JPH0739779Y2 - 段ボールケース - Google Patents

段ボールケース

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JPH0739779Y2
JPH0739779Y2 JP1989141560U JP14156089U JPH0739779Y2 JP H0739779 Y2 JPH0739779 Y2 JP H0739779Y2 JP 1989141560 U JP1989141560 U JP 1989141560U JP 14156089 U JP14156089 U JP 14156089U JP H0739779 Y2 JPH0739779 Y2 JP H0739779Y2
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JP
Japan
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auxiliary
cardboard case
line
case
corrugated cardboard
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JP1989141560U
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正和 中田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、包装、梱包等に使用される段ボールケースに
関するものである。
(従来の技術) 物品を収納した段ボールケースを積み重ねるなどして上
から荷重がかかった場合に、ケースがつぶれて荷姿が崩
れるのを防止するために、第3図に示したように、予め
両側面及び両ツマ面の四面11の底面12に近い部分に、底
面に平行で一巡する補助ケイ線13を設けた段ボールケー
スが提案されている(実開昭57−190718号公報、実開昭
57−202915号公報参照)。これは、第4図(a)に示し
たように荷重Pがかかった場合、補助ケイ線13の部分で
折れ曲がり、全体の荷姿としては、第5図(a)のよう
になることを狙ったもので、この変形では、外観の崩れ
はあまり目立たない。
(考案が解決しようとする課題) ところが、第3図に示す補助ケイ線13の形状では、第4
図(a)のように、外側に凸に折れ曲がる場合と、第4
図(b)のように外側に凹に折り曲がる場合とが生じ、
外側に凹に折り曲がると、第5図(b)のようにシワが
発生して外観がさらに悪化するという問題があった。
本考案は、上記従来例の問題点を解決するもので、ケー
スに上から荷重がかかった場合、常に外側に凸に折れ曲
がるようにした段ボールケースを提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本考案の段ボールケース
は、両側面及び両ツマ面の四面における底面に近い部分
に、底面に平行で連続的に一巡し、先端が前記四面より
外側へ突出すると共に、その突出部に対応する四面の内
面部が凹部となっている補助ケイ線を設けた構成とする
ものである。
(作用) この構成によれば、ケースに上からの荷重がかかった場
合に、第4図(a)のように、補助ケイ線部で外側へ凸
に折れ曲がり、従って、第5図(a)のように、ケース
下部で外側に膨らんで、外観上見苦しくない。
(実施例) 以下、図面を参照して実施例を詳細に説明する。第1図
は、本考案の一実施例を示したもので、両側面1,2及び
両ツマ面3,4の四面の底面5に近い部分に、底面5に平
行で一周する補助ケイ線6を設けているが、この断面形
状が第2図に示したように、先端が四面より外側に突出
した形となっている。
このようなケイ線の外側への突出形状を作るには、第6
図(a)のように、下型の雌型15と上型の雄型16との間
に段ボール8を入れてプレスすることにより、第6図
(b)のように形成される。そして、ケイ線7で曲げて
底面と側面の境をなす稜部とし、6を補助ケイ線とす
る。
なお、従来のケイ線は、第7図(a)のように、雄型16
と平型17のプレスにより、第7図(b)のようなケイ線
13,14が形成される。
第2図のように構成された本実施例では、上からの荷重
に対し、補助ケイ線6の部分で内側に折れ曲がることは
なく、第4図(a)のように、必ず外側に凸に折れ曲が
る。従って、ケースの変形は下部が膨らむ程度になり、
大きなつぶれとはならない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、上からの荷重で
段ボールケースが変形した場合の外観の劣化を小さく抑
えることができ、従来の構成での強度アップのためのコ
スト上昇を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の段ボールケースの全体を
示す図、第2図は、同補助ケイ線の構成図、第3図は、
従来例の補助ケイ線の構成図、第4図は、上からの荷重
に対する従来例の補助ケイ線部の変形態様を示す図、第
5図は、同従来例の変形外観図、第6図は、本考案の補
助ケイ線の形状を作る方法を示す図、第7図は、従来例
の補助ケイ線の形状を作る方法を示す図である。 1,2…側面、3,4…ツマ面、5…底面、6…補助ケイ線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側面(1,2)及び両ツマ面(3,4)の四面
    における底面(5)に近い部分に、底面(5)に平行で
    連続的に一巡し、先端が前記四面より外側へ突出すると
    共に、該突出部に対応する前記四面の内面部が凹部とな
    っている補助ケイ線(6)を設けたことを特徴とする段
    ボールケース。
JP1989141560U 1989-12-08 1989-12-08 段ボールケース Expired - Lifetime JPH0739779Y2 (ja)

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