JPS6327578Y2 - - Google Patents

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JPS6327578Y2
JPS6327578Y2 JP1981158106U JP15810681U JPS6327578Y2 JP S6327578 Y2 JPS6327578 Y2 JP S6327578Y2 JP 1981158106 U JP1981158106 U JP 1981158106U JP 15810681 U JP15810681 U JP 15810681U JP S6327578 Y2 JPS6327578 Y2 JP S6327578Y2
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JP
Japan
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leg plate
reel leg
hood
reel
fixing
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JP1981158106U
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JPS5862868U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
この考案は、リール脚板固定用フードの形状を
改善した釣竿用リールシートに関する。 従来釣竿用リールシートのリール脚板固定用フ
ードの形状は板シートやパイプシートにおける固
定フード及び移動フードもキヤステイングハンド
ルにおける固定受座及び移動受座の形状も共にそ
の基本形はほぼ第1図のように挿入開口に向けて
1つの傾斜面14で形成され、傾斜面の内壁上面
のある位置例えばA点にリール脚板2の先端が当
接することで保持されている。 しかし、移動フードが締めつけ保持される位置
で図示されない係合舌片が板シートの凹凸歯の凸
部に乗接されて凹部に係合されないときや、パイ
プシートでナツトが幾分緩く締めつけ螺合された
ときや、固定受座と移動受座の間隔寸法に対し幾
分短いリール脚板が装着されたときには、釣竿の
振り操作などで上記A点からリール脚板の一端が
後退されて第1図の2点鎖線位置となり、リール
脚板の上記当接先端と固定用フードの傾斜面14
の内壁上面との間に大きな隙間aが出来て固定用
フード内でリール脚板が遊び、釣竿の振り操作や
リール操作に不快感を与える欠点がある。 又、実開昭51−8992号公報では略リールシート
に平行なフードの開口端縁とリールシートとでリ
ール脚板を挟持した構成が開示されており、これ
は、リールの遊びによるガタツキは少ないが、フ
ード開口端縁によりリール脚板が疵付けられて、
リール脚板の腐蝕による強度の低下を起こし、又
フード開口端縁部に楔状リール脚板による楔作用
が働らき、フード開口端縁部から裂けて破壊する
ため、樹脂製フードでは肉厚を大きくする必要が
ある等の欠点があつた。 さらにリール脚板の寸法は国際規格で第2図の
巾、高さ、長さについて第1表のようにリールの
大きさや型式によつて異なる寸法に規定され、釣
人が同一の釣竿のリールシートに異なる大きさや
型式のリール脚板を取りつけたとき、或は移動駒
が前後に移動しないキヤステイングハンドルにお
いてリール脚板取付け時にリール脚板の一方端を
固定フード側に確実に押し付けて、他端を移動駒
で締付けるものの、リール脚板が斜めに取付けら
れたり、ゴミを噛込んだり、固定フード側に十分
押し付けないまま移動駒で締付けた場合、キヤス
テイング時の力によりリール脚板が軸方向に移動
して現象があらわれる欠点がある。
【表】 単位;mm
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、リール脚板
固定用フードの形状を上記隙間が小さくなるよう
にして、更にリール脚板が、フード開口端縁によ
り疵付けられることなく、フード開口端縁からの
裂け破壊を無くするように改善した釣竿用リール
シートを提案することにある。 以下、図示の実施例によつて本考案を説明す
る。 キヤステイングハンドルを例に述べると、第3
図でキヤステイングハンドルの本体1の中程上側
にリール脚板2の取り付け凹部3が形成され、凹
部の一側に固定用フードの固定フードに該当する
凹陥部4が形成され、凹部の他側に固定用フード
の移動フードに該当する凹陥部5が形成された移
動駒6がナツト筒7とボルト8の螺合で取りつけ
られて楔状のリール脚板2の両端が夫々凹陥部4
と5内で固定されている。 上記凹陥部4,5の形状を拡大すると第4図
で、内壁上面に軸線方向にリールシートとなる上
記凹部3の底面と平行な中間平行部9と、軸線方
向に傾斜したリール脚板挿入部10と、中間平行
部9の図の左側に設けられた凹部15とで形成さ
れ、中間平行部9とリール脚板挿入部10とで接
合部11が構成されてリール脚板2の上面が接合
部11に当接固定されている。 リール脚板2の両端が固定用フードとなる凹陥
部4,5内壁の接合部11で当接固定されるとき
に、リール脚板を取り付け凹部3に斜めに取り付
けられたり、リール脚2とフードの接合部11の
間にゴミ等を噛込んだり、或はリール脚板を固定
フードに十分に押し付けることなく固定された場
合、一方のフードにおいて第1図、第4図のリー
ル脚板2の実線の位置でフードがリール脚板を押
圧するようになり、この状態でキヤステイングを
した場合、投擲や糸巻き取りの操作等で、リール
脚板の取付けが真直に直されたり、ゴミがはじき
出されたり、リール脚板上面の傾斜面が楔のよう
にフード凹陥部4,5に喰い込んで、相対的に一
方にリール脚板が寄せられてリール脚板は軸方向
に移動することにより、(移動駒6はボルト8を
締付けることによつてリール脚板2を押圧固定し
た時のまま、上下方向への移動はなく、固定され
ている)フードとリール脚板の関係は2点鎖線の
ようになるから、この移動量が同じであつた場合
位置移動のないフードの接合部11とリール脚板
の上面との間に出来る隙間bは前記隙間aより小
さく、リール脚板が固定用フード内で遊ぶことが
少なくなり、又リール脚板の大きさが異なつても
その大きさに対応した位置に接合部11が当接さ
れてリール脚板は固定される。 上記説明では移動駒が前後に移動しないキヤス
テイングハンドルについて述べたが、第4図から
明らかなように板シート、パイプシートのリール
脚板固定用フードに実施して同様の効果を得るこ
とが出来る。 第5図は金属製リール脚板固定用フード12の
内壁に合成樹脂製の中間平行部9とリール脚板挿
入部10とその接合部11とを有する補材13が
固定された他の実施例である。 本考案は上述のように構成されたから、リール
脚板が固定用フードに対し幾分後退された位置で
リールシートに取りつけられ、軸方向にリール脚
板が多少移動しても、またその固定用フードの大
きさ寸法や2つの固定用フード間の間隔寸法の規
定値に正確に適合しないリール脚板も、リール脚
板とフードとの間の上下方向の遊びも少なく取り
つけることができ、キヤステイングの投擲、糸巻
き取り時にリールのガタツキを小さくでき、安定
した使用感を得ることができる。又傾車したリー
ル脚板挿入部は短く形成することが出来るので固
定用フードの高さを低くすることができ、更にリ
ール脚板はフードの内側壁上面の中間平行部とリ
ール脚板挿入部の接合部とで挟持されるから、フ
ード開口端縁でリール脚板をキズ付けることが無
く、リール脚板の腐蝕・劣化を防止す状のリール
脚板による楔作用によるフードの拡開作用をフー
ド中間部で受け止めるので、フード開口端部から
の裂け破壊を防止できる等実用上優れた効果を奏
する釣竿用リールシートを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリール脚板固定用フードの拡大
断面説明図、第2図はリール脚板の形状大きさ説
明図、第3図は本考案が実施されたキヤステイン
グハンドルの要部断面説明図、第4図は本考案リ
ール脚板固定用フードの拡大断面説明図、第5図
は他の実施例断面説明図である。 2……リール脚板、4,5……凹陥部、4,
5,12……固定用フード、9……中間平行部、
10……リール脚板挿入部、11……接合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リール脚板固定用フードの開口部内壁上面から
    軸線方向に傾斜したリール脚板挿入部と、該リー
    ル脚板挿入部に連続して軸線方向にリールシート
    と平行な中間平行部を形成し、楔状のリール脚板
    を上記中間平行部とリール脚板挿入部との接合部
    とリールシート間で挟持したことを特徴とする釣
    竿用リールシート。
JP15810681U 1981-10-23 1981-10-23 釣竿用リ−ルシ−ト Granted JPS5862868U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15810681U JPS5862868U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 釣竿用リ−ルシ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15810681U JPS5862868U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 釣竿用リ−ルシ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5862868U JPS5862868U (ja) 1983-04-27
JPS6327578Y2 true JPS6327578Y2 (ja) 1988-07-26

Family

ID=29950609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15810681U Granted JPS5862868U (ja) 1981-10-23 1981-10-23 釣竿用リ−ルシ−ト

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4037159B2 (ja) * 2002-04-25 2008-01-23 株式会社シマノ リールシート

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518992U (ja) * 1974-07-03 1976-01-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5862868U (ja) 1983-04-27

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