動させて型合せすると、コアピンがコ
ア内に没入し、一次成形品の表示意匠の環状部直
下に環状部の内外に連通する流路が一次成形品の
裏面より裏側へ突出して形成される。そこで、二
次成形用樹脂を一次成形品の周囲に射出すると、
前記流路を介して二次成形用樹脂が環状部の内側
に流れ込む。環状部の裏側に形成された二次成形
用樹脂は一次成形品の裏面に沿つてカツトされ、
裏側に突き出した二次成形用樹脂と一次成形用樹
脂の一部が排除される。
(実施例)
以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図は本発明に二色射出成形用金型の一実施
例を概略構造図で示す。該実施例は例えばアルフ
アベツトの「O」のように単一の環状部を有する
文字を構成する場合の金型を示す。
例を概略構造図で示す。該実施例は例えばアルフ
アベツトの「O」のように単一の環状部を有する
文字を構成する場合の金型を示す。
本発明の二色射出成形用金型は、コア1とコア
1を保持して雄金型を構成する可動側型板2と、
コア1及び型板2を受け支える受板3と、キヤビ
テイサイドBに取付けられている側プレート16
の型締め方向の相対移動によつて型締め方向と直
交する方向(図上左右方向)に移動可能なカムプ
レート4と、コア1の一部を成すコアピン5と、
コアピン5を固定する突出し板6及びこれらを支
持する可動側取付板7によつて構成されるコアサ
イド(可動側金型)Aと、コア1との間でキヤビ
テイを構成するキヤビテイブロツク12と、これ
を保持する固定側型板13と受板14及びこれら
を取付けて支持する固定側取付板15によつて構
成されるキヤビテイサイドBとによつて、互いに
異なる射出シリンダを備える一次成形用金型と二
次成形用金型が構成され、一次成形側のコアサイ
ドAを一次成形品を付着したまま二次成形側に移
動させて二次成形側のキヤビテイサイドBとの間
で二次成形を行なう一方、二次成形後の前記コア
サイドAは製品17を突き出した後再び一次成形
側に移動するように設けられている。尚、一次成
形側と二次成形側とではコアサイドAは全く同じ
構成とされており、キヤビテイサイドBはキヤビ
テイブロツク12に彫刻してある成形面を異にし
ている。
1を保持して雄金型を構成する可動側型板2と、
コア1及び型板2を受け支える受板3と、キヤビ
テイサイドBに取付けられている側プレート16
の型締め方向の相対移動によつて型締め方向と直
交する方向(図上左右方向)に移動可能なカムプ
レート4と、コア1の一部を成すコアピン5と、
コアピン5を固定する突出し板6及びこれらを支
持する可動側取付板7によつて構成されるコアサ
イド(可動側金型)Aと、コア1との間でキヤビ
テイを構成するキヤビテイブロツク12と、これ
を保持する固定側型板13と受板14及びこれら
を取付けて支持する固定側取付板15によつて構
成されるキヤビテイサイドBとによつて、互いに
異なる射出シリンダを備える一次成形用金型と二
次成形用金型が構成され、一次成形側のコアサイ
ドAを一次成形品を付着したまま二次成形側に移
動させて二次成形側のキヤビテイサイドBとの間
で二次成形を行なう一方、二次成形後の前記コア
サイドAは製品17を突き出した後再び一次成形
側に移動するように設けられている。尚、一次成
形側と二次成形側とではコアサイドAは全く同じ
構成とされており、キヤビテイサイドBはキヤビ
テイブロツク12に彫刻してある成形面を異にし
ている。
コアサイドAには第2図A,Bに示すように、
コア1にコアピン5を収容するコアホール9が設
けられる一方、このコアホール9と二次成形用樹
脂の射出用ゲートないしランナ(図示省略)とを
連通するサブマリンゲート10が可動側型板2か
らコアホール9に向けて設けられている。コアピ
ン12は可動側取付板7に固定されている一組の
突出し板6に基端側のフランジ部が挟持されて取
付けられ、カムプレート4の動きによつてキヤビ
テイサイドBに対し接近ないし離反移動する受板
3の相対移動に伴つて進退移動する。コアピン5
の上端は一次成形品11側にアンダーカツトを形
成するように、第3図Aあるいは第3図Bに示す
ように先端に向かう程細くなるような形状とされ
ている。このコアピン5は一次成形時には、第2
図Aに示すように、先端がキヤビテイ内に突出
し、キヤビテイブロツク12と当接し、表示意匠
18の環状部19の内側の部位20に相当するキ
ヤビテイ部分を占位し、二次成形用樹脂を環状部
19の内側20に導入するための流路22を一次
成形品を形成するように設けられている。
コア1にコアピン5を収容するコアホール9が設
けられる一方、このコアホール9と二次成形用樹
脂の射出用ゲートないしランナ(図示省略)とを
連通するサブマリンゲート10が可動側型板2か
らコアホール9に向けて設けられている。コアピ
ン12は可動側取付板7に固定されている一組の
突出し板6に基端側のフランジ部が挟持されて取
付けられ、カムプレート4の動きによつてキヤビ
テイサイドBに対し接近ないし離反移動する受板
3の相対移動に伴つて進退移動する。コアピン5
の上端は一次成形品11側にアンダーカツトを形
成するように、第3図Aあるいは第3図Bに示す
ように先端に向かう程細くなるような形状とされ
ている。このコアピン5は一次成形時には、第2
図Aに示すように、先端がキヤビテイ内に突出
し、キヤビテイブロツク12と当接し、表示意匠
18の環状部19の内側の部位20に相当するキ
ヤビテイ部分を占位し、二次成形用樹脂を環状部
19の内側20に導入するための流路22を一次
成形品を形成するように設けられている。
また、コアホール9には二次成形用のゲートと
連通するサブマリンゲート10が開口されてい
る。このサブマリンゲート10は一次成形時には
コアピン12によつて閉塞されており、二次成形
時にコアピン5がサブマリンゲート10の開口2
3より下方に没入することによつて環状部19の
外側21に射出される二次成形用樹脂を環状部1
9の内側20に導入するものである。
連通するサブマリンゲート10が開口されてい
る。このサブマリンゲート10は一次成形時には
コアピン12によつて閉塞されており、二次成形
時にコアピン5がサブマリンゲート10の開口2
3より下方に没入することによつて環状部19の
外側21に射出される二次成形用樹脂を環状部1
9の内側20に導入するものである。
また、カムプレート4を受板3の対向する面に
は、図示の如きカム面8が形成されており、カム
プレート4の動きによつて受板3をキヤビテイサ
イドBへ向けて押出しあるいはキヤビテイサイド
Bから後退させるように設けられている。即ち、
一次成形側においては、キヤビテイサイドBとコ
アサイドAのカム面8が互いに噛み合う位置にカ
ムプレート4が側プレート16によつて移動させ
られるため、コア1と突出し板6との間隔が変わ
らず、コアピン5がキヤビテイ内に突出しキヤビ
テイサイドBと当接しているが、二次成形側にお
いては二次側側プレート16′によつてカムプレ
ート4が逆方向に押され、カム面8が互いに乗り
上げるためコア1と突出し板6との間隔が広がり
コアピン5がコア1内に没入してコアホール9と
サブマリンゲート10とを連通させる。
は、図示の如きカム面8が形成されており、カム
プレート4の動きによつて受板3をキヤビテイサ
イドBへ向けて押出しあるいはキヤビテイサイド
Bから後退させるように設けられている。即ち、
一次成形側においては、キヤビテイサイドBとコ
アサイドAのカム面8が互いに噛み合う位置にカ
ムプレート4が側プレート16によつて移動させ
られるため、コア1と突出し板6との間隔が変わ
らず、コアピン5がキヤビテイ内に突出しキヤビ
テイサイドBと当接しているが、二次成形側にお
いては二次側側プレート16′によつてカムプレ
ート4が逆方向に押され、カム面8が互いに乗り
上げるためコア1と突出し板6との間隔が広がり
コアピン5がコア1内に没入してコアホール9と
サブマリンゲート10とを連通させる。
斯様に構成した金型によると、次のようにして
切欠きのない完全な環状部19を有する表示意
匠・文字等18を表示した成形品17が得られ
る。
切欠きのない完全な環状部19を有する表示意
匠・文字等18を表示した成形品17が得られ
る。
一次成形側のコアサイドAとキヤビテイサイド
Bとを型締めして一次成形用キヤビテイを構成す
る。即ち、透光性樹脂によつて形成される文字部
分18とそれを支えるボデイー部分24とを一体
成形する空間が形成される。そこで、該キヤビテ
イに透光性樹脂を射出し一次成形品を成形する。
Bとを型締めして一次成形用キヤビテイを構成す
る。即ち、透光性樹脂によつて形成される文字部
分18とそれを支えるボデイー部分24とを一体
成形する空間が形成される。そこで、該キヤビテ
イに透光性樹脂を射出し一次成形品を成形する。
一次成形後、一次成形品11を取付けたままコ
アサイドAを後退させかつ180°回転させて二次成
形側に移動させ、二次成形用のキヤビテイサイド
Bと対応させる。そして、型を閉じ、二次成形用
のキヤビテイを構成する。二次成形用キヤビテイ
はコアサイドAに冠着されている一次成形品11
と二次側キヤビテイブロツク12との間で構成さ
れる。このとき、コアサイドAはキヤビテイサイ
ドBに取付けられている側プレート16′とカム
プレート4が当接するため、カムプレート4が図
上左側に移動し、受板3をキヤビテイサイドBへ
向けて押し出させるため、相対的にコアピン5が
コア1内に没入する。そして、コアサイドAに設
けられているサブマリンゲート10を開口してコ
アホール9と連通させ、文字部分18の環状部1
9の外側21の二次成形樹脂(不透光性樹脂)を
射出するための二次成形用ゲート25と環状部1
9の内側20とを連通させる。したがつて、二次
成形材料の射出によつて、一次成形品11のまわ
りに二次成形材料が流れ込み被覆する一方、サブ
マリンゲート10、コアホール9を通じて環状部
19の内側20にも二次成形材料が流れ込み、環
状部の内側を二次成形樹脂即ちベース地で埋め
る。
アサイドAを後退させかつ180°回転させて二次成
形側に移動させ、二次成形用のキヤビテイサイド
Bと対応させる。そして、型を閉じ、二次成形用
のキヤビテイを構成する。二次成形用キヤビテイ
はコアサイドAに冠着されている一次成形品11
と二次側キヤビテイブロツク12との間で構成さ
れる。このとき、コアサイドAはキヤビテイサイ
ドBに取付けられている側プレート16′とカム
プレート4が当接するため、カムプレート4が図
上左側に移動し、受板3をキヤビテイサイドBへ
向けて押し出させるため、相対的にコアピン5が
コア1内に没入する。そして、コアサイドAに設
けられているサブマリンゲート10を開口してコ
アホール9と連通させ、文字部分18の環状部1
9の外側21の二次成形樹脂(不透光性樹脂)を
射出するための二次成形用ゲート25と環状部1
9の内側20とを連通させる。したがつて、二次
成形材料の射出によつて、一次成形品11のまわ
りに二次成形材料が流れ込み被覆する一方、サブ
マリンゲート10、コアホール9を通じて環状部
19の内側20にも二次成形材料が流れ込み、環
状部の内側を二次成形樹脂即ちベース地で埋め
る。
次いで、型を開いて製品を突出しピン等で突き
出す。このとき、コアホール9部分とサブマリン
ゲート10部分とはコアピン5の突き出しによつ
て剪断され製品と共に排出される。尚、コアサイ
ドAは一次成形側に再び移動し、一次成形側のキ
ヤビテイサイドBとの間で一次成形を行う。この
とき、二次成形側において受板3を押し上げる方
向に移動させられてカムプレート4は、一次成形
側キヤビテイサイドBの側プレート16と当接し
て逆方向(図上左方向)に移動させられる。した
がつて、カムプレート4と突出し板6との間の変
位がなくなり、コアピン5がコア1からキヤビテ
イ内に突出する。
出す。このとき、コアホール9部分とサブマリン
ゲート10部分とはコアピン5の突き出しによつ
て剪断され製品と共に排出される。尚、コアサイ
ドAは一次成形側に再び移動し、一次成形側のキ
ヤビテイサイドBとの間で一次成形を行う。この
とき、二次成形側において受板3を押し上げる方
向に移動させられてカムプレート4は、一次成形
側キヤビテイサイドBの側プレート16と当接し
て逆方向(図上左方向)に移動させられる。した
がつて、カムプレート4と突出し板6との間の変
位がなくなり、コアピン5がコア1からキヤビテ
イ内に突出する。
以上の操作を繰り返し行なうことによつて製品
を得る。この製品は、第4図A及びBに示すよう
に、透光性樹脂から成る一次成形品11の表示意
匠・文字部分18を除く部分を不透光性樹脂から
成る二次成形品で被覆し、一次成形品11の文字
部分18のみが表面に露出しかつ裏面から光があ
たつた場合に表側にその光を透過させて得る構造
となつている。尚、上述の説明は一つの金型につ
いて行なつたが、通常は一方の金型で一次成形を
行なつている間に他方の金型で二次成形を行な
う。
を得る。この製品は、第4図A及びBに示すよう
に、透光性樹脂から成る一次成形品11の表示意
匠・文字部分18を除く部分を不透光性樹脂から
成る二次成形品で被覆し、一次成形品11の文字
部分18のみが表面に露出しかつ裏面から光があ
たつた場合に表側にその光を透過させて得る構造
となつている。尚、上述の説明は一つの金型につ
いて行なつたが、通常は一方の金型で一次成形を
行なつている間に他方の金型で二次成形を行な
う。
また、第5図に他の実施例を説明する。この実
施例は漢字の「田」のように環状部が幾つか連接
されている模様を形成するに好適なものである。
施例は漢字の「田」のように環状部が幾つか連接
されている模様を形成するに好適なものである。
この実施例においては、コア1には表示意匠1
8の環状部19が交差する部分30を中央とし
て、全ての環状部19の内側20に連通するコア
ホール31が穿孔され、スリーブ状のコアピン3
2とその内側に収容されて環状部が交差する中央
30に位置するロツド33とが装入されて成る。
コアピン32は第6図A〜Cに示すように、先端
に4箇所のすり割り34が設けられており、その
部分に一次成形材料が流れ込み、「田」という文
字の十字部分を形成するように設けられている。
また、コアピン32の先端は、第6図Aに示すよ
うにストレートに形成される場合もあるが、第6
図BないしCに示すように内周面側あるいは外周
面側が円錐面に形成されて、一次成形品11にア
ンダカツト部を形成するように設けることもあ
る。
8の環状部19が交差する部分30を中央とし
て、全ての環状部19の内側20に連通するコア
ホール31が穿孔され、スリーブ状のコアピン3
2とその内側に収容されて環状部が交差する中央
30に位置するロツド33とが装入されて成る。
コアピン32は第6図A〜Cに示すように、先端
に4箇所のすり割り34が設けられており、その
部分に一次成形材料が流れ込み、「田」という文
字の十字部分を形成するように設けられている。
また、コアピン32の先端は、第6図Aに示すよ
うにストレートに形成される場合もあるが、第6
図BないしCに示すように内周面側あるいは外周
面側が円錐面に形成されて、一次成形品11にア
ンダカツト部を形成するように設けることもあ
る。
更に、第7図に他の実施例を示す。この実施例
は、漢字の「田」の字を形成する場合の他の方法
である。図示の如く、4つの環状部19の内側2
0の2つと環状部19の外側21とに同時に貫通
するコアホール41が穿孔され、その中に先端に
〓型の溝43が入れられたコアピン42が装入さ
れている。コアピン42の先端の溝43は、第7
図Aないし第8図Bに示すように、一次成形樹脂
を流し込み、文字18の一部をキヤビテイブロツ
ク12との間で構成するものである。この溝43
は、キヤビテイ内にコアピン42を突出させたと
き(一次成形時)にキヤビテイを構成するコア1
の先端面(型面)よりも若干凹み、コアホール4
1部分の一次成形品だけが他の面よりも若干裏面
側へ突出するような寸法とされている。この溝部
43は二次成形時にコアピン42がコア1内に没
入するとき、表示意匠18の直下に環状部19の
内側20と外側21とに連通する流路44を形成
する。したがつて、二次成形樹脂を二次成形用ゲ
ートから射出注入すると、一次成形品11のまわ
りに覆うように流れ込んだ二次成形樹脂が一次成
形品11とコアホール41内に形成された流路4
4を通して環状部19の内側20に流れ込む。
は、漢字の「田」の字を形成する場合の他の方法
である。図示の如く、4つの環状部19の内側2
0の2つと環状部19の外側21とに同時に貫通
するコアホール41が穿孔され、その中に先端に
〓型の溝43が入れられたコアピン42が装入さ
れている。コアピン42の先端の溝43は、第7
図Aないし第8図Bに示すように、一次成形樹脂
を流し込み、文字18の一部をキヤビテイブロツ
ク12との間で構成するものである。この溝43
は、キヤビテイ内にコアピン42を突出させたと
き(一次成形時)にキヤビテイを構成するコア1
の先端面(型面)よりも若干凹み、コアホール4
1部分の一次成形品だけが他の面よりも若干裏面
側へ突出するような寸法とされている。この溝部
43は二次成形時にコアピン42がコア1内に没
入するとき、表示意匠18の直下に環状部19の
内側20と外側21とに連通する流路44を形成
する。したがつて、二次成形樹脂を二次成形用ゲ
ートから射出注入すると、一次成形品11のまわ
りに覆うように流れ込んだ二次成形樹脂が一次成
形品11とコアホール41内に形成された流路4
4を通して環状部19の内側20に流れ込む。
尚、この方法によつて成形された製品は、第8
図Aに示すように、後処理においてコアホール4
1で形成された突出部分45が一次成形品の裏面
46に沿つてカツトされる。依つて、文字部18
の裏面側には不透光性のベース地が存在しない。
図Aに示すように、後処理においてコアホール4
1で形成された突出部分45が一次成形品の裏面
46に沿つてカツトされる。依つて、文字部18
の裏面側には不透光性のベース地が存在しない。
(発明の効果)
以上の説明より明らかなように、本発明の二色
成形用金型は、文字、図形、記号等の表示対象の
環状部の内側に貫通するキヤビテイー穴をコアに
設ける一方、該穴内に一次成形時にはキヤビテイ
ー内に突出し一次成形品を分断すると共に二次成
形時にはコア内に没入して環状部の外側に射出さ
れる二次成形用樹脂を環状部内に導入するための
サブマリンゲートを構成するコアピンを設けるよ
うにしたので、環状部を切欠くことなく文字や図
形等を二色成形できる。しかも、文字や図形等の
模様を構成する部分の樹脂の裏側にベース地の材
料が周り込まないので、後方から光をあてると文
字等が環状部を欠くことなく完全な形で光り浮き
上がる。
成形用金型は、文字、図形、記号等の表示対象の
環状部の内側に貫通するキヤビテイー穴をコアに
設ける一方、該穴内に一次成形時にはキヤビテイ
ー内に突出し一次成形品を分断すると共に二次成
形時にはコア内に没入して環状部の外側に射出さ
れる二次成形用樹脂を環状部内に導入するための
サブマリンゲートを構成するコアピンを設けるよ
うにしたので、環状部を切欠くことなく文字や図
形等を二色成形できる。しかも、文字や図形等の
模様を構成する部分の樹脂の裏側にベース地の材
料が周り込まないので、後方から光をあてると文
字等が環状部を欠くことなく完全な形で光り浮き
上がる。
また、本発明の二色成形用金型は、文字、図
形、記号等の表示対象の環状部の内外に連通しか
つ環状部の一部を一次成形品の裏面より突出させ
るコアピンを有し、二次成形時にコアピンをコア
内に没入させて一次成形品の環状部の直下に環状
部の内外に連通するキヤビテイーを形成するよう
にしたので、環状部を切欠くことなく文字や図形
等を二色成形できる。しかも、環状部の外と内と
を繋ぐ通路を一次成形品の裏面の外側に形成して
いるので、サブマリンゲートを必要とせず、金型
構造が容易となる。
形、記号等の表示対象の環状部の内外に連通しか
つ環状部の一部を一次成形品の裏面より突出させ
るコアピンを有し、二次成形時にコアピンをコア
内に没入させて一次成形品の環状部の直下に環状
部の内外に連通するキヤビテイーを形成するよう
にしたので、環状部を切欠くことなく文字や図形
等を二色成形できる。しかも、環状部の外と内と
を繋ぐ通路を一次成形品の裏面の外側に形成して
いるので、サブマリンゲートを必要とせず、金型
構造が容易となる。
第1図は本発明の一実施例である二色成形用金
型の概略構造を示す中央縦断面図、第2図A,B
は同金型の要部を拡大した図でAは一次成形時、
Bは二次成形時を示す。第3図A,Bは第2図の
金型に使用されるコアピンの一例を示す斜視図、
第4図A,Bは本発明の二色射出成形装置によつ
て成形された製品の一例を示す中央縦断面図及び
外観斜視図、第5図A,B,Cは他の金型の実施
例を示す要部拡大図でAは一次成形時、Bは二次
成形時を示し、Cは成形対象となる表示意匠を示
す平面図である。第6図A,B,Cは第5図のコ
アピン及びロツドの一例を示す斜視図及び各コア
ピンの成形時の状態を示す説明図である。第7図
A,B,Cは更に他の実施例を示す要部拡大図で
Aは一次成形時、Bは二次成形時を示し、Cは成
形対象となる表示意匠を示す平面図である。第8
図Aは第7図の実施例で成形された2色成形品の
中央縦断面図、第8図Bは第7図の実施例で使用
するコアピンの一例を示す斜視図である。第9図
A〜Dは従来の二色射出成形装置に関する図で、
Aは該装置の要部拡大断面図、Bは一次成形品と
挿入片とを示す斜視図、Cは同装置によつて成形
された二色成形品、Dは同製品の中央縦断面図で
ある。 1……コア、5,32,42……コアピン、
9,31,41……コアホール、10……サブマ
リンゲート、11……一次成形品、17……製
品、18……表示意匠、19……環状部、20…
…環状部の内側、21……環状部の外側、22…
…流路、44……流路、46……一次成形品の裏
面。
型の概略構造を示す中央縦断面図、第2図A,B
は同金型の要部を拡大した図でAは一次成形時、
Bは二次成形時を示す。第3図A,Bは第2図の
金型に使用されるコアピンの一例を示す斜視図、
第4図A,Bは本発明の二色射出成形装置によつ
て成形された製品の一例を示す中央縦断面図及び
外観斜視図、第5図A,B,Cは他の金型の実施
例を示す要部拡大図でAは一次成形時、Bは二次
成形時を示し、Cは成形対象となる表示意匠を示
す平面図である。第6図A,B,Cは第5図のコ
アピン及びロツドの一例を示す斜視図及び各コア
ピンの成形時の状態を示す説明図である。第7図
A,B,Cは更に他の実施例を示す要部拡大図で
Aは一次成形時、Bは二次成形時を示し、Cは成
形対象となる表示意匠を示す平面図である。第8
図Aは第7図の実施例で成形された2色成形品の
中央縦断面図、第8図Bは第7図の実施例で使用
するコアピンの一例を示す斜視図である。第9図
A〜Dは従来の二色射出成形装置に関する図で、
Aは該装置の要部拡大断面図、Bは一次成形品と
挿入片とを示す斜視図、Cは同装置によつて成形
された二色成形品、Dは同製品の中央縦断面図で
ある。 1……コア、5,32,42……コアピン、
9,31,41……コアホール、10……サブマ
リンゲート、11……一次成形品、17……製
品、18……表示意匠、19……環状部、20…
…環状部の内側、21……環状部の外側、22…
…流路、44……流路、46……一次成形品の裏
面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに異なる射出シリンダを備える一次成形
用金型と二次成形用金型を有し、一次成形側のコ
アサイドを一次成形品を付着したまま二次成形側
に移動させ二次成形側のキヤビテイサイドとの間
で二次成形を行なう一方、二次成形後の前記コア
サイドは製品を突き出した後再び一次成形側に移
動する二色成形用金型において、一次成形側キヤ
ビテイとの間で文字、図形、記号等の表示意匠を
成形するコアに、前記表示意匠の環状部の内側に
貫通しかつ環状部の外側に二次成形用樹脂を射出
する二次成形用ゲートとサブマリンゲートを介し
て連通するキヤビテイホールを設ける一方、該ホ
ール内に一次成形時にはキヤビテイ内に突出し一
次成形品に二次成形用材料の流入路を形成すると
共に二次成形時にはコア内に没入して環状部の外
側に射出される二次成形用樹脂を環状部内に導入
するための前記サブマリンゲートを開口するコア
ピンを有することを特徴とする二色成形用金型。 2 互いに異なる射出シリンダを備える一次成形
用金型と二次成形用金型を有し、一次成形側のコ
アサイドを一次成形品を付着したまま二次成形側
に移動させ二次成形側のキヤビテイサイドとの間
で二次成形を行なう一方、二次成形後の前記コア
サイドは製品を突き出した後再び一次成形側に移
動する二色成形用金型において、文字、図形、記
号等の表示意匠を成形するコアに、前記表示意匠
の環状部の内外に夫々連通するコアホールを設け
る一方、該ホール内に一次成形時には前記意匠の
環状部の一部を形成しかつこの部分を一次成形品
の他の裏面よりも突出させて形成すると共に二次
成形時にはコア内に没入させて一次成形品の環状
部の直下に環状部の内外に連通する流路を形成す
るコアピンを有することを特徴とする二色成形用
金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26293288A JPH02111513A (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 二色射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26293288A JPH02111513A (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 二色射出成形用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111513A JPH02111513A (ja) | 1990-04-24 |
JPH0482097B2 true JPH0482097B2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=17382588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26293288A Granted JPH02111513A (ja) | 1988-10-20 | 1988-10-20 | 二色射出成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02111513A (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721309U (ja) * | 1993-09-24 | 1995-04-18 | しなのポリマー株式会社 | 成形用金型 |
FR2752560B1 (fr) * | 1996-08-23 | 1998-09-25 | Lorraine Capsules Metall | Procede pour realiser un bouchon en matiere plastique et bouchon obtenu a partir dudit procede |
JP4484307B2 (ja) * | 2000-04-14 | 2010-06-16 | 株式会社東郷製作所 | 異材成形のための成形装置 |
JP4540805B2 (ja) * | 2000-07-03 | 2010-09-08 | ライオン株式会社 | 二色成形体 |
JP3966445B2 (ja) * | 2001-01-31 | 2007-08-29 | 株式会社山武 | 近接センサ |
DE10207064A1 (de) * | 2002-02-20 | 2003-08-21 | Demag Ergotech Gmbh | Mehrkomponentiges Spritzgußteil sowie Verfahren und Vorrichtung zu dessen Herstellung |
JP4817429B2 (ja) * | 2006-03-28 | 2011-11-16 | 河西工業株式会社 | 多色成形品の成形方法 |
WO2012165592A1 (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-06 | 株式会社江東彫刻 | 二色成形金型及び二色成形方法 |
EP2868526B1 (en) * | 2011-10-18 | 2016-08-24 | Inoac Corporation | Method of molding a resin article with a stitch pattern |
CN106426780B (zh) * | 2016-11-07 | 2018-11-02 | 东莞市竣邦塑胶模具有限公司 | 一种无阴影双色透光塑胶产品的注塑模具 |
-
1988
- 1988-10-20 JP JP26293288A patent/JPH02111513A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02111513A (ja) | 1990-04-24 |
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