JPH0331668Y2 - - Google Patents

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JPH0331668Y2
JPH0331668Y2 JP1987058112U JP5811287U JPH0331668Y2 JP H0331668 Y2 JPH0331668 Y2 JP H0331668Y2 JP 1987058112 U JP1987058112 U JP 1987058112U JP 5811287 U JP5811287 U JP 5811287U JP H0331668 Y2 JPH0331668 Y2 JP H0331668Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、全体を合成樹脂で成型した自転車用
かごに関する。
(従来の技術) 従来、合成樹脂製の自転車用かごは、フレーム
および網体からなり、金型を使用して射出成形手
段で全体を一体成型されたものであり、通常色調
が単色のものが一般的である(従来例1)。
一方、自転車用かごではないが、フレームと金
属線条を合成樹脂で被覆して編成した網体とを一
体的に融着させてなる合成樹脂製ざるが実公昭37
−26187号公報で知られている(従来例2)。
(考案が解決しようとする課題) 上記の従来例1は、フレームと網体の連結部分
は単に一体連結された構成であるので、該連結部
分の強度が小さく破損し易い。また全体を一体成
型するから、二色の組み合わせ配色、いわゆるツ
ートンカラーのかごはできなかつた。
一方、従来例2は、フレームと網体を単に一体
的に融着させたもので、ツートンカラーのかご
(ざる)が作れてもフレームと網体の連結部分の
強度が従来例1と同様に弱く、これを自転車用か
ごの製造に適用しても、用途的には問題がある。
本考案は、上記実情に鑑み、強度が大で且つ金
型の構成が簡単でツートンカラーの自転車用かご
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記問題点の具体的解決策として、本考案では
次の手段を講じた。
すなわち、本考案は、フレーム1とフレーム1
の周側と底部に配設された網体2からなる合成樹
脂製かごであつて、前記フレーム1は上・下の環
状枠体3,4を複数の縦枠体5,6…で接合一体
化されていると共に、フレーム1と網体2とが接
合される各接合端縁部3A,4A,5A,6A…
に多数の接合孔9,12,17,18…が設けら
れ、該接合孔9,12,17,18…内に前記網
体2の周縁材が嵌入状とされると共に周縁部2
6,27…が各枠体3,4,5,6…の周縁を包
被し且つその一部が掛合状に一体化されてなるこ
とを特徴とする。
(作用) フレーム1と網体2とが接合される各接合端縁
部3A,4A,5,6…に多数の接合孔9,1
2,17,18…内に前記網体2の周縁材が嵌入
状とされると共に、周縁部26,27…が各枠体
3,4,5,6…の周縁を包被し、且つその一部
が掛合状に一体化しているのでかご内部に重量物
が収容され且つ、自転車の走行によつて上下方向
の反復振動を受けて網体2に大きな力が作用して
もフレーム1と網体2が強固に結合されていて、
網体2が離脱若しくは折損しない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
図面は、合成樹脂製のツートンカラーかごを示
し、A色のフレーム1と、B色の網体2が一体的
に形成されたものである。
フレーム1は、略長円形の上・下の環状枠体
3,4と、この枠体3,4を接合する前後の縦枠
体5,6及び左右の縦枠体7,8とにより、一体
的に成形される。上枠体3は、下端内側に鍔状接
合端縁部3Aを有し、この鍔状接合端縁部3Aに
は多数の接合長孔9が上下方向に貫通状に設けら
れている。なお、上枠体3の後枠体6との接合部
分は、第4〜6図に示されているように、鍔状接
合端縁部3Aが厚肉とせられて、接合孔が設けら
れておらず、後側にリブ10が水平方向に突設さ
れ、このリブ10の左右両端部はさらに後方に突
出されてC形係合部11が形成されている。この
C形係合部11は自転車前ブレーキの1対のボー
デンワイヤを挿入係合させるためのものである。
下枠体4は、その内側に上下方向中間部分に位
置して鍔状接合端縁部4Aを有し、この接合端縁
部4Aには、多数の接合長孔12が上下方向に貫
通状に設けられ且つ各接合長孔12の間に位置し
て接合端縁部4A内周面に切欠凹部13が設けら
れている。
前の縦枠体5及び左右の縦枠体7,8は、同じ
形状寸法で、上側が下側よりも幅広とせられ、内
側中央に上下方向のリブ14,15,16を備
え、網体2が接合される端縁部5A,7A,8A
には上下方向の接合孔17,18,19が設けら
れている。この接合孔17,18,19は、第5
〜6図に示されているように、各縦枠体5,7,
8の内側が、それぞれ上方に垂直に延びる長溝2
0,21に連通されており、フレーム成形金型の
構成を簡略化することができると共に、網体2と
の接合を強固にすることができる。
後縦枠体6は、前・左右各縦枠体5,7,8よ
りも幅広とせられ、左右両接合端縁部6Aには接
合孔22が設けられ、上下部分には横方向の長孔
23が複数本等間隔で設けられると共に上部長孔
23の下側に上下方向の取付用長孔24が2条設
けられており、さらに、外側面には長孔23の左
右両側に位置してリブ25が設けられている。
網体2は、フレーム1の上下枠体3,4、各縦
枠体5,6,7,8間及び下枠体4に配設され、
網体2の上枠体3との接合周縁部26は、第8〜
9図に示されているように、鍔状接合端縁部3A
の接合孔9内に嵌入されると共に、接合孔9の周
縁及び鍔状接合端縁部3Aの上下面ならびに内側
面から包被し、上枠体3と一体化されている。こ
のさい鍔状接合端縁部3Aの上面は掛合状とされ
ている。また網体2の下枠体4との接合周縁部2
7及び網体底2Aと下枠体4との接合周縁部28
は第10〜11図に示されているように一体化さ
れ、鍔状接合端縁部4Aの接合孔12及び切欠凹
部13に嵌入されると共に、接合孔12の周縁及
び接合端縁部4Aの下面から内側面、上面を包被
し、更に下枠体4の上部内周面ならびに上面にわ
たつて包被し、且つ掛合状に下枠体4と一体的に
接合されている。
さらに、網体2の前後左右の縦枠体5,6,
7,8の各接合端縁部5A,6A,7A,8Aと
の接合周縁部29は、第12〜13図に示されて
いるように、各接合孔17,18,19,22及
び長溝20,21内に嵌入されると共に各接合端
縁部5A,6A,7A,8Aをそれぞれ包被し、
且つ一部が掛合状となつて網体2と各枠体5,
6,7,8とが一体化されている。また、底部網
体2Aには、中央前寄りに、網目をなくした部分
30には取付孔31が設けられている。
上記構成よりなるかごを製造する1例を説明す
ると、まず、A色のフレーム1を、あらかじめ専
用の成形金型により一体成形した後、かご全体の
成形金型内に嵌入しておき、B色の網体2を構成
する樹脂材料の溶融体を注入し、冷却・固化させ
る二段成形によつて、ツートンカラーのかごを一
体形成することができる。このようにして成形さ
れたかごは、接合部が強靭であるから、内部に
種々な物を入れても、接合部が外れたり損傷する
ことはない。なお、上記実施例はツートンカラー
のかごについて説明したが一色のものでも良いこ
とは勿論である。
また、上記実施例において、網体2は格子状と
しているが、蜂の巣状あるいは菱形等とすること
ができ、後縦枠体6は前縦枠体5等と同じ形状寸
法のものとし、上下の枠体3,4も円形・方形状
等とし、さらには、方形上下枠の各角隅に前後左
右の縦枠体を配置することができ、種々な形状・
用途の例えばツートンカラーかごを得ることがで
きる。
(考案の効果) 本考案にかかる合成樹脂製の自転車用かごは、
上記のように、色の異なるフレーム1と網体2を
二段成形によつて一体化すれば美麗なツートンカ
ラーのかごとすることができ、フレーム1と網体
2とは、フレーム1の各接合孔9,12,17…
とこれに嵌入された網体2の一部とにより強固に
接合されると共に、網体2の接合周縁部26,2
7…が、フレーム1の各接合端縁部3A,4A,
5A,6A…を包被し、かつその一部が掛合状に
一体化しているため、かご内に重量物が収容され
自転車の走行による上下振動を反復して受けても
両者の接合部分が損傷することなく極めて強靭で
あつて、長期の使用によく耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
全体斜視図、第2図は一部省略正面図、第3図は
底面図、第4図はフレームの平面図、第5図はフ
レームの一部縦破断背面図、第6図は第4図のA
−A線断面図、第7図は第5図のB−B線断面
図、第8〜9図は第2図のC−C線断面図で第8
図は接合孔のない部分をまた第9図は接合孔のあ
る部分を示し、第10〜11図は第2図のD−D
線断面図で第10図は切欠凹部のある部分をまた
第11図は接合孔のある部分を示し、第12図は
第2図のE−E線断面図、第13図は第1図のF
−F線断面図である。 1……フレーム、2……網体、3……上枠体、
3A,4A,5A,6A,7A,8A……接合端
縁部、4……下枠体、5……前縦枠体、6……後
縦枠体、7……左縦枠体、8……右縦枠、9,1
2,17,18,19,22……接合孔、26,
27,28,29……周縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム1とフレーム1の周側と底部に配設さ
    れた網体2からなる合成樹脂製かごであつて、前
    記フレーム1は上・下の環状枠体3,4を複数の
    縦枠体5,6…で接合一体化されていると共に、
    フレーム1と網体2とが接合される各接合端縁部
    3A,4A,5A,6A…に多数の接合孔9,1
    2,17,18…が設けられ、該接合孔9,1
    2,17,18…内に前記網体2の周縁材が嵌入
    状とされると共に周縁部26,27…が各枠体
    3,4,5,6…の周縁を包被し且つその一部が
    掛合状に一体化されてなることを特徴とする自転
    車用かご。
JP1987058112U 1987-04-15 1987-04-15 Expired JPH0331668Y2 (ja)

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JPS63164431U JPS63164431U (ja) 1988-10-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7628274B2 (en) 2004-12-28 2009-12-08 Prairie Dog Co., Ltd. Cake-shaped decorative accessory made of a towel in a cup

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JPS63164431U (ja) 1988-10-26

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