JPH0212801Y2 - - Google Patents

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JPH0212801Y2
JPH0212801Y2 JP1983014951U JP1495183U JPH0212801Y2 JP H0212801 Y2 JPH0212801 Y2 JP H0212801Y2 JP 1983014951 U JP1983014951 U JP 1983014951U JP 1495183 U JP1495183 U JP 1495183U JP H0212801 Y2 JPH0212801 Y2 JP H0212801Y2
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JP
Japan
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ridge
film
stays
shaping
forming plate
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JP1983014951U
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JPS59122001U (ja
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、マルチ作業機の畦整形板に関する
ものである。
マルチ作業機では、畦整形板等で形成した畦に
ロールに巻いたフイルムを繰り出して被覆し、そ
の上に土を被せて鎮圧して行くが、このフイルム
をフリーなままの状態にしておくと、振動が生じ
たり、繰り出し性が悪くなつて良好なマルチ作業
ができない。したがつて、実公昭57−27207号公
報に見られるように、途中にわざわざガイド体を
設けている。
しかしながら、このような専用のガイド体を設
けると、それだけ装置が複雑化し、コストも高く
なるとともに、なによりも、このようなマルチ作
業機は多くの部材が輻輳して設けられているか
ら、場合によつてはその取り付けスペースが取れ
ないといつたことも考えられる。
一方で、畦整形板は単板体であり、強度的に弱
い。したがつて、これの後方に畦押さえ板等を延
出して補強効果と畦整形効果を図つているが、強
度的にはやはり不満がある。
そこで、この考案は、畦整形板に形成される整
形孔およびこの畦整形板の後方に延出される畦押
さえ板によつて形成された畦に前記畦押さえ板の
上方に設置される巻フイルムから繰り出されたフ
イルムを被覆して行くマルチ作業機において、後
端に丸みのある縁体が設けられ、かつ、この縁体
が前記フイルムの繰り出し方向に後傾するととも
に、このフイルムに摺接するステーを前記畦整形
板から後方に延出させてなるマルチ作業機の畦整
形板を提供することで、前記した課題を解決した
のである。
以上の手段をとることにより、畦整形板を補強
するステーがそのままフイルムに摺接してガイド
体になるから、専用のガイド体をわざわざ設ける
必要もなくなる。
以下、この考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は、その実施例の側面図、第2図および
第3図は第1図のX−X′断面図およびY−Y′断
面図、第4図は第3図に対応する従来例の断面図
であるが、マルチ作業機そのものは、ロータリ装
置1の後方に畦整形板2、フイルム繰出案内部3
および整形ローラ4,4′等から構成される従来
例と同様のものである。
畦整形板2には前記したように整形孔5が形成
されており、この整形孔5の両側裾部付近にステ
ー6,6′が後方へ向けて突設されている。
フイルム繰出案内部3は、上方に設置される巻
フイルム7を案内ローラ8から整形ローラ4,
4′とでフイルム9を挾持する挾持ローラ10,
10′を経て繰出して行くものである。
整形ローラ4,4′は成形されるべき畦11の
形に沿つたつづみ型のローラであり、これで畦整
形板2やステー6,6′で整形された畦11をさ
らに整えるとともに、両端の車輪部4a,4a′で
フイルム9を畦11の裾部に押え付けて行くもの
である。なお、図示は省略するが、整形ローラ
4,4′の後方にフイルム9の上に土を被せて行
く覆土ローラが設けられる。
また、前記したステー6,6′は畦11の裾部
の崩れを防止するのが主目的であり、畦11の山
部辺りを整形しつつ畦崩れを防止するために、畦
押え板12,12′がステー6,6′と同様に畦整
形板2の後方へ突設されている。
このような構成により、マルチ作業を行なうと
き、フイルム繰出案内部3から繰出されるフイル
ム9は畦押え板12,12′の上を被覆し、ステ
ー6,6′の周縁部に沿つてその端部までが畦1
1の裾部へと被覆される。このとき、フイルム9
がステー6,6′の周縁部の角部に当たり、破れ
ることは前記したとおりであるが、この考案で
は、ステー6,6′の周縁部に縁体13,13′を
設ける。縁体13,13′はステー6,6′の後部
部分全体(具体的には上面、後面および下面)に
設ける。
縁体13,13′は丸棒のようなその断面形状
が鋭角部を持たないものが適し、さらに、好適に
はその内面がステー6,6′の内面とほぼ面一に
なるのが望ましい。縁体13,13′の取付けは、
ネジ締め、溶接、嵌合いずれであつてもよいが、
前記した丸棒材を使用すれば溶着するのが簡単で
ある。
以上、この考案の実施例によれば、次のような
効果が期待できる。
まず、ステー6,6′が畦整形板2の補強体に
なるとともに、その後端がフイルム9に摺接して
その繰り出しをガイドするものであるから、ガイ
ド体を兼ねることになる。すなわち、このステー
6,6′によつて巻フイルム7から繰り出される
フイルム9は振動が防止され、また、その繰り出
しをガイドされることになるとともに、併せて畦
整形板2の強度を補強することになる。次に、こ
のステー6,6′の後端側のフイルム9との摺接
部分には丸みのある縁体13,13′が設けられ
ているのであるから、このステー6,6′もまた
補強されることになるとともに、フイルム9が当
たつた際の破れを防止する。さらに、このステー
6,6′はその下部が畦11の裾部を押さえて行
くものであるから、畦形成性を高め、その崩れを
防止する効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案をマルチ作業機に適用した場
合を示すもので第1図は、その実施例の側面図、
第2図および第3図は第1図のX−X′断面図お
よびY−Y′断面図、第4図は第3図に対応する
従来例の断面図である。 符号、2……畦整形板、5……整形孔、6,
6′……ステー、13,13′……縁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 畦成形板2に形成される成形孔5およびこの畦
    成形板2の後方に延出される畦押さえ板12,1
    2′によつて形成された畦11に前記畦押さえ板
    12,12′の上方に設置される巻フイルム7か
    ら繰り出されたフイルム9を被覆して行くマルチ
    作業機において、後端に丸みのある縁体13,1
    3′が設けられ、かつ、この縁体13,13′が前
    記フイルム9の繰り出し方向に後傾するととも
    に、このフイルム9に摺接するステー6,6′を
    前記畦成形板2から後方に延出させてなるマルチ
    作業機の畦成形板。
JP1495183U 1983-02-02 1983-02-02 マルチ作業機の畦整形板 Granted JPS59122001U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1495183U JPS59122001U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 マルチ作業機の畦整形板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1495183U JPS59122001U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 マルチ作業機の畦整形板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59122001U JPS59122001U (ja) 1984-08-17
JPH0212801Y2 true JPH0212801Y2 (ja) 1990-04-10

Family

ID=30146291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1495183U Granted JPS59122001U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 マルチ作業機の畦整形板

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727207U (ja) * 1980-07-23 1982-02-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5597305U (ja) * 1978-12-28 1980-07-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727207U (ja) * 1980-07-23 1982-02-12

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Publication number Publication date
JPS59122001U (ja) 1984-08-17

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