JPH0210980Y2 - - Google Patents

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JPH0210980Y2
JPH0210980Y2 JP13674086U JP13674086U JPH0210980Y2 JP H0210980 Y2 JPH0210980 Y2 JP H0210980Y2 JP 13674086 U JP13674086 U JP 13674086U JP 13674086 U JP13674086 U JP 13674086U JP H0210980 Y2 JPH0210980 Y2 JP H0210980Y2
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blade
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blades
handles
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JP13674086U
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JPS6342380U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は不使用時に折りたたむことができる
鋏に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の鋏としては、例えば第6,7図
に示すものがある。この鋏においては、両刀身1
が開閉中心軸2により互いにA矢印方向へ開閉可
能に支持され、この両刀身1の基端部に対し柄3
が両刀身1の開閉方向Aと同一方向Bへ回動可能
に支持されている。そして、第6図に示す使用状
態から両柄3をB矢印方向へ回動させると、第7
図に示すように両柄3は刀身1に対し折りたたま
れる。
このような鋏の場合、使用時の開閉方向Aと折
りたたむときの回動方向Bとが同一であるため、
使用時には何らかの手段で柄3を刀身1に対し回
動規制する必要があつた。本例では、柄3に押え
金15が設けられ、この押え金15の先端により
刀身1の支持ピン13付近を圧接して回動規制す
るようになつている。
すなわち、柄3は金属製の両板材を重ねたもの
であり、それらの間に押え金15が片持ち状に嵌
着されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、柄3は金属製であるため、手触りが
悪くなる欠点がある。そこで、柄3を合成樹脂製
にすると、手触りは良くなるが、刀身1に対する
柄3の回動連結部材や柄3に対する押え金15の
嵌着部分が強度的に弱くなる欠点がある。
又、柄3に対し押え金15が分離されているた
め、押え金15の組付けが面倒になる欠点もあ
る。そのため、押え金15を柄3に一体形成すれ
ばこの欠点は解消されるが、柄3が合成樹脂製で
あると、これも不可能である。
そこで、手触りを良くするために柄の握部分を
合成樹脂製にするとともに、刀身に対する連結部
分や押え金を有する柄の支持部分を金属製にし、
かつこの押え金としての板ばね部を一体形成する
ことにより、前述したすべての欠点を解消するこ
とができるようにしたものが本考案である。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) すなわち、本考案は後記する実施例の図面中第
1〜5図に示すように、両刀身1を開閉中心軸2
により互いに開閉可能に支持し、この両刀身1に
それぞれ柄3をそれらの開閉方向Aと同一の方向
Bへ回動可能に支持して刀身1と柄3とを折りた
たみ可能にした折りたたみ式鋏において、前記柄
3は合成樹脂製の握部材4とこの握部材4に連結
した金属製の支持部材5とからなり、この支持部
材5には底板部10と両側板部11とにより断面
コ状をなす刀身収容部9を形成し、この刀身収容
部9の両側板部11間に刀身1の基端部1aを挿
入してそれらを支持ピン13により回動可能に支
持し、この刀身収容部9の底板部10には使用時
及び折りたたみ時刀身1に対する柄3の回動を規
制するように刀身1の基端部1aに係合する片持
ち状の板ばね部15を切込んで一体形成したもの
である。
(作用) そして、第1図に示す使用状態では、柄3の板
ばね部15が刀身1の基端部1aに係合して柄3
がB矢印方向へ回動するのを規制しており、両刀
身1及び両柄3は開閉中心軸2を中心にA矢印方
向へ互いに開閉可能になる。
この使用状態から両柄3を板ばね部15の弾性
に抗してB矢印方向へ回動させると、第4図に示
すように両柄3が両刀身1に対し折りたたまれて
互いに重合し、両刀身1が両柄3の収容部9に収
容される。この折りたたみ状態では柄3の板ばね
部15が刀身1の基端部1aに係合して柄3が反
B矢印方向へ回動するのを規制している。
逆に、両柄3を反B矢印方向へ回動させれば、
第1図に示す使用状態になる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1〜5図に従つて
説明する。
第1図に示すように両刀身1は開閉中心軸2に
より互いに開閉可能にに支持されてる。両柄3は
合成樹脂製の握部材4と金属製の支持部材5とか
らなる。握部材4は指掛環6とこの指掛環6から
段差部6aを介して延びる断面コ状の連結部7と
からなり、第3図に示すようにその内側に一対の
嵌着孔8が形成されている。第1,5図に示すよ
うに支持部材5は内側の底板部10と両側板11
とにより断面コ状をなす刀身収容部9とその両側
板11から延びる両脚部12とからなり、この支
持部材5が握部材4の連結部7内に嵌め込まれて
その両脚部12が前記連結部7の嵌着孔8に嵌着
されている。第1,2図に示すように両刀身1の
基端部1aは刀身収容部9の両側板部11間に挿
入され、それらが支持ピン13により両刀身1の
開閉方向Aと同一の方向Bへ回動可能に支持され
ている。
特に、第5図に示すように前記刀身収容部9の
底板部10には切込み14により片持ち状の板ば
ね部15が一体形成され、この板ばね部15は刀
身1の基端部1aに係合する。
さて、第1図に示す使用状態では、柄3の板ば
ね部15が刀身1の基端部1aに係合して柄3が
B矢印方向へ回動するのを規制しており、両刀身
1及び両柄3は開閉中心軸2を中心にA矢印方向
へ互いに開閉可能になる。
この使用状態から両柄3は板ばね部15の弾性
に抗してB矢印方向へ回動させると、第4図に示
すように両柄3が両刀身1に対し折りたたまれて
互いに重合し、両刀身1が両柄3の収容部9に収
容される。この折りたたみ状態では柄3の板ばね
部15が刀身1の基端部1aに係合して柄3が反
B矢印方向へ回動するのを規制している。
逆に、両柄3を反B矢印方向へ回動させれば、
第1図に示す使用状態になる。
考案の効果 要するに本考案によれば、柄3の握部材4を合
成樹脂製にしたので、手触りが良くなり、又、柄
3の支持部材5を金属製にしてここに刀身1に対
する連結部分や板ばね部15を設けたので、柄3
の強度を維持することができ、かつこの板ばね部
15を支持部材5に一体形成したので、鋏の組付
けが容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る鋏の使用状態を示す正
面図、第2図は第1図のX−X線拡大断面図、第
3図は第1図のY−Y拡大断面図、第4図は本実
施例に係る鋏の折りたたみ状態をを示す正面図、
第5図は刀身と柄との支持部材を示す拡大分解斜
視図、第6図は従来の鋏の使用状態を示す正面
図、第7図は従来の鋏の折りたたみ状態を示す正
面図である。 刀身……1、開閉中心軸……2、柄……3、握
部材……4、支持部材……5、刀身収容部……
9、底板部……10、側板部……11、支持ピン
……13、切込み……14、板ばね部……15。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両刀身1を開閉中心軸2により互いに開閉可能
    に支持し、この両刀身1にそれぞれ柄3をそれら
    の開閉方向Aと同一の方向Bへ回動可能に支持し
    て刀身1と柄3とを折りたたみ可能にした折りた
    たみ式鋏において、 前記柄3は合成樹脂製の握部材4とこの握部材
    4に連結した金属製の支持部材5とからなり、こ
    の支持部材5には底板部10と両側板部11とに
    より断面コ状をなす刀身収容部9を形成し、この
    刀身収容部9の両側板部11間に刀身1の基端部
    1aを挿入してそれらを支持ピン13により回動
    可能に支持し、この刀身収容部9の底板部10に
    は使用時及び折りたたみ時刀身1に対する柄3の
    回動を規制するように刀身1の基端部1aに係合
    する片持ち状の板ばね部15を切込んで一体形成
    したことを特徴とする折りたたみ式鋏。
JP13674086U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0210980Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13674086U JPH0210980Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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JP13674086U JPH0210980Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6342380U JPS6342380U (ja) 1988-03-19
JPH0210980Y2 true JPH0210980Y2 (ja) 1990-03-19

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