JP3001421U - ホースリール - Google Patents

ホースリール

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JP3001421U
JP3001421U JP1994001196U JP119694U JP3001421U JP 3001421 U JP3001421 U JP 3001421U JP 1994001196 U JP1994001196 U JP 1994001196U JP 119694 U JP119694 U JP 119694U JP 3001421 U JP3001421 U JP 3001421U
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広行 丹治
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホースリールの補強リブの減少と、軽量化を
目的とする。 【構成】 本体の左右の一側を形成する第1フレーム
と、他側を形成する第2フレームと、これら第1および
第2フレームの間に回転自在に設けられたドラムとを備
えたホースリールにおいて、第1および第2フレームの
側部表面を外側に突出する円弧形状にしたことにより、
補強リブを著しく減少させて軽量化を実現するととも
に、外的美観を向上することができるホースリールにあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フレームの補強リブの数を減少し、軽量化しながら、フレーム強度 を向上するホースリールに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なホースリールは、例えば図7に示されるような構造となっている。ホ ースリール1は、本体2の左右の一側を形成する第1フレーム3と、この第1フ レーム3と結合して本体2の左右の他側を形成する第2フレーム4と、これら第 1フレーム3と第2フレーム4との間に回転自在に挟み込まれたドラム5とを備 えている。
【0003】 このドラム5には、所定長さのホース6を巻き付けできるようになっている。 そして、このホース6の先端には散水条件を切り替えできるガン7が接続されて いる。
【0004】 このようなホースリール1の第2フレーム4には、前記ドラム5を回転駆動さ せるためのハンドル8が設けられている。
【0005】 第1フレーム3は、本体2の左右のうちの一側で本体2を支える第1脚部9と 、第1脚部9上に一体に成形され側面視で概略三角形状に形成された第1側壁面 10と、第1側壁面10の上端部に設けられた第1取っ手部11とを備えている 。
【0006】 また、第2フレーム4は、本体2の左右のうちの他側で本体2を支える第2脚 部12と、第2脚部12上に一体に成形され側面視で概略三角形状に形成された 第2側壁面13と、第2側壁面13の上端部に設けられた第2取っ手部14とを 備えている。
【0007】 前記第1脚部9と第2脚部12は互いの先端部で、図示しない凸部と、この凸 部に嵌合する凹部とで嵌合され、内部でタッピングねじ等により結合されている 。
【0008】 さらに、前記第1取っ手部11と第2取っ手部14とにおいても、第1および 第2脚部9,12の結合構造同様の嵌合部をタッピングねじで結合する構造が取 られている。
【0009】 以上のような構造のホースリール1は、前記第1および第2フレーム3,4の 外側表面に上下方向に延長される複数本の補強リブ15が形成されている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
ホースリール1は、フレーム3,4の強度を向上するために、外側表面または 内側裏面に補強リブ15を数多く設置する必要があった。このため、従来は図7 に示すように補強リブ15をデザインの一部に盛り込むことや、フレームの内側 に隠し込み、外部から見えないような配慮が行われていた。
【0011】 補強リブ15は、前述のようなデザイン上の努力により、外的美観を損ねるこ とを防止していた。しかしながら、充分なフレーム強度を得るためには、多くの 補強リブ15を必要とし、材料の歩留まりを悪化する原因となっていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題に着目してなされたものであり、本体左右の一側を形成す る第1フレームを設け、他側を形成する第2フレームを設け、第1および第2フ レームの間に回転自在にドラムを設け、第1フレームおよび第2フレームの側部 表面を前後方向に渡って外側に突出する円弧形状を形成する曲面としたホースリ ールにある。
【0013】 本考案は、第1脚部と、第1側壁面と、第1取っ手部とを備えた第1フレーム を設け、第2脚部と、第2側壁面と、第2取っ手部とを備えた第2フレームを設 け、第1フレームと第2フレームとの間にドラムを設け、第1側壁面と第2側壁 面とを前後方向または上下方向に渡って円弧を形成する曲面で突出して構成した ホースリールにある。
【0014】 本考案は、第1脚部と、第2側壁面と、第1取っ手部とを備えた第1フレーム を設け、第2脚部と、第2側壁面と、第2取っ手部とを備えた第2フレームとを 設け、第1フレームと第2フレームとの間にドラムを設け、第1側壁面と第2側 壁面とを、側部表面の前後方向に渡って円弧形状を形成する曲面で突出して構成 し、曲率半径を下部に向けて大としたホースリールにある。
【0015】
【作用】
第1フレームと、第2フレームの側部表面を前後方向に渡って外側に突出する 円弧形状で形成することにより、フレームの側面を平面で形成する場合に比較し て、高い剛性を得ることができる。
【0016】
【実施例】
本考案の一実施例について図1〜図6を参照して説明する。図1に示されるホ ースリール1は、本体2の左右の一側を形成する第1フレーム3と、この第1フ レーム3と結合して本体2の左右の他側を形成する第2フレーム4と、これら第 1フレーム3と第2フレーム4との間に回転自在に挟み込まれたドラム5とを備 えている。
【0017】 このドラム5には、図示しないホースを所定長さまで巻き付けできるようにな っている。そして、このホースの先端には散水条件を切り替えできる図示しない ガンが接続されている。
【0018】 このようなホースリール1の第2フレーム4には、前記ドラム5を回転駆動さ せるための図示しないハンドルが設けられている。
【0019】 第1フレーム3は、本体2の左右のうちの一側で本体2を支える第1脚部9と 、第1脚部9上に一体に成形され側面視で概略三角形状に形成された第1側壁面 10と、第1側壁面10の上端部に設けられた第1取っ手部11とを備えている 。
【0020】 また、第2フレーム4は、本体2の左右のうちの他側で本体2を支える第2脚 部12と、第2脚部12上に一体に成形され側面視で概略三角形状に形成された 第2側壁面13と、第2側壁面13の上端部に設けられた第2取っ手部14とを 備えている。
【0021】 前記第1脚部9と第2脚部12は互いの先端部で、図6に示す凸部16と、こ の凸部16に嵌合する凹部17とで嵌合されている。さらに、前記凸部16の先 端面には先端部に膨出部が形成された嵌合ボス部16aが設けられ、また、前記 凹部17には嵌合ボス部16aが嵌合する嵌合孔17aが穿設されている。
【0022】 これら、嵌合ボス部16aおよび嵌合孔17aは互いに嵌合して両者間に接着 剤を挟み込むことにより、結合されている。
【0023】 さらに、第1取っ手部11と第2取っ手部14とにおいても、第1および第2 脚部9,12の結合構造同様の嵌合構造により結合されている。
【0024】 なお、前記凸部16および凹部17の結合は、前記嵌合ボス部16aと嵌合孔 17aとによる結合だけに限定されない。
【0025】 例えば、嵌合ボス部16aおよび嵌合孔17aを廃止して、図示しないタッピ ングねじにより結合してもよい。
【0026】 以上のように構成された、ホースリール1の本体2において、前記第1フレー ム3と第2フレーム4は、第1側壁面10および第2側壁面13は、前縁から後 縁までの側部表面10a,13aが、外側に突出する円弧形状に形成されている 。
【0027】 また、この側部表面10a,13aの円弧形状は上部から下部に向けて、曲率 半径が大きくなるよう構成されている。
【0028】 以上のように構成された第2フレーム4は図2に示されるような平面視形状を もっている。また、第1フレーム3および第2フレーム4の内側には、図4およ び図5に示すように前後の縁部から縁リブ3a,4aが延長して形成されている 。
【0029】 また、第1フレーム3および第2フレーム4のそれぞれの高さ方向のほぼ中央 部にはドラム5を回転自在に支持するための支持孔3b,4bが形成されている 。
【0030】 さらに、内側面には傾斜状態で上下方向に延長される補強リブ3c,4cが前 後に1本づつ形成され中央部にも上下方向にほぼ垂直に延長される補強リブ3d ,4dが形成されている。前記支持孔3b,4bのほぼ中心に向けて前後方向か ら延長された横リブ3e,4eは、側部表面10a,13aの輪郭部を形成する 縁リブ3a,4aおよび補強リブ3c,4cを連結し、さらに強度を増している 。
【0031】 前記中央部の上下方向の補強リブ3d,4dの下端部は、側部表面10a,1 3aに左右方向から貫通するリブ孔10b,13bの縁部に有って内側に延長さ れた縁リブ10c,13cに結合されている。このような構造の第2フレーム4 は例えば図3のような縦断面構造をもっている。
【0032】 このような第1フレーム3および第2フレーム4は、従来構造の平板型のフレ ームに比較して、補強リブの本数を著しく減少することができる。
【0033】 つまり、外側に突出する円弧断面で側部表面10a、13aを形成することに より、平板構造に比較して、剛性を高めることができる。この剛性アップの効果 により、補強リブの減少により素材の歩留まりを向上して、ホースリール1の軽 量化を計ることができる。
【0034】 さらに、円弧断面は外的美観を向上し、新たなデザインとしてホースリール1 に盛り込むことができる。
【0035】 なお、本考案は前記一実施例に限定されるものではない。例えば、前記実施例 では、第1フレーム3および第2フレーム4の側部表面は前後方向に円周方向が 向けられた円弧形状が、上部から下部に向かうに従い、その円弧形状の曲率半径 が大となるものであったが、これに限定されるものではない。
【0036】 例えば、側面視で上下方向にほぼ長方形状の第1フレームおよび第2フレーム を立設し、側部表面を外側に突出する円弧形状に形成し、この円弧形状の曲率半 径は上下方向に同一であるように構成しても、フレームの強度アップができる。
【0037】
【考案の効果】
本考案によれば、フレームの側部表面を外側に突出した円弧形状としたことに より、従来の平板の組合せからなるフレームに比較して、補強リブの数を著しく 減少することができるので、材料歩留まりを向上し、本体を軽量化することがで きるホースリールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるホースリールの斜視図である。
【図2】本考案におけるホースリールの第2フレームの
平面図である。
【図3】図2におけるIII−III線部分の断面図である。
【図4】本考案におけるホースリールの第1フレームを
内側から見た側面図である。
【図5】本考案におけるホースリールの第2フレームを
内側から見た側面図である。
【図6】本考案におけるホースリールのフレームの結合
部分を示す断面図である。
【図7】従来のホースリールを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ホースリール 2 本体 3 第1フレーム 4 第2フレーム 5 ドラム 9 第1脚部 10 第1側壁面 11 第1取っ手部 12 第2脚部 13 第2側壁面 14 第2取っ手部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体左右の一側を形成する第1フレーム
    と、 第1フレームと結合され本体左右の他側を形成する第2
    フレームと、 第1フレームおよび第2フレームとの間に回転自在に挟
    み込れたドラムと、 を備えたホースリールにおいて、 第1フレームおよび第2フレームの側部表面を前後方向
    に渡って円弧形状を形成する曲面で外側に突出して構成
    したことを特徴とするホースリール。
  2. 【請求項2】本体左右の一側で本体を支える第1脚部
    と、第1脚部上に一体に成形されドラムの一端を回転自
    在に支持する第1側壁面と、第1側壁面の上端部に設け
    られた第1取っ手部と、を備えた第1フレームと、 第1脚部に結合して本体左右の他側で本体を支える第2
    脚部と、第2脚部上に一体に成形されドラムの他端を回
    転自在に支持する第2側壁面と、第2側壁面の上端部に
    設けられ第1取っ手部に結合さた第2取っ手部と、を備
    えた第2フレームと、 第1フレームおよび第2フレームとの間に回転自在に挟
    み込れたドラムと、 を備えたホースリールにおいて、 前記第1側壁面および第2側壁面を、側部表面の前後方
    向または上下方向に渡って円弧を形成する曲面で外側に
    突出して構成したことを特徴とするホースリール。
  3. 【請求項3】本体左右の一側で本体を支える第1脚部
    と、第1脚部上に一体に成形され側面視で概略三角形状
    の輪郭を成しドラムの一端を回転自在に支持する第1側
    壁面と、第1側壁面の上端部に設けられた第1取っ手部
    と、を備えた第1フレームと、 第1脚部に結合して本体左右の他側で本体を支える第2
    脚部と、第2脚部上に一体に成形され側面視で概略三角
    形状の輪郭を成しドラムの他端を回転自在に支持する第
    2側壁面と、第2側壁面の上端部に設けられ第1取っ手
    部に結合さた第2取っ手部と、を備えた第2フレーム
    と、 第1フレームおよび第2フレームとの間に回転自在に挟
    み込れたドラムと、 を備えたホースリールにおいて、 前記第1側壁面および第2側壁面を、側部表面の前後方
    向に渡って円弧形状を形成する曲面で突出して構成し、
    円弧形状の曲率半径を上部から下部に向けて大としたこ
    とを特徴とするホースリール。
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