JPH02111317A - 全自動炊飯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は貯蔵された米を計量及び洗米して炊飯する一
連の仕事を自動的に行う全自動炊飯装置に関するもので
ある。

［従来の技術］ 第７図は例えば特開昭８２−１０６７２０号公報に示さ
れた従来の全自動炊飯装置を示す全体構成図である。

図中、（１）は本体、（２）は本体（１）内の上部に配
設された米貯蔵室、（３）は、米貯蔵室（２）の下部に
設けられた米計量装置、（４）は米計量装置（３）の下
方に傾斜配置され米を落とすシュート、（５）は本体（
１）内の上部に配設された水量制御装置、（６）はシュ
ート（４）及び水量制御装置（５）の下部に配設された
洗米装置、（７）は洗米装置（６）の下部に設けられた
搬送装置である。

米貯蔵室（２）はホッパ状に形成されその底部は開口し
ている。米貯蔵室（２）の底部には米計量装置（３）を
構成するケーシング（３ａ）が一体に形成されると共に
、ケーシング（３ａ）内にはマス（３ｂ）が回転可能に
収納され、マス（３ｂ）は上下開放の円筒状体の内部を
放射状に伸長する十字の仕切り壁で仕切られて４室に分
割され、１／４回転ごとに規定容量の米を計量する。マ
ス（３ｂ）はその外周に接触する円板（３ｃ）を介して
モータ（３ｄ）によって回転される。ケーシング（３ａ
）の底部にはマス（３ｂ）の−室の開口形状とほぼ同形
状の米投下口が形成され、米貯蔵室（２）からマス（３
ｂ）の−室に投入された米は、マス（３ｂ）の回転によ
ってその一室がケーシング（３ａ）の米投下口と合致し
たとき、この米投下口を介して下方に落下する。水量制
御装置（５）は、適当な水源に制御弁（５ａ）を介して
、接続された給水管（５ｂ）に結合された受水タンク（
５ｃ）を有し、受水タンク（５ｃ）の底部には給水パイ
プ（５ｄ）が接続され、給水パイプ（５ｄ）にはこれを
流れる水量を制御する制御弁（５ｅ）が設けられている
。洗米装置（６）は上下が開放した円筒状の洗米容器（
６ａ）を有し、洗米容器（６ａ）内にはかくはん捧（６
ｂ）が配置され、その上端はモータ（６ｃ）の回転軸に
連結されている。

洗米容器（６ａ）の底部開口は底抜（６ｄ）によって開
閉自在になっており、底板（６ｄ）の開閉は搬送装置（
７）に連動している。搬送装置（７）は、とい状の搬送
体（７ａ）を有し、搬送体（７ａ）はそのほぼ中間部が
洗米容器（６ａ）の直下に位置するように配置され、こ
の中間部を支点としてシーソー運動（揺動）するように
駆動装置（図示しない）に取り付けられている。

底抜（６ｄ）は容器（６ａ）の底部開口の外側部に柩着
され、ばね力により常に開く方向、すなわち下方へ押圧
されている。（８ａ）　（８ｂ）は搬送体（７ａ）の下
方に設けられた検出スイッチで、検出スイッチ（８ａ）
は搬送体（７ａ）が開いていることを検出し、検出スイ
ッチ（８ｂ）は閉じていることを検出する。（９）は本
体（１）内の最下部に設けられた排水受けで、搬送体（
７ａ）がその右端（７ｂ）を下にするように揺動すると
き、この右端（７ｂ）から流下する水を受けて本体（１
）外に排出する。（１０）は炊飯器で、搬送体（７ａ）
がその左端（７ｃ）を下にするように揺動したとき、こ
の左端から流下する米と水を受は得る位置に配置されて
いる。この炊飯器（１０）のふた（１１）は流下する米
と水が炊飯器（１０）内に入るように開かれている。そ
の際、ふた（１１）の上面に形成された取っ手（ｌｌａ
）が、本体（１）内に固定されたふた保持装置（１２）
により保持され、ふた（１１）を中開き、すなわち９０
度以下の角度で開いた状態に保持される。

（１３）はマイクロコンピュータ（以下マイコンという
）で構成され、モータ（３ｄ）　（６ｃ）、制御弁（５
ｅ）及びふた保持装置（１２）を制御する制御装置、（
１４）は本体（１）の上部に設置され制御装置（１３）
に接続された制御表示板で、米計量までの制御を行わせ
る米計量スイッチ（１，４ａ　）、炊飯までの制御を行
わせる炊飯スイッチ（１４ｂ）及び洗米までの制御を行
わせる洗米スイッチ（１４ｃ）等の選択スイッチが設け
られている。

次に、上記装置の動作を説明する。

まず、米貯蔵室（２）に米を投入しく投入していない場
合）１次に炊飯器（１０）のふた（１１）を開いて、ふ
た保持装置（１２）により中開き状態に保持し、制御装
置（１３）の炊飯量調整部及び炊飯時刻調整部をセット
する。そして、選択スイッチ（１４ａ）〜（１４ｃ）を
選択し、どこまでの動作を行わせるかを選択する。今、
炊飯スイッチ（１４ｂ）を選択すると、制御装置（１３
）はふた（１１）が開いているかどうかを判断し、ふた
（１１）が保持されていれば、タイマセットされた動作
開始時刻まで待機状態に入る。そして、タイマセットさ
れた動作開始時刻になると、搬送体（７ａ）が排水側（
第７図の２点鎖線側）に揺動される。これにより洗米容
器（６ａ）の底部開口が搬送体（７ａ）と連動する底板
（６ｄ）によって閉塞される。

次に、計量装置（３）のマス（３ｂ）が炊飯量セットに
基づいて所定回転数だけ回転され、これにより計量され
た米がシュート（４）を介して洗米容器（６ａ）内に投
入される。その後、制御弁（５ｅ）が作動して容器（６
ａ）内に給水され、同時にかくはん捧（６ｂ）が回転さ
れて洗米される。その際、洗米容器（６ａ）の底部開口
と底抜（６ｄ）との密閉性を完全なものとはせず、多少
水が漏出するようにしである。その結果、洗米された汚
水は、順次搬送体（７ａ）を通って排水受け（９）から
本体（１）外へ排水される。このような洗米は、汚水測
度が所定値以下になるか、又は所定時間経過するまで繰
返し行われ、最終の洗米後は電磁弁（５ｅ）は閉じられ
、排水が完了するまで動作を停止する。その後、搬送体
（７ａ）は揺動して左側（７ｃ）を下側にし、洗米容器
（６ａ）の底部は開放される。そして、制御弁（５ｅ）
は所定時間だけ開かれ、容器（６ａ）内に給水し、容器
（６ａ）及び搬送体（７ａ）に付着した米を洗い落しつ
つ炊飯器（１０）内に米及びこれに対応した景の水が仕
込まれる。次に、搬送体（７ａ）は再び排水側に揺動さ
れ、所定時間だけ給水して、後洗浄が行われる。搬送体
（７ａ）の位置は検出スイッチ（８ａ）　（８ｂ）によ
って検出され、制御装置（１３）により正確に制御され
る。後洗浄と同時にふた保持装置（１２）は作動して、
ふた（１１）の保持が解除され、ふた（１１）は自重に
より閉じられる。

一方、炊飯器（１０）内の米は山のように盛り上がった
状態であり、炊飯器（ｌＯ）の下部に設けられた振動台
（図示しない）によって、炊飯器（１０）に水平振動が
与えられ、炊飯器（ｌＯ）内の米は平均的に配置される
。その後、米を所定時間水に浸すために待機時間がとら
れ、炊飯器（１０）に電源が供給され、炊飯が終了すれ
ば保温動作に入る６ 以上が炊飯スイッチ（１４ｂ）を選択した場合であるが
、米計量スイッチ（１４ａ）を選択した場合には、搬送
体（７ａ）は最初からから炊飯器（１０）側に揺動され
て、上述のように米の計量が行われ、計量された米は洗
米容器（６ａ）を通過し、搬送体（７ａ）を介して炊飯
器（ｌＯ）内に収納され、ふた（１１）が閉じられる。

また、洗米スイッチ（１４ｃ）を選択した場合には、炊
飯器（ｌＯ）への電源供給の前までの工程が、炊飯スイ
ッチ（１４ｂ）を選択した場合に準じて行われる。

［発明が解決しようとする課１１］ 上記のような従来の全自動炊飯装置では、米計量スイッ
チ（１４ａ）、炊飯スイッチ（１４ｂ）及び洗米スイッ
チ（１４ｃ）のいずれかを選択すれば、タイマセットさ
れた動作開始時刻まで待機してから動作を開始し、以後
は動作終了まで自動的に進行するため、使用者の必要に
応じて開始させ、また動作を停止させることはできない
という問題点がある。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、使用者の必要に応じて動作の開始及び停止ができ、使
い勝手を良くすることが全自動炊飯装置を提供すること
を目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る全自動炊飯装置は、運転モードスイッチ
と、スタートスイッチと、ストップスイッチとを設け、
運転モードスイッチが自動運転モードに設定されるとタ
イマ回路の出力に応じて起動指令を発生し、手動運転モ
ードに切り換えられるとスタートスイッチの操作により
起動指令を発生し、ストップスイッチの操作により停止
指令を発生するようにしたものである。

［作　用］ この発明においては、運転モードスイッチと、スタート
スイッチと、ストップスイッチとを設けたため、ｉ転モ
ードスイッチを自動運転モードに切り換えてスタートス
イッチを操作すれば直ちに運転が開始される。

［実施例］ 第１図〜第６図はこの発明の一実施例を示す図で、第１
図は要部ブロック図、第２図は制御表示板の正面図、第
３図は要部回路図、第４図〜第６図は運転モード制御手
段の動作を示すフローチャートであり、従来装置と同様
の部分は同一符号で示す。なお、第７図はこの実施例に
も共用される。

第１図中、（２１）は自動運転モードと手動運転モード
を切り換える運転モードスイッチ、（２２）は手動運転
モード時使用されるスタートスイッチ、（２３）は同じ
くストップスイッチ、（２４）は設定された動作開始時
刻が到来すると出力を発するタイマ回路、（２５）は、
運転モードスイッチ（２１）で自動運転モードに設定さ
れると、タイマ回路（２４）の出力に応じて炊飯制御手
段（２６）に起動指令を発し、手動運転モードに切り換
えられると、スタートスイッチ（２２）の出力により上
記起動指令を発しストップスイッチ（２３）の出力によ
り炊飯制御手段（２６）に停止指令を発する運転モード
制御手段である。なお、炊飯制御手段（２６）は既述の
ように米の計量から炊飯及び保温に至る一連の動作を制
御する手段の総称である。

第２図中、（３１）は制御装置（１３）に電源を供給す
る入スイッチ、　（３２）は同じく遮断する切スィッチ
、（３４）は現在時刻モード設定用の現在スイッチ、（
３５）はタイマ時刻モード設定用のタイマスイッチ、（
３６）はセットスイッチ、（３７）　（３ｇ）はそれぞ
れ時及び分訂正用の時スイッチ及び分スィッチ、（３９
）は時刻を表示する時刻表示器、（４０）はタイマセッ
ト表示灯、（４１）は制御装置（１３）の電源表示灯で
ある。

第３図中、（４５）はキープリレーで、第１及び第２コ
イル（４５Ａ）　（４５Ｂ）と接点（４５Ｃ）からなり
、第１コイル（４５Ａ）が付勢されると接点（４５Ｃ）
は接点Ａに接触し、第１コイル（４５Ａ）が消勢されて
も上記接触を保持し、第２コイル（４５Ｂ）が付勢され
ると接点（４５Ｃ）は接点Ｂに接触する。（４６）は交
流電源に接続される電源プラグ、　（４７）は炊飯器（
ｉｏ）のコードのプラグが挿入される炊飯用コンセント
、　（４８）は炊飯用コンセント（４７）の回路に挿入
された常閉接点を有するリレー、（４９）は停電時は電
池（５０）から電源が供給され操作部（３５）〜（３８
）で設定された炊飯開始時刻が到来すると出力を発する
タイマ回路、（５１）は各スイッチ（２１）〜（２３）
、（３２）及びタイマ回路（４９）の出力を制御装置（
１３）に伝送する入力装置、（５２）は制御装置（１３
）の出力をモータ（３ｄ）（６ｃ）、制御弁（５ｅ）、
ふた保持装置（１２）、米ならし用の振動台駆動用のモ
ータ（５３）及び電源表示灯（４１）に送出する出力装
置である。

次に、この実施例の動作を第４図〜第６図を参照して説
明する。このフローチャートのプログラムは、制御装置
（１３）を構成するマイコンのメモリ（図示しない）に
格納されている。

ステップ（６１）で米貯蔵室（２）に米を投入し、ステ
ップ（６２）で炊飯器（１０）のふた（１１）を半開き
にしてふた保持装置（１２）に保持させ、ステップ（６
３）で炊飯器用コンセント（４７）に炊飯器（１０）の
プラグ（図示しない）を挿入する。このとき、ふた（１
１）は閉じていないので、炊飯器（ｌＯ）には通電され
ない。

ステップ（６４）で現在時刻及びタイマをセットする。

すなわち、現在スイッチ（３４）、時スイッチ（３７）
及び分スィッチ（３８）により現在時刻をセットすると
、その時刻が時刻表示器（３９）に表示される。次に、
タイマスイッチ（３５）、時スイッチ（３７）及び分ス
ィッチ（３８）を操作して、セットスイッチ（３６）を
操作すると、炊飯時刻がセットされ、タイマセット表示
灯（４０）が点灯する。ステップ（６５）で運転モード
スイッチ（２１）で運転モードを選択する。そして、ス
テップ（６６）で入スイッチ（３１）をオンにすると、
キープリレー（４５）の第１コイル（４５Ａ）は付勢さ
れ、接点（４５Ｇ）は接点Ａに接触し、制御装置（１３
）には電源が供給され、ステップ（６７）で電源表示灯
（４１）は点灯する。これで、装置は運転状態となる６
次に、ステップ（６８）で切スィッチ（３２）がオンに
なっているかを判断し、オンになっていれば、ステップ
（６９）でキープリレー（４５）の第２のコイル（４５
Ｂ）が付勢され、接点（４５Ｃ）は接点Ｂに切り換えら
れ、制御装置（１３）への電源は遮断され、同時に電源
表示灯（４１）は消灯する。切スィッチ（３２）がオフ
になっていれば、ステップ（７０）でリレー（４８）が
付勢されて接点は開放し、炊飯器（１０）は電源から切
り放される。そして、ステップ（７１）で初期状態がチ
エツクされる。初期状態のチエツクとは、米の残量が所
定量以上か、炊飯器（ｌＯ）のプラグが炊飯用コンセン
ト（４７）に挿入されているか、炊飯器（１０）のふた
（１１）が開いているか等である。ステップ（７２）で
上記チエツク結果が満足されたかを判断し、異常であれ
ばステップ（７３）でステップ（６９）と同様の処理を
行い、制御装置（１３）への電源は遮断される。

異常がなければ、ステップ（７４）〜（８０）からなる
運転モード制御動作が実行さ才りる。まず、ステップ（
７４）で手動モードであるかを判断する。今、自動運転
モードに設定されているとすると、ステップ（７５）へ
進み、タイマ回路（４９）がオンになっているかを判断
し、オンになっていなければ、ステップ（６７）へ戻り
、上記ステップを繰り返してタイマ回路（４９）がオン
になるまで待機する。タイマ回路（４９）がオンになれ
ば、ステップ（７６）でＦＬＡＧｌがオンになる。

ステップ（８１）ではＦＬＡＧ　１がオンになっている
かを判断し、オフであればオンになるのを待つ。ＦＬＡ
ＧＩがオンになれば、ステップ（８２）〜（８６）で出
力装置（５２）を介してモータ（３ｄ）　（６ｃ）　（
５３）、制御弁（５ｅ）及びふた保持装置Ｉ（１２）に
順次信号を送出し。

既述のように米を計量及び洗米し、この米と炊飯水とを
炊飯器（１０）に投入し、ふた（１１）を閉め、炊飯器
（１０）を揺動させて米をならす。

ステップ（８７）でリレー（４８）は消勢されて接点は
閉成し、炊飯器（１０）に電源が供給されて炊飯する。

ステップ（８８）で炊飯が終了すると、ステップ（８９
）でステップ（６９）と同様の処理を行い、制御装置（
１３）への電源は遮断される。しかし、リレー（４８）
は消勢が保持され、炊飯器（ｌＯ）への電源供給は継続
し、ステップ（９０）で保温動作に入る。

次に、ステップ（６５）で手動運転モードに設定される
と、ステップ（７４）からステップ（７７）へ進み。

スタートスイッチ（２２）がオンになっているかを判断
する。オンになっていなければ、ステップ（７８）でス
トップスイッチ（２３）がオンになっているかを判断し
、オンになっていなければ、ステップ（６７）へ戻り、
スタートスイッチ（２２）がオンになるまで待機する。

スタートスイッチ（２２）がオンになれば。

ステップ（７９）でＦＬＡＧ　１はオンとなり、ステッ
プ（８１）〜（９０）が実行される。

ステップ（８１）〜（９０）の実行中、ストップスイッ
チ（２３）がオンになると、ステップ（８０）でＦＬＡ
Ｇ　ｌはオフとなる。各行程ではこのＦＬＡＧ　１の状
態をチエツクしており、各行程の運転制御をしている。

　ＦＬＡＧＩがオフし、行程が一時停止した状態で、再
度スタートスイッチ（２２）がオンになると、ステップ
（７９）でＦＬＡＧ　ｌはオンになり１行程が継続して
進行する。

〔発明の効果〕

以上説明したとおりこの発明では、運転モードスイッチ
と、スタートスイッチと、ストップスイッチとを設け、
運転モードスイッチが自動運転モードに設定されるとタ
イマ回路の出力に応じて起動指令を発生し、手動運転モ
ードに切り換えられるとスタートスイッチの操作により
起動指令を発生し、ストップスイッチの操作により停止
指令を発生するようにしたので、使用者の必要に応じて
動作の開始及び停止ができ、使い勝手を優れたものにす
ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１＠〜第６＠はこの発明による全自動炊飯装置の一実
施例を示す図で、第１図は要部ブロック図、第２図は制
御表示板の正面図、第３図は要部回路図、第４図〜第６
図は運転モード制御手段の動作を示すフローチャート、
第７図は従来の全自動炊飯装置を示す全体構成図である
。 図中、（１）は本体、（２）は米貯蔵室、（３）は米計
量装置、（５）は水量制御装置、（６）は洗米装置、（
１０）は炊飯器、　（１３）は制御装置、（２１）は運
転モードスイッチ、　（２２）はスタートスイッチ、（
２３）はストップスイッチ、（２４）はタイマ回路、（
２５）は運転モード制御手段、（２６）は炊飯制御手段
である。 なお１図中同一性号は同一部分を示す。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 起動指令の発生後タイマ回路に設定された時刻が到来す
   ると、本体内に貯蔵された米を計量及び洗米し、これを
   炊飯器に投入して炊飯し、停止指令が発生すると上記動
   作を停止するように運転される装置において、自動運転
   モードと手動運転モードとを切り換える運転モードスイ
   ッチと、スタートスイッチと、ストップスイッチとを設
   け、上記運転モードスイッチが上記自動運転モードに設
   定されているときは上記タイマ回路が出力を発すると上
   記起動指令を発生し、上記手動運転モードに切り換えら
   れると上記スタートスイッチの操作により上記起動指令
   を発生し上記ストップスイッチの操作により上記停止指
   令を発生する運転モード制御手段を備えたことを特徴と
   する全自動炊飯装置。