JPH09245216A - 紙葉類識別装置 - Google Patents
紙葉類識別装置Info
- Publication number
- JPH09245216A JPH09245216A JP8049128A JP4912896A JPH09245216A JP H09245216 A JPH09245216 A JP H09245216A JP 8049128 A JP8049128 A JP 8049128A JP 4912896 A JP4912896 A JP 4912896A JP H09245216 A JPH09245216 A JP H09245216A
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- Japan
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- light
- image
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 イメージセンサを用いて取り込む紙葉類の画
像データの良質化を図る。 【解決手段】 イメージセンサ１と、該イメージセンサ
１からのアナログ検出信号をデジタル信号に変換するＡ
／Ｄ変換器２と、該Ａ／Ｄ変換器２からの画像データを
格納する画像メモリ手段４と、標準の紙葉類１３の画像
データを格納したＲＯＭ７と、前記画像メモリ手段４に
格納された画像データとＲＯＭ７に格納された画像デー
タとを比較し真偽を判定するＣＰＵ６とよりなり、前記
イメージセンサ１は紙葉類に識別光を発する発光素子１
１と紙葉類１３を透過または反射した識別光を受光する
受光素子１５と、前記識別光の紙葉類１３に対する入光
方向を変化させる反射板１２によって構成される。
像データの良質化を図る。 【解決手段】 イメージセンサ１と、該イメージセンサ
１からのアナログ検出信号をデジタル信号に変換するＡ
／Ｄ変換器２と、該Ａ／Ｄ変換器２からの画像データを
格納する画像メモリ手段４と、標準の紙葉類１３の画像
データを格納したＲＯＭ７と、前記画像メモリ手段４に
格納された画像データとＲＯＭ７に格納された画像デー
タとを比較し真偽を判定するＣＰＵ６とよりなり、前記
イメージセンサ１は紙葉類に識別光を発する発光素子１
１と紙葉類１３を透過または反射した識別光を受光する
受光素子１５と、前記識別光の紙葉類１３に対する入光
方向を変化させる反射板１２によって構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は紙葉類、特に紙幣の
真偽識別装置に係り、特に画像データの取り込み部の構
成に関する。
真偽識別装置に係り、特に画像データの取り込み部の構
成に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の識別装置において、紙葉類の画像
データ取り込み部の構成は、図７に示すように紙葉類に
対して光を発する発光素子１０１と、該発光素子１０１
から発せされた後紙葉類等の原稿１０２に当たって反射
してきた光（あるいは透過してきた光を集光するレンズ
１０３と、該レンズ１０３によって集光された反射光を
受光する受光素子１０４から構成されている。
データ取り込み部の構成は、図７に示すように紙葉類に
対して光を発する発光素子１０１と、該発光素子１０１
から発せされた後紙葉類等の原稿１０２に当たって反射
してきた光（あるいは透過してきた光を集光するレンズ
１０３と、該レンズ１０３によって集光された反射光を
受光する受光素子１０４から構成されている。
【０００３】ところで、発光素子１０１は、原稿１０２
に対して照射する方向が一定であり、原稿１０２に形成
された皺等の凹凸によって影ができ、良好な画像が得ら
れにくいという欠点があり、識別精度を悪くする原因と
なっていた。
に対して照射する方向が一定であり、原稿１０２に形成
された皺等の凹凸によって影ができ、良好な画像が得ら
れにくいという欠点があり、識別精度を悪くする原因と
なっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術の問題点に鑑み、高速で紙葉類の金種や真偽の識
別に適した画像を得るため、照明系を改良することを目
的とするものである。
来技術の問題点に鑑み、高速で紙葉類の金種や真偽の識
別に適した画像を得るため、照明系を改良することを目
的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、イメージセン
サと、該イメージセンサからのアナログ検出信号をデジ
タル信号に変換するＡ／Ｄ変換器と、該Ａ／Ｄ変換器か
らの画像データを格納する画像メモリ手段と、標準の紙
葉類の画像データを格納した記憶手段と、前記画像メモ
リ手段に格納された画像データと記憶手段に格納された
画像データとを比較し真偽を判定するＣＰＵとよりな
り、前記イメージセンサは紙葉類に識別光を発する発光
素子と紙葉類を透過または反射した識別光を受光する受
光素子と、前記識別光の紙葉類に対する入光方向を変化
させる反射板によって構成される。
サと、該イメージセンサからのアナログ検出信号をデジ
タル信号に変換するＡ／Ｄ変換器と、該Ａ／Ｄ変換器か
らの画像データを格納する画像メモリ手段と、標準の紙
葉類の画像データを格納した記憶手段と、前記画像メモ
リ手段に格納された画像データと記憶手段に格納された
画像データとを比較し真偽を判定するＣＰＵとよりな
り、前記イメージセンサは紙葉類に識別光を発する発光
素子と紙葉類を透過または反射した識別光を受光する受
光素子と、前記識別光の紙葉類に対する入光方向を変化
させる反射板によって構成される。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下本発明を紙幣識別装置に用い
たときの一実施形態について図面に基づき詳細に説明す
る。
たときの一実施形態について図面に基づき詳細に説明す
る。
【０００７】図１は画像データ処理部の概要を示すブロ
ック回路図である。同図において、１は画像入力手段と
しての密着型イメージセンサ、２はアンプ３によって増
幅された前記センサ１によるアナログの取り込み画像デ
ータ（２５６階調）をデジタルデータに変換するＡ／Ｄ
変換器、４は前記Ａ／Ｄ変換器２の出力（多値画像デー
タ）を格納する画像メモリ、５は前記イメージセンサ１
の駆動を制御するイメージセンサ制御部、６は前記画像
メモリ４内のデータと記憶手段としてのＲＯＭ（読み出
し専用メモリ）７内に格納された標準紙幣の画像データ
とを比較して分析し、その真偽を判定するＣＰＵ（中央
処理部）、８は前記判定結果をホスト（図示せず）側に
送るためのＩ／Ｆ（インターフェース）である。
ック回路図である。同図において、１は画像入力手段と
しての密着型イメージセンサ、２はアンプ３によって増
幅された前記センサ１によるアナログの取り込み画像デ
ータ（２５６階調）をデジタルデータに変換するＡ／Ｄ
変換器、４は前記Ａ／Ｄ変換器２の出力（多値画像デー
タ）を格納する画像メモリ、５は前記イメージセンサ１
の駆動を制御するイメージセンサ制御部、６は前記画像
メモリ４内のデータと記憶手段としてのＲＯＭ（読み出
し専用メモリ）７内に格納された標準紙幣の画像データ
とを比較して分析し、その真偽を判定するＣＰＵ（中央
処理部）、８は前記判定結果をホスト（図示せず）側に
送るためのＩ／Ｆ（インターフェース）である。
【０００８】次に図１の回路の動作を図２のフローチャ
ートに基づき説明する。まずセンサ１を起動して搬送さ
れた紙幣を検知する（ステップＳ１）。次に検知された
紙幣の画像を前記センサ１によって取り込み、取り込ま
れたアナログの画像データをアンプ３、Ａ／Ｄ変換器２
によってデジタルの画像データに変換し、画像メモリ４
に格納する（ステップＳ２）。
ートに基づき説明する。まずセンサ１を起動して搬送さ
れた紙幣を検知する（ステップＳ１）。次に検知された
紙幣の画像を前記センサ１によって取り込み、取り込ま
れたアナログの画像データをアンプ３、Ａ／Ｄ変換器２
によってデジタルの画像データに変換し、画像メモリ４
に格納する（ステップＳ２）。
【０００９】これで紙幣の入力を終了し（ステップＳ
３）、ステップＳ４にてこの取り込まれた入力紙幣の画
像データから特徴量を抽出する。これは前記ＲＯＭ７内
に格納されたする標準画像データを予め標準の真券から
得ておいた画像データの特徴量としてメモリ容量を削減
しているためである。
３）、ステップＳ４にてこの取り込まれた入力紙幣の画
像データから特徴量を抽出する。これは前記ＲＯＭ７内
に格納されたする標準画像データを予め標準の真券から
得ておいた画像データの特徴量としてメモリ容量を削減
しているためである。
【００１０】そしてステップＳ５にて、入力紙幣の画像
データ特徴量とＲＯＭ７内の画像データとを比較分析
し、入力紙幣の真偽を判定する。前記イメージセンサ１
は、図３の概略平面図に示すように、一列に並べられた
発光素子（ＬＥＤ）群１１と、これに対向するような位
置に配設された１枚の反射板１２と、前記発光素子群１
１から発光された後原稿（紙幣）１３に当たって反射し
た識別光や、前記発光素子群１１から発光され反射板１
２に当たって原稿１３に当たった後反射した識別光をレ
ンズ１４を通して集光した後受光する受光素子群１５と
より構成される。
データ特徴量とＲＯＭ７内の画像データとを比較分析
し、入力紙幣の真偽を判定する。前記イメージセンサ１
は、図３の概略平面図に示すように、一列に並べられた
発光素子（ＬＥＤ）群１１と、これに対向するような位
置に配設された１枚の反射板１２と、前記発光素子群１
１から発光された後原稿（紙幣）１３に当たって反射し
た識別光や、前記発光素子群１１から発光され反射板１
２に当たって原稿１３に当たった後反射した識別光をレ
ンズ１４を通して集光した後受光する受光素子群１５と
より構成される。
【００１１】さらに詳しくは図４及び図５に示すように
原稿１３に対して垂直で且つ互いに平行に並べて配置さ
れた発光素子チップを複数個装着して成る基板１１０と
反射板１２を設け、前記原稿１３に対して平行に設けら
れ複数個の受光素子チップを装着して成る基板１５０と
を設けたものである。かかる構成において、発光素子群
１１から出た光のうち、一方は直接原稿１３に当たって
受光素子群１５に入り、他方は一旦反射板１２に当たっ
て反射しその後原稿１３に当たって受光素子群１５に入
る。
原稿１３に対して垂直で且つ互いに平行に並べて配置さ
れた発光素子チップを複数個装着して成る基板１１０と
反射板１２を設け、前記原稿１３に対して平行に設けら
れ複数個の受光素子チップを装着して成る基板１５０と
を設けたものである。かかる構成において、発光素子群
１１から出た光のうち、一方は直接原稿１３に当たって
受光素子群１５に入り、他方は一旦反射板１２に当たっ
て反射しその後原稿１３に当たって受光素子群１５に入
る。
【００１２】このようにして識別光が複数の方向から原
稿１３に当たり、たとえ原稿１３に凹凸があっても影が
できずに良好な画像を得ることができる。なお、上記反
射板１２を用いて光源を１つで複数の方向の光を作成す
る方法に変えて、図６に示したように反射板１２のある
位置にもう一つの発光素子群１６をおいて２方向から原
稿１３に識別光を当てるようにしても同様の効果が得ら
れる。
稿１３に当たり、たとえ原稿１３に凹凸があっても影が
できずに良好な画像を得ることができる。なお、上記反
射板１２を用いて光源を１つで複数の方向の光を作成す
る方法に変えて、図６に示したように反射板１２のある
位置にもう一つの発光素子群１６をおいて２方向から原
稿１３に識別光を当てるようにしても同様の効果が得ら
れる。
【００１３】また上記実施例では識別光の原稿に対する
反射光を用いたが、透過光を用いても良いことは言うま
でもない。
反射光を用いたが、透過光を用いても良いことは言うま
でもない。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上の説明のように紙葉類の識
別の際、多くの方向から識別光を当てることにより、均
一な照射光が得られ、良好な画像データを獲得でき、識
別精度を向上させる効果が生まれる。
別の際、多くの方向から識別光を当てることにより、均
一な照射光が得られ、良好な画像データを獲得でき、識
別精度を向上させる効果が生まれる。
【図１】本発明を紙幣識別装置に適用した一実施形態の
ブロック回路図である。
ブロック回路図である。
【図２】図１のブロック回路の動作を説明するデータ処
理のフローチャートである。
理のフローチャートである。
【図３】イメージセンサを構成する発光素子、受光素子
等の配置を示す構成図である。
等の配置を示す構成図である。
【図４】図３の概観斜視図である。
【図５】図４の上面図である。
【図６】図３に相当する他の実施態様を示す構成図であ
る。
る。
【図７】従来のイメージセンサの構成図である。
１ イメージセンサ ２ Ａ／Ｄ変換器 ３ アンプ ４ 画像メモリ ５ イメージセンサ制御部 ６ 中央処理部 ７ 記憶手段 ８ インタフェース
Claims (2)
- 【請求項１】 イメージセンサと、該イメージセンサか
らのアナログ検出信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換器と、該Ａ／Ｄ変換器からの画像データを格納する
画像メモリ手段と、標準の紙葉類の画像データを格納し
た記憶手段と、前記画像メモリ手段に格納された画像デ
ータと記憶手段に格納された画像データとを比較し真偽
を判定するＣＰＵとよりなり、前記イメージセンサは紙
葉類に識別光を発する発光素子群と紙葉類を透過または
反射した識別光を受光する受光素子群と、前記識別光の
紙葉類に対する入光方向を変化させる反射板によって構
成されることを特徴とする紙葉類識別装置。 - 【請求項２】 イメージセンサと、該イメージセンサか
らのアナログ検出信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換器と、該Ａ／Ｄ変換器からの画像データを格納する
画像メモリ手段と、標準の紙葉類の画像データを格納し
たＲＯＭと、前記画像メモリ手段に格納された画像デー
タとＲＯＭに格納された画像データとを比較し真偽を判
定するＣＰＵとよりなり、前記イメージセンサは紙葉類
に異なる方向から識別光を発する複数の発光素子群と紙
葉類を透過または反射した識別光を受光する受光素子群
とによって構成されることを特徴とする紙葉類識別装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8049128A JPH09245216A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 紙葉類識別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8049128A JPH09245216A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 紙葉類識別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09245216A true JPH09245216A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12822435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8049128A Pending JPH09245216A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 紙葉類識別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09245216A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100817694B1 (ko) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | 한국조폐공사 | 진위 식별기 |
| KR100857674B1 (ko) * | 2007-04-25 | 2008-09-08 | 한국조폐공사 | 진위 식별기 |
| US8045750B2 (en) | 2006-09-29 | 2011-10-25 | Universal Entertainment Corporation | Card identifying apparatus |
| US8073245B2 (en) | 2006-09-29 | 2011-12-06 | Universal Entertainment Corporation | Card identifying apparatus |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP8049128A patent/JPH09245216A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100817694B1 (ko) * | 2006-09-13 | 2008-03-27 | 한국조폐공사 | 진위 식별기 |
| US8045750B2 (en) | 2006-09-29 | 2011-10-25 | Universal Entertainment Corporation | Card identifying apparatus |
| US8073245B2 (en) | 2006-09-29 | 2011-12-06 | Universal Entertainment Corporation | Card identifying apparatus |
| US8306319B2 (en) | 2006-09-29 | 2012-11-06 | Universal Entertainment Corporation | Card identifying apparatus |
| US8397980B2 (en) | 2006-09-29 | 2013-03-19 | Universal Entertainment Corporation | Card identifying apparatus |
| KR100857674B1 (ko) * | 2007-04-25 | 2008-09-08 | 한국조폐공사 | 진위 식별기 |
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