JPS6335746Y2 - - Google Patents

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JPS6335746Y2
JPS6335746Y2 JP1984058608U JP5860884U JPS6335746Y2 JP S6335746 Y2 JPS6335746 Y2 JP S6335746Y2 JP 1984058608 U JP1984058608 U JP 1984058608U JP 5860884 U JP5860884 U JP 5860884U JP S6335746 Y2 JPS6335746 Y2 JP S6335746Y2
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JP
Japan
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ring
scissors
side plates
finger
attached
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JP1984058608U
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JPS60171267U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本案は、主として理容、美容上の繊細な調髪に
使用する鋏に係るものであるが、これに限らず一
般家庭用の鋏としても用い得るものである。
従来の技術 一体に刃部を形成した2本の操作杆のほぼ中央
部を枢着してX状にした鋏を使用する場合に、各
操作杆の端末に設けたリングの一方のリングに
は、これに挿入した指以外の指、例えば第4指、
第5指などをリングの外に添わせて同時に動かす
と、微妙な開閉操作も容易に行うことができるこ
とはよく知られており、これらの指を掛けるため
に、従来は、湾曲した指掛けを一方のリングと一
体に形成したもの、又は実開昭60−21269号のよ
うに、リングの一部に平面方向に貫通する長溝孔
を設け、この長溝孔内に指掛杆を収容及び突出自
在に枢着したものが公知である。
本案が解決しようとする問題点 前述した従来の構成のうち、指掛けをリングと
一体に形成したものは、鋏の収納等に際してより
広いスペースを必要とする難点があつた。
また、後者のものは、リングの一部に平面方向
の長溝孔を設けるために鋏の製造工程が多くて複
雑であるとともに、指掛けのない既存の鋏に装着
することはできない。しかも、この長溝孔はリン
グの厚みの範囲内に設けられるので幅が狭く、し
たがつてこの長溝孔内に枢着される指掛杆も必然
的に薄くなり、指との接触面が細く狭小であるた
めに指の支承度が不十分で使い心地が悪いという
問題点があつた。
問題を解決するための手段 本案は上記の問題点を解決するもので、被取付
リングの半径曲率にほ相当して弧状に湾曲させた
左右側板の内端部を前記リングの両側面に枢着
し、前記両側板間の外部側には、これが開き回動
したとき所定の位置でその内側端部が前記リング
の外周面に当接する覆板を一体に連設したことを
要旨としている。
作 用 前記のようにリングに指掛けを枢着したから、
不使用時にこれを閉じると、両側板はリングの両
側面に、覆板はリングの外周面に密接して突出し
た指掛けは消失し、リングと一体化される。また
使用時にこれを開くと、覆板の内側端縁が所定の
位置でリングの外周面に当接しそれ以上は開き回
動をしないから、指掛けは該位置で停止する。こ
の場合には、両側板の枢着部側の部分がリングの
側面にそれぞれ接しているため、指掛けが回動方
向と直交する方向に揺動してガタつくことがない
とともに、両側板の湾曲した凹端面が並列して指
に接触するから、充分に指の動きを支承すること
ができる。
実施例 図面に示すごとく、指掛け1の両側板2は被取
付リング3の半径曲率にほぼ相当させて弧状に湾
曲させ、その内端部を支軸4で前記リング3の両
側面に回動自在に枢着する。また、両側板2間の
外部側には、これと一体に覆板5を連設するが、
その内側の端縁5aは、第2、第5図示のように
これが開き回動したとき、指を掛けるのに最も適
した位置において前記リング3の外周面3aに当
接するよう設定する。なお、図中6は、両側板2
に突き出し形成した離脱防止用の内方への突起で
ある。
したがつて、指掛け1を開いた第2図示の状態
では、覆板5の内側端縁5aがリング3の外周面
3aに当接するから指掛け1は該位置で停止し、
また、左右の側板2の枢着部側の部分がリング3
の各側面に接してこれを挟着した状態となるの
で、指掛け1が回動方向と直交する方向にガタつ
くことがない。さらに、これを閉じた第3図示の
状態では、突出した指掛け1を消失させ、リング
3に重ねてこれと一体化させ得るのである。
効 果 本案は上記のごとく、弧状に湾曲させた左右側
板の内端部をリングの両側面に枢着したので、こ
れを開いて使用する場合に、前記左右側板の湾曲
した凹端面が2列に並列して指に接触するから指
の動きを充分に支承することができ、鋏の微妙な
開閉操作を確実に行い得る効果がある。また、こ
の指掛けは左右側板の内端部を鋏のリングの両側
板に枢着すれば足りるから、構成が簡単であり、
且つリングの両側面にネジ孔を設けることにより
既存の鋏にも容易に取り付けることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は本案指掛
け部を備えた鋏の一部斜面図、第2図は使用状態
の拡大斜面図、第3図は不使用時の正面図、第4
図は第3図A−A線の断面図、第5図は指掛けの
中央縦断面図である。 1……指掛け、2……左右の側板、3……被取
付リング、4……支軸、5……覆板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の鋏体のほぼ中央部を枢着してX状に開閉
    自在にした鋏において、一方の操作杆端末の被取
    付リング3の半径曲率にほぼ相当して弧状に湾曲
    させた左右側板2の内端部を前記リングの両側面
    に支軸4で枢着し、前記両側板間の外部側には、
    これが開き回動したとき所定の位置でその内側端
    縁5aが前記リングの外周面3aに当接する覆板
    5を一体に連設したことを特徴とする鋏の指掛け
    部。
JP5860884U 1984-04-23 1984-04-23 鋏の指掛け部 Granted JPS60171267U (ja)

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JP5860884U JPS60171267U (ja) 1984-04-23 1984-04-23 鋏の指掛け部

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JP5860884U JPS60171267U (ja) 1984-04-23 1984-04-23 鋏の指掛け部

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JPS60171267U JPS60171267U (ja) 1985-11-13
JPS6335746Y2 true JPS6335746Y2 (ja) 1988-09-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021269B2 (ja) * 1978-08-25 1985-05-27 日本警備保障株式会社 弁装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021269U (ja) * 1983-07-21 1985-02-14 株式会社 サントク 理髪鋏

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021269B2 (ja) * 1978-08-25 1985-05-27 日本警備保障株式会社 弁装置

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JPS60171267U (ja) 1985-11-13

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