JPH02108367A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 水元１１は、ポーリング機能を有するファクシミリ装置
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のファクシミリ装置は、ある受信局に原稿を送信し
ようとしたときに受信局に記録紙がなければ、受信局は
手動受信状態になるとともに、送信局からのりダイヤル
待ちになる。また、リダイヤルしても送れないときは、
受信局が記録紙をセットした後に送信局から送信しなけ
ればならなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、上記ファクシミリ装置では、送信局から受信
局に原稿が送れなかった場合に相手に連絡を取り記録紙
をセットしてもらってから送信し直さなければならず操
作が煩雑になるという欠点がある。

また、送信できなかったときに送信局から受信局にポー
リング受信するように依頼し、送信局でポーリング送信
用のＩｉ！稿をセットすると受信局からいつポーリング
要求があるか不明なため、その間他の原稿を送れないと
いう欠点もある。

本発明は、送信できなかったとき、原稿を指定したｌｌ
ｌ１ｉｌにセットしておいて、受信局から自動的にポー
リング受信してもらうことにより効率的に受信局に原稿
等を送信できるファクシミリ装置を提供することを目的
とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は、送信局の原稿をポーリング動作により受信し
、印画するファクシミリ装置において、上記送信局から
のポーリング依頼信号を記憶するするポーリング指示手
段とを備えたものである。

〔作用〕

上記構成のファクシミリ装置によれば、送信局からのポ
ーリング依頼信号を受信したときに、こング指示信号を
送信し、ポーリング動作により受信した画像信号を印画
する。

（実施例） 第１図は本発明に係るファクシミリ装置の受信局の一実
施例を示すブロック図である。

本受信局のファクシミリ装置はネットワーク制御部１、
モデム部２、読取部３、記録部４、記憶部５、操作部６
、機構部７および中央制御部８から構成されている。

ネットワーク制御部１は、呼出信号が検出されたときに
電話回線を本装置に接続し、他方、通信が終了したとき
には電話回線を本装置から開放するものである。また、
ネットワークＩＩＩＪ　ｍ部１は、本装置が記録不可能
なときに送信局に記録不可信号を送信する送信手段を備
えている。モデム部２は、本装置からの送信信号を変調
し、ネットワーク制御部１を介して電話回線に送信する
とともに、電話回線からの受信信号を復調するものであ
る。

記録部４は受信された画像信号を記録紙等に印画するも
のである。記憶部５は受信されたポーリング依頼信号の
内容および画像信号等を記憶しておくものである。操作
部６は本装置を外部から操作するためのものである。機
構部７は読取部３および記録部４を駆動するためのもの
である。また、機構部７は、印画紙等のセットの有無、
あるいは印画紙等のセットカバーの開開の有無を検知し
て記録部４で印画が行えるかどうかを検出する検出手段
を備えている。

中央制御部８はネットワーク制御部１、モデム部２、読
取部３、記録部４、記１部５および機構部７を制御する
ものである。また、中央制御部８は送信局から保留信号
を受信して本受信局を待機状態にさせる待機手段８１を
備えている。さらに、中央制御部８は現在の時刻を示す
計時手段を備えており、後述するようにポーリング指示
のための指定時刻に達したかどうかを計時する。

なお、読取部３は原稿等を画像信号として読み取り、中
央制御部８に出力するものである。

次に、本受信局の動作について、第２図のフローチャー
ト、および受信局と送信局との送受信の関係を示す第３
図を用いて説明する。

まず、検出手段により記録部４で印画が行えない状態、
すなわち、印画紙等のセットがされてなく、記録が不可
能と検出された状態において、ステップＳ１では送信局
からの呼出信号が受信されたかどうかが判定され、呼出
信号が受信されたとぎ、ステラ７８２でネットワーク制
御部１により電話回線が本装置に接続される。そして、
ステップＳ３で、記録可能な状態か、あるいは記録不可
能な状態かを丞す情報（記録不可信号）、受信局の電話
番号および用紙サイズ等がＮＳＦ信号、Ｃ８１信号およ
びＤＩＳ信号として送信局に送信される。次いで、ステ
ップ＄４で、本受信局を待機状態にさせるための保留信
号が受信されるまで待機する（ステップ＄４でＮＯ）。

保留信号が受信されると（ステップＳ４でＹＥＳ）、本
受信局と送信局との電話回線を接続したまま待機する。

そして、本受信局が待機中に送信局にて電話番号、ポー
リング時間が設定され、その設定データが電話番号は「
Ｓ１信号、他はＮＳＳ信号として送信局から送られる。

なお、電話番号については、予め設定登録されていれば
、再設定の必要はない。本受信局は上記送信局の電話番
号、ポーリング指示信号を送信局が受は付ける時間の情
報を示すＴＳＩ信号およびＮＳＳ信号が送信局より受信
されるまで持続する（ステップＳ５でＮＯ＞。

ＴＳＩ信号等（ポーリング依頼信号）が受信されると（
ステップＳ５でＹＥＳ）、ステップＳ６で、上記ポーリ
ング依頼信号に先立って記憶部５に記憶されている他の
複数のポーリング依頼信号がある場合には、これらのポ
ーリング依頼信号の内、ポーリング指示信号の送信指定
時刻の早い順に整理される。なお、ポーリング依頼信号
が記憶部５に記憶されていない場合は、ステップＳ６で
は、何も行わずにステップＳ７に移行する。また、ポー
リング依頼信号は指定時刻にポーリング指示信号を送信
局に送信させるための信号である。

次いで、ステップ＄７で、これらのポーリング依頼信号
が上記時刻の早い順に記憶部５に更新的に記憶され、ス
テップＳ８でポーリング依頼信号を受信したことを知ら
せるための確認信号が送信局に送信される。次いで、上
記送信局から通信の終了を示すＤＣＮ信号が受信された
ときに、ステップＳ９で電話回線が本装置から開放され
、ステップＳ１０に移行する。

一方、ステップＳ１で送信局からの呼出しがない状態の
ときにも、ステップＳ１０に移行して記録が可能かどう
かが判定され、記録が可能でなげれば、再びステップＳ
１に戻り、送信局からの呼出しがあったかどうかが判定
される。そして、呼出信号が受信されるか、あるいは操
作者が印画紙等をセットして記録可能な状態になるまで
、ステップＳ１．Ｓｌの処理が練り返される。

ステップＳｍ＋で記録１１Ｊ能な状態になると、ステッ
プＳ１１で記憶部５に記憶されているポーリング依頼信
号の個数がポーリング依頼数Ｘとして設定され、ステッ
プＳ１２で、このポーリング依頼数Ｘが“１”よりも大
きいかどうかが判定される。ポーリング依頼数Ｘが“０
”のときは、本７０−チャートの処理は終了する。

一方、ポーリング依頼数Ｘが“１″以上のときには、ス
テップＳｔＩで、現在時刻が記憶部５に記憶された指定
時刻の内で最も早い指定時刻になるまで待機する（ステ
ップＳ１３でＮｏ）。

そして、現在時刻が指定時刻に達すると（ステップＳｔ
］でＹＥＳ）　、ステップＳ１４で電話回線が接続され
、ステップＳＯ５で、上記量も早い指定時刻に対応する
ポーリング依頼信号に基づいてポーリング指示信号が当
該送信局に送信される。次いで、ステップ５１１１で当
該送信局からの画像信号が受信されるまで待機しくステ
ップ５ＩＩＩでＮｏ）、画像信号が受信されると（ステ
ップＳｍ＋でＹＥＳ）、ステップＳｖで上記画像信号が
記録部４で記録され、受信が完了するまで記録動作が継
続される（ステップＳｖでＮｏ＞。

画像信号の受信が完了すると（ステップＳｖでＹＥＳ）
　、ステップ５Ｉ１１で、受信の完了したポーリング依
頼信号が記憶部５より消去される。次に、ステップＳ１
９で電話回線が開放され、ステップＳ凹でポーリング依
頼数Ｘから“１″が減算され、再びステップＳ１２に戻
る。そして、ポーリング依頼数Ｘが“０″になるまで、
すなわち、記憶部５に記憶されている全てのポーリング
依頼信号についてステップＳ１２乃至ステップ８２０の
処理が終了するまでポーリング動作が繰り返される。

このように、本発明では、記録不可能な状態で、例えば
、複数の送信局から複数のポーリング依頼信号を受信し
たとき、これらのポーリング依頼信号により指定された
各時刻にポーリング指示信号を当該送信局に自動的に送
信するので、操作者がポーリング指示の操作を行わなく
ても各送信局が自ら指定した時刻に原稿等をセットすれ
ば、受信局に原稿等を送信することができる。

なお、上記実施例で、図示しない報知手段によりポーリ
ング依頼信号の内容を操作者に報知するようにしてもよ
い。また、ステップＳ４で保留信号が受信されるまでス
テップＳ４で待機するようにしたが、例えば、ＮＳＦ信
号等を送信してから所定時間内に保留信号が受信されな
いときは、ステップＳ５乃至ステップＳ８の処理を行わ
ずに、ステップＳ９で電話回線を開放するようにしても
よい。さらに、ステップＳ５でも上述と同様に、ＴＳＩ
信号等が所定時間内に受信されないときは、ステップＳ
８乃至ステップＳ８の処理を行わずに、ステップＳ９で
電話回線を開放するようにしてもよい。

また、ステップＳ１６で、画像信号が所定時間内に受信
されないときにステップ８１７以下の処理を行わずに、
例えば、操作者にその旨を報知して本７０−チャートの
処理を終了させてもよい。

さらに、ステップＳｔＩでは、現在時刻が指定時刻にな
るまで待機するようにしたが、指定時刻になるまでの間
、例えば、他の送信局からの他の原稿等を受信できるよ
うに構成してもよい。

次に、本発明に係るファクシミリ装置の送信局の一実施
例を第４図を用いて説明する。なお、図中、第１図と同
一番号は同一物を示す。

本送信局のファクシミリ装置はネットワーク制御部１、
モデム部２、読取部３、記録部４、記憶部５１、操作部
６、機構部７および中央制御部９から構成されている。

ネットワーク制御部１は受信局からの記録不可信号を受
信して受信局側に保留信号を送信する保留信号送信手段
と、受信局にポーリング依頼信号を送信する送信手段と
を備えている。

記憶部５１は、ポーリング依頼信号の内容、および読取
部３で読み取られた画像信号等を記憶しておくものであ
る。

中央制御部９はネットワーク制御部１、モデム部２、読
取部３、記録部４、記憶部５１および機構部７を制御す
るものである。

次に、本送信局の動作について、第５図のフローチャー
トを用いて説明する。

まず、ステップＳ　３１で電話回線が本装置に接続され
、ステップ８３２で呼出信号が受信局に送信される。そ
して、ステップＳ　３３で、受信局が記録可能な状態か
、あるいは記録不可能な状態か等を示すＮ　Ｓ　Ｆ信号
、Ｃ８Ｉ信号およびＤＩＳ信号が受信されるまで待機す
る（ステップＳ　３３でＮｏ）。

を記ＮＳＦ信号等が受信されるとくステップＳ３３でＹ
ＥＳ）、ステップＳ　３４で受信局が記録可能かどうか
が判定され、記録可能な状態のときは、ステップＳ　３
５で原稿等が受信局に送信される。

一方、記録不可能な状態のときは、ステップ８３６で受
信局の電話回線を待機状態にさせるための保留信号が送
信される。次いで、ステップＳ　３７で、本送信局の操
作者により本送信局の電話番号、ポーリング指示信号を
本送信局に送信させる時間が設定され、これらがポーリ
ング依頼信号としてＴＳｌ信号およびＮＳＳ信号に載せ
られて送信される。

そして、ステップＳ３８で確ｉ！信号が受信されるまで
待機しくステップ８３６でＮＯ）、確認信号が受信され
ると（ステップＳ３♂でＹＥＳ）　、ステップ８３９で
ＤＣＮ信号が送信され、ステップ８４０で電話回線が開
放される。

そののち、送信局は上記ポーリング依頼信号に基づいて
送信されたポーリング指示信号が受信されると、ポーリ
ング動作を開始して受信局に画像信号を送出する。

なお、ステップＳ　３３では、ＮＳＦＳｌ信号受信され
るまでステップＳ　３３で待機するようにしたが、例え
ば、ＮＳＦＳｌ信号所定時間内に受信されないとぎは、
ス１ツブＳ　３４乃至スアッｌ５３９の処理を行わずに
、ステップ８４０で電話回線を開放するようにしてもよ
い。また、ステップＳ　３６でも上述と同様に、確認信
号が所定時間内に受信されないときは、ステップ８３９
の処理を行わずに、ステップＳ　＜ｏで電話回線を開放
するようにしてもよい。

このように、本発明では、受信局が記録不可能な状態の
とき、送信局からのポーリング依頼信号を受信すれば、
上記受信局はこのポーリング依頼信号に基づいて指定さ
れた時刻にポーリング指示信号を送信局に送信するので
、送信局は自ら指定した時刻に原稿等をセットしておけ
ば、上記受信局によるポーリング動作が可能になる。

〔発明の効果〕

本発明は、記録不可能な状態で、例えば、複数の送信局
から複数のポーリング依頼信号を受信したとき、これら
のポーリング依頼信号により指定された各時刻にポーリ
ング指示信号を当該送信局に自動的に送信するので、操
作者はファクシミリ装置を受信可能な状態にするだけで
、ポーリング指示の操作を行わなくても、また、指定の
時刻にその場に居合わせなくても各送信局からの原稿等
を確実に受信することができる。

また、各送信局は自ら指定した時間に原稿等をセットす
ればよく、それ以外の時間には送信局から他の受信局に
他の原稿等を送信でき、ファクシミリ装置を効率的に使
用することができるとともに、原稿等の送信を的確に行
うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るファクシミリ装置の受信局のブロ
ック図、第２図は第１図の１０ツク図の動作を示すフロ
ーチャート、第３図は本発明に係る受信局と送信局との
送受信関係を説明する図、第４図は本発明に係るファク
シミリ装置の送信局のブロック図、第５図は第４図のブ
ロック図の動作を示すフローチャートである。 ４・・・記録部、５・・・記憶部、８，９・・・中央制
御部。 特許出願人　　　三田工業株式会社 代　理　人　　　　弁理上　　小谷　悦司同　　　　　
　弁理士　　長１）　１ 同　　　　　　弁理ｔ　　伊藤　孝夫 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、送信局の原稿をポーリング動作により受信し、印画
   するファクシミリ装置において、上記送信局からのポー
   リング依頼信号を記憶する記憶部と、この記憶されたポ
   ーリング依頼信号により指定された時間にポーリング指
   示信号を送信するポーリング指示手段とを備えたことを
   特徴とするファクシミリ装置。