JPH0211021Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211021Y2 JPH0211021Y2 JP3172683U JP3172683U JPH0211021Y2 JP H0211021 Y2 JPH0211021 Y2 JP H0211021Y2 JP 3172683 U JP3172683 U JP 3172683U JP 3172683 U JP3172683 U JP 3172683U JP H0211021 Y2 JPH0211021 Y2 JP H0211021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- flange
- shaped
- bent
- inverted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 3
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 230000002087 whitening effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、本体ボデーによりタンクを保持する
構成をなした洗濯機に関するものである。
構成をなした洗濯機に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来この種の洗濯機にあつては、第1図に示す
ように、ボデーaの上部フランジbでタンクcを
受けているのが一般的であり、詳細は第2図に示
すようにタンク上部フランジdの裏面に設けたリ
ブeをボデーaの上部端面fに当てる構成により
タンクcを保持していた。そのため、搬送時の衝
撃等により、タンクcへ大きな荷重が働いた場
合、ボデーaの上部端面fがリブeへくい込み、
白化し、クラツクがはいり、最後にタンク上部フ
ランジ部dが割れるという状態が発生していた。
特に、寒冷地においては前記問題の発生は顕著で
あつた。
ように、ボデーaの上部フランジbでタンクcを
受けているのが一般的であり、詳細は第2図に示
すようにタンク上部フランジdの裏面に設けたリ
ブeをボデーaの上部端面fに当てる構成により
タンクcを保持していた。そのため、搬送時の衝
撃等により、タンクcへ大きな荷重が働いた場
合、ボデーaの上部端面fがリブeへくい込み、
白化し、クラツクがはいり、最後にタンク上部フ
ランジ部dが割れるという状態が発生していた。
特に、寒冷地においては前記問題の発生は顕著で
あつた。
また、コストダウン等により、ボデーaの板厚
を薄くしてゆくと、梱包状態で製品を積み上げた
り、梱包上に人が乗つたりして過荷重が加わつた
場合ボデーの上部端面fがリブeにくい込んだ
り、ボデーの上部端面fが変形したりして従来の
構成では、板厚を薄くすることは困難であつた。
を薄くしてゆくと、梱包状態で製品を積み上げた
り、梱包上に人が乗つたりして過荷重が加わつた
場合ボデーの上部端面fがリブeにくい込んだ
り、ボデーの上部端面fが変形したりして従来の
構成では、板厚を薄くすることは困難であつた。
一方上記問題を解決するために、第3図、第4
図に示すように、ボデーaの上部フランジb′を全
周にわたり外方に開口したコ字状または、内方に
開口したコ字状に曲げる形状が提案されたが、両
者とも、強度的には有効であるがタンクの逆U字
状の上部フランジdに挿入するときに、第2図の
ような段部一段で立上がり部を有するフランジに
比べ上部の水平面巾Aと上部フランジの挿入巾B
とのすきまB−Aがせまくなり、挿入しにくく、
上部フランジb′の挿入巾Bを広くしなければなら
ないという欠点を有していた。
図に示すように、ボデーaの上部フランジb′を全
周にわたり外方に開口したコ字状または、内方に
開口したコ字状に曲げる形状が提案されたが、両
者とも、強度的には有効であるがタンクの逆U字
状の上部フランジdに挿入するときに、第2図の
ような段部一段で立上がり部を有するフランジに
比べ上部の水平面巾Aと上部フランジの挿入巾B
とのすきまB−Aがせまくなり、挿入しにくく、
上部フランジb′の挿入巾Bを広くしなければなら
ないという欠点を有していた。
考案の目的
本考案はボデー上部フランジ形状を前面、側
面、後面で変えることにより、タンクの挿入を容
易にすると同時に、タンクの割れ防止、ボデーの
強度アツプを図ることを目的とする。
面、後面で変えることにより、タンクの挿入を容
易にすると同時に、タンクの割れ防止、ボデーの
強度アツプを図ることを目的とする。
考案の構成
上記目的を達成するために本考案は、ボデー上
部フランジを前面は内方へ開口するコ字状に曲
げ、タンク上部の逆U字状フランジの頂部に当接
させ、側面は外方へ開口するコ字状に曲げ、タン
ク上部の逆U字状フランジの裏面リブに当接させ
るとともに、後面は局部的に外方へ開口するコ字
曲げ部を設け、前記曲げ部の水平面にタンク上部
の逆U字状フランジの裏面リブを当接させる構成
とし、リブへのボデー端面のくい込み、それによ
るタンクの割れを防止するとともに、コ字状曲げ
の形成によりボデーの強度アツプ、ボデーの上部
フランジの曲げ形状の違いによる挿入しやすさを
実現させるものである。
部フランジを前面は内方へ開口するコ字状に曲
げ、タンク上部の逆U字状フランジの頂部に当接
させ、側面は外方へ開口するコ字状に曲げ、タン
ク上部の逆U字状フランジの裏面リブに当接させ
るとともに、後面は局部的に外方へ開口するコ字
曲げ部を設け、前記曲げ部の水平面にタンク上部
の逆U字状フランジの裏面リブを当接させる構成
とし、リブへのボデー端面のくい込み、それによ
るタンクの割れを防止するとともに、コ字状曲げ
の形成によりボデーの強度アツプ、ボデーの上部
フランジの曲げ形状の違いによる挿入しやすさを
実現させるものである。
実施例の説明
以下、添付した第5図〜第9図に基き、本考案
の実施例について説明する。図において1は本体
ボデーであり、上部前面には、内方へ開口したコ
字状の曲がり部1−aを有し、両側面には外方へ
開口したコ字状の曲がり部1−bを有し、後面
は、内方へ曲げ、次いで上方に立ち上がらせたフ
ランジ部1−cの数ケ所を立上り部をさらに外方
に曲げ、断面形状外方へ開口したコ字状にしたリ
ブ当て部1−dを有している。3は洗濯槽4と内
部に脱水かご5を内装する脱水槽6より構成され
たタンクであり、上部フランジの前面以外の裏面
には複数個のリブ7を有しており、前記リブ7は
ボデー側面の上部フランジ1−b及び後面のリブ
当て部1−dに当接してタンク3全体をボデー1
により保持している。
の実施例について説明する。図において1は本体
ボデーであり、上部前面には、内方へ開口したコ
字状の曲がり部1−aを有し、両側面には外方へ
開口したコ字状の曲がり部1−bを有し、後面
は、内方へ曲げ、次いで上方に立ち上がらせたフ
ランジ部1−cの数ケ所を立上り部をさらに外方
に曲げ、断面形状外方へ開口したコ字状にしたリ
ブ当て部1−dを有している。3は洗濯槽4と内
部に脱水かご5を内装する脱水槽6より構成され
たタンクであり、上部フランジの前面以外の裏面
には複数個のリブ7を有しており、前記リブ7は
ボデー側面の上部フランジ1−b及び後面のリブ
当て部1−dに当接してタンク3全体をボデー1
により保持している。
8はタンク3の上面に接置され、内部にタイマ
ー、コツク切換装置等(図示せず)を内装したパ
ネルである。
ー、コツク切換装置等(図示せず)を内装したパ
ネルである。
上記構成において、動作を説明すると、タンク
3は、全てボデー1の上部に形成したフランジ部
1−a,1−b,1−dによつて支えられてい
る。つまり、水平面で荷重を支えていることにな
りボデー1のリブ7へのくい込みはない。したが
つて、タンク3に衝撃等が加わつた場合でも白化
しクラツクを生じてタンク3の割れを引き起こす
こともない。
3は、全てボデー1の上部に形成したフランジ部
1−a,1−b,1−dによつて支えられてい
る。つまり、水平面で荷重を支えていることにな
りボデー1のリブ7へのくい込みはない。したが
つて、タンク3に衝撃等が加わつた場合でも白化
しクラツクを生じてタンク3の割れを引き起こす
こともない。
さらに詳しく、前面、側面、後面について説明
する。まず前面においては、内方へ開口したコ字
形の曲げ部1−aをタンクの上部フランジ2の項
部裏面2−aと内方へ開口したコ字形の頂部水平
面とを当接させるため、平面と平面との接触とな
り、頂部2−aに傷がつくことはない。また内方
へ開口したコ字形の側面1−a−1と上部フラン
ジの前面部2−b部が対応するため、二点鎖線で
示した外方へ開口したコ字形曲げよりも、矢印X
方向の力が加わつた場合側面部1−a−1で支え
ることができ、上部フランジ前面部2−bが外力
によつて二点鎖線で示すように変形することがな
く、タンク3挿入後の状態においては、成形時の
内方へのヒケも上部フランジの側面1−a−1に
より矯正でき、ボデーの前面フランジ形状として
は最適である。
する。まず前面においては、内方へ開口したコ字
形の曲げ部1−aをタンクの上部フランジ2の項
部裏面2−aと内方へ開口したコ字形の頂部水平
面とを当接させるため、平面と平面との接触とな
り、頂部2−aに傷がつくことはない。また内方
へ開口したコ字形の側面1−a−1と上部フラン
ジの前面部2−b部が対応するため、二点鎖線で
示した外方へ開口したコ字形曲げよりも、矢印X
方向の力が加わつた場合側面部1−a−1で支え
ることができ、上部フランジ前面部2−bが外力
によつて二点鎖線で示すように変形することがな
く、タンク3挿入後の状態においては、成形時の
内方へのヒケも上部フランジの側面1−a−1に
より矯正でき、ボデーの前面フランジ形状として
は最適である。
また、側面においては、上部フランジ1−bは
コ字形の曲げであると同時に、上部水平巾Yと下
部水平巾ZはZ〉Yの関係にあり、タンク3挿入
時にはタンクの槽部テーパー部3−aに上部フラ
ンジ1−bの先端R部1−b−1が当たり、テー
パー部3−aをR部1−b−1で滑べらせて挿入
できるため、挿入がスムーズであるとともに、水
平部がZ〉Yの関係にあるため挿入はさらにスム
ーズである。
コ字形の曲げであると同時に、上部水平巾Yと下
部水平巾ZはZ〉Yの関係にあり、タンク3挿入
時にはタンクの槽部テーパー部3−aに上部フラ
ンジ1−bの先端R部1−b−1が当たり、テー
パー部3−aをR部1−b−1で滑べらせて挿入
できるため、挿入がスムーズであるとともに、水
平部がZ〉Yの関係にあるため挿入はさらにスム
ーズである。
さらに、後面においては、タンク3の挿入時、
フランジ立上り部1−Cを案内としてタンクフラ
ンジ2に挿入するため、多少前後方向にタンク3
がずれていても板厚巾以上のスキマがあればフラ
ンジ立上り部1−Cは確実にタンクフランジ2内
に挿入できる。
フランジ立上り部1−Cを案内としてタンクフラ
ンジ2に挿入するため、多少前後方向にタンク3
がずれていても板厚巾以上のスキマがあればフラ
ンジ立上り部1−Cは確実にタンクフランジ2内
に挿入できる。
考案の効果
以上のように本考案によれば、タンクフランジ
割れを防止できるとともに、ボデー自体の強度ア
ツプがはかれるため、より板厚の薄い材料でボデ
ーが製造できる。また、ボデーの上部フランジ形
状を変えることにより、挿入しやすく、外力に対
しても強いボデーが実現され、その実用的価値は
大である。
割れを防止できるとともに、ボデー自体の強度ア
ツプがはかれるため、より板厚の薄い材料でボデ
ーが製造できる。また、ボデーの上部フランジ形
状を変えることにより、挿入しやすく、外力に対
しても強いボデーが実現され、その実用的価値は
大である。
第1図は従来例の縦部分断面図、第2図は従来
例の拡大部分断面図、第3図は従来例の斜視図、
第4図イ、ロは従来例の拡大部分断面図、第5図
は本考案の一実施例の縦部分断面図、第6図は同
斜視図、第7図は同拡大部分断面図(前面)、第
8図は同拡大部分断面図(側面)、第9図は同拡
大部分斜視図(後面)である。 1……本体ボデー、1−a,1−b……コ字状
の曲がり部、1−C……フランジ部、1−d……
リブ当て部、3……タンク、4……洗濯槽、6…
…脱水槽、7……リブ、8……パネル。
例の拡大部分断面図、第3図は従来例の斜視図、
第4図イ、ロは従来例の拡大部分断面図、第5図
は本考案の一実施例の縦部分断面図、第6図は同
斜視図、第7図は同拡大部分断面図(前面)、第
8図は同拡大部分断面図(側面)、第9図は同拡
大部分斜視図(後面)である。 1……本体ボデー、1−a,1−b……コ字状
の曲がり部、1−C……フランジ部、1−d……
リブ当て部、3……タンク、4……洗濯槽、6…
…脱水槽、7……リブ、8……パネル。
Claims (1)
- ボデーの上部フランジを、前面は断面形状内方
に開口するコ字状に曲げるとともに、両側面は上
部水平面巾が下部水平面巾より小となるように断
面形状が外方に開口するコ字状に、コーナー部を
除き全体を曲げ、後面は局部的に複数箇所曲げ、
前面においては、タンクの上部の逆U字形フラン
ジの頂部裏面にボデー前面の内方に開口するコ字
状の上面水平部を当接させ、両側面は外方に開口
するコ字状の上部水平面とタンク上部の逆U字形
フランジの裏面に設けたリブを当接させ、後面は
局部的なコ字状の上部水平面とタンクの上部逆U
字形フランジ裏面に設けたリブを当接させるよう
にした洗濯機のボデー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3172683U JPS59136794U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 洗濯機のボデ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3172683U JPS59136794U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 洗濯機のボデ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59136794U JPS59136794U (ja) | 1984-09-12 |
JPH0211021Y2 true JPH0211021Y2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=30162569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3172683U Granted JPS59136794U (ja) | 1983-03-04 | 1983-03-04 | 洗濯機のボデ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59136794U (ja) |
-
1983
- 1983-03-04 JP JP3172683U patent/JPS59136794U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59136794U (ja) | 1984-09-12 |
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