JPH02107383A - 円形偏平物品の表面倹査装置 - Google Patents

円形偏平物品の表面倹査装置

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JPH02107383A
JPH02107383A JP25949988A JP25949988A JPH02107383A JP H02107383 A JPH02107383 A JP H02107383A JP 25949988 A JP25949988 A JP 25949988A JP 25949988 A JP25949988 A JP 25949988A JP H02107383 A JPH02107383 A JP H02107383A
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JP25949988A
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English (en)
Inventor
Kanji Saito
斉藤 完治
Susumu Maizuru
前鶴 進
Minoru Fujita
藤田 實
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DAITO DENKI KK
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Original Assignee
DAITO DENKI KK
Ikegami Tsushinki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、錠剤のように偏平か偏平に近く平面外形が円
形の物品の表面検査装置であって、特に被検体の傷みが
少なく、又表裏面だけでなく側面も検査できる高速検査
装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、錠剤のような被検体の表面検査装置としては、周
辺に複数列の被検体の収容孔を穿った回転ドラムを上下
又は左右に相接して配置し、一つのドラムから他のドラ
ムに移る際、被検体が反転することを利用し、撮像装置
によって表裏の表面検査を行う装置が開発されて来た。
例えば、特開昭62−111822号「固形製剤転載装
置ノ、実開昭61−108219号「錠剤検査用ドラム
」、実開昭60−119986号「I員傷錠剤選別装:
i? 」、実開昭60119431号「欠陥錠剤選別装
置」、実開昭61139919号[錠剤検査ドラムにお
ける検査錠剤の定位装置」、実開昭62−35686号
「錠剤選別装置」、実開昭62−75886号「錠剤検
査用ドラムのリセス」において、上記の回転ドラムを上
下に配置した上記表面検査装置の各部の技術が開示され
ている。
他方、錠剤を1列に整列させ、この表面又は裏面を吸着
して搬送し、テレビカメラによってその裏面又は表面を
撮像する装置も開発されている。
被検体の側面の検査は、被検体を回転台に載せて回転さ
せたりカメラを回転させて側面の全周を撮像する方法も
あるが、実用的な装置としては、平らな姿勢で鴎送され
つつある被検体を側方に配置したテレビカメラ等の撮像
装置によって撮像することが行われて来た。このとき、
2台のカメラを用いて撮像範囲を広げたもの、更に被検
体を挟んでカメラの反対側に鏡を配置し、1台のカメラ
で被検体の反対側の表面も1最像するようにしたものが
ある。被検体の全周を高速で検査する装置としは特願昭
63−152373号「円形偏平物品の側面検査装置」
があり、ここでは複数の円形ローラをループにして回転
せしめ、被検体を隣接するローラ間に載せて搬送し、撮
像位置においてローラをループの回転速度より速い速度
で回転せしめることによってその上に載っている被検体
を回転させ、撮像装置によって被検体の全周を検査する
装置が開示されている。
被検体の排出は、最も簡単な方法は重力による落下であ
り、選別排出には電磁プランジャ又はエアシリンダーに
よってシャンクを開閉する等の方法が用いられている。
次に、圧搾空気によって選択的に吹き飛ばす方法が多く
用いられている。又、エジェクタビンを選択的に突出し
て機械的にυト出する方法、更に選択的に該当物品を撮
み上げて排出する方法も用いられている。
(発明が解決しようとする課8) 二つの回転ドラムによって被検体の表裏を検査する方法
にあっては、被検体を収容孔の中に所定の姿勢で定位せ
しめること、収容孔からの確実な被検体のυF出、およ
び一つのドラムから他のドラムへの被検体の乗り移りが
必ずしも容易でなく、各種のガイド、圧搾空気による噴
気又は吸気、押し出しピンの利用等が必要となり、構造
が相当に複雑となって動作の確実性が損われ、障害も多
くなる欠点があった。すなわち、排出すべき被検体が排
出されないと、その残留した被検体が次に搬送されて来
た被検体と噛み合い、粉砕されて大きなトラブルの原因
となる。吸着搬送ベルトによって搬送しつつ撮像する装
置にあってはこのようなトラブルはないが、現在までに
開発されている検査装置は1列に整列させた被検体を搬
送しつつ検査するものであるため多量の被検体の検査は
できず、処理能力が低いという欠点があった。又、撮像
装置はテレビカメラ等の二次元撮像装置を用いているの
で十分の解像度がとれず、微小な傷や汚れは検出できな
い問題点もあった。
搬送ベルトの側方から側面の検査をする方法は、撮像装
置が1台のとはき全側面を検査することができず、2台
用いても周辺部分のシエーティングによって全周をカバ
ーすることはできない。鏡を用いて被検体の反対側を映
ずようにした方法にあってはこの問題は解決されるが、
被検体は複数列に配置することができず高速検査に適さ
ない。又、鏡に錠剤の粉が付着するので、鏡を定期的に
クリニングするという新たな問題点を生ずる。
本発明のように表裏の検査完了後、姿勢変換をして側面
検査をするシステムにあっては、表裏検査後および側面
検査後それぞれ別々に不良品を排出する必要がある。し
かも、後述するように表裏の検査は吸着搬送ベルトによ
り、側面検査はローラ上に載置して複数列の処理を高速
で行っているので、重力による排出方法および圧搾空気
による排出方法は何れも不適当である。
そこで本発明の第1の目的は、被検体を傷めず、高速で
表裏および側面の検査を行うことのできる検査装置を提
供することである。
本発明の第2の目的は、多量の被検体を高速で処理する
ことのできる検査装置を提供することである。
本発明の第3の目的は、被検体を高解像度で撮像し微小
な傷や汚れも検出することのできる検査装置を提供する
ことである。
又、本発明の第4の目的は、被検体の貯蔵手段から被検
体を複数列に一定の間隔を以て整列させることのできる
供給整列手段を提供することである。
更に、本発明の第5の目的は、複数列の吸着搬送ベルト
上の被検体およびローラ上に載置しである被検体を選択
的に排出することのできる手段を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本出願の第1の発明は、多数の円形偏平な被検体を貯蔵
する手段と、この貯蔵手段から排出した被検体を平らな
姿勢にして検査位置まで搬送する手段と、搬送された被
検体の表裏を検査する手段と、搬送された被検体の側面
を検査する手段と、表裏および側面の検査結果に基いて
良品および不良品を選別して排出する手段と、排出した
良品および不良品をそれぞれ貯蔵する手段とを有する表
面検査装置において、上記被検体を搬送する手段は、被
検体を複数列に整列せしめる手段と、各列の被検体を一
定間隔で整列せしめる手段とを具え、前記の表裏を検査
する手段は、一定間隔に整列ゼしめられた各列の被検体
の表面を同一列上において吸着して搬送する手段と、そ
の搬送中に被検体の裏面を一次元撮像装置によっで検査
する手段と、裏面を吸着して搬送する手段と、その搬送
中に一次元撮像装置によって被検体の表面を検査する手
段とを具え、ト記被検体の側面を検査する手段は、表裏
検査の完了した各列の被検体を同一列上において平らな
姿勢から垂直の姿勢に変換して整列せしめる手段と、垂
直に整列せしめた被検体を搬送する複数のローラから成
るローラループと、前記ローラループの所定の箇所にお
いて前記ローラを前記ローラループの回転方向と反対方
向に回転せしめる手段と、回転している被検体を撮像す
る一次元撮像装置とを具え、上記排出する手段は、吸気
によって被検体を吸引して排出する手段を具えることを
特徴とするものである。
本出願の第2の発明は、表面検査装置に用いる被検体整
列装置において、表面を検査すべき多数の被検体を収納
する貯蔵手段から排出された被検体を複数列に整列せし
める手段と、各列の被検体を一定間隔で整列せしめる手
段とを具えることを特徴とするものである。
前記各列の被検体を一定間隔で整列せしめる手段は、一
定速度で吸着して搬送するベルトと、前記ベルトに接し
、その接点における周速慶が+’r:I記ベルトと同一
方向で被検体間の間隔の分だけ遅くした回転ブラシとを
具え、前記複数列に整列せしめる手段は、全通路の中央
部分に滞留した被検体を端方向の各通路に移動せしめる
手段と、端方向の各通路に滞留した被検体に前後運動を
与える手段と、被検体の重なり解除手段と、重なり解除
手段によって排出された被検体を元の貯蔵手段に戻す再
使用手段とを具え、前記型なり解除手段は、被検体の厚
さよりやや高いゲートを具え、前記再使用手段は、重な
り解除手段のゲー[・によって阻止された横方向にそれ
た被検体を落下せしめ、落下した各列の被検体を被検体
の貯蔵手段に戻すように構成するのが好適である。
(作 用) 上記のような構成により、貯蔵手段から排出された被検
体は確実に一定間隔の平らな姿勢で複数列に整列させら
れる。姿勢矯正用ゲートによって排出された被検体は、
元の貯蔵手段に戻されるので被検体のロスを生じること
はない。
表裏の検査手段は吸着ベルトによって搬送しつつ一次元
撮像装置によって検査するので、構造が簡噴で動作が確
実であり、被検体を傷めることがなく、解像度が良好で
ある9 側面検査手段は、シェーディングがなく全周を一定の条
件で完全に検査することができ、−次元撮像装置を用い
ているので解像度が良好である。
不良品の選択排出手段は、圧搾空気による吸気を用いて
いるので、姿勢の如何にかかわらず選択排出が可能であ
り、又応答速度が早いので高速処理に適している。
又、上記表裏検査手段および側面検査手段はいずれも複
数列で行うので高速処理が可能である。
(実施例) 次に図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明による検査装置全体の構成を示す線図
的側面図で、10は被検体の供給整列部、50は表裏検
査部、60は(ijll而検査面である。ホッパ11に
貯蔵されている被検体はホッパ排出口12を介して供給
部13に供給され、先ずここで欠けた被検体を篩い落と
した後整列部20に供給され、ここで複数列例えば4列
に整列され、一定間隔になった被検体は一次吸着搬送ベ
ルト40によって上向きの姿勢で表裏検査部50に搬送
される。−次吸着搬送ベル)401の被検体は2次吸着
搬送ベルト51に引き継がれ、下向きの姿勢で吸着搬送
されつつ、次元撮像装置52によって裏面が撮像される
。2次吸着搬送ベルト51によって吸着搬送されている
被検体は3次吸着搬送ベルト54に引き継がれ、上向き
の姿勢で搬送されつつ、−次元撮像装置55によって表
面が撮像される。44.53.56は吸着搬送ベルト4
3.51.54の吸着作用を保つ減圧箱である。
ここで検出された不良品は排出装置57によって選択排
出される。表裏の検査を完了した被検体は、次に側面検
査部60に送られ、姿勢変換部70において被検体を平
らな姿勢から垂直の姿勢に変換し、撮像部90において
一次元撮像装置97によって全側面の検査を行い、不良
品は排出装置100によって選択排出され、良品は良品
排出ダク目01に排出される。又、側面検査部60には
被検体の粉の吸弓排出装置102を設けである。
第2図は供給整列部IOを示すもので、第2図Aは側面
図、第2図Bは平面図である。供給部】3は重なった被
検体が溢れ出ない程度の壁15で3方を囲った浅い箱で
、出口をやや下に向けて配;ηされている。被検体は、
ホッパ11の排出口12から供給部13に供給される。
供給部13には、後で述べる再利用装置からの被検体も
通路39を通じて供給される。供給部13の出口に近い
部分には、欠けのある被検体を篩い菫とす有孔板16が
設けである。また下部にパイブレーク14を配置し、供
給品全体に振動を与えることによって被検体の重なりを
解除し、供給部底板の傾斜と相俟って被検体を出口に向
けて前進させるとともに上記の篩い作用が有効に働くよ
うにする。篩い落とされた欠けのある被検体は、収集通
路17を経°ζ漏斗状の排出口1Bから排出される。
整列部20は、供給部13から供給された被検体を複数
列、例えば4列に整列させるもので、出口方向に向けて
下向きの傾斜を付けている。入口の部分は重なった被検
体の厚さ程度の高さの壁22によって囲まれた浅い箱で
、有孔板23によって被検体の粉を収集通路24に篩い
落とし、排出口25から排出する。又、下部に配置され
たバイブレータ21によって振動を与え、篩い作用を助
けると共に、被検体を前進させ、重なりを解除する作用
をさせている。26は通路27(実施例では4本)を形
成するガイドである。これらのガイド26の先端は破線
で示すように中央が突出した模型に整列させている。
これは被検体が中央部に集まり易いので、中央部に集ま
った被検体を左右に滑らせて分散させ、各通路27に均
等に被検体を搬送するためである。又、左右両端は被検
体が重なって溜りやすいので、この重なりを解除して整
列させるため、左右両端の通路に接した部分にエアシリ
ンダ29によってクランク30を駆動し、水平面内で適
当な角度(約30°)回転し、通路に沿った部分と前方
向の面に弾性を有するプラスチックの線条を有するブラ
シ31を設け、ブラシが回転して通路内に入ったときは
被検体を上流に押上げ、通路外に出たときは通路を開け
て押上げられた被検体を下流に流すことによって流れを
円滑にするようにしている。32はブラシ31−2を駆
動する連結棹である。
このような装置によって大部分の被検体は平らに整列す
るが、なお重なって搬送されてくる被検体があるので、
被検体の厚さよりやや高い位置にゲート板34を設けて
重なりを解除する。このどき上側に載っていた被検体は
、ゲート板34の直く上流の位置の隣接する通路の中間
に設けである孔33に落ち込み、ガイド35によって水
平搬送ベルト36上に落ちて通路外に運ばれ、次いで突
起38を有する段付きベルト37によって供給部13の
上方に運ばれ、通路39によって供給部内に排出される
。このようにして、重なっていた被検体は再び上流から
整列動作を受けるようにしている。このようにして、ゲ
ート板34の下流では、被検体は平らな姿勢で相接して
整列するようになる。
次いで被検体は一次搬送部40に送られ、吸着搬送ベル
ト43によって下方に吸着された状態で速度Vで搬送さ
れる。このとき、入口に設けたブラシ車41によって、
表面検査に好ましい一定の間隔を開けて整列させる。ブ
ラシ車41は、短いプラスチックの線条を車41の、被
検体通路と対向する部分に植毛したもので、吸着搬送ベ
ルト43の搬送速度Vより僅かに遅いV−ΔVの周速度
で回転させる。
被検体はこの速度の遅いΔVの分だけ間隔が空くのであ
る。一定間隔で整列させる方法は外にもいろいろあるが
、本実施例においては間隔を厳格に一定値に保つ必要は
ないので、機構の簡単なブラシ車の方法にしたのである
被検体は、次いで表裏検査部50に送られ、前述のよう
にして表面および裏面の検査を行い、不良品を選択排出
する。この選択排出装置57は、第3図に示すようにス
ロットルノズル57aのスロントル部に排出方向に向っ
て圧搾空気を噴出することによって吸引口57bから排
出しようとする被検体を吸引し、噴出空気によって排出
[コ57cから高速度で排出するもので、吸引口を挿入
できるところであれば任意の形状、任意の姿勢の被検体
も吸引lト出できるので、本発明のように吸着搬送ベル
ト上の不良品を高速で選択排出するのに適している。
第4図は側面検査部69を示すもので、第4図Aは側面
図、第4図Bは平面図である。なお、前述したように側
面検査部については特願昭63−152373号「円形
偏平物品の側面検査装置」にその詳細が開示されている
が、以下にその4既略について述べる。
この側面検査は複数のローラを例えばチェーンによって
ループ状に結合し、隣接する[I−ラ間に垂直の姿勢に
整列させた被検体を載置し、上記ローラループを回転さ
せて搬送しつつ、撮像箇所においてローラをローラルー
プの回転方向と反対方向により早い周速度で回転させる
ことにより、ローラ上に載置しである被検体をローラと
同一周速度で回転させ、全側面を一次元撮像装置により
撮像するものである。従って、被検体としては外周が円
形で偏平もしくは偏平に近い形状をしているものに限ら
れる。
姿勢変換部70は被検体を平らな姿勢から垂直の姿勢に
変換するもので、複数のガイド71の両端を金具72に
よって結合して必要な被検体の通路73を形成し、その
下面に被検体の粉を(11出できるように隙間をあけて
ベルト74を配置する。通路73の幅は被検体の厚さよ
りやや広くとっである。入力端の近くの通路の一端に姿
勢変換ビン75を取付けておく。平らな姿勢で人力され
た被検体は姿勢変換ピン75に接触し、水平面内におい
ても回転する。
更に入力端の近くの下部には振動装置が取付けられてお
り、出力端近くの支点78を中心として上下に振動を与
え、姿勢変換を容易にしている。振動装置としてはどん
な形のもものでもよいが、実施例ではモータ76で駆動
する偏心カム77を利用している。79は姿勢変換ピン
75の近くに通路に沿って立てた姿勢変換板で、水平面
内および垂直内面の回転力と上下運動によって踊った被
検体がこの姿勢変換板にぶつかり、通路に戻す役目をす
る。この姿勢変換ピンと姿勢変換板で大部分の被検体は
垂直の姿勢に変換されるが、なお垂直の被検体の−にζ
こ平らな被検体が載ったまま搬送されるものがあるので
、細くて弾性のあるプラスチックの羽根車80を回転さ
せ、上に載った被検体を上流側もしくは下流側に撥ね飛
ばして重なりを解除するようにしている。下流側に撥ね
飛ばすときは、落下するときの衝撃を緩和するためプラ
スチックシート等より成る緩衝膜81を取付けるのが好
適である。
このようにして、被検体は全て垂直の姿勢に変換される
(最像部90は、前述したように複数のローラ91で構
成したローラループ92を回転させ、隣接するコーラの
間の凹みに被検体83を載置して搬送し、撮像位置96
の部分にローラ91に接触し、上記ローラループと同方
向にそれより所定の値だけ早い周速度で回転する摩1察
へルト94を設け、この摩擦ベルト94によってローラ
91を反時計方向に回転させ、ローラ間に載置されてい
る被検体93を時計方向に回転させ、撮像点99を照明
装置98〜■および98−2によって照明し、−次元撮
像装置97によって撮像する。被検体の通路はガイド9
5によって区切る。撮像装置97の主走査は厚みの方向
に対して行い、被検体の回転によって副走査が行われ、
被検体の1回転によって全側面の検査が完了する。被検
体の回転速度は、被検体が1回転する間に撮像点が被検
体を外れず特性を害しない範囲にあることが必要で、被
検体上の撮像点の両端の中心角を2θ、ローラループ9
2の周速度をVl、摩擦ベルト94の周速度をV2、摩
擦ベルト94とローラ間、[1−ラと被検体間の動力伝
達係数をそれぞれに、   k2とすれば vz/v+−(z−θ)/に、kzsinθとなる。歪
が小さくシェーディングが大きくならないためには、θ
を45°以下にすることが望ましい。今、θを45°と
すれば vz/v+=3 X 2”2yt/4 kl k2とな
り、k+=ki=1、すなわち滑りのない場合は V 2/ V + =3.34 となる。すなわち、摩擦ベルト94はローラループ92
より約3.3倍強の周速度で同一方向に回転させれば、
画質を損なうことなく高速で被検体の全側面を撮像する
ことができる。
検査の完了した被検体は、不良品が排出装置100によ
って排出され、良品は排出口101から排出される。又
、粉は吸引排出装置102によって排出される。排出装
置lOOは前述した圧搾空気による吸引排出を行うもの
で、ローラ上に載置しである被検体を圧搾空気の噴出に
よる選択排出は構造上使用が困難であり、シャッタによ
る選択落下も確実性に欠ける点があるが、吸引排出はこ
れらの欠点がない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、表裏の検査は吸
着搬送ベルトによって搬送しつつ検査を行うので、機構
が簡単であり、被検体を傷つける恐れがない。又、撮像
は一次元撮像装置によって行・うので解像度が高く、微
小な傷や汚れの検出も可能である。
側面検査は被検体を垂直の姿勢にして回転させることに
よって行うので全側面を検査することができ、撮像装置
は一次元撮像装置を使用しているので表裏の検査と同様
歪やシェーディングがない良質の画面を得、ることかで
き、微小な傷や汚れの検出も可能である。
更に、本発明の大きな特徴は、供給整列部において被検
体を一定間隔の複数列に整列せしめ、表裏検査および側
面検査ともこの複数列を一次元撮像装置によって同時処
理しているので、多量の被検体の高速処理が可能になっ
ている点である。
又、供給整列部においては、重なり解除装置において排
出された被検体を上流に戻し再使用を行って無駄が生じ
ることがない。
不良品の選択排出は圧搾空気による吸引排出を行ってい
るので、動作が確実で応答速変が早く、本発明のように
高速検査装置には適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の表面検査装置の一実施例の全体の配置
を示す図面、 第2図AおよびBは供給整列部の詳細な構成を示す側面
図および平面図、 第3図は排出装置の詳細な構成を示す線図、第4図Aお
よびBは側面検査部の詳細な構成を示す側面図および平
面図である。 10・・・供給整列部    11・・・ホッパ13・
・・供給部      14・・・パイブレーク20・
・・整列部      21・・・ハイブレーク26・
・・整列部ガイド   27・・・通路28・・・ガイ
ドV字型成形部 31・・・回転ブラシ    34・・・ゲート板35
・・・ガイド      36・・・水平搬送ベルト3
7・・・段付きベルト 38・・・段付きベルトの突起部 39・・・再利用被検体通路 40・・・−次搬送部 43・・・−次吸着搬送ヘル 50・・・表Nパ検査部 51・・・二次吸着搬送ベル 53・・・裏面撮像装置 54・・・三次吸着搬送ベル 55・・・表面撮像装置 60・・・側面検査部 74・・・搬送ベルト 79・・・姿勢変換板 91・・・ローラ 93・・・被検体 97・・・撮像装置 100・・・不良品排出装置 ト ト ト 57・・・不良品排出装置 73・・・通路 75・・・姿勢変換ビン 90・・・撮像部 92・・弓」−ラループ 94・・・摩擦ベルト 9B−1,98−2・・・照明装置 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多数の円形偏平な被検体を貯蔵する手段と、この貯
    蔵手段から排出した被検体を平らな姿勢にして検査位置
    まで搬送する手段と、搬送された被検体の表裏を検査す
    る手段と、搬送された被検体の側面を検査する手段と、
    表裏および側面の検査結果に基いて良品および不良品を
    選別して排出する手段と、排出した良品および不良品を
    それぞれ貯蔵する手段とを有する表面検査装置において
    、 上記被検体を搬送する手段は、被検体を複数列に整列せ
    しめる手段と、各列の被検体を一定間隔で整列せしめる
    手段とを具え、 前記の表裏を検査する手段は、一定間隔に整列せしめら
    れた各列の被検体の表面を同一列上において吸着して搬
    送する手段と、その搬送中に被検体の裏面を一次元撮像
    装置によって検査する手段と、裏面を吸着して搬送する
    手段と、その搬送中に一次元撮像装置によって被検体の
    表面を検査する手段とを具え、 上記被検体の側面を検査する手段は、表裏検査の完了し
    た各列の被検体を同一列上において平らな姿勢から垂直
    の姿勢に変換して整列せしめる手段と、垂直に整列せし
    めた被検体を搬送する複数のローラから成るローラルー
    プと、前記ローラループの所定の箇所において前記ロー
    ラを前記ローラループの回転方向と反対方向に回転せし
    める手段と、回転している被検体を撮像する一次元撮像
    装置とを具え、 上記排出する手段は、吸気によって被検体 を吸引して排出する手段を具えることを特徴とする円形
    偏平物品の表面検査装置。 2、前記の不良品を排出する手段は、圧搾空気を利用し
    て被検体を吸引し、前記圧搾空気の噴気によって排出す
    るようにした請求項1記載の円形偏平物品の表面検査装
    置。 3、表面を検査すべき多数の被検体を収納する貯蔵手段
    から排出された被検体を複数列に整列せしめる手段と、
    各列の被検体を一定間隔で整列せしめる手段とを具える
    ことを特徴とする表面検査装置用被検体整列装置。 4、前記各列の被検体を一定間隔で整列せしめる手段は
    、一定速度で吸着して搬送するベルトと、前記ベルトに
    接し、その接点における周速度が前記ベルトと同一方向
    で被検体間の間隔の分だけ遅くした回転ブラシとを具え
    る請求項3記載の被検体整列装置。 5、前記複数列に整列せしめる手段は、全通路の中央部
    分に滞留した被検体を端方向の各通路に移動せしめる手
    段と、端方向の各通路に滞留した被検体に前後運動を与
    える手段と、被検体の重なり解除手段と、重なり解除手
    段によって排出された被検体を元の貯蔵手段に戻す再使
    用手段とを具える請求項3記載の被検体整列装置。 6、前記重なり解除手段は、被検体の厚さよりやや高い
    ゲートを具える請求項5記載の被検体整列装置。 7、前記重なり解除手段のゲートによって阻止され横方
    向にそれた被検体を落下せしめ、落下した各列の被検体
    を被検体の貯蔵手段に戻すようにした請求項6記載の被
    検体整列装置。
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