JPH08279042A - 書類認証方法及びその装置 - Google Patents
書類認証方法及びその装置Info
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- JPH08279042A JPH08279042A JP7345455A JP34545595A JPH08279042A JP H08279042 A JPH08279042 A JP H08279042A JP 7345455 A JP7345455 A JP 7345455A JP 34545595 A JP34545595 A JP 34545595A JP H08279042 A JPH08279042 A JP H08279042A
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D7/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
- G07D7/06—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
- G07D7/12—Visible light, infrared or ultraviolet radiation
-
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- G07D7/004—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using digital security elements, e.g. information coded on a magnetic thread or strip
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Abstract
(57)【要約】
【課題】異種類の書類を同一の方法で認証する書類認証
システムを提供する。 【解決手段】本発明の書類を認証する方法及び装置は、
紙幣、小切手等の書類12を認証するシステムであり、
メモリ38に異なった色の光で書類12に光を照らす
ことにより得た複数のディジタルイメージの形態で記憶
される書類のディジタルカラーイメージを供給する感知
端末20を通過して検査される書類12は駆動する。
記憶されたカラーイメージは、書類12の種類及び配向
を決定するためにテンプレートを照合すること等により
処理する。 種類及び配向情報を、色輝度分析のためデ
ィジタルカラーイメージの複数の区域を選択するために
利用すし、例えば本物の書類を処理して得た記憶値を使
って統計的試験手続きを利用する。異なる種類の書類は
このように全て同一の方法で処理される。
システムを提供する。 【解決手段】本発明の書類を認証する方法及び装置は、
紙幣、小切手等の書類12を認証するシステムであり、
メモリ38に異なった色の光で書類12に光を照らす
ことにより得た複数のディジタルイメージの形態で記憶
される書類のディジタルカラーイメージを供給する感知
端末20を通過して検査される書類12は駆動する。
記憶されたカラーイメージは、書類12の種類及び配向
を決定するためにテンプレートを照合すること等により
処理する。 種類及び配向情報を、色輝度分析のためデ
ィジタルカラーイメージの複数の区域を選択するために
利用すし、例えば本物の書類を処理して得た記憶値を使
って統計的試験手続きを利用する。異なる種類の書類は
このように全て同一の方法で処理される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類を認証する方
法と装置に関する。
法と装置に関する。
【0002】紙幣及び小切手又は預金振替書類のような
他の書類を受理する自動化機械がよく用いられる。この
ような機械が書類を認証する、即ち本物か模造の書類か
を識別することは重要である。
他の書類を受理する自動化機械がよく用いられる。この
ような機械が書類を認証する、即ち本物か模造の書類か
を識別することは重要である。
【0003】欧州特許番号EP-A-O 101 115号の出願は、
紙幣等を認識し、検査する装置を開示する。この従来の
装置は、装置の中に供給される紙幣の透過率のモノクロ
ーム(グレーレベル)ディジタルイメージを、紙幣に光
を向けることにより形成し、感光性セルの列を使うこと
により伝送光を感知する。色情報は別々の感光性装置又
は特定の色の光に反応する装置により得られる。色情報
は紙幣全体で統合化される。装置が紙幣を受理するよう
にされた国により、差し込まれた紙幣の貨幣単位は決定
される。例えば、オランダ紙幣に対しては色は貨幣単位
の特徴である。ドイツの紙幣に対しては長さ又は長さ/
幅比が貨幣単位の特徴である。認識されないものはすぐ
に拒絶する。決定した貨幣単位を使って、ディジタルイ
メージの選択した区域がメモリに記憶されたデータと比
較して紙幣の信憑性を決定するパターン認識手続きを行
う。もし米国紙幣のように大きさと色が同一である紙幣
を受理するための装置であるなら、例えば、紙幣の貨幣
単位はパターン検査により決定する。従って従来の装置
は、異なった方法で稼働する再構成が一部の書類を認証
するために必要とされる欠点を有する。
紙幣等を認識し、検査する装置を開示する。この従来の
装置は、装置の中に供給される紙幣の透過率のモノクロ
ーム(グレーレベル)ディジタルイメージを、紙幣に光
を向けることにより形成し、感光性セルの列を使うこと
により伝送光を感知する。色情報は別々の感光性装置又
は特定の色の光に反応する装置により得られる。色情報
は紙幣全体で統合化される。装置が紙幣を受理するよう
にされた国により、差し込まれた紙幣の貨幣単位は決定
される。例えば、オランダ紙幣に対しては色は貨幣単位
の特徴である。ドイツの紙幣に対しては長さ又は長さ/
幅比が貨幣単位の特徴である。認識されないものはすぐ
に拒絶する。決定した貨幣単位を使って、ディジタルイ
メージの選択した区域がメモリに記憶されたデータと比
較して紙幣の信憑性を決定するパターン認識手続きを行
う。もし米国紙幣のように大きさと色が同一である紙幣
を受理するための装置であるなら、例えば、紙幣の貨幣
単位はパターン検査により決定する。従って従来の装置
は、異なった方法で稼働する再構成が一部の書類を認証
するために必要とされる欠点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】認証する書類の種類に
左右されなく同じ事柄で稼働する書類を認証するシステ
ムを提供することは本発明の目的である。
左右されなく同じ事柄で稼働する書類を認証するシステ
ムを提供することは本発明の目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、複数の種類のう
ちの1つである書類を認証する方法を用意され、この方
法は、前記書類のディジタルカラーイメージを形成する
段階と、いずれの前記書類が属する種類及びその書類の
配向を識別するために前記ディジタルカラーイメージを
処理する段階と、及び書類の信憑性を決定するために識
別書類種類に依存して前記ディジタルカラーイメージを
分析する段階とからなる。
ちの1つである書類を認証する方法を用意され、この方
法は、前記書類のディジタルカラーイメージを形成する
段階と、いずれの前記書類が属する種類及びその書類の
配向を識別するために前記ディジタルカラーイメージを
処理する段階と、及び書類の信憑性を決定するために識
別書類種類に依存して前記ディジタルカラーイメージを
分析する段階とからなる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1には、書類認証システム10
の簡易ブロック図を示す。書類12を、矢印18の方向
に供給路16に沿って、従来の供給ローラーや供給ベル
トを有する書類輸送平均14により入力スロット(図示
せず)から供給する。書類12は、第1及び第2LED
(発光ダイオード)配列22、24を含むイメージ獲得
端末20を通り過ぎて供給される。書類12を垂直の配
向で駆動し、LED配列22、24をそれぞれ個々の間
隔を置かれたLEDの垂直列により形成する。LED配
列を水平に整列して書類12を水平な配向で駆動するこ
ともできる。LED配列22は個々のLED26からな
る列を含み、LED配列24は個々のLED28からな
る列を含む。各配列22、24のLEDは、個々に半導
体基板に集積でき、個々LEDの非常に小さい間隔を可
能にする。
の簡易ブロック図を示す。書類12を、矢印18の方向
に供給路16に沿って、従来の供給ローラーや供給ベル
トを有する書類輸送平均14により入力スロット(図示
せず)から供給する。書類12は、第1及び第2LED
(発光ダイオード)配列22、24を含むイメージ獲得
端末20を通り過ぎて供給される。書類12を垂直の配
向で駆動し、LED配列22、24をそれぞれ個々の間
隔を置かれたLEDの垂直列により形成する。LED配
列を水平に整列して書類12を水平な配向で駆動するこ
ともできる。LED配列22は個々のLED26からな
る列を含み、LED配列24は個々のLED28からな
る列を含む。各配列22、24のLEDは、個々に半導
体基板に集積でき、個々LEDの非常に小さい間隔を可
能にする。
【0007】図2には、個々には26-1、26-2、2
6-3等であるLED26の列を含むLED配列22の
図を示す。LED26は、3つの異なった波長の1つに
対応する光、即ち緑の光、赤の光及び赤外の光を発す
る。従ってダイオード26-1、26-4等は緑の光、ダ
イオード26-2、26-5等は赤い光、ダイオード26
-3、26-6等は赤外光を発する。しかしながら、LE
Dの他の色、例えば黄色又は青が使われてもよい。さら
に、色の総数は3と異なってもよい。例えば、2又は4
の色が使われるが、少数の色の使用は書類10から感知
した有用な情報量を減らす。LED配列24(図1)は
LED配列22と同一の構造である。
6-3等であるLED26の列を含むLED配列22の
図を示す。LED26は、3つの異なった波長の1つに
対応する光、即ち緑の光、赤の光及び赤外の光を発す
る。従ってダイオード26-1、26-4等は緑の光、ダ
イオード26-2、26-5等は赤い光、ダイオード26
-3、26-6等は赤外光を発する。しかしながら、LE
Dの他の色、例えば黄色又は青が使われてもよい。さら
に、色の総数は3と異なってもよい。例えば、2又は4
の色が使われるが、少数の色の使用は書類10から感知
した有用な情報量を減らす。LED配列24(図1)は
LED配列22と同一の構造である。
【0008】LED配列22、24は、照度制御デバイ
ス30の制御の下で稼働し、ここで記述する方法で、書
類12に光を向ける。光は、光路32に沿って書類12
から反射し、CCD(電荷結合デバイス)センサデバイ
ス36の上にレンズシステム34により焦点を合わせ
る。センサはフォトダイオードの配列を使用できる。C
CDセンサデバイス36は、周期的な間隔のサンプリン
グにより、各色の反射光を表すディジタル信号を供給
し、書類12のカラーイメージとしてカラーイメージメ
モリ38に記憶され、これは以下で詳しく述べる。タイ
ミング制御回路39は、書類輸送14、照度制御回路3
0及びカラーイメージ記憶38の動作を同期する。
ス30の制御の下で稼働し、ここで記述する方法で、書
類12に光を向ける。光は、光路32に沿って書類12
から反射し、CCD(電荷結合デバイス)センサデバイ
ス36の上にレンズシステム34により焦点を合わせ
る。センサはフォトダイオードの配列を使用できる。C
CDセンサデバイス36は、周期的な間隔のサンプリン
グにより、各色の反射光を表すディジタル信号を供給
し、書類12のカラーイメージとしてカラーイメージメ
モリ38に記憶され、これは以下で詳しく述べる。タイ
ミング制御回路39は、書類輸送14、照度制御回路3
0及びカラーイメージ記憶38の動作を同期する。
【0009】照度制御30は配列22、24のLED2
6、28の照度が、緑のLED、赤いLED及び赤外線
のLEDを順次的に、繰り返して操作されるように制御
するのに効果的である。これにより書類12を緑の光、
赤の光と赤外線の光により順次的に繰り返して光を照ら
す。この連続した照明は供給路16に沿って書類12の
動作と比較して高速でされ、連続した緑、赤及び赤外線
のイメージが実質的に書類12の同じ領域で獲得され
る。また、連続した色の照明により作られた3つのイメ
ージは、書類12の動作のためにわずかに整列状態から
外れる。イメージされている書類12上のパターンの解
像度はこのパターンよりかなり大きく、イメージのわず
かな不整合は従って実際は無視できる。
6、28の照度が、緑のLED、赤いLED及び赤外線
のLEDを順次的に、繰り返して操作されるように制御
するのに効果的である。これにより書類12を緑の光、
赤の光と赤外線の光により順次的に繰り返して光を照ら
す。この連続した照明は供給路16に沿って書類12の
動作と比較して高速でされ、連続した緑、赤及び赤外線
のイメージが実質的に書類12の同じ領域で獲得され
る。また、連続した色の照明により作られた3つのイメ
ージは、書類12の動作のためにわずかに整列状態から
外れる。イメージされている書類12上のパターンの解
像度はこのパターンよりかなり大きく、イメージのわず
かな不整合は従って実際は無視できる。
【0010】書類12の1つの側だけのディジタルカラ
ーイメージが形成できるが、感知端末20は書類12の
両側から反射光を感知することができる。書類の両側の
ディジタルカラーイメージが、次の認識及び認証手続き
で生成され利用できる。異なった色の発光ダイオードを
使う代わりに、白い光源を利用でき、色フィルタを使う
カラーCCDイメージングシステムはCCDセンサに含
む。
ーイメージが形成できるが、感知端末20は書類12の
両側から反射光を感知することができる。書類の両側の
ディジタルカラーイメージが、次の認識及び認証手続き
で生成され利用できる。異なった色の発光ダイオードを
使う代わりに、白い光源を利用でき、色フィルタを使う
カラーCCDイメージングシステムはCCDセンサに含
む。
【0011】図1の残りを記述する。カラーイメージメ
モリ38に記憶されたカラーイメージデータは、書類1
2の配向を決定して、書類12の種類を認識するため
に、参照データメモリ42で記憶された参照データを使
って、認識及び配向プロセッサー40で最初に処理され
る。例えば、もし書類12が紙幣であるなら、プロセッ
サー40が紙幣の配向に加えて、国や発行銀行及び紙幣
の貨幣単位を決定する。もし書類12が、メモリ42で
記憶される参照データのある種類であると認められない
なら、拒絶信号が出力線44上に作られる。拒絶信号は
拒絶された書類を入力スロットに返し、又は拒絶収容器
(図示せず)に外される。
モリ38に記憶されたカラーイメージデータは、書類1
2の配向を決定して、書類12の種類を認識するため
に、参照データメモリ42で記憶された参照データを使
って、認識及び配向プロセッサー40で最初に処理され
る。例えば、もし書類12が紙幣であるなら、プロセッ
サー40が紙幣の配向に加えて、国や発行銀行及び紙幣
の貨幣単位を決定する。もし書類12が、メモリ42で
記憶される参照データのある種類であると認められない
なら、拒絶信号が出力線44上に作られる。拒絶信号は
拒絶された書類を入力スロットに返し、又は拒絶収容器
(図示せず)に外される。
【0012】書類12が認識されたと想定すると、次に
書類の種類及び配向を示す信号が出力線路46上に供給
され、書類認証手続きを認証プロセッサー48で始め、
以下に記述する。即ち、プロセッサー40のようにカラ
ーイメージメモリ38からのデータ及び参照データメモ
リ42から供給された参照データを用い、書類12の信
憑性を決定する。書類12上への従属試験は試験装置5
0により行える。例えば、磁気インク、又は金属細片の
存在を検査できる。従属試験の結果を表す信号を線路5
2上に試験デバイス50により印加し、書類12の信憑
性を決定するために認証プロセッサー48により利用す
る。認証プロセッサー48は、書類12の信憑性又は非
信憑性を表す出力信号を線54の上に供給する。従っ
て、もし書類12が本物と決定されるなら、線路54上
の信号は書類12のさらなる処理を始めることを可能に
し、又はもし書類が紙幣であるなら、紙幣が決定される
値に従って金融の取引を可能にする。
書類の種類及び配向を示す信号が出力線路46上に供給
され、書類認証手続きを認証プロセッサー48で始め、
以下に記述する。即ち、プロセッサー40のようにカラ
ーイメージメモリ38からのデータ及び参照データメモ
リ42から供給された参照データを用い、書類12の信
憑性を決定する。書類12上への従属試験は試験装置5
0により行える。例えば、磁気インク、又は金属細片の
存在を検査できる。従属試験の結果を表す信号を線路5
2上に試験デバイス50により印加し、書類12の信憑
性を決定するために認証プロセッサー48により利用す
る。認証プロセッサー48は、書類12の信憑性又は非
信憑性を表す出力信号を線54の上に供給する。従っ
て、もし書類12が本物と決定されるなら、線路54上
の信号は書類12のさらなる処理を始めることを可能に
し、又はもし書類が紙幣であるなら、紙幣が決定される
値に従って金融の取引を可能にする。
【0013】図3には、ディジタルカラーイメージデー
タがカラーイメージメモリ38で記憶される方法を理解
する助けになる図を示す。カラーイメージデータは図示
するような3つの「平面」62、64、66のように配
置し、ここで平面62が緑の色データを記憶し、平面6
4は赤の色データを記憶し、平面66は赤外線の色デー
タを記憶する。書類12の単一のピクセル区域のデータ
は、線路68に沿って表され、斜線区域72を緑の色平
面62に結びつけ、斜線区域74を赤い色平面64に結
びつけ、斜線区域76を赤外線の色平面66に結びつけ
る。イメージ獲得端末20が緑、赤、赤外線以外の他の
色、や異なる色数を利用しても図3に類似の図が示され
る。
タがカラーイメージメモリ38で記憶される方法を理解
する助けになる図を示す。カラーイメージデータは図示
するような3つの「平面」62、64、66のように配
置し、ここで平面62が緑の色データを記憶し、平面6
4は赤の色データを記憶し、平面66は赤外線の色デー
タを記憶する。書類12の単一のピクセル区域のデータ
は、線路68に沿って表され、斜線区域72を緑の色平
面62に結びつけ、斜線区域74を赤い色平面64に結
びつけ、斜線区域76を赤外線の色平面66に結びつけ
る。イメージ獲得端末20が緑、赤、赤外線以外の他の
色、や異なる色数を利用しても図3に類似の図が示され
る。
【0014】図4は、システム10の一般的な動作を流
れ図80の形態で示す。最初は、ブロック82に示され
るように、書類12のディジタル色イメージを上述の方
法で読み込む。即ち、ディジタルカラーイメージは形成
され、カラーイメージメモリ38(図1)で記憶する。
れ図80の形態で示す。最初は、ブロック82に示され
るように、書類12のディジタル色イメージを上述の方
法で読み込む。即ち、ディジタルカラーイメージは形成
され、カラーイメージメモリ38(図1)で記憶する。
【0015】次に、ブロック84に示すように、書類の
種類及び配向を認識及び配向プロセッサー40(図1)
で決定する。もし書類種類が認識されれば、流れ図はブ
ロック88に進み、ここで書類の信憑性検査をする。信
憑性検査の結果はブロック86で書類種類が認識されな
いなら、出力結果(ブロック90)となり、流れ図は上
述のように出力結果ブロック90に直接進む。ここで認
証プロセッサー48(図1)は、認識された書類12の
決定した信憑性又は非信憑性のとおりに線路54上に出
力信号を作る。従ってすべての認識及び認証情報が線路
44、54上に表される。
種類及び配向を認識及び配向プロセッサー40(図1)
で決定する。もし書類種類が認識されれば、流れ図はブ
ロック88に進み、ここで書類の信憑性検査をする。信
憑性検査の結果はブロック86で書類種類が認識されな
いなら、出力結果(ブロック90)となり、流れ図は上
述のように出力結果ブロック90に直接進む。ここで認
証プロセッサー48(図1)は、認識された書類12の
決定した信憑性又は非信憑性のとおりに線路54上に出
力信号を作る。従ってすべての認識及び認証情報が線路
44、54上に表される。
【0016】ブロック84(図4)の書類の種類及び配
向を決定する方法が、図5の流れ図100で詳細に記述
される。最初は、書類のカラーイメージをカラーイメー
ジメモリ38(ブロック82)に記憶する。次に、書類
の大きさ測定をする(ブロック102)。例えば、書類
の長さや幅は色平面62、64、66(図3)に記憶し
た3つのカラーイメージの1つを走査することにより決
定できる。代りに長さは、書類供給路16に位置する光
検出器(図示せず)により決定できる。決定した書類の
大きさに基づいて、テンプレートが決定した大きさ(ブ
ロック104)に従って選択され、以下に記述すること
が実行される(ブロック106)。テンプレート照合手
続きは特定な種類であるとして書類12の識別をし、ま
たその配向を決定する。もし合致がなければ、書類12
は認識されず、上述するように拒絶される。大きさを決
定する段階(ブロック102)は任意だが、省略すると
多数のテンプレートを利用する必要がありテンプレート
照合手続きの処理時間を増やす。
向を決定する方法が、図5の流れ図100で詳細に記述
される。最初は、書類のカラーイメージをカラーイメー
ジメモリ38(ブロック82)に記憶する。次に、書類
の大きさ測定をする(ブロック102)。例えば、書類
の長さや幅は色平面62、64、66(図3)に記憶し
た3つのカラーイメージの1つを走査することにより決
定できる。代りに長さは、書類供給路16に位置する光
検出器(図示せず)により決定できる。決定した書類の
大きさに基づいて、テンプレートが決定した大きさ(ブ
ロック104)に従って選択され、以下に記述すること
が実行される(ブロック106)。テンプレート照合手
続きは特定な種類であるとして書類12の識別をし、ま
たその配向を決定する。もし合致がなければ、書類12
は認識されず、上述するように拒絶される。大きさを決
定する段階(ブロック102)は任意だが、省略すると
多数のテンプレートを利用する必要がありテンプレート
照合手続きの処理時間を増やす。
【0017】テンプレート照合手続きは書類イメージの
小さい四角形領域、典型的には16×16ピクセルの大
きさの領域を平均し、これにより照合するデータの量を
減らし、テンプレート照合手続きを速めることができ
る。また、テンプレート照合手続きは色組合せイメージ
上で行われ、これはグレーイメージと呼ばれる。例えば
グレーイメージは、対応する平面62、64(図3)の
緑及び赤のカラーイメージを結合することにより形成す
る。しかしながら、他の結合、例えば緑と赤外線のイメ
ージが可能で、グレーイメージを形成するためにすべて
の3つイメージが結合できる。グレーイメージはプロセ
ッサー40のメモリ部分に記憶される。
小さい四角形領域、典型的には16×16ピクセルの大
きさの領域を平均し、これにより照合するデータの量を
減らし、テンプレート照合手続きを速めることができ
る。また、テンプレート照合手続きは色組合せイメージ
上で行われ、これはグレーイメージと呼ばれる。例えば
グレーイメージは、対応する平面62、64(図3)の
緑及び赤のカラーイメージを結合することにより形成す
る。しかしながら、他の結合、例えば緑と赤外線のイメ
ージが可能で、グレーイメージを形成するためにすべて
の3つイメージが結合できる。グレーイメージはプロセ
ッサー40のメモリ部分に記憶される。
【0018】大きさ16×16ピクセルの領域、即ちピ
クセル大きさが256の四角形領域の平均ピクセル輝度
値を計算することによりグレーイメージを平均する。こ
れは約4mm×4mmの領域に対応する。しかしなが
ら、他の大きさの領域を使える。16×16の大きさの
ピクセル領域の、約100,000から200,000の
ピクセルを含んでいる典型的な書類イメージが平均手続
きにより1,000以下の要素のイメージに減らされ
る。前述のように、この平均イメージはプロセッサー4
0のさらなるメモリ部分に記憶され、参照データメモリ
42(図1)から得るテンプレートと照合するために利
用する。テンプレート照合手続きは平均イメージに最も
合致するテンプレートを決め、識別できないイメージを
拒絶するために前もって決定されたしきい値を利用す
る。最も合致するテンプレートは書類12の種類及び配
向の情報を供給する。参照データメモリ42に記憶され
たテンプレートは、認識すべき種類の本物の書類が可能
な4つの配向全てで走査する事前の学習手続きを生成す
る。
クセル大きさが256の四角形領域の平均ピクセル輝度
値を計算することによりグレーイメージを平均する。こ
れは約4mm×4mmの領域に対応する。しかしなが
ら、他の大きさの領域を使える。16×16の大きさの
ピクセル領域の、約100,000から200,000の
ピクセルを含んでいる典型的な書類イメージが平均手続
きにより1,000以下の要素のイメージに減らされ
る。前述のように、この平均イメージはプロセッサー4
0のさらなるメモリ部分に記憶され、参照データメモリ
42(図1)から得るテンプレートと照合するために利
用する。テンプレート照合手続きは平均イメージに最も
合致するテンプレートを決め、識別できないイメージを
拒絶するために前もって決定されたしきい値を利用す
る。最も合致するテンプレートは書類12の種類及び配
向の情報を供給する。参照データメモリ42に記憶され
たテンプレートは、認識すべき種類の本物の書類が可能
な4つの配向全てで走査する事前の学習手続きを生成す
る。
【0019】図6の流れ図120には認証手続きを記述
する。流れ図は開始ブロック122からブロック124
に進み、決定した書類種類及び配向の認証領域を選択す
る。典型的には8乃至32の領域が、2.5mm2乃至
7.5mm2の間の面積で用いられ、領域の面積はこの
数値より大きくてもよい。領域は書類上に等しい間隔を
置くが、等しくない間隔の領域がある特定の種類の書類
に対して適当であり選択される。書類のイメージをカラ
ーイメージメモリ38で記憶するので領域は、異なる書
類種類に対してもいかなるハードウェア変更無しでで
も、ソフトウェア制御下で、書類種類及び配向によって
選択される。
する。流れ図は開始ブロック122からブロック124
に進み、決定した書類種類及び配向の認証領域を選択す
る。典型的には8乃至32の領域が、2.5mm2乃至
7.5mm2の間の面積で用いられ、領域の面積はこの
数値より大きくてもよい。領域は書類上に等しい間隔を
置くが、等しくない間隔の領域がある特定の種類の書類
に対して適当であり選択される。書類のイメージをカラ
ーイメージメモリ38で記憶するので領域は、異なる書
類種類に対してもいかなるハードウェア変更無しでで
も、ソフトウェア制御下で、書類種類及び配向によって
選択される。
【0020】次にブロック126では、特徴ベクトルが
選択された領域に対して計算される。これは次のように
もたらされる。選択された領域に対するピクセル輝度値
を、選択された領域の平均色輝度を得るために各色平面
62、64、66(図3)に対して平均する。各選択領
域に対して、特徴ベクトルz=(x、y)を計算し、こ
こでxは領域の緑の赤に対する平均輝度の比であり、y
は選択領域の赤外線の赤に対する平均輝度の比である。
特徴ベクトルの計算で絶対値の代わりに輝度比を利用す
ることにより、異なったサンプルからの成分が効果的に
正規化される。もちろん、緑及び赤外線の赤に対する比
の代わりに、赤及び赤外線の緑に対する比などの他の比
が選択できる。
選択された領域に対して計算される。これは次のように
もたらされる。選択された領域に対するピクセル輝度値
を、選択された領域の平均色輝度を得るために各色平面
62、64、66(図3)に対して平均する。各選択領
域に対して、特徴ベクトルz=(x、y)を計算し、こ
こでxは領域の緑の赤に対する平均輝度の比であり、y
は選択領域の赤外線の赤に対する平均輝度の比である。
特徴ベクトルの計算で絶対値の代わりに輝度比を利用す
ることにより、異なったサンプルからの成分が効果的に
正規化される。もちろん、緑及び赤外線の赤に対する比
の代わりに、赤及び赤外線の緑に対する比などの他の比
が選択できる。
【0021】次にブロック128では、選択領域に対す
る認証パラメーターを参照データメモリ42(図1)か
ら検索し、次に各選択領域を認証する過程を実行する
(ブロック130)。各領域に対する検索された参照デ
ータを、数値のセット、即ち平均ベクトル及び2×2共
分散行列の要素により形成する。平均ベクトル及び共分
散行列の要素を、参照データを作る初期学習段階の間
に、サンプルの本物の書類の特徴ベクトルから計算す
る。ブロック130の記述に戻ると、平均からの特徴ベ
クトルのマハラノビス(Mahalanobis)距離を次に検索参
照データを使って計算する。マハラノビス距離の概念は
パターン認識技術ではよく知られている。例として、ア
ール・オー・デューダ(R.O.Duda)、ピー・イー・ハート
(P.E.Hart)共著の本、「パターン認識とシーンアナリシ
ス(Pattern Recognition and Scene Analysis)」(John
Wiley & Sons出版1973年刊)の24ページを見る
とよい。統計の理論から知られるように、平均からの一
定なマハラノビス距離の輪郭(contour)は、平均値を中
心にする楕円である。Tのしきい値に対して、Tより小
さなマハラノビス距離を有する点が、平均値を中心にす
る楕円の中に存在し、Tより小さなマハラノビス距離を
有する点が、だ円の外に存在する。
る認証パラメーターを参照データメモリ42(図1)か
ら検索し、次に各選択領域を認証する過程を実行する
(ブロック130)。各領域に対する検索された参照デ
ータを、数値のセット、即ち平均ベクトル及び2×2共
分散行列の要素により形成する。平均ベクトル及び共分
散行列の要素を、参照データを作る初期学習段階の間
に、サンプルの本物の書類の特徴ベクトルから計算す
る。ブロック130の記述に戻ると、平均からの特徴ベ
クトルのマハラノビス(Mahalanobis)距離を次に検索参
照データを使って計算する。マハラノビス距離の概念は
パターン認識技術ではよく知られている。例として、ア
ール・オー・デューダ(R.O.Duda)、ピー・イー・ハート
(P.E.Hart)共著の本、「パターン認識とシーンアナリシ
ス(Pattern Recognition and Scene Analysis)」(John
Wiley & Sons出版1973年刊)の24ページを見る
とよい。統計の理論から知られるように、平均からの一
定なマハラノビス距離の輪郭(contour)は、平均値を中
心にする楕円である。Tのしきい値に対して、Tより小
さなマハラノビス距離を有する点が、平均値を中心にす
る楕円の中に存在し、Tより小さなマハラノビス距離を
有する点が、だ円の外に存在する。
【0022】図7には、点150として示す平均特徴ベ
クトル(Mx、My)は、楕円160の中心であり、これ
はしきい値Tに対応する。楕円160は長軸162と短
軸164を有する。もし計算した特徴ベクトルが楕円1
60の内部166の中に存在するなら、即ちマハラノビ
ス距離がTより小さければ、認証している書類12の対
応する領域を本物と分類する。もし計算した特徴ベクト
ルがだ円160の外に存在するなら、即ちマハラノビス
距離がTより大きければ、書類12の対応する領域を本
物でないと分類する。もし特徴ベクトルが3つ以上の成
分を持つなら、楕円は多次元空間の楕円体に代わる。
クトル(Mx、My)は、楕円160の中心であり、これ
はしきい値Tに対応する。楕円160は長軸162と短
軸164を有する。もし計算した特徴ベクトルが楕円1
60の内部166の中に存在するなら、即ちマハラノビ
ス距離がTより小さければ、認証している書類12の対
応する領域を本物と分類する。もし計算した特徴ベクト
ルがだ円160の外に存在するなら、即ちマハラノビス
距離がTより大きければ、書類12の対応する領域を本
物でないと分類する。もし特徴ベクトルが3つ以上の成
分を持つなら、楕円は多次元空間の楕円体に代わる。
【0023】図6に戻ると、書類12に従属試験を行う
段階(任意)を示す。前述したように、従属試験デバイ
ス50(図1)は金属細片や磁気インクの存在等の試験
を行う。ブロック134に示すように、書類12に対す
る認証決定がここでされ、前述のように信憑性について
検査した選択領域の全て又は事前に選択した数以上が本
物であると判明し、任意の従属試験のいずれの結果が本
物であると判明した場合に限り、書類12は本物である
と分類される。流れ図120は次に終了し(ブロック1
36)、認証されると書類12はトランザクション運転
に利用され、認証されないと拒絶される。
段階(任意)を示す。前述したように、従属試験デバイ
ス50(図1)は金属細片や磁気インクの存在等の試験
を行う。ブロック134に示すように、書類12に対す
る認証決定がここでされ、前述のように信憑性について
検査した選択領域の全て又は事前に選択した数以上が本
物であると判明し、任意の従属試験のいずれの結果が本
物であると判明した場合に限り、書類12は本物である
と分類される。流れ図120は次に終了し(ブロック1
36)、認証されると書類12はトランザクション運転
に利用され、認証されないと拒絶される。
【0024】例えば、書類信憑性を決定するのにマハラ
ノビス距離計算に基づく統計技術の代わりに、ニューロ
ネットワーク(neural network)で特徴ベクトルを分析で
きる。ニューロネットワークでは本物の書類を利用して
学習させ、それから複数の書類イメージ領域の信憑性を
決定することにより書類を認証するのに効果がある。ま
た、認識及び配向手続きはテンプレート照合ではないパ
ターン認識手続きを使える。
ノビス距離計算に基づく統計技術の代わりに、ニューロ
ネットワーク(neural network)で特徴ベクトルを分析で
きる。ニューロネットワークでは本物の書類を利用して
学習させ、それから複数の書類イメージ領域の信憑性を
決定することにより書類を認証するのに効果がある。ま
た、認識及び配向手続きはテンプレート照合ではないパ
ターン認識手続きを使える。
【0025】
【発明の効果】本発明の書類認証システムは、紙幣、小
切手及び預金振替を含む種々の書類の種類を例えば統一
した方法で認証する。最初に書類種類及び配向を決定し
て、次に信憑性を決定する2段階の手続きにより、高い
安全性を有する能率的な書類処理システムを可能にす
る。このように、認識されない書類はすぐに、認証の必
要性無く拒絶できる。色輝度値の使用がモノクローム分
析と比較して信憑性の決定に高い分析能力及び正確さを
もたらすので、ディジタルカラーイメージを形成するこ
とは能率的な2段階の認証手続きを供給することに貢献
する。さらに、ディジタル色情報を書類全体から得るの
で、認識及び配向手続きの性能が局所的な印又は損傷に
より劣化しない。また認証はソフトウェア制御により選
択領域に焦点を合わせられる。従って、システムは付加
書類種類を処理するために容易にソフトウェア変更によ
り再構築できる。
切手及び預金振替を含む種々の書類の種類を例えば統一
した方法で認証する。最初に書類種類及び配向を決定し
て、次に信憑性を決定する2段階の手続きにより、高い
安全性を有する能率的な書類処理システムを可能にす
る。このように、認識されない書類はすぐに、認証の必
要性無く拒絶できる。色輝度値の使用がモノクローム分
析と比較して信憑性の決定に高い分析能力及び正確さを
もたらすので、ディジタルカラーイメージを形成するこ
とは能率的な2段階の認証手続きを供給することに貢献
する。さらに、ディジタル色情報を書類全体から得るの
で、認識及び配向手続きの性能が局所的な印又は損傷に
より劣化しない。また認証はソフトウェア制御により選
択領域に焦点を合わせられる。従って、システムは付加
書類種類を処理するために容易にソフトウェア変更によ
り再構築できる。
【0026】また、本発明の書類を認証する方法及び装
置は、紙幣、小切手等の書類(12)を認証するシステ
ムであり、メモリ(38)に異なった色の光で書類(1
2)に光を照らすことにより得た複数のディジタルイメ
ージの形態で記憶される書類のディジタルカラーイメー
ジを供給する感知端末(20)を通過して検査される書
類(12)が駆動する。記憶されたカラーイメージは、
書類(12)の種類及び配向を決定するためにテンプレ
ートを照合すること等により処理する。種類及び配向情
報は、色輝度分析のためディジタルカラーイメージの複
数の区域を選択するために利用し、例えば本物の書類を
処理して得た記憶値を使って統計的試験手続きを利用す
る。異なった種類の書類はこのように全て同一の方法で
処理され、正確で低コストな認証する書類の種類に左右
されなく同じ事柄で稼働する書類を認証するシステムを
提供できる。
置は、紙幣、小切手等の書類(12)を認証するシステ
ムであり、メモリ(38)に異なった色の光で書類(1
2)に光を照らすことにより得た複数のディジタルイメ
ージの形態で記憶される書類のディジタルカラーイメー
ジを供給する感知端末(20)を通過して検査される書
類(12)が駆動する。記憶されたカラーイメージは、
書類(12)の種類及び配向を決定するためにテンプレ
ートを照合すること等により処理する。種類及び配向情
報は、色輝度分析のためディジタルカラーイメージの複
数の区域を選択するために利用し、例えば本物の書類を
処理して得た記憶値を使って統計的試験手続きを利用す
る。異なった種類の書類はこのように全て同一の方法で
処理され、正確で低コストな認証する書類の種類に左右
されなく同じ事柄で稼働する書類を認証するシステムを
提供できる。
【図1】本発明の書類を受理し認証する装置の簡易ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の装置で利用するLED配列の拡大図であ
る。
る。
【図3】書類からのディジタル色情報の記憶を示す説明
図である。
図である。
【図4】図1の装置の一般的な運転を示す流れ図であ
る。
る。
【図5】書類を認識する認識手続きを示す流れ図であ
る。
る。
【図6】認識手続きにより認識された書類を認証する認
証手続きを示す流れ図である。
証手続きを示す流れ図である。
【図7】認証手続きを理解する助けになるグラフプロッ
ト図である。
ト図である。
10 書類受理認証装置のシステム 12 書類 14 書類転送 16 供給路 18 矢印 20 イメージ獲得端末 22 第1LED配列 24 第2LED配列 26、28 LED 30 照度制御デバイス 32 光路 34 レンズシステム 36 CCD(電荷結合素子)センサ 38 カラーイメージメモリ 39 タイミング制御 40 認識及び配向プロセッサ 42 参照データメモリ 44 出力線 46 出力線 48 認証プロセッサ 50 従属試験装置 52、54 線 62 緑カラーデータ平面 64 赤カラーデータ平面 66 赤外カラーデータ平面 68 線 72、74、76 斜線領域 80 書類受理認証装置の全般的な運用 82 書類のディジタルカラーイメージを読み込む 84 書類の型と配向を判断 86 書類の型は認識されたか? 88 書類を認証 90 結果を出力 100 書類の認識手続き 102 書類の大きさを判断 104 適合するテンプレートを選択 106 テンプレート照合を実効 108 書類及び配向を識別 120 書類の認証手続き 122 開始 124 判断した文書の型及び配向に対応する認証領域
を選択 126 選択領域の特徴ベクトルを計算 128 選択領域の認証パラメータを検索 130 各領域を認証 132 従属試験のいずれをも実行 134 最終的な認証判断 136 終了 150 平均特徴ベクトル(MX,MY) 160 楕円 162 長軸 164 短軸 166 内部
を選択 126 選択領域の特徴ベクトルを計算 128 選択領域の認証パラメータを検索 130 各領域を認証 132 従属試験のいずれをも実行 134 最終的な認証判断 136 終了 150 平均特徴ベクトル(MX,MY) 160 楕円 162 長軸 164 短軸 166 内部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン エクレス 英国、イーエッチ3 6ピーピー、スコッ トランド、エジンバラ、スコットランド ストリート 1
Claims (2)
- 【請求項1】a)書類(12)のディジタルカラーイメ
ージを形成する段階と、 b)前記書類(12)が属する種類及び配向を識別する
ために前記ディジタルカラーイメージを処理する段階
と、及び c)前記書類(12)の信憑性を決定するために識別書
類の種類に従って前記ディジタルカラーイメージを分析
する段階とからなる複数の種類のうちの1つである書類
(12)を認証する方法。 - 【請求項2】a)認証されている前記書類(12)の前
記ディジタルカラーイメージを供給する感知手段(2
0、36)と、 b)前記ディジタルカラーイメージを格納する記憶手段
(38)と、 c)前記記憶ディジタルカラーイメージに従って、前記
書類の種類を決定する第1処理手段(40)と、 d)決定された書類の種類及び前記記憶ディジタルカラ
ーイメージに従って前記書類(12)の信憑性を決定す
る処理手段(48)とからなる書類を認証する装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB9424971.1A GB9424971D0 (en) | 1994-12-10 | 1994-12-10 | Document authentication system |
GB9424971.1 | 1994-12-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08279042A true JPH08279042A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=10765746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7345455A Pending JPH08279042A (ja) | 1994-12-10 | 1995-12-11 | 書類認証方法及びその装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0718808A2 (ja) |
JP (1) | JPH08279042A (ja) |
GB (1) | GB9424971D0 (ja) |
ZA (1) | ZA9510106B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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TR199903113T2 (xx) | 1997-06-17 | 2000-06-21 | Elf Atochem S.A. | Bir kay�t ta��y�c�n�n haz�rlanmas�. |
US6269169B1 (en) * | 1998-07-17 | 2001-07-31 | Imaging Automation, Inc. | Secure document reader and method therefor |
GB2340931A (en) * | 1998-08-21 | 2000-03-01 | Celestica Ltd | Object colour validation |
GB0001561D0 (en) † | 2000-01-24 | 2000-03-15 | Rue De Int Ltd | Document momitoring system and method |
DE10005835A1 (de) * | 2000-02-10 | 2001-08-16 | Bundesdruckerei Gmbh | Automatische Authentifikation von mit Sicherheitsmerkmalen geschützten Dokumenten |
GB0025096D0 (en) * | 2000-10-13 | 2000-11-29 | Bank Of England | Detection of printing and coating media |
GB0029157D0 (en) * | 2000-11-29 | 2001-01-17 | Rue De Int Ltd | Method and apparatus for obtaining information about documents |
EP1237127A1 (de) * | 2001-02-24 | 2002-09-04 | Scheidt & Bachmann Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Durchführung einer Akzeptanzprüfung bei einer automatisierten Banknotenmaschine |
KR100543698B1 (ko) * | 2002-12-14 | 2006-01-20 | 삼성전자주식회사 | 영상신호의 피부색 재현 장치 및 방법 |
NL1030419C2 (nl) * | 2005-11-14 | 2007-05-15 | Nl Bank Nv | Werkwijze en inrichting voor het sorteren van waardedocumenten. |
DE102006053788A1 (de) | 2006-11-15 | 2008-05-21 | Giesecke & Devrient Gmbh | Verfahren zur Erkennung von Verschmutzungen im Bereich von Farbübergängen auf Wertdokumenten und Mittel zur Durchführung des Verfahrens |
DE102007015484A1 (de) * | 2007-03-30 | 2008-10-02 | Giesecke & Devrient Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Prüfung von Wertdokumenten |
CN101743130B (zh) * | 2007-05-14 | 2013-10-02 | 国际先端技术综合研究所株式会社 | 真伪认证对象物、真伪认证芯片读取装置以及真伪判定方法 |
NL2011739C2 (en) * | 2013-11-05 | 2015-05-07 | Nl Bank Nv | Banknote counterfeit classification. |
JP6403391B2 (ja) * | 2014-01-27 | 2018-10-10 | グローリー株式会社 | 紙幣処理装置及び紙幣処理方法 |
US10872488B2 (en) | 2016-06-03 | 2020-12-22 | Veridas Digital Authentication Solutions, S.L. | Method for authenticating a document |
US10783400B2 (en) | 2018-04-06 | 2020-09-22 | Dropbox, Inc. | Generating searchable text for documents portrayed in a repository of digital images utilizing orientation and text prediction neural networks |
SG10202005119WA (en) * | 2020-06-01 | 2021-09-29 | Alipay Labs Singapore Pte Ltd | An identification document authentication method and system |
WO2022222904A1 (zh) * | 2021-04-20 | 2022-10-27 | 北京嘀嘀无限科技发展有限公司 | 图像验证方法、系统及存储介质 |
US20230222826A1 (en) * | 2022-01-11 | 2023-07-13 | Daon Enterprises Limited | Methods and systems for determining authenticity of a document |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8202920A (nl) * | 1982-07-20 | 1984-02-16 | Tno | Inrichting voor het herkennen en onderzoeken van bladvormige voorwerpen zoals bankbiljetten of dergelijke. |
EP0294497B1 (en) * | 1987-06-08 | 1993-03-31 | Nec Corporation | Apparatus for identifying postage stamps |
NO893323D0 (no) * | 1989-08-18 | 1989-08-18 | Inter Marketing Oy | Optisk ekthets-testing av pengesedler og liknende. |
JPH05244414A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-21 | Canon Inc | 画像処理装置 |
-
1994
- 1994-12-10 GB GBGB9424971.1A patent/GB9424971D0/en active Pending
-
1995
- 1995-11-28 ZA ZA9510106A patent/ZA9510106B/xx unknown
- 1995-12-07 EP EP95308909A patent/EP0718808A2/en not_active Withdrawn
- 1995-12-11 JP JP7345455A patent/JPH08279042A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0718808A3 (ja) | 1996-07-24 |
GB9424971D0 (en) | 1995-02-08 |
EP0718808A2 (en) | 1996-06-26 |
ZA9510106B (en) | 1996-06-06 |
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