JP3727442B2 - 合成樹脂製チャック付の袋体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成樹脂袋体の胴部より延長した合掌部分の内面に雌雄咬合型のチャックを設けた形態の合成樹脂製チャック付の袋体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
合成樹脂袋体の胴部より延長した合掌部分の内面に雌雄咬合型のチャックを設けた形態の合成樹脂製チャック付の袋体は、例えば、実公昭42−13610号で開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の袋体においては、チャックの長手方向と直交する一側をサイドシールして、他側は開口している。これは、両サイドをシールして、チャック部より内容物を収納すると、内容物が容易に収納できないことと、チャックの開閉の煩わしさが伴うので、他側を開口して広い開口より内容物の収容を容易にするためである。この場合、内容物を収納して後に開口側を封緘(サイドシール)しているが、このとき、内容物の嵩張り等により開口側に広がりが生じ、これにより、シール幅に相違が出て、不格好なものとなり、開口側のシールを一側と同様に美麗に行うことが難しい面がある。
【0004】
本発明の目的は、合成樹脂袋体の胴部より延長した合掌部分の内面に雌雄咬合型のチャックを設け、一側をサイドシールして、他側は開口した形態の合成樹脂製チャック付の袋体において、内容物を収納して後の開口側のシールを一側と同様に美麗に得られるようにし、併せて内容物の充填作業の作業性の向上を計ったことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の構成は、合成樹脂袋体の胴部の両サイドシール間の幅と同幅で胴部より延長した合掌部分の内面に雌雄咬合型のチャックを設け、このチャックの長手方向と直交する一側をサイドシールして、他側は開口してなる袋体において、前記チャックの長手方向と直交する他側の袋幅を前記一側をサイドシールによって決定されている袋幅と略同幅となるようにして合掌部分の立ち上がり位置を一側と他側とで均衡するように拡開を規制する予備シールを胴部から立ち上がる前記合掌部分の他側の基部に施したことを特徴とするものである。
【0006】
また、上記の構成において、前記予備シールは、チャック下方の規制位置から合掌部分の側端上方に渡り、チャックの長手方向端部のシールを含めたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1図2及び図5において、1は合成樹脂フィルムよりなる袋体である。この袋体1は、胴部2より延長した合掌部分3の内面に雌雄咬合型のチャック4を設け、このチャック4の長手方向と直交する一側がサイドシール5されている共に、合掌部分3の一側もシール6されており、さらに、合掌部分3の上端を天シール7し、他側は開口8した形態である。
【0008】
上記のような形態の袋体1において、前記チャック4の長手方向と直交する他側の開口8側の袋幅を前記一側をサイドシール5によって決定されている袋幅Bと略同幅となるよう拡開を規制する予備シール9を施したものである。
【0009】
さらに詳しく説明すると、前記予備シール9は袋体1の胴部2から立ち上がる合掌部分3の他側の基部(規制位置)の一部分に施される。従って、立ち上がり位置並びに袋幅が一側と他側とで均衡することになる。
【0010】
この予備シール9によって袋体1に内容物を開口8から収納しても、開口8側は拡開が規制され、サイドシール5によって決定されている一側の袋幅Bと略同幅となり、開口8側のシールは一側のサイドシール5と同様に美麗に得られ、外観を向上する。
【0011】
図3及び図4は本発明の他の実施例である。この場合は、予備シールを前記のような一部ではなく袋体1の胴部2から立ち上がる合掌部分3の他側の基部から上端に渡って予備シール10を施したものである。
【0012】
すなわち、前記予備シール10は、前記合掌部分3の他側のチャック下方に位置する基部(規制位置)から合掌部分3の側端上方に渡り、チャック4の長手方向端部のシールを含めたものである。
【0013】
上記他の実施例においても、予備シール10によって袋体1に内容物を開口8から収納しても、開口8側は拡開が規制され、サイドシール5によって決定されている一側の袋幅Bと略同幅となり、開口8側のシールは一側のサイドシール5と同様に美麗に得られ、外観を向上する。
【0014】
尚、前記形態における予備シール9若しくは予備シール10は、前記他側の基部(規制位置)よりも胴部側に渡るものであってはならない。この場合、他側の袋幅は一側より狭くなり、やはりバランスが崩れて不格好なものとなる。すなわち、予備シール9若しくは予備シール10は拡開を規制すると同時に袋体としての形態をも確定するものである。
【0015】
図6は前記他の実施例の設計変更である。すなわち、胴部2に内側への折り込み部11を形成し、袋体1の容量を大きくした形態である。この形態にあっては折り込み部11の拡開がネックとなり、前記一側と他側の袋幅を略同幅とすることが難しくなる。
【0016】
これについては、前記予備シール9若しくは予備シール10に加えて、例えば図示するように、胴部2と折り込み部11が対接する他側の外折り端の四隅に予備シール12を施すことによって、一側と他側が略同幅となるよう規制し、また、その適格な形態を確定する。
【0017】
尚、上記の袋体1における合掌部分3は図1において幅Bの中心0−0から立ち上がる形態であるが、幅Bの中心0−0より上または下にずれた位置より立ち上がる形態とすることも可能である。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、合成樹脂袋体の胴部の両サイドシール間の幅と同幅で胴部より延長した合掌部分の内面に雌雄咬合型のチャックを設け、このチャックの長手方向と直交する一側をサイドシールして、他側は開口してなる袋体において、簡単な構成により、袋体に内容物を収納した後の開口側のシールは一側のサイドシールと同様に美麗に得られ、外観及び作業性を向上する利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の袋体の平面図
【図2】図1の立体図
【図3】本発明の他の実施例をを示す平面図
【図4】図3の立体図
【図5】図1のA−A線断面図
【図6】本発明の設計変更を示す立体図
【符号の説明】
1 袋体
2 胴部
3 合掌部分
4 チャック
5 サイドシール
6 シール
7 天シール
8 開口
9 予備シール
10 予備シール
11 折り込み部
12 予備シール
Claims (2)
- 合成樹脂袋体の胴部の両サイドシール間の幅と同幅で胴部より延長した合掌部分の内面に雌雄咬合型のチャックを設け、このチャックの長手方向と直交する一側をサイドシールして、他側は開口してなる袋体において、前記チャックの長手方向と直交する他側の袋幅を前記一側をサイドシールによって決定されている袋幅と略同幅となるようにして合掌部分の立ち上がり位置を一側と他側とで均衡するように拡開を規制する予備シールを胴部から立ち上がる前記合掌部分の他側の基部に施したことを特徴とする合成樹脂製チャック付の袋体。
- 前記予備シールは、チャック下方の規制位置から合掌部分の側端上方に渡り、チャックの長手方向端部のシールを含めた請求項1に記載の合成樹脂製チャック付の袋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17117397A JP3727442B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 合成樹脂製チャック付の袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17117397A JP3727442B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 合成樹脂製チャック付の袋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH111246A JPH111246A (ja) | 1999-01-06 |
JP3727442B2 true JP3727442B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=15918362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17117397A Expired - Lifetime JP3727442B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | 合成樹脂製チャック付の袋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3727442B2 (ja) |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP17117397A patent/JP3727442B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH111246A (ja) | 1999-01-06 |
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