JPH042854Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH042854Y2 JPH042854Y2 JP8969986U JP8969986U JPH042854Y2 JP H042854 Y2 JPH042854 Y2 JP H042854Y2 JP 8969986 U JP8969986 U JP 8969986U JP 8969986 U JP8969986 U JP 8969986U JP H042854 Y2 JPH042854 Y2 JP H042854Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcement
- section
- molded
- closed cross
- welded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 30
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 8
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、一方および他方の部材により閉じ
断面部を有する成形部材のリインフオース挿着構
造に関するものである。
断面部を有する成形部材のリインフオース挿着構
造に関するものである。
従来、第6図に示すように、〓型断面形状の一
方の部材アツパメンバ1と平板状の他方の部材ロ
アメンバ2を点溶接により溶接接合して、閉じ断
面部3を有する成形部材メンバ4を形成するのが
一般的であるが、前記成形部材4を補強するた
め、前記一方の部材1の閉じ断面部3内にリイン
フオース5を溶接したのち、一方の部材1と前記
他方の部材2を点溶接により溶接接合している。
方の部材アツパメンバ1と平板状の他方の部材ロ
アメンバ2を点溶接により溶接接合して、閉じ断
面部3を有する成形部材メンバ4を形成するのが
一般的であるが、前記成形部材4を補強するた
め、前記一方の部材1の閉じ断面部3内にリイン
フオース5を溶接したのち、一方の部材1と前記
他方の部材2を点溶接により溶接接合している。
また、第7図は、実開昭60−97673号公報に開
示される「自動車の車体構造部材」であつて、
『二部材を最中状に接合して両部材間に空洞部が
形成された閉じ断面構造の自動車の車体構造部材
において、前記二部材のうちに少なくとも一方の
部材7には、対向する他方の部材8の内側面に向
けてほぼ直角に起立し、その内側面に近接した部
位で折り返してバルクヘツド9を一体に成形し、
このバルクヘツド9において前記地方の部材8の
内側面に近接している縁部に接合フランジ11を
形成するとともに、この接合フランジ11を、他
方の部材8の内側面に固着した』ものである。
示される「自動車の車体構造部材」であつて、
『二部材を最中状に接合して両部材間に空洞部が
形成された閉じ断面構造の自動車の車体構造部材
において、前記二部材のうちに少なくとも一方の
部材7には、対向する他方の部材8の内側面に向
けてほぼ直角に起立し、その内側面に近接した部
位で折り返してバルクヘツド9を一体に成形し、
このバルクヘツド9において前記地方の部材8の
内側面に近接している縁部に接合フランジ11を
形成するとともに、この接合フランジ11を、他
方の部材8の内側面に固着した』ものである。
しかし、第6図の場合、一方の部材アツパメン
バ1に溶接されているリインフオース5を他方の
部材ロアメンバ2に溶接できないため、成形部材
メンバ4に力が加わるとリインフオース5が変形
し易く、リインフオース5の補強の効果が減少す
る。
バ1に溶接されているリインフオース5を他方の
部材ロアメンバ2に溶接できないため、成形部材
メンバ4に力が加わるとリインフオース5が変形
し易く、リインフオース5の補強の効果が減少す
る。
そこで、このような問題点を解決するため、こ
の考案は、リインフオースの形状を工夫改良する
ことにより、成形部材の閉じ断面部内のリインフ
オースの補強効果を増大させることにある。
の考案は、リインフオースの形状を工夫改良する
ことにより、成形部材の閉じ断面部内のリインフ
オースの補強効果を増大させることにある。
そのため、この考案は上述の問題点を、成形部
材の閉じ断面部内に挿着するリインフオースを、
成形部材を形成する一方および他方の部材にそれ
ぞれ溶着することにより解決しようとするもので
ある。
材の閉じ断面部内に挿着するリインフオースを、
成形部材を形成する一方および他方の部材にそれ
ぞれ溶着することにより解決しようとするもので
ある。
さらに詳しくは、第1図の符号を付して説明す
ると、一方の部材1および他方の部材2を溶接接
合して閉じ断面部3を有する成形部材4を形成
し、前記閉じ断面部3内にリインフオース5が挿
着してある成形部材のリインフオース挿着構造に
おいて、前記一方の部材1にリインフオース5の
一側5aを固着し、前記他方の部材2に穿けた孔
部6に前記リインフオース5の他側5bを当接さ
せ、前記リインフオース5の他側5bを前記他方
の部材2に溶着するようにしたものである。
ると、一方の部材1および他方の部材2を溶接接
合して閉じ断面部3を有する成形部材4を形成
し、前記閉じ断面部3内にリインフオース5が挿
着してある成形部材のリインフオース挿着構造に
おいて、前記一方の部材1にリインフオース5の
一側5aを固着し、前記他方の部材2に穿けた孔
部6に前記リインフオース5の他側5bを当接さ
せ、前記リインフオース5の他側5bを前記他方
の部材2に溶着するようにしたものである。
上述の手段によれば、成形部材4を構成する一
方の部材1に固着したリインフオース5の他側5
bを、他方の部材2に穿けた孔部6に当接させ、
リインフオース5の他側5bを他方の部材2に溶
接により固着するため、リインフオース5の変形
が防止されリインフオース5の補強効果が増大さ
れる。
方の部材1に固着したリインフオース5の他側5
bを、他方の部材2に穿けた孔部6に当接させ、
リインフオース5の他側5bを他方の部材2に溶
接により固着するため、リインフオース5の変形
が防止されリインフオース5の補強効果が増大さ
れる。
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
を説明する。
第1図から第5図までの図面は、この考案の実
施例を示しており、第1図に示す一方の部材であ
るアツパメンバ1は断面が〓型に成形されてお
り、他方の部材であるロアメンバ2は平板状に成
形されていて、これらアツパメンバ1とロアメン
バ2の各フランジ10,20を点溶接により溶接
接合して、閉じ断面部3を有する成形部材である
メンバ4が形成されるようになつている。
施例を示しており、第1図に示す一方の部材であ
るアツパメンバ1は断面が〓型に成形されてお
り、他方の部材であるロアメンバ2は平板状に成
形されていて、これらアツパメンバ1とロアメン
バ2の各フランジ10,20を点溶接により溶接
接合して、閉じ断面部3を有する成形部材である
メンバ4が形成されるようになつている。
また、メンバ4を形成する第1図図示の前記ア
ツパメンバ1の閉じ断面部3内には、その断面に
略平行に板状のリインフオース5の一側5aが溶
接Wにより固着してあり、このリインフオース5
の他端5bはロアメンバ2に穿けた孔6に第1図
および第2図のように挿着したのち、前記アツパ
メンバ1とロアメンバ2の各フランジ10,20
を点溶接すると同時に、前記リインフオース5の
他側5bをロアメンバ2の孔部6の回りに溶接W
により固着するのである。
ツパメンバ1の閉じ断面部3内には、その断面に
略平行に板状のリインフオース5の一側5aが溶
接Wにより固着してあり、このリインフオース5
の他端5bはロアメンバ2に穿けた孔6に第1図
および第2図のように挿着したのち、前記アツパ
メンバ1とロアメンバ2の各フランジ10,20
を点溶接すると同時に、前記リインフオース5の
他側5bをロアメンバ2の孔部6の回りに溶接W
により固着するのである。
第3図は第4図から分かるように、アツパメン
バ1の閉じ断面部3内に、この断面に略直交して
リインフオース50の一側フランジ50aが溶接
Wにより固着してあり、このリインフオース50
の他側50bはロアメンバ2に穿けた孔部6′に
挿通したのち、前記アツパメンバ1とロアメンバ
2の各フランジ10,20を点溶接すると同時
に、前記リインフオース50の他側50bをロア
メンバ2の孔部6′の回りに溶接Wにより固着す
るのである。第5図は第3図の他の実施例を示し
ており、第3図と異なるところは、リンフオース
50の他側フランジ50cをロアメンバ2に穿け
た孔部6′に当接させて、この他側フランジ50
cをロアメンバ2の孔部6′の回りに溶接Wによ
り固着したものである。
バ1の閉じ断面部3内に、この断面に略直交して
リインフオース50の一側フランジ50aが溶接
Wにより固着してあり、このリインフオース50
の他側50bはロアメンバ2に穿けた孔部6′に
挿通したのち、前記アツパメンバ1とロアメンバ
2の各フランジ10,20を点溶接すると同時
に、前記リインフオース50の他側50bをロア
メンバ2の孔部6′の回りに溶接Wにより固着す
るのである。第5図は第3図の他の実施例を示し
ており、第3図と異なるところは、リンフオース
50の他側フランジ50cをロアメンバ2に穿け
た孔部6′に当接させて、この他側フランジ50
cをロアメンバ2の孔部6′の回りに溶接Wによ
り固着したものである。
この考案は上述のように、成形部材の一方の部
材に固着したリインフオースの他側を、他方の部
材に穿けた孔部に当接後、前記リインフオースの
他側を前記他方の部材に溶着するようにしたた
め、成形部材の閉じ断面部に挿着したリインフオ
ースの補強効果が大きくなり、成形部材の断面変
形を少なくすることができる。
材に固着したリインフオースの他側を、他方の部
材に穿けた孔部に当接後、前記リインフオースの
他側を前記他方の部材に溶着するようにしたた
め、成形部材の閉じ断面部に挿着したリインフオ
ースの補強効果が大きくなり、成形部材の断面変
形を少なくすることができる。
第1図から第5図までの図面はこの考案の実施
例を示しており、第1図は第4図の−線断面
図、第2図は第1図の矢視図、第3図は第4図
の−線断面図、第4図はリインフオース挿着
の成形部材の斜視図、第5図は第3図の他の実施
例を示す斜視図、第6図および第7図はそれぞれ
の従来例を示す第1図相当の断面図である。 1……一方の部材(アツパメンバ)、2……他
方の部材(ロアメンバ)、3……閉じ断面部、4
……成形部材(メンバ)、5,50……リインフ
オース、5a,50a………一側、5b,50
b,50c……他側、6,6′……孔部。
例を示しており、第1図は第4図の−線断面
図、第2図は第1図の矢視図、第3図は第4図
の−線断面図、第4図はリインフオース挿着
の成形部材の斜視図、第5図は第3図の他の実施
例を示す斜視図、第6図および第7図はそれぞれ
の従来例を示す第1図相当の断面図である。 1……一方の部材(アツパメンバ)、2……他
方の部材(ロアメンバ)、3……閉じ断面部、4
……成形部材(メンバ)、5,50……リインフ
オース、5a,50a………一側、5b,50
b,50c……他側、6,6′……孔部。
Claims (1)
- 一方の部材および他方の部材を溶接接合して閉
じ断面部を有する成形部材を形成し、前記閉じ断
面部内にリインフオースが挿着してある成形部材
のリインフオース挿着構造において、前記一方の
部材にリインフオースの一側を固着し、前記他方
の部材に穿けた孔部に前記リインフオースの他側
を当接させ、前記リインフオースの他側を前記他
方の部材に溶着することを特徴とする成形部材の
リインフオース挿着構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8969986U JPH042854Y2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8969986U JPH042854Y2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62200075U JPS62200075U (ja) | 1987-12-19 |
JPH042854Y2 true JPH042854Y2 (ja) | 1992-01-30 |
Family
ID=30948910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8969986U Expired JPH042854Y2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042854Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP8969986U patent/JPH042854Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62200075U (ja) | 1987-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH042854Y2 (ja) | ||
JPS6341264Y2 (ja) | ||
JPS6181477U (ja) | ||
JPH0513669Y2 (ja) | ||
JPS58188268U (ja) | 溶接継手の補強部材 | |
JPS5934544Y2 (ja) | 車体構造 | |
JPH027747Y2 (ja) | ||
JPH0327904Y2 (ja) | ||
JPH0721423Y2 (ja) | 車体上部構造 | |
JPH0248295Y2 (ja) | ||
JPH0420704Y2 (ja) | ||
JPH054994Y2 (ja) | ||
JPS598937Y2 (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JPS588624Y2 (ja) | 車両用荷箱のヒンジ構造 | |
JPS6144372U (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
JPS6017416Y2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
JPH0162922U (ja) | ||
JPS6451581U (ja) | ||
JPS5962078U (ja) | 自動車のクロスメンバ−結合構造 | |
JPS6332545Y2 (ja) | ||
JPS6150069U (ja) | ||
JPS61165880U (ja) | ||
JPH0450582U (ja) | ||
JPS5997167U (ja) | 自動車における車体の接合構造 | |
JPH02148949U (ja) |