JPH0584643U - 合成樹脂製袋体 - Google Patents

合成樹脂製袋体

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JPH0584643U
JPH0584643U JP3376892U JP3376892U JPH0584643U JP H0584643 U JPH0584643 U JP H0584643U JP 3376892 U JP3376892 U JP 3376892U JP 3376892 U JP3376892 U JP 3376892U JP H0584643 U JPH0584643 U JP H0584643U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
synthetic resin
bag body
bag mouth
ribs
Prior art date
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Pending
Application number
JP3376892U
Other languages
English (en)
Inventor
保 小林
Original Assignee
石本マオラン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 石本マオラン株式会社 filed Critical 石本マオラン株式会社
Priority to JP3376892U priority Critical patent/JPH0584643U/ja
Publication of JPH0584643U publication Critical patent/JPH0584643U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 袋口の開口を容易に行うことができる合成樹
脂製袋体を得ることを目的とする。 【構成】 合成樹脂フイルムからなる袋本体12の袋口
14部内側面に互いに咬み合う咬合チャック16を対向
配置した合成樹脂製袋体10における前記咬合チャック
16と袋口14との間に形成されるつまみ片18,20
の高さを若干相違させるとともにこれらのつまみ片1
8,20の縁部に沿って断面が略円形のリブ22を形成
し、さらに各リブ22の両端部を溶着することを特徴と
する。この合成樹脂製袋体10は、つまみ片18,20
を指先でつまんでずらすことにより袋口14を容易に開
口できるだけでなく袋本体12の両側部が裂けたりする
などの不都合を回避できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、合成樹脂製袋体に関するものであり、一層詳細には、袋口部内 側面に開閉自在な咬合チャックを設けた合成樹脂製袋体の改良に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
従来より、合成樹脂フイルムで形成した袋本体の袋口部内側面に開閉自在な 咬合チャックを設けてなる合成樹脂製袋体は、各種物品の包装などに広範に使 用されている。
【0003】 ところで、この種の合成樹脂製袋体は、その製造時における原反の巻取りや 製袋の円滑化を図るために、通常は咬合チャックが閉塞された状態となってお り、また袋口も面密着した状態で供給されている。
【0004】 従って、この合成樹脂製袋体に各種物品を充填するに際しては、まず、咬合 チャックと袋口との間に形成されているつまみ片を指先で摘んでずらしながら 左右に拡げて袋口部の開口および咬合チャックの開放を行う必要があるが、袋 本体を形成している合成樹脂フイルムが極めて薄く平滑で静電気などによって ぴったりと密着しているだけでなく袋口縁部が面一であるためその開口作業に 難渋し、物品の充填包装工場などでは作業効率も低下していた。
【0005】 また、つまみ片を指先で摘んでずらしながら左右に拡げる際に袋本体の両側 溶断部に過大な拡開力が働いたりすると、この溶断部が裂けて袋本来の機能が 損なわれてしまうなど解決すべき種々の課題が指摘されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案では合成樹脂フイルムからなる袋本体の袋口部内側面に互 いに咬み合う咬合チャックを対向配置した合成樹脂製袋体における咬合チャッ クと袋口との間に形成されるつまみ片の高さを若干相違させるとともにこれら のつまみ片の縁部に沿って断面が略円形のリブを形成し、さらに各リブの両端 部を溶着する構成を採用することにより袋口の開口作業の容易化とともに袋口 縁部の増強を図ろうとするものである。
【0007】
【作 用】
この考案に係る合成樹脂製袋体では、高さを若干相違させたつまみ片の縁部 に形成した略円形状のリブ外側を指先でつまんで相互にずらすことにより、袋 口部の開口を行うものである。
【0008】
【実施例】
次に、本考案に係る合成樹脂製袋体の好適な実施例につき添付図面を参照し ながら以下詳細に説明する。
【0009】 すなわち、本考案に係る合成樹脂製袋体10は、例えば、40ミクロン程度 の厚さに設定した合成樹脂フイルムからなる袋本体12の袋口14部内側面に 互いに咬み合うようにした雌雄型の咬合チャック16が一体的にかつ対向配置 されている。
【0010】 そして、この袋本体12の咬合チャック16と袋口14との間に形成される 表側つまみ片18と裏側つまみ片20との高さを、例えば、2ミリメートル〜 3ミリメートル程度相違するように設定し、各つまみ片18、20の縁部に沿 って断面が略円形状のリブ22a、22bを形成する。
【0011】 なお、これらのリブ22a、22bの両端部は、袋体10の製袋時にその両 側部24、24を溶断する際に溶融樹脂がそのまるみに沿って流れ込んで相互 に溶着されるので、つまみ片18、20の縁部、すなわち、袋口14縁部には リブ22が周設される。
【0012】 また、つまみ片18、20の高さが相違しているので、各リブ22a、22 bの形成位置が若干ずれており、つまみ片18と20との間には空間26が形 成されることになり、従って、静電気が滞留したり、湿気などがあっても袋口 14は非面密着の状態を保持することができる。
【0013】 このように構成した本考案に係る合成樹脂製袋体10を使用するに際しては 、つまみ片18、20の縁部に形成した各リブ22a、22bの外側を手指で つまんでずらせば、空間26によって非面密着状態を保持しているつまみ片1 8、20は容易にずれて袋口14が開口する(図3参照)。そして袋口14が 開口したら両方の手指でつまみ片18、20縁部(リブ22a、22b)を持 ち、左右に拡げて咬合チャック16を開放してから物品等の充填を行えば良い 。
【0014】 なお、袋口14を両方の手指で左右に拡げて開口する時に、袋本体12の両 両側部24(溶断部)に過大な拡開力が働いたとしても、前記リブ22a、2 2bの両端部が溶着されて袋口14縁部にはリブ22が周設された状態である ため、裂けたりして袋本来の機能が損なわれてしまうなどの不都合は生じない 。
【0015】
【効 果】
先に述べたように、本考案に係る合成樹脂製袋体によれば、つまみ片の高さ を若干相違させてこれらのつまみ片の縁部に沿って断面が略円形のリブを形成 したので、袋口縁部が面一とはならずしかも袋口内側に形成された空間によっ て面密着が阻止され、従って、袋口の開口だけでなく咬合チャックの開放も容 易に行うことができるので物品の充填包装工場などにおける作業効率の向上を 図ることができる。
【0016】 また、つまみ片の縁部に沿って形成したリブで袋口縁部が増強されるのでの 両側溶断部に過大な拡開力が働いたとしても、裂けたりするなどの不都合を可 及的に阻止することができるなど種々の利点を有しその実用的効果は極めて大 きい。
【0017】 以上、本考案に係る合成樹脂製袋体の好適な実施例につき説明したが、本考 案はこの実施例に限定されるものではなく、本考案の精神を逸脱しない範囲内 において種々の改変をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る合成樹脂製袋体の好適な実施例を
示す正面図である。
【図2】図1の拡大一部断面斜視図である。
【図3】図1に示す合成樹脂製袋体のリブを手指でずら
して袋口を開口する場合の説明図である。
【符号の説明】
10 合成樹脂製袋体、 12 袋本体、 14
袋口、16 咬合チャック、 18 表側つまみ
片、 20 裏側つまみ片、22 リブ、
24 両側部、 26 空間、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂フイルムからなる袋本体の袋口
    部内側面に互いに咬み合う咬合チャックを対向配置した
    合成樹脂製袋体において、咬合チャックと袋口との間に
    形成されるつまみ片の高さを若干相違させるとともにこ
    れらのつまみ片の縁部に沿って断面が略円形状のリブを
    形成し、さらに各リブの両端部を溶着接続することを特
    徴とする合成樹脂製袋体。
JP3376892U 1992-04-23 1992-04-23 合成樹脂製袋体 Pending JPH0584643U (ja)

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JP3376892U JPH0584643U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 合成樹脂製袋体

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JP3376892U JPH0584643U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 合成樹脂製袋体

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JPH0584643U true JPH0584643U (ja) 1993-11-16

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ID=12395631

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JP3376892U Pending JPH0584643U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 合成樹脂製袋体

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JP (1) JPH0584643U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010241462A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Seisan Nipponsha:Kk チャック付き自立袋
JP2011184069A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute 収容袋

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