JPH0733733Y2 - 洋鋏における両柄部の閉じ構造 - Google Patents
洋鋏における両柄部の閉じ構造Info
- Publication number
- JPH0733733Y2 JPH0733733Y2 JP1989064059U JP6405989U JPH0733733Y2 JP H0733733 Y2 JPH0733733 Y2 JP H0733733Y2 JP 1989064059 U JP1989064059 U JP 1989064059U JP 6405989 U JP6405989 U JP 6405989U JP H0733733 Y2 JPH0733733 Y2 JP H0733733Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- scissors
- inner edge
- opposite inner
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Scissors And Nippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 考案の目的 ［産業上の利用分野］ この考案は一対の鋏片を開閉中心軸により回動可能に支
持して同軸よりも先端側を刃部とするとともに基端側を
柄部としたいわゆる洋鋏において、両鋏片を互いに閉じ
た時の両柄部の構造に関するものである。
持して同軸よりも先端側を刃部とするとともに基端側を
柄部としたいわゆる洋鋏において、両鋏片を互いに閉じ
た時の両柄部の構造に関するものである。
［従来の技術］ 従来、この種の洋鋏としては、例えば実開昭59-111673
号公報に示すものがある。この洋鋏においては、両柄部
の対向内側縁部にストッパ部が設けられ、両鋏片を互い
に閉じた時この両ストッパ部が当接するようになってい
る。一方の柄部には名札収容凹部が形成されている。
号公報に示すものがある。この洋鋏においては、両柄部
の対向内側縁部にストッパ部が設けられ、両鋏片を互い
に閉じた時この両ストッパ部が当接するようになってい
る。一方の柄部には名札収容凹部が形成されている。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、この洋鋏では、両鋏片を互いに閉じた時両柄
部の対向内側縁部間に空間ができるため、見栄えが悪く
なっていた。そこで、両柄部の対向内側縁部全体を互い
に当接させてそれらの間の空間をなくすことは可能であ
るが、この場合にも対向内側縁部間に境目ができるた
め、やはり見栄えなくが悪くなっていた。
部の対向内側縁部間に空間ができるため、見栄えが悪く
なっていた。そこで、両柄部の対向内側縁部全体を互い
に当接させてそれらの間の空間をなくすことは可能であ
るが、この場合にも対向内側縁部間に境目ができるた
め、やはり見栄えなくが悪くなっていた。
本考案は両鋏片を互いに閉じたとき両柄部の対向内側縁
部間にできる空間又は境目を隠すことができるように改
良して、両柄部の見栄えを良くすることを目的としてい
る。
部間にできる空間又は境目を隠すことができるように改
良して、両柄部の見栄えを良くすることを目的としてい
る。
考案の構成 ［課題を解決するための手段］ この目的を達成するため本考案は、一対の鋏片を開閉中
心軸により回動可能に支持して同軸よりも先端側を刃部
とするとともに基端側を柄部とした洋鋏において、両柄
部の対向内側縁部の両側のうち、一方の柄部の対向内側
縁部の一側には両鋏片を互いに閉じた時他方の柄部の対
向内側縁部の一側全体と重合される隠蔽カバーを突設す
るとともに、他方の柄部の対向内側縁部の他側には両鋏
片を互いに閉じた時前記一方の柄部の対向内側縁部の他
側全体と重合される隠蔽カバーを突設するような構成と
した。
心軸により回動可能に支持して同軸よりも先端側を刃部
とするとともに基端側を柄部とした洋鋏において、両柄
部の対向内側縁部の両側のうち、一方の柄部の対向内側
縁部の一側には両鋏片を互いに閉じた時他方の柄部の対
向内側縁部の一側全体と重合される隠蔽カバーを突設す
るとともに、他方の柄部の対向内側縁部の他側には両鋏
片を互いに閉じた時前記一方の柄部の対向内側縁部の他
側全体と重合される隠蔽カバーを突設するような構成と
した。
［作用］ 両鋏片を互いに閉じると、両柄部の対向内側縁部の境目
全体が隠蔽カバーによって隠される。
全体が隠蔽カバーによって隠される。
［実施例］ 以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第１図に示すように一対の鋏片1,2は開閉中心軸３によ
り回動可能に支持され、同軸３よりも先端側が刃部４と
なっているとともに基端側が柄部５となっている。両柄
部５には握環6aを有するプラスチック製の把持部６が設
けられている。
り回動可能に支持され、同軸３よりも先端側が刃部４と
なっているとともに基端側が柄部５となっている。両柄
部５には握環6aを有するプラスチック製の把持部６が設
けられている。
前記両把持部６の対向内側縁部７には両鋏片1,2を互い
に閉じた時当接するストッパ部８が突設されている。第
2,3図に示すように、両柄部５の対向内側縁部７の両側
のうち、一方の柄部５の対向内側縁部７の一側には隠蔽
カバー９が他方の柄部５の対向内側縁部７の一側へ向け
て突設されているとともに、他方の柄部５の対向内側縁
部７の他側には同じく隠蔽カバー９が一方の柄部５の対
向内側縁部７の他側へ向けて突設されている。両隠蔽カ
バー９は対向内側縁部７全体に突設され、その外面が平
面状になっている。そして、両鋏片1,2を互いに閉じた
時、一方の柄部５の隠蔽カバー９が他方の柄部５の対向
内側縁部７の一側上に重合されるとともに、他方の柄部
５の隠蔽カバー９が一方の柄部５の対向内側縁部７の他
側上に重合されるようになっている。両隠蔽カバー９の
外面には名札や装飾シールを貼ることができる。
に閉じた時当接するストッパ部８が突設されている。第
2,3図に示すように、両柄部５の対向内側縁部７の両側
のうち、一方の柄部５の対向内側縁部７の一側には隠蔽
カバー９が他方の柄部５の対向内側縁部７の一側へ向け
て突設されているとともに、他方の柄部５の対向内側縁
部７の他側には同じく隠蔽カバー９が一方の柄部５の対
向内側縁部７の他側へ向けて突設されている。両隠蔽カ
バー９は対向内側縁部７全体に突設され、その外面が平
面状になっている。そして、両鋏片1,2を互いに閉じた
時、一方の柄部５の隠蔽カバー９が他方の柄部５の対向
内側縁部７の一側上に重合されるとともに、他方の柄部
５の隠蔽カバー９が一方の柄部５の対向内側縁部７の他
側上に重合されるようになっている。両隠蔽カバー９の
外面には名札や装飾シールを貼ることができる。
第４図に示すように口部10aを有するケース10の一側に
は弾性舌片11が切込み形成されている。そして、第5,6
図に示すように両鋏片1,2を閉じた状態で両刃部４を口
部11aからケース10内に挿入すると、両刃部４が弾性舌
片11により圧接されて両鋏片1,2がケース10から抜け落
ちないようになっている。この収納状態で、ケース10の
口部10aは前記両隠蔽カバー９に当接し、ケース10の外
面と両隠蔽カバー９の外面とが面一になる。
は弾性舌片11が切込み形成されている。そして、第5,6
図に示すように両鋏片1,2を閉じた状態で両刃部４を口
部11aからケース10内に挿入すると、両刃部４が弾性舌
片11により圧接されて両鋏片1,2がケース10から抜け落
ちないようになっている。この収納状態で、ケース10の
口部10aは前記両隠蔽カバー９に当接し、ケース10の外
面と両隠蔽カバー９の外面とが面一になる。
特に本実施例においては、両鋏片1,2を互いに閉じた時
両柄部５の対向内側縁部７間の空間Ｓが両隠蔽カバー９
により隠されるので、両柄部５の見栄えが良くなる。
又、両隠蔽カバー９の外面に名札や装飾シールを貼れ
ば、より一層装飾効果が高められる。
両柄部５の対向内側縁部７間の空間Ｓが両隠蔽カバー９
により隠されるので、両柄部５の見栄えが良くなる。
又、両隠蔽カバー９の外面に名札や装飾シールを貼れ
ば、より一層装飾効果が高められる。
以上詳述したように、この考案によれば両鋏片を互いに
閉じると、両柄部の対向内側縁部の境目全体が隠蔽カバ
ーによって隠されるため、両柄部の見栄えが大変良くな
る。
閉じると、両柄部の対向内側縁部の境目全体が隠蔽カバ
ーによって隠されるため、両柄部の見栄えが大変良くな
る。
第１図は本実施例に係る洋鋏を示す正面図、第２図は第
１図のＸ−Ｘ線断面図、第３図は第１図のＹ−Ｙ線拡大
断面図、第４図はケースを示す斜視図、第５図はケース
に洋鋏を収納した状態を示す正面図、第６図は第５図の
一部切欠平面図である。 1,2……鋏片、３……開閉中心軸、４……刃部、５……
柄部、７……対向内側縁部、９……隠蔽カバー。
１図のＸ−Ｘ線断面図、第３図は第１図のＹ−Ｙ線拡大
断面図、第４図はケースを示す斜視図、第５図はケース
に洋鋏を収納した状態を示す正面図、第６図は第５図の
一部切欠平面図である。 1,2……鋏片、３……開閉中心軸、４……刃部、５……
柄部、７……対向内側縁部、９……隠蔽カバー。
Claims (1)
- 【請求項１】一対の鋏片（1,2）を開閉中心軸（３）に
より回動可能に支持して同軸（３）よりも先端側を刃部
（４）とするとともに基端側を柄部（５）とした洋鋏に
おいて、 両柄部（５）の対向内側縁部（７）の両側のうち、一方
の柄部（５）の対向内側縁部（７）の一側には両鋏片
（1,2）を互いに閉じた時他方の柄部（５）の対向内側
縁部（７）の一側全体と重合される隠蔽カバー（９）を
突設するとともに、他方の柄部（５）の対向内側縁部
（７）の他側には両鋏片（1,2）を互いに閉じた時前記
一方の柄部（５）の対向内側縁部（７）の他側全体と重
合される隠蔽カバー（９）を突設したことを特徴とする
洋鋏における両柄部の閉じ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989064059U JPH0733733Y2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 洋鋏における両柄部の閉じ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989064059U JPH0733733Y2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 洋鋏における両柄部の閉じ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH033971U JPH033971U (ja) | 1991-01-16 |
| JPH0733733Y2 true JPH0733733Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=31594658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989064059U Expired - Lifetime JPH0733733Y2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 洋鋏における両柄部の閉じ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733733Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101877085B1 (ko) * | 2011-06-13 | 2018-07-10 | 가부시키가이샤 엔지니어 | 가위 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57103063U (ja) * | 1980-12-16 | 1982-06-24 |
-
1989
- 1989-06-01 JP JP1989064059U patent/JPH0733733Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101877085B1 (ko) * | 2011-06-13 | 2018-07-10 | 가부시키가이샤 엔지니어 | 가위 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH033971U (ja) | 1991-01-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |