JPH021113A - レジスト処理装置 - Google Patents

レジスト処理装置

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JPH021113A
JPH021113A JP1056995A JP5699589A JPH021113A JP H021113 A JPH021113 A JP H021113A JP 1056995 A JP1056995 A JP 1056995A JP 5699589 A JP5699589 A JP 5699589A JP H021113 A JPH021113 A JP H021113A
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Masashi Moriyama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、レジスト処理装置に関する。
(従来の技術) 被処理体としての半導体ウェハに対してレジストを塗布
する場合の方法として、例えば特開昭52−14497
1号公報に示すものが知られている。この方法は、クリ
ーンルーム内に設置されたスピンコータにより半導体に
レジストを塗布するもので。
クリーンルームの垂直層流を入れる入口を上側に有する
カップ内に設けられたスピンチャックに、半導体ウェハ
を被塗布面を上に向けた状態で真空吸着させ、スピンチ
ャックに連結されたモータによりウェハを高速回転しつ
つ、ウェハの被塗布面中心部にレジストを滴下し、その
際の遠心力によりレジストを被塗布面全面に塗布する。
しかし、上述のような装置によりウェハにレジストを塗
布する場合には、レジストの温度変化によりウェハに塗
布されたレジストの膜厚が不均一になるという欠点があ
る。
このような欠点を解消するために、塗布の際にレジスト
温度を調整してレジストの温度変化を抑制しつつ、半導
体ウェハの表面にレジストを滴下して塗布する技術が、
例えば特開昭61−125017号公報に開示されてい
る。
また、被処理体として例えば半導体ウェハを用い、その
表面のパターン露光されたレジスト膜を現像処理する場
合、クリーンルームの垂直層流を入れる入口を上側に有
するカップ内に設けられたスピンチャックに、半導体ウ
ェハを被塗布面を上に向けた状態で真空吸着させ、スピ
ンチャックに連結されたモータによりウェハを低速回転
しつつ、又は停止させた状態で、ウェハの被現像面に現
像液をスプレーノズル等により供給して塗布し、その後
、モータによりウェハを高速回転させて、遠心力により
処理後に残存する現像液を排除する方法が採用されてい
る。この場合にも、上述のレジスト塗布の際と同様、現
像液の温度変化によりウェハ上の現像パターンが不均一
になるという問題点があり、現像液の温度を調整してレ
ジストの温度変化を抑制しつつ、現像液を塗布する方法
が採用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のようにカップ内で、クリーンルー
ムの垂直層流を入れつつ、レジスト塗布又は現像液塗布
を行なう場合には、たとえレジスト又は現像液の温度調
整を行なったとしても、ウェハに供給された後のレジス
ト及び現像液がカップ内の雰囲気温度及び湿度の影響を
受ける。従って、カップ内の温度及び湿度の変動により
、所望のレジスト膜厚や現像パターンが得られなかった
り、レジスト膜厚又は現像の所望の均一性が得られない
場合があり1歩留り及び生産性が低くなってしまう。
ウェハ周囲の雰囲気を安定させる技術としては、特開昭
60−152029号公報に開示されたものがある。
この技術について、第5図を参照しながら説明する。第
5図において、スピンチャック5に吸着された半導体ウ
ェハ1は、下カップ3及び上カップ2からなるカバー4
により囲まれ、密閉状態になっている。この状態で、滴
下ノズル6からウェハ1の中心部にレジストを滴下させ
る。そうすると、レジストに含有された溶剤が揮発し、
カバー4内が溶剤の飽和状態となるので、ウェハ1の周
囲の温度・湿度は一定となる。従って、この状態でウェ
ハ1をモータ7により回転させることにより。
ウェハ1表面への均一なレジスト膜形成が期待できる。
しかし、このような技術においては、ウェハ1の回転に
より飛散したレジストや現像液がカバー4の内壁に固着
し、この固着物が高く積み重なると、わずかな力で剥が
れてカップ内の雰囲気が汚染され、ウェハ1に塵が付着
するおそれがある。
ウェハ1が256にビットから1Mビット、4Mビット
と高集積化されるにつれて、雰囲気のクリーン度をより
高める必要があるが、上述の技術ではウェハへの塵の付
着により必要なりリーン度が保てず5歩留り及び生産性
が低下するという問題点がある。
この発明は、このような従来技術の問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的は、所望のクリーン
度を保持した状態で、雰囲気の温度及び湿度の影響を受
けずに被処理体のレジスト処理を行なうことができるレ
ジスト処理装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、垂直層流を流入させる入口を有するカップ内
で被処理体を回転して処理するレジスト処理装置におい
て、上記カップ内に流入させる垂直層流の温度及び湿度
をコントロールする手段を設けたことを特徴とするレジ
スト処理装置を得るものである。
(作 用) 即ち、カップ内に流入させる垂直層流の温度及び湿度を
コントロールする手段を設けたことにより、カップ内に
所望の温度及び湿度にコントロールされた垂直層流が流
入され、カップ内の被処理体をレジスト処理する場合の
カップ内雰囲気温湿度による影響を防止できる。
(実施例) 以下、本発明装置を半導体製造工程における半導体ウェ
ハのレジスト塗布に適用した一実施例につき、図面を参
照して説明する。
第1図は、この実施例に係る塗布設備の設置状態を説明
するための図である。第1図中、参照符号10はクリー
ンルームであり、このクリーンルーム10内に塗布設備
20が設置されている。クリーンルーム10は、その天
井に沿って設けられたエアー通路12を有しており、ブ
ロアー(図示せず)からのエアーが通路12に供給され
るようになっている。
通路12の直下にはフィルター13が設けられており、
通路12に供給されたエアーがこのフィルター13を通
過してクリーンルーム10の本体ll内の全面に亘って
導入され、垂直層流15となる。
塗布設備20は、第2図に示すように、被処理体として
の半導体ウェハにレジストを塗布する塗布装置30と、
ウェハに対して垂直に供給される垂直層流15の温度・
湿度をコントロールする手段である温度/湿度コントロ
ール装置50とを備えている。
塗布装置30は、真空吸着によってウェハ40を水平か
つ回転可能に支持するためのスピンチャック31を備え
ている。スピンチャック31はスピンモータ32の出力
軸33に連結されており、このモータ32により例えば
8000rpmまでの範囲の所定の回転速度で回転され
る。なお、このようなモータ32としては、例えばAC
サーボモータを用いることができる。
スピンチャック31上のウェハ40の周囲には、ウェハ
40を囲繞するように、樹脂又はステンレス鋼でつくら
れた略円筒状のカップ34が設けられている。このカッ
プ34の上部には、上述したクリーンルーム10の垂直
層流15を入れる導入口35が形成されている。また、
カップ34の周壁土部は、その底壁となす角度が鋭角と
なるように傾斜して設けられている。
カップ34の底部には垂直層流を形成する如く、上記カ
ップ34内の排気を行なうための排気装置(図示せず)
に接続された排気パイプ36、及び使用後のレジストを
カップ34から排出するためのドレインパイプ37が設
けられている。ドレインパイプ37は1例えば塩化ビニ
ル製の立方形状をなすドレインボックス38に接続され
ており、このドレインボックス38にドレインパイプ3
7を通流してきた使用後のレジスト廃液が収容される。
スピンチャック31に支持されたウェハ40の上方には
、ウェハ40のほぼ中心にレジスト液を滴下させるため
のレジスト滴下ノズル39が設けられている。このレジ
ストノズル39は、レジスト液を収容したレジスト容器
(図示せず)に至るパイプ(図示せず)に連結されてお
り、このパイプの途中に設けられたベローズポンプ(図
示せず)を作動させることにより、パイプを介してノズ
ル39にレジスト液が供給される。ノズル39は、例え
ば四フッ化エチレン樹脂、又はステンレス鋼でつくられ
ている。
レジスト滴下ノズル39には、ノズル39の一部分を囲
むように、二重管構造の温度調節器41が設けられてい
る。この温度調節器41内には恒温槽(図示せず)から
所定温度に設定された恒温水がパイプ42.43を通流
して循環され、これによりレジスト滴下ノズル39を通
流するレジスト液が一定温度に保持される。
温度/湿度コントロール装置50は、第3図に示すよう
にカップ34の導入口35の直上に設けられている。こ
の温度/湿度コントロール装置50は、上下に夫々開口
部52及び53を有する角筒状のハウジング51を備え
ており、開口部52より垂直層流15を取込み、取込ん
だ垂直層流15の温度及び湿度をコントロールして開口
部53から排出するようになっている。
ハウジング51内の開口部52近傍には、2つのファン
54が設けられており、これによりハウジング51内に
垂直層流15を強制的に導入することができる。ファン
54の下には風量調節用のダンパー55が設けられ、更
にその下に層流15内の塵の静電気を解消して層流15
の清浄度を向上させるイオナイザー56が設けられてい
る。
イオナイザー56の下には、冷却水通流パイプ58とフ
ィン59とを備えた第1の熱交換器57が設けられてお
り、この熱交換器57によりハウジング51内に取込ま
れた垂直層流15を冷却してその中の水分を結露させ、
その湿度を低下させる。この第1の熱交換器57のパイ
プ58は、冷却用の水を貯留する第1の貯留槽60に連
結されており、またパイプ58にはポンプ61が接続さ
れていて、ポンプ61を作動させることにより貯留Mj
60の水がパイプ58内を循環する。第1の貯留Jrv
J60には冷却水を加熱・冷却可能の第1の温度調節装
置62が接続されており、この第1の温度調節装置62
によりパイプ58を循環する冷却水の温度を所定値に設
定する。
第1の熱交換器57の下には、複数の孔64が設けられ
た加湿管63が設けられている。加湿管63は、ハウジ
ング51外に設けられた加湿器65に連結されている。
加湿器65は、例えばフォトレジストの溶媒等の蒸気を
超音波等により発生させるもので。
この蒸気が加湿管63を通って孔64からハウジング5
1内に供給される。加湿器65には、コントローラ66
が接続されており、コントローラ66にはケーブル68
を介して後述する第2の熱交換器69の下方に設けられ
た湿度センサ67が接続されている。従って、湿度セン
サ67が検出した湿度に応じた信号がコントローラ66
に出力され、コントローラ66はその信号に基づいて加
湿器65にコントロール信号を出力して、ハウジング5
1から塗布装置30に供給される垂直層流15の湿度が
所望の値になるようにフィードバック制御を行なう。
加湿管63の下方には、温度調節水通流パイプ70とフ
ィン71とを備えた第2の熱交換器69が設けられてお
り、これによりハウジング51から塗布装置30に供給
される垂直層流15の温度を所定温度に設定する。この
第2の熱交換器69のパイプ70は、温度調節用の水を
貯留する第2の貯留槽72に連結されており、またパイ
プ70にはポンプ73が接続されていて、ポンプ73を
作動させることにより貯留槽72の水がパイプ70内を
循環する。第2の貯留槽72には温度調節水を加熱・冷
却可能の第2の温度調節装置74が接続されており、こ
の温度調節装置74にはコントローラ75が接続されて
いる。コントローラ75にはケーブル77を介して第2
の熱交換器69の下方に設けられた温度センサ76が接
続されている。従って、温度センサ76が検出した温度
に応じた信号がコントローラ75に出力され、コントロ
ーラ75はその信号に基づいて第2の温度調節装置74
にコントロール信号を出力してパイプ70を循環する水
の温度を調節し、ハウジング51から塗布装置30に供
給される垂直層流15の温度が所望の値になるようにフ
ィードバック制御を行なう。
湿度センサ67及び温度センサ76の下のハウジング5
1の出口である開口部53近傍には、フィルタ78が設
けられており、垂直層流15がこのフィルタ78を通過
することにより、垂直層流15のクリーン度が更に向上
する。なお、フィルタ78としては、例えばHEPAフ
ィルタを用いることができる。
なお、この塗布設備20は、図示しない制御部で動作設
定及び制御が行なわれる。
次に、上述のように構成された塗布設備20におけるレ
ジスト塗布動作について説明する。
被処理体としての半導体ウェハ40を例えばベルト搬送
を行なう搬送機構(図示せず)によりスピンチャック3
1上方に搬送し、ウェハ40の中心とスピンチャック3
1の中心とを合せて、ウェハ40をスピンチャック31
上に載置する。この場合に、ウェハ40の外周にフィツ
トする外形を有する2つの挟持部材(図示せず)でウェ
ハを挟持し、スピンチャック31の中心にウェハ40の
中心を合せることができる。
スピンチャック31上に載置されたウェハ40は、真空
機構(図示せず)によりチャック31に真空吸着される
なお、このようにウェハ40がチャック31上に搬送さ
れる際には、カップ34はウェハ40の搬送の妨げとな
らないように、昇降装置(図示せず)により下方に退避
しており、ウェハ40がチャック31上、に保持された
後に第1図の位置まで上昇する。
次いで、チャック31上に保持されたウェハ40の中心
部に、レジスト滴下ノズル39からレジストを滴下する
。このレジストは、前述したように図示しないレジスト
容器からパイプを通って先ず温度調節器41に供給され
る。そして、温度調節器41に恒温槽から所定温度に設
定された恒温水をパイプ42、43を通って循環させる
ことにより、レジスト滴下ノズル39を通流してウェハ
40上に滴下されるレジストを例えば24℃の一定温度
に調節する。この場合、1回に温度調節可能なレジスト
量は、1つのウェハのレジスト量を例えば3ccとする
と、例えばその3倍程度の10ccである。
なお、温度調節器41内のレジストの通路を蛇管状又は
螺旋状にすることにより、−度に温度調節できるレジス
ト量を増加させて・温度調節を高効率で行なうことがで
きる。
このように温度調節されたレジストをノズル39からウ
ェハ40の表面に、例えば3cc滴下し、モータ32に
よりウェハ40を例えば50000rpm/ seeで
加速させ、回転数例えば4000rpmで高速回転させ
て、滴下されたレジストを拡散させる。その後、ウェハ
40を更に回転させ、拡散されたレジストを乾燥させる
このような塗布処理の間、カップ34内は、予め設定さ
れたプログラムに従って、図示しない排気装置により排
気パイプ36を介して排気される。
ウェハ40の回転により飛散したレジストは、カップ3
4の周壁土部の傾斜部の内側部分に付着し、ウェハ40
の外側に落下する。すなわち、カップ34周壁の傾斜部
により、飛散したレジストがウェハ40に跳返ることが
防止される。飛散したレジストは、ドレインパイプ37
を通ってドレインボックス38に収容される。
このようなレジスト塗布処理中、カップ34内は上述の
ように、排気装置により排気されるので。
温度/湿度コントロール装置50で温度・湿度がコント
ロールされた垂直層流15が常にカップ34内に供給さ
れる。すなわち、ハウジング51の上部開口部52から
ファン54によりクリーンルームlOの垂直層流15を
ハウジング51内に強制的に取込み、これをダンパー5
5及びイオナイザー56を介して第1の熱交換器57に
供給して除湿する。その後、前述したように、湿度セン
サ67及び温度センサ76が検出した値に基づいて、コ
ントローラ66、75を動作させることにより、加湿器
65からの蒸気量及び第2の熱交換器69を通流する温
度調節水がコントロールされ、結果として垂直層流15
の温度及び湿度がコントロールされる。このように温度
及び湿度が所望の値にコントロールされた垂直層流15
は、フィルター78を通過してカップ34内に供給され
る。
従って、カップ34内は常に所望の雰囲気が維持される
こととなり、レジスト塗布の際にウェハ40周囲の温度
及び湿度変化によって生じる不都合が解消される。すな
わち、ウェハ40に塗布されるレジスト膜の厚みを所望
の値にすることができ、しかも、レジスト膜厚の均一性
が向上する。このため、歩留り及び生産性を著しく向上
させることができる。また、クリーンルーム内の温度又
は湿度が変動した場合でも、上述のように温度及び湿度
をコントロールすることにより、その影響を回避するこ
とができる。
更に、イオナイザー56及びフィルタ78により清浄化
された層流15がカップ34内に供給されるので、カッ
プ34を極めてクリーンな状態に保つことができ、半導
体ウェハ40の塵等による汚染を防止することができ、
歩留り及び生産性を一層向上させることができる。
更に、上記実施例においては、ファン54により強制的
に垂直層流15を取入れるので、カップ34からの排気
量と、カップ34内に供給される垂直層流15の流量と
をバランスさせることができる。従って、カップ34内
での気流の乱れを防止することができ、飛散したレジス
トがウェハ40に付着するおそれを極めて少なくするこ
とができ・る。排気パイプ36にバタフライ状のダンパ
を設置し、このダンパを回転させて排気パイプ36の排
気面積を変化させ、排気量を制御することもできる。こ
の場合には、カップ34内の気流の乱れを一層小さくす
ることができる。ダンパの回転は、ロータリシリンダ等
のロータリアクチュエータで行なうことができる。ダン
パは目的に応じて、排気の可否を自動的に選択するオー
トダンパ、排気変動による影響を防止するためのりニア
ダンパ、排気量を多段階に変更可能なシーケンシャルダ
ンパ等を用いることができ、これらを組合わせて使用す
ることもできる。
このようにしてウェハ40に対するレジスト塗布動作が
終了した後、前述の図示しない搬送機構によりウェハ4
0を塗布装置30から装置外へ搬送し、一連の処理が終
了する。
次に、 この発明を第4図に示す塗布装置100に適用
した実施例について説明する。この塗布装置100は半
導体ウェハの搬送から一連の塗布に関する処理を全て行
なうことができる装置であり、基台101と、夫々基台
101に設けられた予備加熱機構103、冷却機構10
4.第1の加熱機構105、第2の加熱機構106、第
1の塗布機構107.及び第2の塗布機構108とを備
えている。また、基台101の中央部には、矢印Y方向
(横方向)に延長する通路102が設けられており、そ
の一方の側に予備加熱機構103、冷却機構104、第
1の加熱機構105、及び第2の加熱機構106が設け
られており、他方の側に第1の塗布機構107、及び第
2の塗布機+R108が設けられている。なお、第4図
では予備加熱機構103と冷却機構104とが並列に記
載されているが、実際には冷却機構104は予備加熱機
構103の下に設けられている。
通路102には、その中を移動するウェハ搬送装置11
0が設けられている。この搬送袋r11110は、本体
111及び2つのウェハ吸着保持用ピンセット112゜
113を有している。本体111は通路102をY方向
に移動可能であり、ピンセット112.113は、Y方
向(横方向)、X方向(縦方向)、Z方向(垂直方向)
、及びθ方向(回転移動)に、夫々独立して移動するこ
とが可能となっている。そして、これらピンセット11
2.113により前記各処理機構(103〜108)の
うち任意の機構に対するウェハWの搬出・搬入、及び後
述するウェハ搬出・搬入機構からのウェハWの授受を行
なう。
基台101の側方には、ウェハ搬出搬入機構120が設
けられている。 この搬出搬入機構120には、処理前
の、ウェハWBを収容したウェハカセット122゜及び
処理後のウェハWFを収容するウェハカセット123が
設けられている。また、搬出搬入機構120はウェハW
を吸着保持し、x、y方向に移動が可能なピンセット1
21を備えており、 このピンセット121により処理
前のウェハをカセット122から取出し、 また処理済
みのウェハを搬送装置110のピンセットから受取る。
通路102と搬出搬入機構120とのインターフェイス
において、搬送装置110のピンセット112.113
とピンセット121 との間でウェハWの受渡しができ
るようになっている。
第1及び第2の塗布機構107.108は、前述の塗布
装置30と同様の構造を有しており、ウェハWに例えば
レジストを実際に塗布するものである。
このような塗布装置100を垂直層流の存在下。
例えばダウンフローを有するクリーンルーム内に設置し
、この装置の上方に前述した温度/湿度コントロール装
置50と同様の装置を設置する。この場合に、温度及び
湿度がコントロールされた層流は、必ずしも塗布装置1
00の全面に供給される必要はなく、少なくとも第1及
び第2の塗布機構107、108に設置されたウェハに
垂直に供給されるようにすればよい。
このような塗布装置100によれば、予備加熱−冷却−
プリベーク−レジスト等の塗布処理−ボストベークとい
った、一連の塗布動作を行なうことができ、しかも、工
程の順序等を任意に設定することができる。また、2つ
のピンセット112.113を独立に動作させることが
でき、しかも熱処理機構及び塗布機構が夫々2つ設けら
れているので。
複数のウェハを同時に処理することができ、極めて迅速
な塗布処理を行なうことができる。
以上説明したように、これら実施例によれば。
塗布装置にセットされたウェハ等の被処理体に、温度/
湿度コントロール装置により温度及び湿度がコントロー
ルされた垂直層流が常に供給されるので、被処理体雰囲
気の温度及び湿度が変動することによる塗布処理への悪
影響を防止することができ、しかも被処理体の清浄度を
著しく向上させることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されることなく、種
々変形することが可能である。例えば。
温度/湿度コントロール装置において、熱交換器及び超
音波を用いた加湿器により温度及び湿度をコントロール
したが、これに限らず温度・湿度をコントロールできる
ものであればどのようなものであってもよい。例えば、
熱交換はペルチェ素子等を用いることもでき、加湿はバ
ブリング等により行なってもよい。
また、上記実施例における塗布装置は、半導体ウェハの
レジスト塗布を行なうものであるが、これに限らすウェ
ハ表面のパターン露光されたレジスト膜を現像する場合
の塗布処理に適用することもできる。要するに、スピン
法によって被処理体をレジスト処理する装置であればこ
の発明を適用することができる。なお、前述の塗布装置
100において、第2の塗布機構108を基本的に塗布
装置30と同様の構造を有する現像機構に適用し、通路
102の右端において露光装置との間でウェハの授受を
できるようにすることにより、レジスト塗布から現像ま
での一連の動作が可能な塗布装置を得ることができ、こ
の発明はこのような装置にも適用することができる。
更に、被処理体としてウェハを用いた場合について示し
たが、これに限らずマスク等地のものに塗布材を塗布す
るものであってもよい。
以上述べたように、この実施例によれば、カップ内で被
処理体を回転してレジスト処理を行なうのに、カップ上
側より垂直層流を入れることによりカップ内の被処理体
のクリーン度を向上することができ、このカップ内に充
満させる垂直層流の温度及び湿度をカップの上方に設け
た部屋でコントロールするので、カップ内の被処理体を
レジスト及び現像液で処理する場合のカップ内雰囲気温
湿度による影響を防止でき、このことにより所望のレジ
スト膜厚や現像パターンを得られ、膜厚や現像の不均一
の発生も防止できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、クリーン度を保っ
た状態で、所望の処理及び処理の均一性が得られ、歩留
り及び生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を説明するための塗布設
備の構成図、第2図は第1図の塗布装置の説明図、第3
図は第2図の温湿度コントロール装置の説明図、第4図
は本発明装置の他の実施例を説明するための塗布装置の
構成図、第5図は従来の塗布装置の説明図である。 15・・・垂直層流    30・・・塗布装置40・
・・ウェハ 50・・・温度/湿度コントロール装置5
7・・・第1の熱交換器 65・・・加湿器69・・・
第2の熱交換器 特許出願人 東京エレクトロン株式会社第1図 第3図 七 第2図 爲

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 垂直層流を流入させる入口を有するカップ内で被処理体
    を回転して処理するレジスト処理装置において、上記カ
    ップ内に流入させる垂直層流の温度及び湿度をコントロ
    ールする手段を設けたことを特徴とするレジスト処理装
    置。
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