JPH02109191A - 紙葉類判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、検出する光の波長の異なる複数種類の光セン
サを用いて１紙幣等の紙葉類の種類や正損（汚損、破損
かないか）、或は真偽を判別する装置に関する。

〈従来の技術〉 この種の紙葉類判別装置は、例えば第２図の概略構成図
で示す様に、紙葉Ｐを搬送する手段として複数の搬送ロ
ーラ１を適宜な間隔で配設するとともに、紙葉Ｐの両面
を走査すべく搬送経路に沿って二箇所に検出部２．３を
設置して構成されている。

上記各検出部２．３は、紙、％Ｐの両面の全域を走査し
得る様に、発光素子４と受光素子５との対より成る反射
型の光センサ６を、紙葉搬送方向（矢印イ）に対して略
垂直な方向に適宜な間隔で複数個差べて構成したもので
ある。しかも光センサ６としては、複数の波長の光で走
査して紙ＩＪｐ北の印刷の色情報を得る為に、発光、受
光する光の波長の異なる複数種類のものが用いられてい
る。

更に」二記検出部２．３は、第３図のブロック図で示す
様な比較判定部７に接続されている。

そして−１−記搬送ローラ１により紙葉Ｐを搬送させる
ことにより紙葉Ｐを走査して得られる各光センサ６から
の出力信号は、比較判定部７の増幅器８て増幅され、［
１，つＡ／Ｄ変換器９てディジタル信１３に変換された
後、そのディジタル信号から比較判定に必要な部分かデ
ータ抽出器ＩＯて抽出されて検出データとされる。

次いて」−述の如く各光センサ６から得られた検出デー
タは一括されて、比較判定部７の比較判定器１１て、こ
の比較判定器１１に予め記憶された基準データと比較さ
れる。これにより紙葉類の種類や正相、或は真偽を判別
することかてきる。

上述の様な紙葉類判別装置において、従来は、波長の異
なる二種類の光センサ６、例えば赤色光センサと緑色光
センサを用いる場合、第４図の要部概略図の様に、紙葉
Ｐの１−面を走査する検出部２には赤色光センサ６ａを
、又紙葉Ｐの下面を走査する検出部３には緑色光センサ
６ｂを配置するといった様に検出部２，３ごとに光セン
サ６の種類を分けていた。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかし」二連の様なセンサ配置ては、紙％ＰＩ−の印刷
が赤色系或は緑色系の中色によるｅ淡で為されている場
合には、何れかの面に対する検出データの抽出か困難に
なる。例えば赤色系の印刷の場合には、緑色光センサ６
ｂからの出力信号の強Ｉｆｆ変化は、第５図（ａ）の波
形図の様に大きいか、赤色光センサ６ａからの出力信号
の強度変化は、第５図（ｂ）の波形図の様に小さい。

即ち従来の紙葉類判別装置ては、紙葉Ｐ十の印刷の色調
によっては、判別に必要な検出データか１：、に片面か
らのものとなり、それたけ判別のイ、Ｘ頼性か低下する
という欠点かあった。

〈課題を解決するだめの手段〉 本発明は、−１−記欠点を除去すべく提案された紙葉類
判別装置で、検出する光の波長の異なる複数種類の光セ
ンサを、各種類のものが紙葉搬送方向に対して略垂直な
方向に略均一に分布する様に配置したことを特徴とする
ものである。

〈作用〉 上述の如く光センサを配置することにより、紙葉の両面
全域を各波長の光て走査することができる。

〈実施例〉 以ド、第１図の要部概略図、及び第２図の概略構成図、
第３図のブロック図を用いて本発明の詳細な説明する。

尚第２１Ａ、第３図については、従来例における説明を
参照することとする。

図て示ず様に本発明の紙葉類判別装置ては、検出部２．
３の光センサ６の配置に特徴がある。

即ち第１図の如く、紙、％ＰのＬ面を走査する検出部２
と紙１ｐのＦ面を走査する検出部３とに夫々、検出する
光の波長の異なる複数種類の光センサ６か複数個ずつ、
しかも各種類のものが紙葉搬送方向（矢印イ）に対して
略垂直な方向に略均一に分布する様に配置される。例え
ば赤色光を発光、受光する赤色光センサ６ａと、緑色光
を発光、受光する緑色光センサ６ｂとの７一種類の光セ
ンシロを用いた場合には、各種類の光センサ６ａ、６ｂ
は交互に配置されることになる。又例えば赤、緑、青の
波長の二種類の光センサ６を用いた場合には、赤、緑、
青、赤、緑、　Ｒ・・・と同一順序を繰返す様にして配
置される。

更に各検出部２，３における光センサ６の数は、上述の
如く配置した際に、各種類の光センサ６ａ、６ｂが夫々
１紙葉Ｐの各面の全域を走査し得る間隔となる様に設定
される。つまり　・つ・つの光センサ６の検出可能範囲
か広ければ、−・種類当りの数はそれたけ少なくて済む
。

上述の如く光センサ６を配置することにより搬送ローラ
ｌによって搬送される紙葉Ｐの両面全域を各波長の光で
走査することがてきる。

そして各光センサ６からの出力信号は、従来と同様に、
第３図に示した比較判定部７において、増幅器８．Ａ／
Ｄ変換器９を通してデータ抽出器１０へ送られ、検出デ
ータとされる。更に比較判定器１１て、この比較判定器
１１にｒ・め記憶された基準データと比較される。その
際、上記構成の紙葉類判別装置では、紙葉Ｐ上の印刷が
赤色系或は緑色系の中色による濃淡で為されていても、
紙葉Ｐの両面全域に対して検出データが得られる。従っ
てこの紙葉Ｐの両面全域についての検出データに基づい
て、紙葉Ｐの種類や正損、或は真偽か判別されることに
なる。

尚１．記実施例では、発光素ｒ４からの光を紙葉Ｐて反
射させ、その反射光を受光素子５て受光する反射型の光
センサ６を用いた場合について説明したか、紙葉Ｐの透
過光を受光する透過型の光センサを用いた場合にも同様
な配置とすることにより回様な効果が得られる。即ち第
２図中にニ二点鎖線′（示した様に、透過型の光センサ
６−１の場合には、発光素子４−１と受光素子５−１と
を紙葉Ｐの上下に位置させて？Ｉ：いに対向させる。そ
して検出する光の波長の異なる複数種類の光センサ６刊
を複数個ずつ、しかも各種類のものが紙葉搬送方向（矢
印イ）に対し°Ｃ１１８屯直な方向に略均一に分布する
様に配置する。又この透過型の光センサ６−１の場合に
は、紙１ｐの両面の印刷の色情報か同時に得られる為、
−・箇所に検出部１２を配設ずればよい。

〈発明の効果〉 以−］−述べた様に本発明の紙葉類判別装置によれば、
紙葉上の印刷が単色による濃淡て為されていても、紙葉
の両面全域に対して検出データか得られる為、紙葉の種
類、正損、真偽等の判別の信頼性か向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の実施例の夛部概略図第２図は、紙葉
類判別装置の概略構ｒ＆図第３図は、比較判定部のブロ
ック図 第４図は、従来例の要部概略図、 第５図（ａ）、（ｂ）は、従来例の欠点を説明する為の
波形図である。 １・・・搬送ローラ、　　　６．６−１・・・光センサ
。 ６ａ・・・赤色光センサ、　　６ｂ・・・緑色光センサ
。 Ｐ・・・紙葉６ 特許出願人　　　　　沖電気−■二業株式会社代理人　
　　　　　　　ブ「理士　船　槁　國　則７５ニ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 紙葉を搬送する手段を設けるとともに、 検出する光の波長の異なる複数種類の光センサを複数個
   ずつ、紙葉の搬送方向に対して略垂直な方向に配置し、 前記搬送手段により紙葉を搬送させることによって、前
   記光センサで該紙葉を走査し、各光センサの出力信号に
   基づいて紙葉の判別を行う装置において、 前記複数種類の光センサを、各種類のものが紙葉搬送方
   向に対して略垂直な方向に略均一に分布する様に配置し
   たことを特徴とする紙葉類判別装置。