JPH02108408A - リバース圧延機の板厚制御装置 - Google Patents

リバース圧延機の板厚制御装置

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JPH02108408A
JPH02108408A JP63262066A JP26206688A JPH02108408A JP H02108408 A JPH02108408 A JP H02108408A JP 63262066 A JP63262066 A JP 63262066A JP 26206688 A JP26206688 A JP 26206688A JP H02108408 A JPH02108408 A JP H02108408A
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JP
Japan
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plate thickness
rolling mill
reverse
rolled material
pass
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JP63262066A
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English (en)
Inventor
Minoru Osaka
実 長加
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はリバース圧延機の板厚制御装置に係り、とりわ
け圧延材全長にわたって精度良く制御することができる
リバース圧延機の板厚制御装置に関する。
(従来の技術) 第4図によって従来のリバース圧延機の板厚制御装置に
ついて説明する。
第4図に示すように、可逆式のリバースコールド圧延機
1の両側に可逆式の巻取機5,6がそれぞれ設置されて
いる。そしてどちらか一方、例えば巻取機5に巻付けら
れたコイル状の圧延材4は、圧延機1で圧延されて板厚
が薄くされ、他方の巻取機6に巻取られるようになって
いる。次に巻取機6に巻付けられた圧延材4は、圧延機
1で圧延されて巻取機5に巻取られるようになっている
このようにして圧延材は徐々にその板厚が薄くなってい
く。なお巻取機5,6には、巻取機5.6の回転数から
圧延材の位置を検出するパルス発生機9.10がそれぞ
れ接続されている。
このような可逆式のリバースコールド圧延機1において
、圧延機1の圧延材4の板厚を一定にするため次のよう
な板厚制御が行なわれている。
圧延機1の両側近傍に正パス時および逆パス時の出側の
板厚検出値を求めるとともに、この板厚IM 検出値と板厚目標値h   との板厚偏差信号ΔhAC
Tを出力する出側板厚検出器2.3をそれぞれ設置する
。そしてこの板厚偏差信号ΔhACTを比例積分回路1
4に出力し、この比例積分回路14は板厚偏差信号Δh
ACTをなくすような信号を演算し、この信号をサーボ
モーター1に出力する。サーボモータ11は比例積分回
路14からの信号と圧下目標値SAIMにもとずき、圧
延機1の圧下位置を調整する油圧シリンダ7を制御する
(発明が解決しようとする課題) 従来の板厚制御装置において、圧延材4の入側の板厚が
圧延材4の長手方向に沿って大きく変動している場合は
、板厚の変動が大きい部分で板厚制御による応答が十分
追い付かなくなってしまう。
このように板厚制御による応答が追付かない状態を放置
しておくと、板厚の変動が大きい部分で圧延材4の出側
の板厚の変動が助長されるため、リバースコールド圧延
機1で圧延された圧延材4の板厚を一定に保てなくなる
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
入側の板厚が圧延材4の長手方向に沿って大きく変動し
ても、出側の板厚を一定に保つことができるリバース圧
延機の板厚制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、リバース圧延機の両側にそれぞれ出側板厚検
出器を設け、この出側板厚検出器からの板厚検出値と板
厚目標値との板厚偏差信号を用いてリバース圧延機の圧
下位置調整装置を駆動するリバース圧延機の板厚制御装
置であって、前記リバース圧延機の圧延ラインに圧延材
の位置検出を行なう位置検出器を設け、この位置検出器
に位置検出器からの位置検出信号と前記板厚偏差信号と
から圧延材の全長にわたって各位置における板厚偏差信
号を記憶するn−1パス格納テーブルを接続し、このn
−1パス格納テーブルにn−1パス時の板厚偏差信号を
nパス時に連続的に取出して圧延材の通常制御不能区間
が前記リバース圧延機を通過するか否か判定する仮想切
換回路を接続し、前記通常制御不能区間が前記リバース
圧延機を通過する場合に、前記仮想切換回路によって前
記リバース圧延機の圧下位置調整装置へ送る前記板厚偏
差信号を予め定められた仮想板厚パタン信号に切換える
よう構成したことを特徴としている。
(作 用) n−1パス時に圧延材の全長にわたって各位置における
板厚偏差信号をn−1パス格納テーブルに記憶し、nパ
ス時にn−1パス格納テーブルからn−1パス時の板厚
偏差信号を仮想切換回路に連続的に取出して、圧延材の
通常制御不能区間がリバース圧延機を通過するか否か判
定し、通過すると判定した場合はこの仮想切換回路によ
って、リバース圧延機の圧下位置調整装置へ送る板厚偏
差信号を予め定められた仮想板厚パタン信号に切換える
。このように圧延材の通常制御不能区間がリバース圧延
機を通過する際、仮想板厚パタン信号によってリバース
圧延機の圧下位置を調整するので、通常制御不能区間に
ついても適切な板厚制御を行なうことができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。第1図乃至第3図は本発明によるリバース圧延機の板
厚制御装置の一実施例を示す図である。
なお、従来技術と同一部分には同一符号を付して詳細な
説明は省略する。
第1図に示すように、可逆式のリバースコールド圧延機
1の両側に可逆式の巻取機5,6がそれぞれ設置されて
いる。また各巻取機5,6には、巻取機5.6の回転数
から圧延材4の位置を検出するパルス発生器9,10が
それぞれ接続されている。
また、圧延機1と巻取機5との間には出側板厚検出器2
が設けられ、他方圧延機1と巻取機6との間には出側板
厚検出器3が設けられている。これら出側板厚検出器2
.3は、正パス時および逆パス時の出側の板厚検出値を
求めるとともに、こIM の板厚検出値と板厚目標値h   との板厚偏差信号Δ
hAC□を比例積分回路14に出力するものである。そ
して比例積分回路14は板厚偏差信号ΔhACTをなく
すような信号を演算し、この信号をサーボモータ11に
出力し、サーボモータ11は比例積分回路14からの信
号と圧下目標値”AIHにもとずき、圧延機1の圧下位
置を調整する油圧シリンダ7を制御するようになってい
る。
また出側板厚検出器2と巻取機5のパルス発生器9はn
−1パス格納テーブル12aに接続され、出側板厚検出
器3と巻取機6のパルス発生器10はn−1パス格納テ
ーブル12bに接続されている。これらn−1パス格納
テーブル12a。
12bは、パルス発生器9,10からの圧延材4の位置
検出信号と、出側板厚検出器2.3からの板厚偏差信号
ΔhACTにもとずいて、圧延材4の全長にわたって圧
延材4の各位置における板厚偏差信号ΔhACTを記憶
するものである。
また各n−1パス格納テーブル12a、12bには、n
−1パス時の板厚偏差信号ΔhA−CTをnパス時に連
続的に取出して、圧延材4の通常制御不能区間が圧延機
1を通過するか否か時々刻々判定する仮想切換回路13
が接続されている。この仮想切換回路13は、圧延材4
の通常制御不能区間が圧延機1を通過すると判定した場
合、出側板厚検出器2,3からの板厚偏差信号ΔhAC
Tを、仮想板厚パタン回路15からの仮想板厚パタン信
号ΔhIMGに切換え比例積分回路14に送るものであ
る。
次にこのような構成からなる本実施例の作用について説
明する。
まず圧延材4を巻取機6から巻取機5側に送る場合(正
パス時)、出側板厚検出器2から板厚偏差信号ΔhAC
Tを正パス回路を通して比例積分回路14に出力する。
そして比例積分回路14からの信号と圧下目標値SAI
Mにもとずき、圧延機1の圧下位置を調整する油圧シリ
ンダ7を制御して圧延材の板厚偏差がなくなるよう制御
する。
同時に、出側板厚検出器2から板厚偏差信号ΔhACT
が正パス回路を通ってn−1パス格納テーブル12aに
送られ、またパルス発生器9から圧延材4の位置検出信
号がn−1パス格納テーブル12aに送られる。
この場合第3図に示すように、n−1パス格納テーブル
12aは板厚偏差信号Δh  (第3図CT (a))と位置検出信号にもとずいて、圧延材4の全長
にわたって巻取長さがΔl増加する毎に圧延材4の各位
置における板厚偏差信号ΔhACTを記憶する(第3図
(b))。
次に圧延材4を巻取機5から巻取機6側に送る場合(逆
パス時)、出側板厚検出器3から板厚偏差信号ΔhAC
Tを逆パス回路を通して比例積分回路14に出力すると
ともに、n−1パス格納テーブル12bに出力する。同
時にパルス発生器10から圧延材4の位置検出信号がn
−1パス格納テーブル12bに出力される。
この逆パス時を仮にnパス時と考える。この場合、n−
1パス格納テーブル12aに記憶された板厚偏差信号Δ
hACTを、圧延材4がn−1パス時とは逆方向に巻戻
されていく間、連続的に仮想切換回路13に出力する。
そしてこの仮想切換回路13において、圧延材4の入側
Llの所に通常制御不能区間があるか否か時々刻々判定
する。
仮想切換回路13において行なわれる通常制御不能区間
があるか否かの判定作業について以下説明する。
可逆式リバースコールド圧延機1の処理する圧延材4は
、上流工程にあたる熱間圧延機(図示せず)によって圧
延されたものであるため、通常制御不能区間のパターン
はその設備個有の形を有する場合が多く、例えばスキッ
ドマークによる温度の低い部分で第3図(c)に示すよ
うな板厚偏差信号を生じる。そこで、この区間の判定に
は、振幅が通常制御が不能な所定量IAIを越えたかど
うかのチエツクを行う。すなわち、圧延方向に沿って最
初にIAIを越えたポイントと、次に逆極性でIAIを
越えた後IAI以内に納まったポイントとを検出し、そ
の中間位置と圧延材4の先端との間の距離L1を算出す
る。そしてlAl−0のL IL 2ポイントから同じ
<lAl−0のL1+L2ポイントまでの区間を通常制
御不能区間とする。
このように仮想切換回路13によって通常制御不能区間
が判定されると、第3図(d)に示すようにこのL  
−L  ポイントからL1+L2ポイントまでの圧延材
4が圧延機1を通過する間、出側板厚検出器3から比例
積分回路14に送られる板厚偏差信号ΔhACTが仮想
切換回路13によって切換えられ、代わりに仮想板厚パ
タン回路15から仮想板厚パタン信号ΔhIMGが比例
積分回路14に送られる。この仮想板厚パタン信号Δh
IMGは、圧延設備の能力からみて制御可能な仮想の板
厚偏差信号であり、通常制御不能区間においてはこのΔ
hIMGがフィードバック値として用いられる。
次に第2図で本発明(点線)と従来例(実線)との比較
を説明する。
第2図(a)はn−1パス時における板厚偏差ΔhAC
Tについて、通常制御不能区間で仮想板厚パタン信号Δ
hIMGを用いた例を示している。
第2図(b)に示すように、仮想板厚パタン信号ΔhI
MGを用いると、比例積分回路14からの比例積分出力
は小さくなだらかになる。またnパス時の板厚偏差も第
2図(c)に示すように小さくなだらかになり、圧延材
の長手方向に沿う板厚の均一化を図ることができる。
以上説明したように本実施例によれば、仮想切換回路1
3によって通常制御不能区間が判定されると、この通常
制御不能区間が圧延機1を通過する間、板厚偏差信号Δ
hACアの代わりに仮想板厚パタン信号ΔhIMGが比
例積分回路14に送られる。このように通常制御不能区
間については、仮想板厚パタン信号ΔhIMGにもとず
いて圧延機1の圧下位置が調整されるので、圧延材の長
手方向に沿って板厚の均一化を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、圧延材の通常制
御不能区間がリバース圧延機を通過する場合、板厚偏差
信号が仮想板厚パタン信号に切換えられ、この仮想板厚
パタン信号によってリバース圧延機の圧下位置を調整す
るので、通常制御不能区間についても適切な板厚制御を
行なうことができる。このため、圧延材の長手方向全長
について板厚の均一化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるリバース圧延機の板厚制御装置を
示す概略系統図、第2図は本発明と従来例の作用の比較
を示す図、第3図は仮想切換回路における作用を示す図
、第4図は従来のリバース圧延機の板厚制御装置を示す
概略系統図である。 1・・・リバースコールド圧延機、2.3・・・出側板
厚検出器、4・・・圧延機、5,6・・・巻取機、7・
・・油圧シリンダ、9,10・・・パルス発生器、12
a。 12b・・・n−1パス板厚格納テーブル、13・・・
仮想切換回路、14・・・比例積分回路、15・・・仮
想板厚パタン回路。 出願人代理人  佐  藤  −雄 7第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リバース圧延機の両側にそれぞれ出側板厚検出器を設け
    、この出側板厚検出器からの板厚検出値と板厚目標値と
    の板厚偏差信号を用いてリバース圧延機の圧下位置調整
    装置を駆動するリバース圧延機の板厚制御装置において
    、前記リバース圧延機の圧延ラインに圧延材の位置検出
    を行なう位置検出器を設け、この位置検出器に位置検出
    器からの位置検出信号と前記板厚偏差信号とから圧延材
    の全長にわたって各位置における板厚偏差信号を記憶す
    るn−1パス格納テーブルを接続し、このn−1パス格
    納テーブルにn−1パス時の板厚偏差信号をnパス時に
    連続的に取出して圧延材の通常制御不能区間が前記リバ
    ース圧延機を通過するか否か判定する仮想切換回路を接
    続し、前記通常制御不能区間が前記リバース圧延機を通
    過する場合に、前記仮想切換回路によって前記リバース
    圧延機の圧下位置調整装置へ送る前記板厚偏差信号を予
    め定められた仮想板厚パタン信号に切換えるよう構成し
    たことを特徴とするリバース圧延機の板厚制御装置。
JP63262066A 1988-10-18 1988-10-18 リバース圧延機の板厚制御装置 Pending JPH02108408A (ja)

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