JPH01313103A - 帯状材のセンタリング装置 - Google Patents

帯状材のセンタリング装置

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JPH01313103A
JPH01313103A JP63141740A JP14174088A JPH01313103A JP H01313103 A JPH01313103 A JP H01313103A JP 63141740 A JP63141740 A JP 63141740A JP 14174088 A JP14174088 A JP 14174088A JP H01313103 A JPH01313103 A JP H01313103A
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JP
Japan
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strip
centering
tension
rollers
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP63141740A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Kimura
智明 木村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01313103A publication Critical patent/JPH01313103A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯状材のセンタリング装置に係り、特に連続タ
ンデムミル等に対し、帯状材を精度よくセンタリングし
て通板する装置に関する。
【従来の技術〕
従来の装置は、特公昭53−36828号公報に示され
るように、連続的に帯状材を圧延処理するものでは、圧
延機に至るまでに長い区間を帯状材が搬送される。この
ため、圧延機に至る間に帯状材が圧延ラインの中心から
ずれる。しかし、圧延機内で帯状材が圧延機中心よりず
れていると、圧延作業により発散的に帯状材は圧延機中
心よりずれる傾向になるので、圧延機に入る前に十分な
センタリングが行われていなければならない。このよう
なセンタリングを行うことが可能な例は、前記公知例に
示されている。この場合には圧延機の入側に2組の帯状
材センタリング装置が配置されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記特公昭53−36828号公報では、2つのセンタ
リング装置の出側に圧延機に対する張力付与装置が配置
されている。
即ち、圧延機内では、圧延機に至る前の各処理装置部に
比較して高い張力が必要とされるためである。これは、
前者の圧延機内では5〜12kg/m”の高い張力が必
要であるのに対し、後者は1kg/■2程度の低い張力
に抑えられるためである。
このように、張力付与装置が圧延機の最も近い入側に設
けられていると、この装置の入側で折角センタリングし
た帯状材も、再びこの張力付与装置で多少の蛇行が生じ
るので、圧延機に対するセンタリング精度がかなり低下
することになり問題である。
しからば、この張力付与装置の出側に帯状材のセンタリ
ング装置を設置すればよいことになるが、この場合には
非常に張力の大きいところにセンタリング装置が設けら
れるので、強度の面から極めて頑丈なセンタリング装置
にせざるを得ず、高価なものになってしまう。
本発明は以上の面から、張力付与とセンタリングの2つ
の機能を同時に発揮でき、かつ、精度のよい帯状材のセ
ンタリングを可能にする装置を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では圧延機入側の張力付写装置のローラーを利用
し、これを作動せしめて帯状材のセンタリングを行うも
のである。
これに於いて、少なくとも張力付与装置の最終出側のロ
ーラは、帯状材のセンタリングに使用するものである。
また、張力付与装置のローラ群を2つ以上のグループに
区分し、これらのうち、少なくとも1組のグループに対
し、帯状材のセンタリング作業を行わせるものである。
〔作用〕
圧延機の入側直前に設けられる張力付与装置のローラを
、センタリング装置に利用し帯状材のセンタリングを行
うので、圧延機に対し直接的なセンタリングとなり、精
度のよい通板が可能となる。
また、張力付与装置のローラをセンタリングに利用する
ので、これはそもそも高張力に耐え得るローラとなって
おり、新たに高張力用のローラを設けることはないので
、経済的な張力付与及びセンタリング装置にすることが
可能である。
そして、張力付与装置のローラがセンタリングを兼ねる
ので、装置全体がコンパクトになり設備費を大幅に低減
することを可能にすることができる。
〔実施例〕
本発明の帯状材センタリング装置は、第1図に示される
ように、デスケーリングと冷間タンデムミルを直結した
設備に適用される場合等に於いて最も効果的な機能を発
揮する。
第1図に於いて、巻戻し軸60より巻出されるコイル2
は、これがすべて巻出された後は1次の素材コイル1が
、新たに巻戻し軸60に挿入され、新しい素材コイル1
の先端、及び先行するコイル2の後端が各々剪断機3で
切断される。そして、これらの先・後端は溶接機で溶接
され、接口なくストリップが以降のラインに供給される
。以上の作業を行っている間、中央のラインを停止させ
ないためにルーパローラ5が設けられる。そして。
ストリップ26は、ガイドローラ6を経て酸洗槽8に導
かれる。この酸洗槽8でストリップ表面のスケールが酸
液7で洗い落され、次にローラ9゜10を経て、ルーパ
ーローラ11にストリップ26が通板させられる。次に
、トリマー12でストリップ26の両耳が切り落され、
いよいよ圧延機群19に送られる。
このように圧延機群19にストリップが導かれる前に、
ルーパ5,11や酸洗槽8等200mに及ぶ長い区間を
通板されるので、必然的にストリップはラインの中心よ
りずれて通過することが多い。
しかし、圧延機群19ではもしもストリップが圧延機群
19のロール幅中心に対して大きくずれて入ると、圧延
ロールに対する荷重中心がずれ、従って、圧延ロールが
傾き、結果としてストリップが更に急加速度的に圧延機
中心よりずれて絞込み事故を起してしまう。
このため、圧延ロールに対するストリップのずれは±2
備以内に入るように制御されなければならない。
また、酸洗あるいはルーパ等では、特にストリップの張
力は高くする必要はなく、これらの機器の軽量化を図る
ため、1kg/am”程度の低い張力で運転される。し
かし、圧延機では1台当りの圧下量をできるだけ大きく
するための5〜12kg/m”のように高い張力にする
必要がある。
本発明では第1図に示すように、圧延機に張力を付与す
る4本のブライドルローラ13A、13B。
17A、17Bを2つのグループに分け、かつ、この2
グループについて各々ストリップのセンタリングを行い
、張力付与とセンタリング機能を同時に発揮できるよう
にするものである。
即ち、初めの2本のブライドルローラ13A。
13Bよりなる張力装置用のローラは、各々ストリップ
を180度以上の巻付は角で巻付は張力を発生できるよ
うにされる。そして、この2本のブライドルローラ13
A、13Bは、軸16の回りに矢印に示すように、スト
リップの位置検出器の信号に従い左右に傾動される。
このブライドルローラ13A、13Bの実際の運動は第
2図及び第3図に示すように行われる。
第2図に於いて、2本のブライドルローラ13A。
13Bは、架台29に軸受27,28を介して取りつけ
られる。そして、この架台29はストリップの蛇行量検
出器14の信号に基づき制御器61より、制御量が与え
られシリンダ45により、架台31に対しピン30の回
りに傾動させられる。
即ち、制御器61の制御量に基づきサーボバルブ62を
開閉し、ポンプ63からの油をシリンダ45に供給して
、ブライドルローラを傾動してストリップのセンタリン
グ制御を行う。
尚、ストリップに対する張力付与は、第3図に於いて、
ストリップ26をブライドルローラ13A。
13Bに巻きつけて、両者間に於いて滑らぬようにして
、且つ、これらのローラ13A、13Bをスピンドル4
0.41及び減速機42を介してモータ43により駆動
することにより行う。
第1図に於いて、前部のようにセンタリングされたスト
リップ26は、更に圧延機群に対し、精密なセンタリン
グを行うため、ブライドルローラ17A、17Bを検出
器18の検出量に基づいて傾動制御し、かつ、更にスト
リップの張力を付与する。
このように、センタリング、及び張力付与されたストリ
ップは、圧延機群19により減厚圧延され、圧延された
後の製品はローラ21によりガイドされ、巻取軸23に
巻かれコイル22が裏通される。また、この巻取軸23
で巻取りが終了後、次の巻取りはストリップを剪断機2
0で切断しローラ25で点線で示すように曲げてガイド
し、巻取軸24に巻取る。この巻取り作業は前記2つの
巻取軸に対し交互に行われる。
以上の設備に於いて、処理される材料の素材寸法は板厚
2〜51m×板厚700〜1500nnで、この材料が
圧延機群19で板厚0.15〜1 、2 nn程度に最
大圧延速度1200 m/minで圧延される。
尚、第1図の例ではストリップの張力が合計4本のブラ
イドルローラで1kg/nyn2から12kg/III
IIz程度にまで増加させることができる。
第4図は合計4本のブライドルローラを第1図と異なる
配置にした例を示す。
即ち、第1のセンタリング装置は、2本のブライドルロ
ーラ32.33を軸38の回りに、検出器36の検出量
に基づいて傾動し1.ストリップ26のセンタリングを
行い、且つ、張力拡大が行われる。第2のものは第1の
ものに対し同じレベル面上に対称的に配置される。即ち
、2本のブライドルローラ34.35が、軸39の回り
に検出器37の検出量に基づいて傾動され、ストリップ
のセンタリング制御が行われると共に張力拡大が行われ
る。
このような配置では、第1図のものに対して高さ方向の
スペースを縮少できるが、長平方向のスペースは拡大さ
れ勝ちである。
第5図では、圧延機に対するストリップ5oの張力拡大
倍率が少なくてよい場合の例を示す。
このような場合には、ブライドルローラの合計は2本程
度でよい。本図でのストリップのセンタリングは第1に
ブライドルローラ51を軸52の回りに検出器53の検
出量に基づいて、第2のものはブライドルローラ55を
軸54の回りに検出器56を傾動して行う。2つのブラ
イドルローラ51.55は、前述の第3図に示した場合
と同様に駆動され、ストリップ50に張力が付与される
以上、第1図、第4図、第5図ともブライドルローラを
2組に分けてセンタリングを行ったが、圧延速度が遅い
場合等には、己づと制御精度を向上できるので、区分さ
れたブライドルローラの2組共センタリングをせず、圧
延側に近い組のブライドルローラのみをセンタリングし
てもよい。また、第5図に於いて、2本のローラを区分
せずこれを1組にしてストリップのセンタリングを行っ
てもよい。
また、第1図、第4図、第5図に於いて、2組に分けら
れたブライドルローラ間に、この2つの組を更に明確に
区分するために、無駆動のあるいは駆動のストリップを
第6図に示すように曲げてガイドするデフレクタローラ
70を配置してもよい。
また、第1図、第4図、第5図に於いて、大きい張力増
大率を必要でない場合には、区分されたブライドルロー
ラの中、一方の側は非駆動にしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、圧延機入側に設けられる張力付与装置
用のブライドルローラを傾動して、圧延機へのストリッ
プセンタリングを行うので、占用のストリップセンタリ
ング用のローラを設けることを必要とせずスペース及び
設備費的に有利なストリップセンタリング装置を提供で
きる。又、圧延機入側に設けられる張力付与装置用のブ
ライドルローラを2組以上に区分し、少なく共これらの
中2組に対しストリップセンタリングを行ねせることに
より、精度の良いストリップのセンタリングが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用する酸洗直結冷間圧延設備を示す
図、第2図は本発明のストリップセンタリング装置の正
面図、第3図は第2図の側面図、第4図は本発明の別な
実施例を示す図、第5図及び第6図は本発明の更に他の
実施例を示す図である。 8・・・酸洗槽、13A、13B・・・第1のブライド
ルローラ、14.18・・・ストリップ蛇行検出器、1
7A、17B・・・第2ブライドルローラ、19・・・
フ 嵩2図 6:5 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、帯状材を帯状材処理設備に対して張力を付与して通
    板供給するものに於いて、当該帯状材処理設備の入側に
    設ける帯状材センタリング装置を、帯状材の張力付与装
    置のローラ群のローラを作動して行うように構成したこ
    とを特徴とする帯状材のセンタリング装置。2、前記張
    力付与装置のローラ群を2つ以上のグループに分け、か
    つ、これらのうち、少なくとも1組のグループを各々帯
    状材のセンタリング制御のため作動できるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の帯状材のセンタリング装
    置。 3、前記張力付与装置のローラ群のうち、最終出側のロ
    ーラを帯状材のセンタリングに使用することを特徴とす
    る請求項1記載のセンタリング装置。 4、ブライドルローラを2組以上に区分した小グループ
    ブライドルローラの組の中、少なくとも2組のブライド
    ルローラの組の各々にストリップセンタリングを行わせ
    しめることを特徴とする請求項1記載の帯状材のセンタ
    リング装置。 5、前記ストリップのセンタリングを行う2組のブライ
    ドルローラの組の間にデフレクタローラを設けたことを
    特徴とする請求項4記載の帯状材のセンタリング装置。
JP63141740A 1988-06-10 1988-06-10 帯状材のセンタリング装置 Pending JPH01313103A (ja)

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JP (1) JPH01313103A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100417690B1 (ko) * 1999-12-29 2004-02-11 주식회사 포스코 강철 스트립의 기울어짐 방지장치
JP2020171936A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 株式会社神戸製鋼所 圧延システムのオペレータ支援装置および該装置を備える冷間タンデム圧延システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100417690B1 (ko) * 1999-12-29 2004-02-11 주식회사 포스코 강철 스트립의 기울어짐 방지장치
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