JPS6021269B2 - 弁装置 - Google Patents
弁装置Info
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- JPS6021269B2 JPS6021269B2 JP10268378A JP10268378A JPS6021269B2 JP S6021269 B2 JPS6021269 B2 JP S6021269B2 JP 10268378 A JP10268378 A JP 10268378A JP 10268378 A JP10268378 A JP 10268378A JP S6021269 B2 JPS6021269 B2 JP S6021269B2
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- Japan
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- pressure
- valve device
- valve
- piston
- valve body
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- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は弁装置に関し、更に特定して述べるとタンク内
の圧力と大気圧との圧力差を常時所定値以下に保つよう
にするための弁装置に関するものである。
の圧力と大気圧との圧力差を常時所定値以下に保つよう
にするための弁装置に関するものである。
一般に、石油タンク等において蓄積量の変化及び局地気
象の変化、例えば、急激な雨などがあった場合にタンク
内部の圧力と大気圧との差が著しく大きくなり、タンク
が破裂或いは座屈破壊するのを防止するため、この種の
タンクにはタンクの内圧を常に大気圧にほぼ等しく保つ
ための圧力調整弁装置即ち、ベントパィプ及び、ブリー
ザーバルブが設けられている。
象の変化、例えば、急激な雨などがあった場合にタンク
内部の圧力と大気圧との差が著しく大きくなり、タンク
が破裂或いは座屈破壊するのを防止するため、この種の
タンクにはタンクの内圧を常に大気圧にほぼ等しく保つ
ための圧力調整弁装置即ち、ベントパィプ及び、ブリー
ザーバルブが設けられている。
従来の圧力調整弁装置は、その1例として第1図に示す
ように、開□部1を介してタンク(図示せず)の内部に
蓮適する室2を形成する本体3を有し、本体3には室2
を大気と蓮通させるための閉口部4,5が夫々設けられ
ていて、閉口部4,5には夫々閉口部4,5を塞ぐため
のディスク部村6,7が対応して設けられている。
ように、開□部1を介してタンク(図示せず)の内部に
蓮適する室2を形成する本体3を有し、本体3には室2
を大気と蓮通させるための閉口部4,5が夫々設けられ
ていて、閉口部4,5には夫々閉口部4,5を塞ぐため
のディスク部村6,7が対応して設けられている。
ディスク部村6は開□部4の内側に配置されており、支
持案内部材8aによって支持案内されるロッド8が図示
の如くディスク部材6の一側面に固着されていて、これ
によりディスク部材6は上下動自在に支持案内されてい
る。
持案内部材8aによって支持案内されるロッド8が図示
の如くディスク部材6の一側面に固着されていて、これ
によりディスク部材6は上下動自在に支持案内されてい
る。
一方、ディスク部材7は開□部5の外側に配置されてお
り、ディスク部材6と同様にその一側面に固着されたロ
ッド9が支持案内部材9aにより、上下動自在に支持案
内されるように構成されている。尚、符号10で示され
ているのはカバーである。このような構成によると、こ
のペント弁装置が接続されているタンク内の圧力が何ら
かの原因で上昇して大気圧より圧力が高くなると、同時
に室2内の圧力も同様に上昇し、従ってディスク部材7
を上方に押上げて開口部5を介してタンク内部と大気と
を運速させ、タンク内部の圧力が大気圧と等しくなるよ
うに圧力調節を行う。一方、タンク内の圧力が大気圧よ
り低くなると、室2内の圧力状態が負圧となるために、
ディスク部材6が上方に押上げられ、関口部4を介して
大気が室2内に流れ込みタンク内の圧力が大気圧に等し
くなるように圧力調整を行なう。しかしながら、このよ
うな構造では、圧力調整を行うにはガスの通る通路全て
が圧力に耐える構造となっていなければならず、圧力調
整弁装置との間に大気のみが入る予備空間を設ける必要
があり(予備空間がなく調整弁装置が直接外界と通じる
と大気に伴う雨、風等による2次的被害を受ける可能性
がある)、またこのためガスボンベ等のガス出入口より
圧力調整弁に至るまでの流路が複雑となり流量計算も難
しくなり、これらのことから圧力調整弁装置全体の機構
が複雑となり、またディスク部材6,7による圧力調整
弁装置がロッド9を中心に摺動して弁自体が均一に上下
することが困難でありこのため故障が生じ易く価格も高
くなるという欠点を有している。
り、ディスク部材6と同様にその一側面に固着されたロ
ッド9が支持案内部材9aにより、上下動自在に支持案
内されるように構成されている。尚、符号10で示され
ているのはカバーである。このような構成によると、こ
のペント弁装置が接続されているタンク内の圧力が何ら
かの原因で上昇して大気圧より圧力が高くなると、同時
に室2内の圧力も同様に上昇し、従ってディスク部材7
を上方に押上げて開口部5を介してタンク内部と大気と
を運速させ、タンク内部の圧力が大気圧と等しくなるよ
うに圧力調節を行う。一方、タンク内の圧力が大気圧よ
り低くなると、室2内の圧力状態が負圧となるために、
ディスク部材6が上方に押上げられ、関口部4を介して
大気が室2内に流れ込みタンク内の圧力が大気圧に等し
くなるように圧力調整を行なう。しかしながら、このよ
うな構造では、圧力調整を行うにはガスの通る通路全て
が圧力に耐える構造となっていなければならず、圧力調
整弁装置との間に大気のみが入る予備空間を設ける必要
があり(予備空間がなく調整弁装置が直接外界と通じる
と大気に伴う雨、風等による2次的被害を受ける可能性
がある)、またこのためガスボンベ等のガス出入口より
圧力調整弁に至るまでの流路が複雑となり流量計算も難
しくなり、これらのことから圧力調整弁装置全体の機構
が複雑となり、またディスク部材6,7による圧力調整
弁装置がロッド9を中心に摺動して弁自体が均一に上下
することが困難でありこのため故障が生じ易く価格も高
くなるという欠点を有している。
さらにまたこのような構造のものでは外界大気圧とボン
ベ内圧力が同圧程度のものに使用が限られ、高圧、低圧
ボンベ等には使用できないという欠点もある。また一方
、実公昭粉−21074号公報に示されているように、
従来、温風炉等における内圧調節器として、ダンパーケ
ース内に上端を回転中心としたダンパーを設け、かっこ
のダンパーケースの基部に適当な角度をもって拡大部を
形成することにより、煙突の吸引力過度、煙突先端より
の突風吸込み、異常着火時等に応じてダンパーを内側あ
るいは外側に開き通風力及び炉内圧力を調節するように
して通風力及び炉内圧力を常に安定状態に保つようにし
た装置が知られている。しかしこの装置も大気圧と炉内
圧力を略々等しくするだけのものであって、高圧、低圧
タンク等の圧力調整に用いることはできず、汎用性がな
いという欠点を有している。本発明の目的は、機構が簡
単で信頼性が高く且つ安価な弁装置を提供することにあ
る。
ベ内圧力が同圧程度のものに使用が限られ、高圧、低圧
ボンベ等には使用できないという欠点もある。また一方
、実公昭粉−21074号公報に示されているように、
従来、温風炉等における内圧調節器として、ダンパーケ
ース内に上端を回転中心としたダンパーを設け、かっこ
のダンパーケースの基部に適当な角度をもって拡大部を
形成することにより、煙突の吸引力過度、煙突先端より
の突風吸込み、異常着火時等に応じてダンパーを内側あ
るいは外側に開き通風力及び炉内圧力を調節するように
して通風力及び炉内圧力を常に安定状態に保つようにし
た装置が知られている。しかしこの装置も大気圧と炉内
圧力を略々等しくするだけのものであって、高圧、低圧
タンク等の圧力調整に用いることはできず、汎用性がな
いという欠点を有している。本発明の目的は、機構が簡
単で信頼性が高く且つ安価な弁装置を提供することにあ
る。
上記目的を達成するため、本発明によれば、2つの関口
部を有する本体と、前記2つの関口部間に配置され両関
口部閥の薫通を開閉制御するよう前記本体に揺動自在に
支持された弁体と、該弁体の前記開閉動作を制御するた
めの制御装置とを有し、前記制御装置は、前記本体に取
付けられたハウジングと、該ハウジング内に収容され前
記弁体のアームの一端に連結されたピストンと、前記ピ
ストンの両側にそれぞれ配設されそのピストン側への移
動が前記ハウジングに設けた肩部によって規制される受
圧板と、前記各受圧板をピストン側に付勢する各弾発ば
ね部材と、前記各弾発ばね部材の礎発力を調整する調整
部材とを具備し、前記弁体に与えられる圧力の差が所定
の圧力以上になった時のみ前記弁体を開放するようにし
たことを特徴とする弁装置が提供される。
部を有する本体と、前記2つの関口部間に配置され両関
口部閥の薫通を開閉制御するよう前記本体に揺動自在に
支持された弁体と、該弁体の前記開閉動作を制御するた
めの制御装置とを有し、前記制御装置は、前記本体に取
付けられたハウジングと、該ハウジング内に収容され前
記弁体のアームの一端に連結されたピストンと、前記ピ
ストンの両側にそれぞれ配設されそのピストン側への移
動が前記ハウジングに設けた肩部によって規制される受
圧板と、前記各受圧板をピストン側に付勢する各弾発ば
ね部材と、前記各弾発ばね部材の礎発力を調整する調整
部材とを具備し、前記弁体に与えられる圧力の差が所定
の圧力以上になった時のみ前記弁体を開放するようにし
たことを特徴とする弁装置が提供される。
そして上記の構成により、タンク内圧と大気圧との差が
所定値以上になると、弁体が、上記圧力差と弾力部材の
弾発力とが平衡するまで移動して弁装置を開放し、タン
ク内圧と大気圧との差が上記弾発力と等しくなったとき
に弁装置が再び閉状態となり、このようにしてタンク内
圧と大気圧との圧力差を常時所定値以下に保つものであ
る。以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明する
。
所定値以上になると、弁体が、上記圧力差と弾力部材の
弾発力とが平衡するまで移動して弁装置を開放し、タン
ク内圧と大気圧との差が上記弾発力と等しくなったとき
に弁装置が再び閉状態となり、このようにしてタンク内
圧と大気圧との圧力差を常時所定値以下に保つものであ
る。以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明する
。
第2図には、本発明の弁装置20がタンク21の内圧と
大気圧との差を常時所定値以下に維持するための内圧調
整弁として、タンク21の頂部の通気パイプ22にェル
ボ23を介して設けられている場合の一実施例が示され
ている。
大気圧との差を常時所定値以下に維持するための内圧調
整弁として、タンク21の頂部の通気パイプ22にェル
ボ23を介して設けられている場合の一実施例が示され
ている。
弁装置20はパイプ22,23を介してタンク内部に運
通しており、たとえば前記所定値が0のときは、、タン
ク21内の圧力が種々の原因により大気圧と異なった場
合にのみこの圧力差によって弁装置20が開状態となっ
て、タンク内の圧力が常時大気圧と略等しくなるように
タンク内の圧力を調節するためのものである。第3図に
は、第2図に示した弁装置20が断面図にて詳細に示さ
れている。弁装置20は一端開口部20aにフランジ2
4が形成された円筒形の本体25を備え、本体25の内
周壁25aには円形関口部26を有する環状隔壁27が
本体25と一体に設けられており、この環状隔壁27に
よって本体25の内部はパイプ23,22を介してタン
ク内部と常時達適している内室28と、本体25の他端
閉口部29を介して大気に常時達適している外室30と
に分けられている。本体25の周壁には略〈の字状に湾
曲したアーム31の一端部31aが枢支ピン32により
揺動自在に枢支されており、アーム31の他端部31b
には円形関口部26の形状に相応した外周形状を有する
円板状弁体33が固着ざれてし、て(第4図参照)、ア
ーム31に固定された弁体33は枢支ピン32を中心に
第3図中点線で示す如く枢支運動を行うことができる。
この枢支構造は第5図及び第6図に詳細に示されている
ように、アーム31の一端部31aが貫入する窓34が
本体25の周壁に形成されており、且つ本体25の軸線
に沿う窓34の側緑には一端部31aに搬入されている
枢支ピン32の係合突出部32a,32bを収容するた
めのへこみ35,36が夫々設けられている。これらの
係合突出部32a,32bが係入されたへこみ35,3
6の開□部は押え板37,38により塞がれており、こ
れによりアーム31の一端部31aが本体25の周壁に
枢着されている。内室28と外室30との間の圧力差が
無い場合には弁体33が、第3図中実線で示されるよう
に、閉口部26にはめ合わされた状態として内室28と
外室30とを弁体33によって軟密閉状態とする一方、
内室28と外室30との間に圧力差が生じた場合にはこ
の圧力差が所定値を越えたとき弁体33が矢印A方向又
は矢印B方向に移動させられて内室28と外室30とを
蓮通させるようにするため、アーム31の一端部には開
閉制御装置39が設けられている。
通しており、たとえば前記所定値が0のときは、、タン
ク21内の圧力が種々の原因により大気圧と異なった場
合にのみこの圧力差によって弁装置20が開状態となっ
て、タンク内の圧力が常時大気圧と略等しくなるように
タンク内の圧力を調節するためのものである。第3図に
は、第2図に示した弁装置20が断面図にて詳細に示さ
れている。弁装置20は一端開口部20aにフランジ2
4が形成された円筒形の本体25を備え、本体25の内
周壁25aには円形関口部26を有する環状隔壁27が
本体25と一体に設けられており、この環状隔壁27に
よって本体25の内部はパイプ23,22を介してタン
ク内部と常時達適している内室28と、本体25の他端
閉口部29を介して大気に常時達適している外室30と
に分けられている。本体25の周壁には略〈の字状に湾
曲したアーム31の一端部31aが枢支ピン32により
揺動自在に枢支されており、アーム31の他端部31b
には円形関口部26の形状に相応した外周形状を有する
円板状弁体33が固着ざれてし、て(第4図参照)、ア
ーム31に固定された弁体33は枢支ピン32を中心に
第3図中点線で示す如く枢支運動を行うことができる。
この枢支構造は第5図及び第6図に詳細に示されている
ように、アーム31の一端部31aが貫入する窓34が
本体25の周壁に形成されており、且つ本体25の軸線
に沿う窓34の側緑には一端部31aに搬入されている
枢支ピン32の係合突出部32a,32bを収容するた
めのへこみ35,36が夫々設けられている。これらの
係合突出部32a,32bが係入されたへこみ35,3
6の開□部は押え板37,38により塞がれており、こ
れによりアーム31の一端部31aが本体25の周壁に
枢着されている。内室28と外室30との間の圧力差が
無い場合には弁体33が、第3図中実線で示されるよう
に、閉口部26にはめ合わされた状態として内室28と
外室30とを弁体33によって軟密閉状態とする一方、
内室28と外室30との間に圧力差が生じた場合にはこ
の圧力差が所定値を越えたとき弁体33が矢印A方向又
は矢印B方向に移動させられて内室28と外室30とを
蓮通させるようにするため、アーム31の一端部には開
閉制御装置39が設けられている。
開閉制御装置39は、本体25の周壁外周面上に固定さ
れたハウジング40を有し、ハウジング40内の略中央
に形成された紬径の案内路41内にはピストン42が軸
線方向に移動自在に収納されており、このピストン42
には、ハウジング40の壁に設けられた孔43から案内
路41内に突出したアーム31の一端部31aに設けら
れた長孔44内に係入する係入ピン45が楯設されてお
り、これによりアーム31とピストン42とが結合され
ている。案内路41の両端には案内路41より大径のば
ね室46,47が夫々設けられており、ばね室46内に
は弾発ばね部材48が収納されており、弾発ばね部材4
8の弾発力により受圧板49を肩部5川こ押圧している
。この押圧力はばね室46の側壁に螺合された圧力調節
部材51により適宜所望する値に調節することができる
。ばね室47内の構成もばね室46内の構成と同様であ
るのでばね室46内の各部材と対応する都材には同一の
符号に「′」を付して表示し、説明を省略する。図示の
実施例では、ピストン42の軸万向の長さは案内路41
の長さ‘こ略等しく形成され、且つピストン42が、2
つの受圧板49,49′間に各受圧板からの押圧力を受
けない状態で、案内路41内に位置している時弁体33
が関口部26を塞ぐように、装置39は調整されている
。従って、このような構成によると、内室28の圧力P
,が外室30の圧力(即ち大気圧)P2と等しい場合に
は弁体33は第3図中実線で示される位置にあり、弁装
置2川ま閉状態にある。
れたハウジング40を有し、ハウジング40内の略中央
に形成された紬径の案内路41内にはピストン42が軸
線方向に移動自在に収納されており、このピストン42
には、ハウジング40の壁に設けられた孔43から案内
路41内に突出したアーム31の一端部31aに設けら
れた長孔44内に係入する係入ピン45が楯設されてお
り、これによりアーム31とピストン42とが結合され
ている。案内路41の両端には案内路41より大径のば
ね室46,47が夫々設けられており、ばね室46内に
は弾発ばね部材48が収納されており、弾発ばね部材4
8の弾発力により受圧板49を肩部5川こ押圧している
。この押圧力はばね室46の側壁に螺合された圧力調節
部材51により適宜所望する値に調節することができる
。ばね室47内の構成もばね室46内の構成と同様であ
るのでばね室46内の各部材と対応する都材には同一の
符号に「′」を付して表示し、説明を省略する。図示の
実施例では、ピストン42の軸万向の長さは案内路41
の長さ‘こ略等しく形成され、且つピストン42が、2
つの受圧板49,49′間に各受圧板からの押圧力を受
けない状態で、案内路41内に位置している時弁体33
が関口部26を塞ぐように、装置39は調整されている
。従って、このような構成によると、内室28の圧力P
,が外室30の圧力(即ち大気圧)P2と等しい場合に
は弁体33は第3図中実線で示される位置にあり、弁装
置2川ま閉状態にある。
若し、何らかの理由でP,>P2となり、弁体33を矢
印A方向に押圧する菱圧(P,一P2)が揮発ばね部材
48′の弾発力に打ち勝つような圧力に達すると、ピス
トン42は受圧板49′を磯発ばね部材48′の磯発力
に抗して第3図中右手方向に移動し、弾発ばね部材48
′の弾発力と圧力差P.−P2とが平衡するまで弁体3
3が移動する。このようにして弁装置20が開状態とな
ることにより内室28の圧力P,は徐々に減少し、差圧
(P,一P2)≦弾発力48′となった時に弁装置20
は再び閉状態となる。一方、P.<P2となった場合に
は、同様にしてこの圧力差が所定値を越えると、弁体3
3は矢印B方向に押圧されてピストン42は受圧板49
を弾発ばね部村48の弾発力に抗して第3図中左手方向
に移動し、弾発ばね部材48の弾発力と圧力差P2−P
,とが平衡するまで弁体33が移動する。大気圧P2と
、内室28内の圧力即ちタンク21の内圧、との差が、
差圧(P2−P.)≦弾発力となったときに、弁装置2
0は再び閉状態となる。尚、上記において、各弾発ばね
部村48,48′の弾発力は、すでに述べたように、圧
力調節部材51,51′により適宜所望する値に調節す
ることができるが、この調整は次のようにして行う。
印A方向に押圧する菱圧(P,一P2)が揮発ばね部材
48′の弾発力に打ち勝つような圧力に達すると、ピス
トン42は受圧板49′を磯発ばね部材48′の磯発力
に抗して第3図中右手方向に移動し、弾発ばね部材48
′の弾発力と圧力差P.−P2とが平衡するまで弁体3
3が移動する。このようにして弁装置20が開状態とな
ることにより内室28の圧力P,は徐々に減少し、差圧
(P,一P2)≦弾発力48′となった時に弁装置20
は再び閉状態となる。一方、P.<P2となった場合に
は、同様にしてこの圧力差が所定値を越えると、弁体3
3は矢印B方向に押圧されてピストン42は受圧板49
を弾発ばね部村48の弾発力に抗して第3図中左手方向
に移動し、弾発ばね部材48の弾発力と圧力差P2−P
,とが平衡するまで弁体33が移動する。大気圧P2と
、内室28内の圧力即ちタンク21の内圧、との差が、
差圧(P2−P.)≦弾発力となったときに、弁装置2
0は再び閉状態となる。尚、上記において、各弾発ばね
部村48,48′の弾発力は、すでに述べたように、圧
力調節部材51,51′により適宜所望する値に調節す
ることができるが、この調整は次のようにして行う。
即ち、通常コンビナートの石油精製工場等のタンクにお
いては、1.0乃至1.5〔k9/泳G〕程度までの過
圧及び0.2〜0.5〔k9/仇G〕程度の負圧に耐え
られるように設計してあるので、圧力IP,−P2lが
上記値になる前に弁体33が開状態となるように、圧力
計を用いて調節すればよい。本発明によれば、従釆技術
に比較して大気圧、内圧の流通路の構造が複雑でなく、
ガスの通る内周壁と弁体の部分だけであるため圧力に耐
える必要のある部分が少なくてすみ、そのため構造は簡
単となる。また高圧タンク又は低圧タンクへの便用に応
じて、弁体のアームの一端部に係止するピストンの両側
に配談された弾力部村のいずれかをその弾発力を適宜調
整することにより、その使用に適合させることができる
ので、単に外界大気圧とボンベ内圧力が同程度のものに
限らず、高圧、低圧のタンクにも広く使用でき汎用性を
有するものとなる。さらにこの汎用性を有することによ
り大量生産が可能となり安価に提供できる。また圧力調
整部村で所望圧力に調整できるため信頼性の高い弁装置
が得られる。
いては、1.0乃至1.5〔k9/泳G〕程度までの過
圧及び0.2〜0.5〔k9/仇G〕程度の負圧に耐え
られるように設計してあるので、圧力IP,−P2lが
上記値になる前に弁体33が開状態となるように、圧力
計を用いて調節すればよい。本発明によれば、従釆技術
に比較して大気圧、内圧の流通路の構造が複雑でなく、
ガスの通る内周壁と弁体の部分だけであるため圧力に耐
える必要のある部分が少なくてすみ、そのため構造は簡
単となる。また高圧タンク又は低圧タンクへの便用に応
じて、弁体のアームの一端部に係止するピストンの両側
に配談された弾力部村のいずれかをその弾発力を適宜調
整することにより、その使用に適合させることができる
ので、単に外界大気圧とボンベ内圧力が同程度のものに
限らず、高圧、低圧のタンクにも広く使用でき汎用性を
有するものとなる。さらにこの汎用性を有することによ
り大量生産が可能となり安価に提供できる。また圧力調
整部村で所望圧力に調整できるため信頼性の高い弁装置
が得られる。
第1図は従来の圧力調整弁装置を一部断面して示す斜視
図、第2図は本発明の一実施例の弁装置の取付状態を示
す概略図、第3図は第2図に示す弁装置の拡大断面図、
第4図は第3図に示す弁装置の左側面図、第5図は第3
における弁装置のアーム支持部の組立状態を示すための
斜視図、第6図は第5図のA−A線断面図である。 20・・・・・・弁装置、20a・…・・一端開□部、
25・・・・・・本体、26・・・・・・円形閉口部、
27・・・・・・環状隔壁、31・・・・・・アーム、
32・・・・・・枢支ピン、33・・・…弁体、39・
・・・・・開閉制御装置、40・・・・・・ハウジング
、42・・・・・・ピストン、48,48′・・・・・
・弾発ばね部材、49・・・・・・受圧板、50・・・
・・・肩部、51,51′・・・・・・圧力調節部材。 第l図第2図 第3図 第ム図 第5図 第6図
図、第2図は本発明の一実施例の弁装置の取付状態を示
す概略図、第3図は第2図に示す弁装置の拡大断面図、
第4図は第3図に示す弁装置の左側面図、第5図は第3
における弁装置のアーム支持部の組立状態を示すための
斜視図、第6図は第5図のA−A線断面図である。 20・・・・・・弁装置、20a・…・・一端開□部、
25・・・・・・本体、26・・・・・・円形閉口部、
27・・・・・・環状隔壁、31・・・・・・アーム、
32・・・・・・枢支ピン、33・・・…弁体、39・
・・・・・開閉制御装置、40・・・・・・ハウジング
、42・・・・・・ピストン、48,48′・・・・・
・弾発ばね部材、49・・・・・・受圧板、50・・・
・・・肩部、51,51′・・・・・・圧力調節部材。 第l図第2図 第3図 第ム図 第5図 第6図
Claims (1)
- 1 2つの開口部を有する本体と、前記2つの開口部間
に配置され両開口部間の連通を開閉制御するよう前記本
体に揺動自在に支持された弁体と、該弁体の前記開閉動
作を制御するための制御装置とを有し、前記制御装置は
、前記本体に取付けられたハウジングと、該ハウジング
内に収容され前記弁体のアームの一端に連結されたピス
トンと、前記ピストンの両側にそれぞれ配設されそのピ
ストン側への移動が前記ハウジングに設けた肩部によつ
て規制される受圧板と、前記各受圧板をピストン側に付
勢する各弾発ばね部材と、前記各弾発ばね部材の弾発力
を調整する調整部材とを具備し、前記弁体に与えられる
圧力の差が所定の圧力以上になつた時のみ前記弁体を開
放するようにしたことを特徴とする弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10268378A JPS6021269B2 (ja) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | 弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10268378A JPS6021269B2 (ja) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | 弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5530531A JPS5530531A (en) | 1980-03-04 |
JPS6021269B2 true JPS6021269B2 (ja) | 1985-05-27 |
Family
ID=14334025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10268378A Expired JPS6021269B2 (ja) | 1978-08-25 | 1978-08-25 | 弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021269B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60171268U (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-13 | 株式会社 マテツクマツザキ | 鋏の指掛け部 |
JPS6335746Y2 (ja) * | 1984-04-23 | 1988-09-21 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0681552U (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-22 | ファー グレート プラスチックス インダストリアル カンパニー リミテッド | 足踏み運動器具 |
FR3143085A1 (fr) * | 2022-12-08 | 2024-06-14 | Safran Aircraft Engines | Clapet anti-siphon et systeme hydraulique comportant un verin associe a un tel clapet |
-
1978
- 1978-08-25 JP JP10268378A patent/JPS6021269B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60171268U (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-13 | 株式会社 マテツクマツザキ | 鋏の指掛け部 |
JPS6335746Y2 (ja) * | 1984-04-23 | 1988-09-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5530531A (en) | 1980-03-04 |
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