JPH02109780A - コンバインの旋回構造 - Google Patents

コンバインの旋回構造

Info

Publication number
JPH02109780A
JPH02109780A JP26379088A JP26379088A JPH02109780A JP H02109780 A JPH02109780 A JP H02109780A JP 26379088 A JP26379088 A JP 26379088A JP 26379088 A JP26379088 A JP 26379088A JP H02109780 A JPH02109780 A JP H02109780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turn
ground
hydraulic cylinder
ground contact
crawler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26379088A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Minami
照男 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP26379088A priority Critical patent/JPH02109780A/ja
Publication of JPH02109780A publication Critical patent/JPH02109780A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクローラ走行装置を左右一対備えたコンバイン
の旋回構造に関する。
〔従来の技術〕
クローラ走行装置を装備したコンバインにおいては一方
のクローラ走行装置に制動を掛けて信地旋回を行うが、
クローラ走行装置は接地長さが前後に長い為に、信地旋
回時には制動側のクローラ走行装置のクローラが土を側
方に押してしまって地面を荒したり、又、この土を押す
ことによってクローラ走行装置が土から抵抗を受けるこ
とになり旋回時には大きな駆動力が必要となったりして
いる。
そこで、例えば特開昭59−84677号公報に開示さ
れているように、クローラ走行装置における接地転輪を
持ち上げてクローラの接地長さを短くするようにし、先
のような旋回時の不具合を少なくするようにしているも
のがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
開示されている構造のように、旋回開始直前に左右のク
ローラ走行装置の接地転輪を持ち上げてから旋回外側の
クローラ走行装置を駆動する場合であると、旋回前に旋
回外側のクローラの接地長さが短くなってしまうので旋
回初期におけるこのクローラの単位接地面積当りの駆動
力が大きくなり、旋回外側のクローラがスリップし易い
状態となってしまう。又、旋回中よりも旋回を開始する
時点の方が大きな駆動力を必要とするので、旋回外側の
クローラはさらにスリップし易い状態となってしまい、
うまく旋回を開始できないような状態となってしまう。
ここで本発明は前述のような状態に着目してなされたも
のであり、コンバインが円滑に旋回を開始できるように
構成することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、クローラ走行装置を左右−対備えると
共に、このクローラ走行装置のクローラの接地長さを短
かくするように接地転輪を昇降操作するアクチュエータ
を左右のクローラ走行装置の各々に設けてあるコンバイ
ンの旋回構造において、 ■ 旋回内側のアクチュエータの作動開始後に旋回外側
のアクチュエータの作動を開始させる制御手段を備えて
あることにあり、又、■ 前項■の構成に加えて、両ア
クチニエータ作動後におけるクローラの接地面後端位置
よりも前方に、機体の重心が位置するように設定してあ
ることにあり、その作用及び効果は次のとおりである。
〔作 用〕
前項■のように構成すると、旋回開始時においては旋回
外側のクローラ走行装置のクローラがその略全長に亘り
接地している為に、この旋回外側のクローラ走行装置を
大きな駆動力で駆動してとしても、このクローラの単位
接地面積当りに生ずる駆動力は特に大きなものとはなら
ない。従って、スリップを少なくしながら旋回外側のク
ロ、−ラ走行装置の駆動力が地面に伝られて、円滑に旋
回を開始することができるのである。そして、旋回が開
始され始めると旋回外側のクローラの接地長さも短くな
ってこのクローラの単位接地面積当りの駆動力が大きく
なるが、旋回を開始してしまえば機体に劾慣性があるの
で、旋回外側のクローラが特にスリップすることはない
のである。
又、コンバインにおいて旋回は機体前部の刈取部を持ち
上げ操作して行う。従って、前述のように接地転輪の昇
降操作を行って機体が前上り状態となってしまうと、旋
回終了時に刈取部を下降操作しながら接地転輪を元の位
置に戻せば、機体前部が下りなから刈取部が下降するこ
とになるので刈取部が地面に衝突してしまうおそれがあ
る。
これに対して前項■のように構成すると、接地転輪の昇
降操作を行えば機体は前下り状態となる。これにより旋
回終了時には機体前部が上りなから刈取部が下降するこ
とになるので、刈取部が地面に衝突するおそれは少なく
なる。
〔発明の効果〕
以上のように、左右の接地転輪の昇降操作のタイミング
をズラすことによって、土押しの少ない旋回を大きなス
リップなしに開始できるようになり、コンバインの旋回
性能が向上した。
又、接地転輪を昇降操作すると機体の重心位置によって
機体は前上り状態又は前下り状態となるが、これを前下
り状態となるように構成することによって、旋回終了時
に刈取部が地面に衝突することによる不測な破損を未然
に防止することができるようになった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例であるコンバインについて図面に
基づいて説明する。
第3図はコンバインの走行用のミッションケース(1)
 内の構造を示しており、上手側の変速装置(図示せず
)からの動力は伝動ギヤ(2)に伝達されてくる。この
伝動ギヤ(2)の支持軸(3)には左右一対のシフトギ
ヤ(4R)、 (4L)がスライド自在に外嵌されると
共に、支持軸(3)の左右両側には各々サイドブレーキ
(5R)、 (5L)が設けられている。第3図に示す
状態は両シフトギヤ(4R)、 (4L)が伝動ギヤ(
2)に咬み合っている状態であり、動力は両シフトギヤ
(4R)、 (4L) に常咬みの伝動ギヤ(6)及び
車軸(7)を介して、左右のクローラ走行装置(8)、
 (9)  に伝達されて行く。
次に、前記シフトギヤ(4R)、 (4L) をスライ
ド操作する第1油圧シリンダ(IOR)、 (IOL)
の油圧回路について詳述すると、第1図に示すようにポ
ンプ(11)からの作動油が3位置切換式で電磁駆動型
の制御弁(12)を介して、左右の第1油圧シリンダ(
IOR)、 (IOL)  に供給されると共に、この
第1油圧シリンダ(IOR)、 (IOL)の中程に排
油路(13)が接続され、この排油路(13)に可変I
J IJ−フ弁(14)が設けられている。
以上の構造により、操向レバー(15)を例えば右サイ
ドクラッチ切位置に操作すると、これが電気的に検出さ
れ制御装置(16)を介して制御弁(12)が右の第1
油圧シリンダ(IOR>への作動油供給側に操作される
。これにより第1油圧シリンダ(IOR)が伸張して、
第3図に示す右のシフトギヤ(4R)が伝動ギヤ(2)
 より離間操作されるのであるが、伸張の途中で排油路
(13)が開いて第1油圧シリンダ(IOR)がその位
置で停止する。
この位置はシフトギヤ(4R)が伝動ギヤ(2) に咬
み合わず、且つ、右のサイドブレーキ(5R)を押圧入
操作しない中立位置に対応しており、この中立位置で右
のクローラ走行装置(8) への動力が断たれて機体は
右に緩旋回して行く。
そして、操向レバー(15)を右サイドブレーキ人位置
に操作すると、連係機構(17)を介して可変リリーフ
弁(14)のリリーフ圧が高められて、第1油圧シリン
ダ(IOR)が前記中立位置よりもさらに伸長して行く
。これにより、第3図のシフトギヤ(4R)が右のサイ
ドブレーキ(5R)を押圧入操作して右のクローラ走行
装置(8)に制動が掛かり、機体は右に信地旋回して行
くのである。
次に、左右のクローラ走行装置(8)、 (9)の接地
転輪(8a) 、 (9a)の昇降構造について詳述す
ると第2図及び第4図に示すように、クローラ走行装置
(8)、 (9)を支持するトラックフレーム(18)
の横軸芯(p+)周りに回動自在な支軸(28)の両端
にクランクアーム(19a)、 (19b)が固定され
ている。そして、一方のクランクアーム(19b)の下
端にクローラ走行装置(8)、 (9) における中央
の接地転輪(8a)、 (9a)が支持されると共に、
他方のクランクアーム(19a)の上端にアクチュエー
タ(20R)、 (20L) としての第2油圧シリン
ダが取り付けられている。これにより、第2油圧シリン
ダ(20R)、 (20L)を伸長操作することによっ
て、中央の接地転輪(8a)、 (9a)を昇降操作す
ることができるのである。
次に、前記第2油圧シリンダ(20R)、 (20L)
 に対する油圧回路構造について詳述すると、第1図に
示すように制御弁(12)から第1油圧シリンダ(IO
R)、 (IOL)への油路(21R)、 (21L)
より分岐した油路(22R)、 (22L)が第2油圧
シリンダ(20R)。
(20L)に接続されている。そして、この油路(22
R)、 (22L)には設定圧以上になると開く第1開
閉弁(23R)、 (23L)が設けられると共に、両
油路(22R)、 (22L)に亘り架設されたバイパ
ス油路(24)にも設定圧以上になると開く第2開閉弁
(25)が設けられている。
以上の構造により、例えば操向レバー(15)を右サイ
ドクラッチ切位置に操作すると前述のように機体は右に
緩旋回して行くが、油路(21R)内の圧力は高くなく
第2開閉弁(23R)は閉じたままで接地転輪(8a)
、 (9a) は上昇位置に在り、クローラ走行装置(
8)、 (9)の略全長が接地している。又、第2油圧
シリンダ(20R)、 (20L)にはサスペンション
バネ(26)が内装されている。
そして、操向レバー(15)を右サイドブレーキ人位置
に操作すると前述のように油路(21R)内の圧力が高
くなって、第1開閉弁(23R)が開き右の第2油圧シ
リンダ(20R)  に作動油が供給される。この状態
では第2開閉弁(25)は閉じているので、右の接地転
輪(8a)が下降操作される。
そして、第2油圧シリンダ(20R)の伸長がストロー
クエン、ドに達すると、油路(22R)内の圧力がさら
に高くなって第2開閉弁(25)が開き作動油がバイパ
ス油路(24)を介して左の第2油圧シリンダ(20L
)に供給されて、左の接地転輪(9a)が下降操作され
るのである。
そして、第4図に示すように左右の接地転輪(8a)、
 (9a)の位置よりも前方に機体の重心(G)が位置
しているので左右の接地転輪(8a)、 (9a)が下
降操作されると機体は前下り状態となるのであり、この
場合には機体前部の刈取部(27)を上方に持ち上げ操
作しておくのである。
〔別実施例〕
前述の実施例では旋回内側の接地転輪(8a)。
(9a)の下降操作が終了してから旋回外側の接地転輪
(9a)、 (8a)が下降操作されるように構成した
が、旋回内側の接地転輪(8a)、 (9a)の下降開
始から、若干遅れて旋回外側の接地転輪(9a)。
(8a)の下降を開始するようにしてもよい。
又、接地転輪(8a)、 (9a)を下降操作するので
はなく、クローラ走行装置(8)、 (9)後半部の接
地転輪を上方に持ち上げるようにしてもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るコンバインの旋回構造の実施例を示
し、第1図は旋回操作用の第1油圧シリンダ及び接地転
輪昇降操作用の第2油圧シリンダに対する油圧回路図、
第2図は昇降操作される接地転輪付近の縦断正面図、第
3図はコンバインのミッション内の概略正面図、第4図
は接地転輪を下降操作している状態でのコンバインの全
体側面図である。 (8)、(9)・・・・・・クローラ走行装置、(8a
)、(9a)・・・・・・接地転輪、(20R) 、 
(20L) ・・・・−・アクチュエータ、(G)・・
・・・・重心。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クローラ走行装置(8)、(9)を左右一対備える
    と共に、このクローラ走行装置(8)、(9)のクロー
    ラの接地長さを短かくするように接地転輪(8a)、(
    9a)を昇降操作するアクチュエータ(20R)、(2
    0L)を左右のクローラ走行装置(8)、(9)の各々
    に設けてあるコンバインの旋回構造であって、旋回内側
    のアクチュエータ(20R)、(20L)の作動開始後
    に旋回外側のアクチュエータ(20R)、(20L)の
    作動を開始させる制御手段を備えてあるコンバインの旋
    回構造。 2、前記両アクチュエータ(20R)、(20L)作動
    後におけるクローラの接地面後端位置よりも前方に、機
    体の重心(G)が位置するように設定してある請求項1
    記載のコンバインの旋回構造。
JP26379088A 1988-10-19 1988-10-19 コンバインの旋回構造 Pending JPH02109780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26379088A JPH02109780A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 コンバインの旋回構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26379088A JPH02109780A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 コンバインの旋回構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02109780A true JPH02109780A (ja) 1990-04-23

Family

ID=17394293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26379088A Pending JPH02109780A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 コンバインの旋回構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02109780A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02109781A (ja) コンバインの旋回構造
JP3995621B2 (ja) 水田作業機
JPH02109780A (ja) コンバインの旋回構造
JPH08112006A (ja) 農業用トラクタの作業機連結構造
JPH0712151Y2 (ja) 農作業車の変速ブレーキ装置
JPH09248024A (ja) 農作業機
JP2002238325A (ja) 乗用型芝刈り機
JPH10215611A (ja) 四輪駆動型作業車
JP3368385B2 (ja) 田植機
JP2527907Y2 (ja) 農用車両におけるブレーキ装置
JP2545781Y2 (ja) 乗用田植機
JP2000139157A (ja) モアの昇降制御装置
JP3516723B2 (ja) 水田作業機
JPH0437787Y2 (ja)
JP2522989Y2 (ja) 移動農機
JP3635852B2 (ja) 苗移植機
JPS645461Y2 (ja)
JP2605354Y2 (ja) 移動農機
JP3362283B2 (ja) 移動農機
JP2520180B2 (ja) 作業車
JPH0920270A (ja) 無端履帯型の走行車輌における車台昇降装置
JP3290821B2 (ja) 乗用型水田作業機
JPH0445455Y2 (ja)
JPH0746091Y2 (ja) 移動農機の操向装置
JP3057736B2 (ja) 水田走行車輛用の走行装置